宗教学講座 初級コース 第224回 秘密伝承(レンヌ・ル・シャトーⅡ)

試聴映像

  • 1. テーマ:聖杯の在処
  • 2. レンヌ・ル・シャトーで見つかった暗号文書
  • 3. ソニエールが発見した暗号に慌てたドビュッシー
  • 4. 「アルカディアの牧童」とイエスの石棺

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98分
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概要

前回はレンヌ・ル・シャトーに関係する聖杯の在処について説明した。今回は、前回の講義後新たにわかった事実を再度照らし合わせ再検証し、復習も兼ね丁寧に説明をする。そして最後に、多くの人が魅せられているレオナルド・ダ・ヴィンチの絵に隠されたミステリーの真相を看破する。

目次

1.今回取り上げる文献と写真 (00:00:00)

レンヌ・ル・シャトーの謎の部分について、「アトランティスの暗号」という本の要約部分が上手くまとまっているのでここからテキストとして取り上げる。また、ブログ「超魔界帝国」からは、参考文献として重要な写真を取り上げる。

2.ソニエールの発見とそれにまつわる謎 (00:04:18)

前回迄の復習となるが、要点を押さえる。ベランジェ・ソニエールが発見した羊皮紙文書の真偽、そしてその後のシオン修道会やハプスブルク家との交流、また彼が求めた絵画が示す事実について解説する。

3.リンカーン説、コーンフォード説の検証と新たな発見 (00:38:57)

当時、シオン修道会の自称総長と名乗ったピエール・プランタールとは何者か?そして「アルカディアの牧童」の絵の中に五芒星があるとするコーンフォード教授の説とリンカーンの主張する魔術的地形を検証する。また、前回の講義後に発見した地図上の4つの発見を説明する。

4.再検証:正確な五芒星と聖杯の在処を示す地点 (01:12:05)

リンカーンの魔術的地形の仮説は成立しないという検証結果から、前回取り上げた日本人の専門家が「アルカディアの牧童」に描いた正五角形を基に、再検証する。新たに発見した2つの城址から正確な拠点をとり正五角形を描き、前回の結果と共に考察する。

5.レオナルド・ダ・ヴィンチの絵に隠されたミステリーを解く (01:17:42)

ロスリン教会からサングリアル文書はどこに移されたのか。歴史的経緯や元々キリストの墓が周辺にあった事から、レンヌ・ル・シャトー近辺こそ一番ふさわしい場所だと確信される。レオナルド・ダ・ヴィンチが実行者であり、その絵の中に宝の位置が隠されているというミステリーを解く。

終わり(01:38:11)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「アトランティスの暗号」コリン・ウィルソン著、Gakken
BBCの脚本家、BS、「ダ・ヴィンチ・コードの真相」、「呪われた財宝」、アスモデウス、アニマ、アリマタヤのヨセフ、アルク、アントワーヌ・ビグー神父、イエスの墓、エティニアルアルカディアエゴ、エミール・オフェ、エリーザベト、オーストリア皇帝フランツ=ヨーゼフ、カルドゥ山、クリストファー・コーンフォード、サン・シュルピス教会、シギベルト4世、シュリゼ、ソニエールの告白、ソプラノ歌手エンマ・カルヴェ、ダゴベルト2世、テンプル騎士団の城、ニコラ・プッサン、ハプスブルク・ロートリンゲン家、ビエイユ神父、フィリップ・ド・シュリゼ、フランスの地図、フランツ・カール、ブランシュフォール侯妃、ヘンリー・リンカーン、マグダラのマリア、マグダラ塔、マリ・ド・ブランシュフォール、マリー・ド・ネグル、メロヴィング家、ラ・ピク、リー、作曲家ドビュッシー、劇作家メーテルリンク、合一、大公ヨハン・フォン・ハプスブルク、女性原理、家政婦、徒党、暗号、暗号文書、死と剣、波動、男性原理、第三次大戦、精神的なメッセージ、聖杯、腹心、西ゴート様式の柱、詩人のマラルメ、錬金術の完成者、骸骨、黄金分割
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11件のコメント

  1. 参考になった(2)

    世紀の発見。
    え?こ、こんな凄い事を惜しげもなく、、としばらく呆然としてしまいました。
    そして、
    映像の最後の竹下さんの感想が、わたしにとったら発見よりも凄かった。
    そこに、
    一切の欲がないから、
    世紀の謎解きも簡単にできたんだなあ。

  2. 参考になった(2)

    そうだったのか・・・。

    ポンポンと気持ちのいいテンポで展開され、解かれていく“謎”の数々。

    多くの人が人生をかけて解こうとがんばりに頑張っていた謎は、こういうことだった・・・?
    眼の色変えて、力んで心血注いでるうちは見えない事実がたくさんあるのかなって思いました。
    何事も、難しく考えるから、返ってわかんなくなっちゃうんだ。

  3. 参考になった(2)

    見事な解説だと思いました。はっちさんがあれだけカッコイイ予告編を作り出したのも、なんか分かる気がしました。

  4. 参考になった(2)

    すごいっ、すごいっ、竹下先生の言ってることは本当だ~!
    と、後半から、ハートがドキドキ、ぞわぞわ~っとしました。

    ただ、これだけの大掛かりなミステリーの中心が、
    「それ」かあ~と思うと、トホホな気分になります^^;

  5. 参考になった(2)
    牛サマディー on

    ダヴィンチも、グーグルマップを使って遠く離れた日本人に秘密が解かれるとは予想だにしていなかったことでしょう(笑)
    それにしてもダヴィンチさんすごい隠し方!!
    絵にあんなことが隠されていたなんて!!!!!!

    竹下先生の検証の緻密さに、とても驚きました

    しかしまあ、こんなものの為に何世代もかけ、殺人までしたりして探し回っている人たちがいるというのは馬鹿馬鹿しさここに極まれりと感じました。
    2000年も前からの家系図を、いちいちずっと記録してたりというのもなんだか変な人たち~と思いました。
    代々大切に受け継いで守り抜くほどの物でもないだろっ!と突っ込み入れたくなります

  6. 参考になった(2)

    「そのへんのおばさん」…。
    私的にいちばん心に残りました(笑)

    でも、私だってほんとにどうでもいいくだらない事を、多大な時間をかけて追い求めてるのかもしれない、とわが身を振り返りました。

    いい感じで力が抜けました。
    本当に大事なものをみうしなわないようにしなくちゃ。

  7. 参考になった(2)

    子供のお遊びを真剣に大人がやっている気がしました(^-^)
    もっとシンプルにしたいですね(^O^)

  8. 参考になった(2)
    ぴょんぴょん on

    ブラボー!ご名答!ピンポンピンポン~♪
    世界中の探究者のみなさん、これが正解ですよ~

  9. 参考になった(2)

    とても楽しかったです!前からダヴィンチの絵に興味があったのですっきりしました!ブラボー!です。
    私にとってはキリストの遺骨が残ってると言う真実の方がショックでした、、キリスト教では全くそうゆう見方はないので、、。

  10. 参考になった(1)

    同じ綴りでも言語や地域によって発音が変わるし、そもそも外国語の発音とカタカナは一対一対応していないので、同じ綴りに複数のカタカナ表記があるのはよくあることです。私は外国の固有名詞(地名、人名など)を検索する際、カタカナ表記の元の単語をネットで調べて、その単語で検索しています。

  11. 参考になった(1)

    サクサクっと聖杯の在処が解読されてしまい、
    ダヴィンチも真っ青。

    誰か先回りして、こっそり掘り起こして
    「アホが見る、ブタのけつ」ってメモを
    入れといてくれないかなあ。