[ロシアの声]マレー機墜落に関する数々の状況証拠 〜 絶体絶命のキエフ政権

竹下雅敏氏からの情報です。
 ウクライナのマレーシア航空機撃墜事件の真相は、状況証拠からウクライナ政府の仕業であることが、ほぼ確定したと言って良いと思います。ただ、墜落原因が、一つ目の記事にあるようにウクライナ軍が所有するブークシステムによるものか、ネット上で議論されているウクライナ軍の戦闘機による機関砲によるものかがはっきりとしないのですが、この事件の犯人が、親ロシア派の義勇軍であるとかロシアであるという可能性は、まったく無さそうです。
欧米はこの件を無かったことにしたいようですが、9.11の実行犯が遠からず裁かれること、この事によってアメリカが崩壊することを考えると、実行犯であるウクライナのキエフ政権は絶体絶命ということがわかります。彼らはイチかバチかで戦争に打って出るしかないのだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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インターネットにマレー機墜落に関するウクライナ軍高官の秘密報告
転載元より抜粋)
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ウクライナ陸軍対空防衛部隊イーゴリ・ゾーリン司令官の署名入り極秘報告書が、インターネット上に現れた。ハッカーグループ「サイバー・ベールクト(イヌワシ)」が自分達のサイトに掲載した。

報告書によれば、ゾーリン氏は、もう2ヶ月も前にマレーシア航空機墜落調査委員会から資料を秘密裏に受け取った。そこには、まさにどんなミサイルが、どんな装置から発射されマレー機を撃ち落としたかの証拠が示されている。

サイト上に暴露された文書の中では「写真に写った断片が、『ブーク』あるいは『ブークM1』の対空ミサイルシステム9K37に付属する誘導ミサイル9M38の弾頭9Н314の壊れた一部である、そう主張できる根拠がある」と述べられている。

こうした資料は、ウクライナ軍が所有するシステムから発射したミサイルがマレー機に命中したとのロシア軍参謀本部の声明を改めて確認するものだ。

報告書は、以下のサイトで御自分の目で見ることができる。
http://www.cyber-berkut.org/
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ロシア参謀本部: ウクライナ保安庁長官、ブークに関して語るに落ちる
転載元より抜粋)
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ウクライナ保安庁のワレンチン・ナリワイチェンコ長官がウクライナテレビのインタビューの中で言及した「ブークM」なる名称のミサイル装置はロシアの地対空軍にはかつても今も存在しない。金曜、ロシア軍参謀本部の情報をリア・ノーヴォスチが伝えた。

長官はインタビューの中で、マレーシア航空の悲劇に関する捜査を終結させるためには同機を撃墜したロシア製ミサイル装置「ブークM」の残骸が見つかることが必要である、と述べた。ロシア参謀本部の情報提供者はこの発言を、ウクライナ軍自身が保有する新型「ブーク」について口を滑らせたものと見ている。ロシア軍には「ブークM1-2」「ブークM2」は存在するが「 ブークM」は存在しない。ウクライナは開発者の参加なしに「ブーク」を独自に改良した。これによってミサイルの精度や信頼性は低下した可能性があるという。

リア・ノーヴォスチ
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ウクライナでのマレー機墜落事故 新たな詳細
転載元より抜粋)
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ウクライナでのマレーシア航空機墜落事故に関する、新たな詳細が明らかになっている。それは、犠牲者の1人が酸素マスクをした姿で発見されたというもので、この事実は、乗客がマスクを装着する時間があった事を意味し、乗客全員が瞬時に非業の死を遂げたという説を疑わしいものとする。

この新たな事実を伝えたのは、オランダのティメルマンス外相で、水曜から木曜にかけての深夜の自国のTV番組の中で「皆さんお分かりのように、顔に酸素マスクをした姿で見つかった人がいるという事は、つまり、その人物には、それをする時間があったという事だ」と発言した。

 この発言から、少なくとも2つの結論を出す事ができる。一つは、マレー機墜落に関し国際調査の指揮を取っているオランダ人達は、発表されているよりも多くの事を知っている。これまで酸素マスクをした遺体について、伝えられていなかった。オランダの外相は、それを「すでに知られた事実」のように言及したのである。これについてオランダの調査官達は忘れてしまったのか、あるいは公表すべき情報だとはみなさなかったのか、興味あるところだ。

 そして二つ目の結論は、マレーシア航空機の乗客達が一瞬にして亡くなったというこれまでの説が、事実に基づいていない事が分かったという点だ。酸素マスクが飛び出して、それを装着する暇があった人物がいたのである。独立した立場にいる複数の専門家達は「この事は、飛行の最後にマレー機で何が起きたかに関するあらゆる想像を変える」と強調している。

 実際、こうしたすべては、一つの事を裏付けている。つまり事故の調査は、正常に行われなかったという事だ。専門家の中間報告書は、写真をもとにしたものだった。ウクライナで停戦合意ができた今でさえ、国際調査グループは、墜落現場に急ごうとはしていない。

 先日ウクライナ保安庁のナリヴァイチェンコ長官は、保安庁がすでにマレー機墜落の原因を「特定した」とし、もはや必要なのは事故現場に赴き「(立証にむけて)十分でないものを見つける」だけだ、と語った。墜落現場地区に対しては、事故からひと月半後、ウクライナ軍が大砲や「グラッド」及び「ウラガン」ミサイルを十分撃ちこんでいる。彼らが必要とするあらゆるものは、疑いなく見つかるに違いない。しかし当時、ウクライナのミサイル・システムがどのように働いていたのか、なぜ現在に至るまで、ウクライナの管制官とマレー機乗務員の間の交信録音が公表されていないのか、といったロシア国防省の問いに対する答えに対し、ウクライナ側は、今も相変わらず沈黙したままだ。ロシア以外に、この問いに対する答えを待っている国はないからだ。

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