[ロシアの声]ガス埋蔵地のウクライナ南部・東部から住民を追い出すウクライナ軍

竹下雅敏氏からの情報です。
 IMFのウクライナに対する融資条件がウクライナ南部・東部の制圧ですからね。誰が悪人なのかは、かなりわかりやすいと思います。国連やIMF等の国際機関が略奪のための組織であることが良くわかると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ウクライナのマスコミ 「ロシアの侵攻」証明のため戦車ゲームを利用(ビデオ)
転載元)



ウクライナのTV«1+1»は、あたかもロシアが、戦闘続く同国の南部・東部地域(ドンバス地方)に戦車を送っているかのようなレポルタージュを流した。なお彼らはその「証明」として、人気コンピューターゲームWorld of Tanks(戦車戦を扱った多人数参加型オンラインゲーム・ベラルーシのWargaming.net社が開発)のファン達のイベント・ビデオを利用した。 

この嘘は、ビデオの本当の作成者が、ソーシャルネット上でこの事実を指摘したことで、明らかとなった。

ウクライナTVが無断借用したビデオの作成者セルゲイ・カラペチャン氏は、大変驚きソーシャルネットワークに次のように書き込んだ―

「ウクライナのマスコミの低能ぶりにはびっくりした。T-72戦車についての私のビデオを無断で取って来て、ドネツクを攻撃しているようなあらすじに挿入したのだからあきれてしまう。彼らには、まともな人間としての恥、良心、脳みその欠片もない。」

————————————————————————
ロシア大統領府長官 ウクライナの避難民に国連が支援しないことに驚き を表す
転載元)

© Photo: RIA Novosti/Alexei Druzhinin 続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_06_20/273734941/

© Photo: RIA Novosti/Alexei Druzhinin



ロシアのイワノフ大統領府庁長官は19日、ウクライナからの避難民に支援しているのはロシアだけであり、国連付属の国際人道機関は沈黙していることに困惑を表した。 

イワノフ大統領府庁長官は、ロシアのロストフ州タガンログで開かれたウクライナの避難民問題に関する会合で、戦闘が続いているウクライナ南部・東部の状況は悪化していると指摘し、この戦闘地域から避難してくる人々に注意を払っているのは事実上、そして現実的にロシアだけであると述べた。

イワノフ長官は、ウクライナからの避難民の状況に対する国際機関の態度は、ダブルスタンダードだと指摘した。

ウクライナの戦闘地域から避難することを望む人々のための人道回廊は一切設置されておらず、住民たちはロシアへ追い出されている。ロシア政府の情報によると、現在ロシア領内にいるウクライナからの避難民は、およそ1万9000人。
————————————————————————
ウクライナ版シェール革命?ウクライナ南部・東部から住民たちを意図的に追い出している
転載元)
ウクライナと国境を接するロシアの地域では、ウクライナからの避難民が急増している。ウクライナ軍は町や村を砲撃、爆撃することで、ウクライナ南部・東部から住民たちを意図的に追い出しているかのような印象を受ける。 

驚いたことに、ウクライナと欧米のマスコミは、ウクライナ南部・東部ではウクライナ軍が一般市民を守るために分離主義者やテロリストたちを攻撃しており、新ロシア派の武装集団にさんざん苦しめられたとされる住民たちが、ウクライナの中部ではなく、ロシアへ逃げていると報じている。

ロシア連邦移民局のロマダノフスキー局長の情報によると、ウクライナと国境を接するロシアのロストフ州に流入した避難民の数は、最近数日間で40万人に達したという。ウクライナからの避難民たちは、ホテルや民間の児童夏季保養所に身を寄せている。

また一般市民たちも、避難民のために避難所を提供している。最近、ロシアのイワノフ大統領府長官がウクライナからの避難民と面会した。避難民たちは、ウクライナ南部・東部の状況について、ウクライナ軍が住宅、病院、幼稚園、教会などを絶え間なく砲撃していると語った。

キエフ政権は約束したにもかかわらず、女性、子供、高齢者などの一般市民が、安全に避難するための人道回廊を設置していない。


欧米はこれに気づかないふりをしている。欧米はウクライナ軍が民間人を殺害していることにも見て見ぬ振りをしている。住宅やインフラの破壊についても同じだ。ドネツク州とルガンスク州の一連の居住区では水道管が破壊され、生活に支障が生じた。

ウクライナ軍はこのような野蛮な破壊や、民間人に対する懲罰を行い、ウクライナ南部・東部から一般市民を意図的に追い払おうとしているような印象を受ける。それはなぜか?ロシアのブログ界では、ガスが埋蔵されている地域から、一般市民を意図的に追い出そうとしているという説がささやかれている。

ユゾフカ鉱床(ハリコフ州南部、ドネツク州北部)だけでも、4兆立方メートルのガスが埋蔵されているとみられている。1000立方メートルあたり400ドルで計算した場合、所有者には1600兆ドルがもたらされる。この兆単位のガスとドルを巡って今、戦いが繰り広げられているというのだ。

シェールガスの採掘は、環境に非常にネガティブな影響を与えることが知られている。シェールガスの採掘が主に砂漠地帯で行われている米国でさえ、住民たちは不満を表している。

ウクライナのシェールガス埋蔵地は、人口密度の高い地域にあるうえ、そこには化学工場や軍需工場がたくさん建てられている。このような場所で、シェールガス採掘が誘発する地震が起こった場合、どうなるか?環境的、技術的な大惨事が起こるだろう。

住民がこのような展望を喜ぶはずがない。恐らく住民たちはシェールガスの採掘に反対するだろう。そのため、彼らを厄介払いする必要があるのだ。キエフ政権はそのために「対テロ作戦」を展開しているのだ。

もちろんこれは仮説だが、このような説も、存在している。

Comments are closed.