[田中龍作ジャーナル他]【ガザ発】 一瞬にして19人の命は奪われた 〜イスラエル軍の攻撃目標がハマスではなく、一般市民〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 田中龍作さんの現地での取材からも、イスラエル軍の攻撃目標がハマスではなく、一般市民であるとわかります。攻撃に使用禁止兵器を使うなど極悪非道です。
 残念ながら、こうした事実を日本のメディアは伝えないばかりか、安倍政権はイスラエルを紛争当時国と考えていないらしく、"イスラエルへの武器輸出は可能"というのが政府見解のようです。
 イスラエルの行動が狂っているのは明らかですが、日本の政府見解も完全に狂っているようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【ガザ発】 一瞬にして19人の命は奪われた
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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イスラエル軍、ガザ地区攻撃で使用禁止兵器を利用
転載元)
f3e92dca38bf755556a4d12b513cc1c7_L 医療筋が、「イスラエル軍はガザ地区に住むパレスチナ人を攻撃する中で、使用禁止兵器を利用している」と語っています。

イルナー通信によりますと、ガザ地区のある医療関係の責任者は10日木曜、シオニスト政権イスラエルによる全面戦争のなかで殉教した、パレスチナ人の遺体の調査結果からの新たな情報に基づき、「イスラエル軍はこの攻撃で使用禁止兵器を利用している」と表明しました。

パレスチナ人の医師たちは、「殉教者の遺体や負傷者につけられた傷や、やけどによる損傷部分は非常に深く、骨にまで達している。イスラエル軍がガザとの戦争の中で使用した兵器が、危険な使用禁止兵器であることに疑いの余地はない」と認めています。

目撃証言も、パレスチナ人殉教者の遺体が炭化したため、あるいは瞬時に切断状態となったため、移送が困難であるとしています。

また、複数の新たな報告によると、イスラエル軍のガザ地区攻撃は8日火曜から始まり、これまでにパレスチナ人82名が殉教、ほか500名以上が負傷しています。

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「原爆投下と同じようにパレスチナ人を殺害できる」
転載元より抜粋)
イスラエル・ラジオの解説者モシェ・アミルが、「アメリカは2つの原爆の投下により、広島と長崎で多くの人々を殺害することができたが、我々も同じようにパレスチナ人を殺害することができる」と語っています。

また、「イスラエルのガザ攻撃による死者がなんと少ないことか。第二次世界大戦中、日本が終戦の用意ができていなかった中、アメリカは2発の原爆を広島と長崎に投下し、莫大な数の日本人を殺害した」と述べました。
さらに、「ハマスはベイトルモガッダス・エルサレムもミサイル攻撃している」と語りました。

このミサイルがもし彼の発言どおり、ベイトルモガッダスのアクサーモスクに命中した場合、最悪の事態となります。

パレスチナを占領中の、パレスチナ人に対するイスラエルの苦言は、暴力的なシオニストがPLO・アラファト議長の和平案を一方的に却下し、暴力的な行動を激化させ、彼の拠点を攻撃し、最終的に彼を毒殺した中で発せられました。

またこのラジオのそらの涙とは逆に、シオニストは長年アクサーモスクに対する破壊活動を行っています。

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イスラエル・ガザ攻撃の本当の狙いは、アラブ人殺戮
転載元より抜粋)
Gideon Levy
2014年7月13日

「プロテクティブ・エッジ作戦」の目的は民間人殺害だ。イスラエルは、もしガザの何百人ものパレスチナ人を殺してしまえば、静かになるだろうと本気で信じている。軍事作戦の目的は一つしかなくなる。大衆の歓呼を伴う、アラブ人に死を、だ。

狙いは住宅攻撃であり、たとえイスラエル国防軍が、そうした対象を“指揮統制センター”やら“会議室”だと呼ぼうと、これは戦争犯罪だ。シリアやイラクとは対照的に、ガザでは、住民は、命が助かるよう、逃げ出すという贅沢は許されていない。檻の中には逃げ場はない。

30年以上昔の、第一次レバノン戦争以来、アラブ人殺害は、イスラエルの主要な戦略手段となった。イスラエル国防軍は軍に対して戦争をしかけるのではなく、主な標的が一般市民なのだ。

もちろん、人々はハマースの手口に激怒している。イスラエルの人口稠密な部分を狙うロケット攻撃のみならず、自ら人口稠密な中心地に身を置いており、ガザの一般市民は、サイレンに気を配ることも、避難所や守られた場所も無しに、イスラエルの残虐な攻撃にあいやすくしている。これは犯罪的だ。イスラエル空軍による集中砲火も、結果、意図、いずれの点においても同様に犯罪的だ。ガザには、何十人もの女性や子供達が暮らしていない家屋など、一軒たりとも存在しない。それゆえ、イスラエル国防軍は、無辜の一般市民を傷つける意図はないと主張するのは不可能だ。

我々が連中の家族を殺害すれば、連中も脅えるだろう”とオレン・シャホール少将(予備役) は、眉一つ動かさず、そう説明した。“連中が巣穴から出てきた時には、ガザだと連中が思えない程の状況を、我々は作り出さなければならない”と述べた将校もいる。疑いようもない破廉恥さ。

意図的に、一般市民を標的にするのは、極悪非道の極みだ。ガザは“スズメバチの巣”ではなく、人間絶望の地域だ。

1,000回の出撃と、爆弾1,000トン投下は、ほぼ実現しており、イスラエルは既に実現された“戦勝写真”を待っている。アラブ人に死を。

記事原文のurl: http://www.informationclearinghouse.info/article39082.htm

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