アーカイブ: パレスチナ・ガザ情勢
国連安全保障理事会は、「ラマダン(断食月)中の即時停戦」を求める決議案を、安保理15カ国中14カ国の賛成で採択(米国は棄権) ~イスラエル軍は国連決議を無視してラファに複数回の空爆を行う
マシュー・ ミラー米国務省報道官は「本日、国連安全保障理事会において、米国はいかなる停戦も人質解放合意の一環として行われなければならないことを再確認した。」と3月26日にツイートしているので、これが棄権の理由のようです。
「安保理決議には法的拘束力があり、国連加盟国には履行義務がある。違反すれば制裁の対象となる」はずですが、マシュー・ ミラー報道官は「今日の決議は拘束力のないものだ」と発言していました。
パレスチナ自治区ガザ最南部ラファには「100万人以上が避難しており、ガザ市民にとっては最後に残った比較的安全な場所」なのですが、イスラエル軍は国連決議を無視してラファに複数回の空爆を行いました。ユニセフは「イスラエルは国連の停戦決議に応じて一晩で二桁の数の子供を殺害した」とツイートしています。
カマラ・ハリス副大統領は、“24日放送のABCテレビのインタビューで、イスラエル軍が計画しているパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの地上侵攻について、強行すればただでは済まないとの考えを示し、踏みとどまるよう要求した”のですが、今回の国連決議を無視したラファ空爆は、地上侵攻につながる動きではないかと懸念されています。
“続きはこちらから”のイスラエル人の発言を聞くと、イスラエルには自殺願望でもあるのではないかと思えます。こうした状況では、イスラエルは世界で孤立し、イスラエルが消滅することを悲しむ人はいなくなるでしょう。
安保理は、永続的で持続可能な停戦につながるよう、ラマダン中のガザにおける即時の停戦と、即時かつ無条件の全ての人質解放を求める決議を採択しました。決議では、ガザへの人道支援を緊急に拡大する必要性を強調しました。
— 国連広報センター (@UNIC_Tokyo) March 26, 2024
賛成: 14
反対: 0
棄権: 1 (米国) https://t.co/lCTMfZcQkq
「およそ6か月にわたるイスラエルの容赦ない攻撃が占領下のガザで行われたことを受け、人類が行使しうる最悪の行為に関する私の調査結果である『ジェノサイドの解剖』を報告することは、私の厳粛な義務であります。」- 特別報告者 フランチェスカ・アルバネーゼ @FranceskAlbs 、@UN_HRC にて https://t.co/7sJS1FtbEJ
— 国連広報センター (@UNIC_Tokyo) March 27, 2024
イスラエル、国連安保理を無視してラファを空爆しました。 https://t.co/NtmUKpeKZv
— Dr. Shintaro Sawayama (@sawayama0410) March 26, 2024
※全文はツイッターをクリックしてご覧ください速報:ラファの今。
— アルテミシア🇵🇸🇷🇺 شيح Artemisia Asteraceae (@NMyqwnHlC8vioIJ) March 26, 2024
イスラエルは170万人以上のパレスチナ人が避難しているラファを激しく空爆しています。
国連決議は即時停戦を求めた。 イスラエルはこれを無視した。
もはや狂犬イスラエルを止められるのは武力だけか…⁇
イスラエルは虐殺国家です‼︎
イスラエルはテロ犯罪国家です‼︎… https://t.co/fr2kb8nq6r
イスラエル軍はアル・シファ病院の建物に火を放っている。これらの建物内には、120人以上の負傷者とその家族、医療関係者が閉じ込められている。
— Atsuko S 🍉 (@atsyjp) March 27, 2024
生きたまま人を焼き殺し、極悪を更新。#ガザ翻訳
動画:燃え上がるアル・シファ病院の建物。 https://t.co/R98efnGOEh
ジェノサイドをやめないイスラエル
— 宋 文洲 (@sohbunshu) March 27, 2024
国連の停戦決議が成立後も
イスラエルを応援する米国とその傀儡国、恥を知れ! https://t.co/O7pqGARMpf
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非常に危険なレベルに達しているガザ北部の飢餓 ~乳児と若い女性が栄養失調で死亡し、餓死者数は25名 / イスラエル軍の上層部はハマスによる攻撃を事前に知っており、それを行わせただけでなく、ガザに対する大量虐殺戦争を正当化するために、意図的にイスラエル軍による民間人の殺害を行い、それをハマスの仕業にした
2015年以降に本格化したイエメン内戦では、餓死した5歳未満の子どもの数は8万人以上だと推定されています。
毎日新聞の2018年11月の動画『イエメン:「世界最悪の人道危機」 広がる飢餓』では、“内戦の長期化で人口2800万人のうち800万人が飢餓状態にある”と報じていました。
これ程の大惨事に対して、ほとんどの日本人は何の関心も持たなかったわけですから、ガザの25名の餓死者など、取るに足りない出来事なのかも知れません。
しかし、南アフリカ外務大臣ナレディ・パンドール氏は、“私は昨日、「支援物資をパレスチナに運び込まないといけない」と言いました。どうすれば運び込めるか、良い方法を私は知っていますよ。大きな軍隊をもち、イスラエルに武器を供与している強国すべてが兵隊をラファ国境に送り込み、700台のトラックを護衛してガザに入ればいいんです。…世界に良心があるなら、これは実現されないといけません。ガザの街に骨になった死者たちが転がらないようにする責任は彼らにあります。ガザの人々は飢えているんです”と言っています。
“続きはこちらから”の動画をご覧ください。「10月7日に多数の死傷者が出たのは、味方(イスラエル軍)の攻撃によるものだという噂が、しばらくの間、飛び交っていました(3分)」が、アルジャジーラが入手した映像から、イスラエル軍のアパッチ・ヘリが民間人を多数殺害していたことが分かりました。
この映像を見て、ジャスティン・シュロスバーグ氏は、“10月7日の死傷者の大部分、あるいは少なくとも非常に大きな部分は、私が言ったように、ハマスの戦闘員による残虐行為と戦争犯罪の結果であったということだ。しかし…イスラエル政府を占める凶悪殺人集団や、極右支持者、メディアのコメンテーターたちが、ガザに対する大量虐殺戦争に等しい行為を正当化しようとする物語を作り出すために利用したことも確かだ(5分)”と言っています。
ここの部分は、私の見方とは異なります。どう見てもイスラエル軍の上層部はハマスによる攻撃を事前に知っており、それを行わせただけでなく、ガザに対する大量虐殺戦争を正当化するために、意図的にイスラエル軍による民間人の殺害を行い、それをハマスの仕業にしたということです。
このことは、ハマスの人質になっていた人々の証言などから明らかだと思います。
これはホロコーストではなく2024年2月
— Umm Adel (@UmmAdel473708) March 2, 2024
現在進行形でイスラエルが意図的に引き起こしているパレスチナ人の飢餓
この子はガザ北部で飢餓により亡くなった
イスラエルにこれが出来るのは世界が沈黙しているから。
見て見ぬふりしている人の方が多いから。 pic.twitter.com/v4P6WdodNn
※動画は配信元でご覧ください(画像をクリックすると配信元へ飛びます)
※動画は配信元でご覧ください(画像をクリックすると配信元へ飛びます)
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ガザの子供たちが飢餓で死亡し始めている ~イスラエルのジェノサイドを止めるための具体的な行動を取っているのはイエメンのフーシ派だけ / 米空軍のアーロン・ブッシュネルさん(25歳)がワシントンD.C.のイスラエル大使館正門前で「フリー・パレスチナ!」を繰り返し叫びながら焼身自殺
イスラエルのジェノサイドを止めるための具体的な行動を取っているのは、イエメンのフーシ派だけです。フーシ派による攻撃で、アジアと欧州を繋ぐ海底インターネットケーブルが損傷したということです。また、“紅海にいるすべてのアメリカ船(軍艦も商船も)を攻撃すると言っている”ようです。
米国と英国によるフーシ派への攻撃は完全に裏目に出たようで、『ワシントンではフーシ派の軍事力に驚いている』には、“国防当局者はCNNに対し、「彼らがまだ何を持っているかについてはよく分からない」と語った。軍は、イエメンに投下された数百発の米国の爆弾がフーシ派の軍事力に何らかの影響を与えたかどうかを評価することはできないと告白した。ホワイトハウスでは、紅海封鎖を終わらせる最善の方法はガザ戦争を終わらせることだと静かに告白する人もいる”とあります。
残念なことに、こうした事柄は主要メディアでは報じられません。ひたすらアメリカ様のご機嫌を伺うのはメディアだけではなく政治家、官僚も同様です。
“続きはこちらから”をご覧ください。アメリカ空軍に所属するアーロン・ブッシュネルさん(25歳)が、2月25日にワシントンD.C.のイスラエル大使館正門前で、「フリー・パレスチナ!」を繰り返し叫びながら焼身自殺をしました。
アーロン・ブッシュネルさんは、「私はもうジェノサイドには加担しない。私は今から極端な抗議活動を行います。だがパレスチナの人々が植民地支配者の手により経験していることに比べたら、全く極端ではない。このようなことを『普通』にすると決定したのは、我々の支配階級の人々だ。」と話した後に、自らの体に火を放ったということです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
カタールの報道局アルジャジーラは、ガザでの戦争が始まって以来、現在に至るまでライブで継続的な報道を続けていますが、最新の報道で、
「ガザ北部で 6人の子供が栄養失調で死亡し、重体の子供が数多くいる」
と報じています。
6 children die of malnutrition in north Gaza
aljazeera.com 2024/02/28
ガザ保健省は、ガザ北部のカマル・アドワン病院とアル・シファ病院で 6人の子供が脱水症状と栄養失調で死亡し、他に重体の子供たちがいると発表した。
国連人道支援機関は、人道団体がガザへの「アクセスを組織的に拒否」されており、人道支援輸送船団が砲撃を受けていると述べた。
ハマス高官のバセム・ナイム氏はアルジャジーラに対し、イスラエルとの停戦合意の可能性を確保するにはまだ長い道のりがあると語った。
10月7日以来、イスラエルによるガザ攻撃で少なくとも 2万9954人が死亡、7万325人が負傷している。
これについては、「 6人の子供が飢餓で死亡した」という側面よりも、「子供たちの飢餓による死が始まってしまった」という報道と見たほうがわかりいいと思われます。
(中略)
もともと、イスラエルは、このような「ガザ地区の食糧の枯渇」を狙っていたフシがあり、たとえば、昨年 11月には、「イスラエル軍が、ガザの農地と食糧備蓄庫に激しい空爆を実施した」ことが報じられていました。
BDW 2023/11/04
ガザ地区で進行中のイスラエルの侵略は、数千人のパレスチナ人の死傷を引き起こし、そこで止まらなかったこの占領により、230万人の住民を飢えさせ、命を脅かす目的で、17年間包囲されているガザ地区の農作物と残りの食糧備蓄が破壊された。
占領軍は、農民が土地にアクセスできないことに加えて、広範囲の農地を破壊し、樹木を焼き払うことによって、ガザ地区の人々の苦しみを倍増させようと働き、多大な被害と多くの作物の枯渇を引き起こした。
国連パレスチナ難民救済事業機関の避難所に住んでいる農家のイスマイル・アルバラウィさんは、 SANA 特派員に次のように語った。
「…(イスラエルの)侵略軍はすべてを破壊するためにやって来た…ベイトラヒアの 4,000ドゥナムを超えるイチゴは、乾燥のため、またはイスラエル占領によるブルドーザーの結果として完全に腐ってしまい、すべてが失われることになる」
今後数カ月にわたって、ガザ地区の野菜、果物、農作物の種類が減少し、生活面や環境面で大規模な災害が発生する可能性がある。
それと共に、イスラエルは「医療施設への攻撃も徹底していた」ということがあります。
(中略)
子供をメインにターゲットにした、こんな残酷な戦争も珍しいですが、イスラエルの目的が「民族浄化」だとわかっている以上、このような行動も止まることはないでしょう。民族浄化の書類については以下の記事にあります。
ここで起きていることは、まさに地獄そのものです。
#StopGazaGenocideNOW pic.twitter.com/U6Qwp9NrRM
— Emelia 🇸🇪 (@Bernadotte22) February 29, 2024
この映画は 2 分未満でセリフはありませんが、メッセージが非常に感動的で、27 の賞を受賞しました。
— Zakriaa Khallled (@ZKhallled) February 27, 2024
ガザの子どもたちは死に直面している。 pic.twitter.com/uiZr5uo6Id
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国連パレスチナ難民救済事業機関への資金拠出を一時停止する国が相次ぐ。日本も一時停止を発表 〜 イスラエルのガザ地区へのジェノサイド、バックにはアメリカ。イスラエル国防軍の兵士は女性兵士も含め、悪魔の軍団!
拠出金一時停止の理由は、昨年10月7日のイスラエルへのテロに、UNRWAのスタッフが関わっていたとするイスラエルの主張のためです。しかし、Tomoko Shimoyama氏のツイートには、“年末にリークされたイスラエル機密文書によれば、イスラエルはガザからUNRWAの排除を画策していた。アメリカは「ガザの人道的取り組みで積極的役割を担うUNRWAを戦後体制で排除すべき」との見方を示し、第一段階に「ハマスとの協力疑惑」というプロパガンダを設定”したとありました。詳しい内容はこちらのタイムズ・オブ・イスラエルの記事をご覧ください。
タマホイさんのツイートにあるように、イスラエルの主張は捕虜を「拷問」して得た証言であり、“UNRWAの職員は12名という話だったが、イスラエルは4人だと言い出した”ようで、イスラエルの主張を裏付けるものはありません。
日本はUNRWAへの拠出金を停止しているわけで、イスラエル・アメリカの糞魚のキン(金魚の糞ともいう)となってジェノサイドに加担していると言われても仕方のない状況です。
冒頭の動画の2分22秒で、石濱哲信氏は1月26日のCNNの報道を引用し、“イスラエル国防軍(IDF)のハガリ報道官は(国際司法裁判所の)判決が出た26日、テレビ会見を行い、パレスチナ自治区・ガザ地区の地上急襲を今後も継続する方針を明らかにしています。…重要なことはこの次ですね。「アメリカとは常にやり取りしている。イスラエル国防軍参謀総長がアメリカの中央軍の司令官と毎日のように話をしている」と述べているわけですね。つまり、このイスラエルのガザ地区へのジェノサイドは、まさにバックにはアメリカ合衆国がついているということになります”と話しています。
“続きはこちらから”のツイートで、米国の政治学者ノーマン・フィンケルスタイン博士は、“私は今のイスラエルに対してほとんど同情を感じない。あれは悪魔の国だ。世論調査で60%のイスラエル人が…イスラエルのガザでの軍事行動は手ぬるいと言うんだ。…無理だ。私の道徳的想像力の限界だ”と話しています。
次の「イスラエル軍に拘束されたガザの男性」の話、そしてJ Sato氏のツイートをご覧ください。イスラエル国防軍の兵士は、女性兵士も含め、悪魔の軍団だとしか思えません。
「日本もか」ガザで怒りと失望
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) February 4, 2024
UNRWAへの拠出金停止
長年ガザを支援してきた日本政府も停止を表明
ガザ住民は時事通信の電話取材に「世界はわれわれを殺そうとしている、日本もその一員となったのか」と声を荒らげた https://t.co/Im0akAe8Wd
UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の職員が10月7日のハマスのテロ攻撃に関与してたっていうイスラエルの主張は捕虜を『拷問』して得た証言
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) February 5, 2024
🇺🇸アメリカは🇮🇱の主張を検証できていないけど、とにかく資金拠出を停止した
さらに18ヶ国も追従して、中には🇯🇵日本もいる
世界的なガザ地区ジェノサイド… https://t.co/OlnAnW7hgT pic.twitter.com/SSTKYEJ84F
アメリカはUNRWAがハマスのテロに関与したというイスラエルの主張を検証できていないことを認めたが、メディアはそれを無視しているhttps://t.co/SlJIPegix4
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) February 5, 2024
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動画を見て最初に思ったことは、“石田和靖さん、スゴイな。他のジャーナリストの誰にもできないことを彼はやっている”ということ。そして、石田和靖氏が向かって左側に座っているので、“大使が石田さんに気を使ったのかな?”と思いました。
Vol.1でワリード・アリ・シアム大使は、“10月7日に起きたことは、75年間以上におけるイスラエルの人々によるパレスチナの土地の占領が生み出した副産物です。…イスラエルは過去75年間にも渡って、パレスチナ人の家を壊し、土地を奪い、森を破壊し、あらゆるもの奪えるものは全て奪ってきました。…ガザはイスラエルに17年間閉鎖されてきました。…私たちは食糧、水、燃料などほぼ全てのものをイスラエルから買わなくてはなりません。ガザとヨルダン川西岸地区の98%のものは、私たちはイスラエルから買わなくてはなりません。イスラエルが私たちを占領しているからです。…イスラエルはガザに最大のゲットーを作っている。ゲットーはナチスドイツの強制居住区。イスラエルはパレスチナ人をそこに収容している”と話しています。
Vol.2で大使は、“75年前に国際社会はパレスチナを独立国家として約束しました。…しかし何も起きていないのが現実です。…合計7万5000トンもの爆弾が投下されアメリカ、フランス、イギリス、ドイツ製造の爆弾が大量にガザ市民に落とされています。…実際のところ、国際社会は本当の意味で二国家共存を支援していません”と話し、「イスラエルの真の目的」について問われると大使は、“イスラエルの目的は一つです。イスラエルからパレスチナ人を無くす事。パレスチナ国家を無くす事。これは私が言っている事ではありません。イスラエルのリーダーたちが言っている事です”と言っています。
Vol.3ではハマスとファタハについて、“これらの組織はイスラエルの軍事占領に抵抗するために作られた組織です。国連決議によってもジェノバ条約によっても、占領下にある人たちは占領している国に対しどんな方法を用いても、仮に武器を用いても抵抗する権利が認められています。…パレスチナ自治政府というのはガザ、ジェリコ、ヨルダン川西岸地区などで学校、病院、道路、水道、各種インフラなど…主要インフラを1994年から作り始めました。ハマスはパレスチナ建設には関係していません。…ハマスが病院や学校を作ってパレスチナ選挙で勝ったという話は、それは神話です。正しくありません。…そして2006年選挙の真実なんですけれども、ハマスは選挙への参加は許されていませんでした。しかし当時のジョージ・ブッシュ米大統領とイスラエル首相のネタニヤフが…ハマスを選挙に参加させるように言いました。しかしハマスはオスロ合意に違反しており、二国家解決にも反対していると私たちは伝えた。しかしアメリカとイスラエルはハマスを選挙に参加させるよう圧力をかけてきた。…私たちは罠に嵌められてしまったと思います。…彼らはパレスチナを分断したかった。…2006年の選挙はイスラエルの軍事占領下で行われた選挙でした。…全てをイスラエルがコントロールしていました。コミュニケーション通信なども全て。投票箱もどこからどこに移動するかなど全て。…私たちがパレスチナで自由な選挙を行うために、まずはパレスチナの独立が必要なんです”と話しています。
“当時のジョージ・ブッシュ米大統領とイスラエル首相のネタニヤフがハマスを2006年の選挙に参加させるよう圧力をかけてきた”という情報は納得でした。ハマスの創設にはネタニヤフが関与しており、現在のハマスはカタールにコントロールされています。そしてカタールに強い影響力を持っているのがアメリカだからです。