シャンティ・フーラのブログ

2021年2月5日 の記事

[スタッフ日誌] 第275回 パータの庭便り13

皆様、こんにちは。
今年は気温の低い日が多く、昨年は全く必要なかったマフラーや手袋のお世話になる日々です。
それでも、お日様の光が強くなってきて、暖かい日には、スズメの歌声も求愛めいたものが聞こえ、あともう少しで春かなと感じることもあります。
暖かくなるにつれて、暮らしやすい世の中になるといいなと思います。

【花を愛する】

私の庭の話題ではありませんが、先日、「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見て、東信さんという方を知りました。
命ある花に対して慈しむ感覚を持たれており、花束にし上げる様子を見て、才能のある方だと、夫と共に感心しました。

お花は人を喜ばすのが好きなのだと思います。

【2代目】

いじわるヒヨドリさん2代目です。
元気にメジロを追いかけまわすので、みかんの設置場所を工夫しないといけません。
ヒヨドリは小さく旋回するのが不得意そうなので、建物の間隔が2メートルくらいの場所にみかんを置いたら、すぐにメジロが寄って来ました。どこからか、私のことをちゃんと見てる!
夫婦のメジロらしく、時には、2羽が玄関のテラスの下に潜んでいて、“おおここに!”と驚くこともあります。人との距離が近くて、可愛い鳥だと思います。
ヒヨドリも、私が好物のバナナを庭のテラスに投げると、「キ~~~!」と甲高い大声で鳴いてくれます。可愛いと言えば可愛い。

【セキセイインコ】

鳥つながりのお話です。

息子とフィルムの箱をめぐって争奪戦になる一歩手前の瞬間!
この鳥は、私たちが福岡に暮らしていた時に飼っていたセキセイインコ・ピッピちゃんです。
福岡の百貨店の屋上の店で、売れ残り状態で少し弱々しかった鳥を選んで飼い始め、かごに入れることなく、アパートの中を自由に飛び回らせていました。
私にとっては、息子を育てる予行練習をさせてくれたような鳥でした。

飼って5年目にピッピちゃんの卵巣嚢腫がひどく大きくなっており、獣医さんには、老年期だし、手の施しようがないと言われました。余命も少ないだろうし、50㎝くらいしか飛べないので大丈夫と思って、あちこちの風景を見せたいと思って、カブトムシを飼うような透明部分があるケースに入れて、息子のベビーカーに乗せて、家族3人と1羽でよく散歩に行っていたのです。
治療もできないので、溶いたマコモを卵巣嚢腫に塗り、餌にも混ぜていたら、不思議なことに少しずつ小さくなったかなと思ったある日、散歩の帰り際に、ベビーカーに息子を載せた時、身体がぶつかってケースが落ちて開き、ピッピちゃんがびっくりして大きく飛び出し、高い位置の木の枝に止まってしまいました。こんなに飛べるとは! 慌てて名前を呼びますが、手に戻って来ません。焦る私…、そして、「ピッピちゃん!」と一声鳴いて大きく飛び立って、梢の中にピッピちゃんが消えて行ってしまいました。
パータ、泣きました…、失うのは一瞬かと。あちこち探しましたが、見つかるはずもなく。
自立して飛び立ったと解釈できるような瞬間にも思えましたが、多分、カラスなどにすぐやられたことと思います。

私たちが、一生懸命息子を育てていた時期でした。ピッピちゃんにとっては、息子もライバルで、自分に注がれる愛情が減ったと感じていたと思うのです。私は一人息子を大切に育てることができましたが、2人以上のお子さんを育てる場合、大変だろうなといつも思うのです。
セキセイインコは、頭が良い。人と同レベルの扱いが必要だったのかも知れません。

このインコさんの合いの手が絶妙過ぎるので、ご紹介します。

【今日の情報】

この方の“般若心経”の動画は、聴いて気持ちが良いのです。SNSでいろいろ発信されているようで、中身を確認しているわけではないのですが、私も、般若心経の教えには助けられた口ですので、ご紹介しています。

夫の講義でも、般若心経の回がありますので、興味のある方はご覧になってください。

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パータ こと 泰子