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建築:自分でつくれるコンパクトで高品質なログハウス「方丈庵」



組み立てキット
陸上のヨットキャビン
方丈庵21(自作タイプ・いろり付きミニロッジ)

企画販売元:(株)松村建築研究所
大阪市北区豊崎3-8-5-1001
TEL:06-6371-1288
FAX:06-6371-9337

製造元:長岡木工(株)
広島県庄原市上原町2634-1
TEL:0824-72-0598
FAX:0824-72-0599

自作なら170万円
すべてプロに任せて290万円
インストラクター付き半自作で210万円



【シャンティ フーラ見学記:2004/7/18】

設計者は、ヨットでの世界周航四万二千キロ、一年九ヶ月の建築家・松村賢治氏。
ヨットの小さな空間を最大限に生かすアイデアが、コンパクトなロッジに生かされています。
阪神大震災の普及活動に尽力した経験が生かされ、このロッジは震度8でも大丈夫とのこと。
小さなロッジに不似合いなほど太い柱が使われていました。

風が家の上下、斜め方向に抜ける構造になっており、見学した真夏の午後でもロフトが涼しく快適なのは驚きです。

屋根の構造に秘密があって、2重に貼られた屋根材の間を熱せられた空気が昇り、上から抜けていく構造になっています。

室内中央に据えられた囲炉裏は、室内で薪や炭を使って暖をとり調理にも使えるものです。
直火が使えることも、いざ、というときに重要な要素。震災の経験が生きています。

夏も冬も快適に過ごせるセカンドハウス。

ロッジのサイズは床面積3m×3.3m。建築基準法により10平方メートル以下の建築物は、納屋と同じ扱いを受け、建設に際して格別の許可を受ける必要がないとのこと。ホームセンターで入手出来る木材も、3mや4mのものは格安。

解体して引っ越しできる構造になっているのも、鴨長明の方丈庵と同じ。

基本コンセプトがしっかりしています。

キットの金額は、本当にこれ以上かからない明快な金額です。



■方丈庵21

【キットの内容】 ※資料請求・・・2万円
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A.基本設計図及び趣旨説明書・工具リスト等          ・・・ 20万円
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B.建築主要部材一式と施工図(インストラクター費用を含みます)・・・130万円
1)加工済構造材:
  土台・大引(桧)・柱・梁・合掌・矢切材・火打・母屋・た棟木
2)加工済補助材:
  間仕切柱・内壁キット。外壁下地パネル・キャビン根太および床板・床束・淀・
  棟押え・棚板・ふさぎ板・見切材・ロフト鼻かくし
  (ロフト床材・野地板コンパネは含まず)
3)テラス部材:
  梁・大引・火打・根太・テラス床板・手摺材・床束(以上地元杉材)
4)屋根棟カバー・水切:
  カバー4.2m×1本、水切2m×2、1、1m×2、0.6m×2本
5)ボルト・ナット類:
  ズンギリ・羽子板・カスガイetc.・コーチスクリュー(テラス手摺用)
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C.イロリ主要部材:
  火つぼ・通気パイプ・導入パイプ・架台(特許使用料含みます)・・・ 20万円
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以上A〜Cキット部材合計                   ・・・170万円
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D.建材店などでの調達品
  (アドバイスを受けて各自で購入、1〜3)・・・15万円

1)サッシ:
  出入口・奥高窓・・・6.2万円
2)ヨット用部材:
  足踏みポンプ・蛇口・携帯トイレ・・・2.6万円
3)台所用具類:
  流し台・コンロ台・洗濯パン・・・5.8万円
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E.ホームセンターでの調達品
  (アドバイスを受けて各自で購入、1〜3)・・・26万円

1)基礎工事用部材:
  セメント・砕石・砂・鉄筋・型枠用材料・白壁仕上材(CLモルタル)
2)足場用材:
  単管パイプ・クランプ
3)屋根用野路板:
  ロフト床板・端板(カラーコンパネ27枚等用)
4)イロリ天板・火つぼ底板・火つぼふた・ハシゴ用材・ベンチ用材
5)釘・コースレッド・小径ビス・ステンレスビス等
※D・E及び工具類に関する参考価格入りリストがあります
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以上A〜E合計                          ・・・210万円
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工具類(工事費に含んでいません):
必要工具は、電動丸ノコ、電動ドリル、電動ドライバー、手ノコ、金槌、
ものさし類・掛矢・ノミ(大小)・釘抜き・スパナ・レンチ・左官用フネ・スコップ等



【朝日新聞広島県版(2004/5/24)】

 組み立て式の小さな家「現代版方丈庵」を建設

 自然と共生する暮らしを提唱する建築家で、スローライフに関する著書でも知られる松村賢治さん(61)が、加計町津浪に組み立て式の小さな家を建てている。鴨長明が方丈記を書いた方丈庵(ほうじょうあん)にならい、床面積はわずか9.9平方メートル。小さな空間でも豊かに暮らす「現代版方丈庵」を広めたいと汗を流す。

 大阪市で建築事務所を営む松村さんは阪神大震災を体験後、新しい人生をスタートしようと津浪に拠点を構え、大阪との往復生活を続けている。

 趣味のヨットの船室や方丈庵(1丈=約3m四方の庵)を参考に、都市住民が週末を過ごす小さな家を設計した。材木は県産の杉や桧で、凹凸を組み合わせて造り、釘はほとんど使わない。女性でも組み立てられ、土日に2人で作業すれば約3ヶ月で完成する。ベランダやロフト、地下室を備え、簡易トイレもシャワーも使えて費用は約170万円。
 松村さんは「地元の人たちが協力して建て、都市住民むけの宿泊施設にすれば、大企業を通さずリゾートができる」と、地方と都市の交流に期待をかけている。








【お薦めの本です】

「庵を結び炭をおこす」松村賢治著、ビジネス社、1600円(税別)
「旧暦と暮らす 〜スローライフの知恵ごよみ〜」松村賢治著、ビジネス社、1600円(税別)