[WJFプロジェクト]国民の前におかれた一つの陥穽〜「三橋貴明」という巧妙な罠。

竹下雅敏氏からの情報です。
 三橋貴明批判の記事で、なかなか見事な論説だと思います。三橋氏の経済理論はそもそも間違っていて、バブル崩壊後の10年で、彼が主張している政策はすでに実行済みであり、景気が回復しなかったことが示されているわけです。その反動から小泉政権での構造改革路線に切り替わったという経緯があります。要するに三橋氏は信用創造についての理解が無く、経済の根本がわかっていないので、権力者にうまく利用されているわけです。この論説では構造改革に懐疑的な人たちを巧妙に取り込み、その人たちを自民党支持に振り向けるための誘導を、氏が意図的に行っていると主張しているわけですが、この視点はおそらく正しいものでしょう。
 現在、三橋氏の著作に対する広告がネット上に蔓延しており、背後に幸福の科学がついていることは明らかです。彼らは田母神氏を支持しており、老害である石原慎太郎とつながっている連中です。結果的に安倍の軍拡、徴兵、そして最後に戦争へと向かう道筋の補完勢力だと思えます。
この時事ブログでは、三橋貴明氏とその周辺に居る人々に関しては違和感を持っており、信用出来ない人々という観点から距離を置いて来ました。氏の化けの皮がはっきりと剥がれたのは、原発推進の立場を明確にした時だったと思います。ただこの記事にも書かれているように、かなり多くの人たちが彼のまやかしの経済理論に惑わされ、結果的に自民党を支持し、現在のような最悪と言える状態を作り出してしまいました。三橋氏に何の反省も無く、意図的なものであったとするならば、それは見事だと言えるでしょう。世紀のペテン師と言えるかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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国民の前におかれた一つの陥穽 「三橋貴明」という巧妙な罠。
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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