シャンティ・フーラのブログ

2016年3月9日 の記事

Vol.10 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます ~仕事と建築~

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Vol.9からの続きです。


ログの建築が具体的になるとき、シャンティ・フーラのミーティングで働き方を相談しました。
仕事の量を減らすことなどを皆さんが理解してくださり、我が家はセルフビルドをさせてもらっています。

シャンティ・フーラは、携わる人の暮らしの充実を大切に考えています。
建築だけでなく、昨年からなにかとバタバタしているのですが、周りの方が理解と協力をしてくださっています。(そこに甘えるだけにはならないように心がけています!)

「自宅建築のため、勤務時間減少」を許可してもらえることは、日本の会社では非常に珍しいことだと思います。
1つの会社の事例が「百匹目の猿現象」となり、他の会社でも「セルフビルド推奨!」文化が出てこないでしょうか!

「この経験をいずれ社会に還元することになればいいんだから」と言っていただき、感謝するともに今後につなげることができればと思っています。

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会社に勤めている人はなかなか時間を作ることが難しいと思いますが、長期の休暇制度や時短勤務制度などを利用できれば、セルフビルドも可能だと思います。
また、週末だけでセルフビルドをして長期間で建てる人や定年退職後に建てられている人もおられるようです。

ログメーカーさんから聞いた話しです。
工務店に依頼した場合の建築費用とセルフビルドとの差額。それから自分の給料を比較検討した結果、勤めていた会社を退社してログハウスを建てた人がおられるそうです!
この方は、セルフビルド終了後、その知識を生かして、家造りに関係する仕事をはじめられたのだとか!

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地球の大切な土地や資源を借りて作る住宅。
個人だけの問題ではなく、社会や地球環境にも大きく関係するところです。

安心した暮らしやよい仕事をするためには、衣食住が整っていることは大切です。
これから社会が変化していきますように--。

我が家は建築を考えはじめたころから、衣食住、お金の使い方、人生観…、いろいろと変わったり、夫婦で少しずれがあった価値観が少し近づいたように感じています。

今回で準備編は終わり、次回から造成工事編です。