自宅出産レポート(10月18日)

出産当日のレポートです。忘れないうちに、書くことにしました。
助産婦さんから、経過記録やパルトブラム(分娩進行状況を記録する表)をコピーさせていただきましたので、正確な時刻や状況が分かりとても助かりました。
これを元に思い出しながら、その時の状況を書いていきたいと思います。この記録が、自宅出産をしたいと思う方に役に立つ情報の一片となることを願います。

書ききれていないところがあると思うので、書かれていない状況で知りたいことがあれば、コメントで質問をお寄せいただければ、できる範囲でですがお答えできたらと思います。
(るパパ)

午前 3:00

陣痛が20分間隔になる。りママ、陣痛の間隔を計るために、メモ帳に記録をはじめる。

午前 4:40

10分間隔になる。
午前 5:27

ここから助産婦さんにときどき、携帯メールや電話で状況を伝える。助産婦さんからは、陣痛が強くなるまで様子をみましょうとのこと。
 
午前 8:50

6〜9分間隔になる。
つらそうなので、るパパ、側にいてあげるようにする。

そこへ知人から電話。

『あんまり構わんのよ〜。そりゃ、産まれるって時はいてあげないといけないけど。
 普通にしていて、いつの間にか産まれたっていうぐらいの感じがいいんだから。
 心配させたり気にさせすぎると、産まれるのが遅れるよ。』

という、千里眼!?とも思える絶妙なタイミングでのありたがいアドバイスをいただき、
るパパ となりの部屋で普段どおり仕事をはじめる。(笑)
りママも普段どおり家事や出産の準備でパタパタ動く。

りママは陣痛の無いときは普段どおりだが、
陣痛が起こると、座り込んだり、四つん這いになったりしてじっと耐える感じ。

 

 
午後 13:57

この少し前に、「破水したらお風呂入れないから」とりママに風呂に入るようすすめる。

りママによると、風呂に入っている間、出血が増えて痛みも強くなったとのこと。
助産婦さんに伝えたら、1時間ほどで行くとの返事。

りママ『痛み強くなってきた。。側でさすって』とのことで
るパパ 側にいる体制になる。
 

午後 14:32

りママ、痛み強く、陣痛と共にいきみたくなる感じになる。
助産婦さんにTEL。まだ いきまずに、呼吸で逃がすようにとの指導。

※押し出す力が大きくなるまでは、いきんで頭が下がらないほうがいいらしい。
 

午後 14:50
 
助産婦さん到着。

分娩監視装置(こういう小さな機械)を、りママのお腹に装着する。
(ずっとではない。一定時間記録を取ったら外していた。)
機械がモニターする赤ちゃんの心音が、部屋に響く。
赤ちゃんの心拍数は130〜150を推移している。

《この時から助産婦さんが行っていた、陣痛の痛みを和らげる処置》
4つんばいの体勢になってもらい、
股をぐぐ〜っと手のひらで押しながら(下がってくる赤ちゃんの頭を押し戻す感じ)、
腰をさする。
陣痛の度にこれをしておられた。
るパパも何度か挑戦するが、りママに「違う…」と言われる。コツがあるようだ。(笑)

 

午後 15:15

バルトプラムには、子宮口ほぼ全開(子宮口開大10) と書いてある。
 
午後 15:30

助手さん1名到着。これから2名体制で出産を支えてくださる。
 
午後 15:45

りママ、少し楽になったとのこと。
バルトプラムに「はじめより、いきみたい感じは弱くなった。」と書いてある。

るパパ、『そばにいるより、仕事しててもらったほうがいいかも』と言われ、
ホイホイと となりの部屋で仕事再開。
 

午後 17:15

助産婦さんから、エネルギー補給しておいたほうがいいよと言われ、
りママ、リンゴをとる。
 
午後 18:30

このあたりまで るパパは仕事をしていたのだが、となりの部屋を見ると、
りママはよっつんばいで、
助産婦さんが、防水シーツを広げたり、手袋をしはじめたりと
何だかものものしくなってきたので、
仕事を止めて部屋へ。

るパパ  「産まれそうなんですか?」
助産婦さん「もうちょっとですかね」

バルトプラムには 18:25 胎胞(卵膜のこと)排臨・児頭排臨 とある。
(「排臨」は見え隠れしているという意味らしい。)
そういえば助産婦さんが「頭が見えてますよ」と言ってた記憶がある。

りママつらそう。後から聞いても、すごく痛かったみたいだけど、
叫んだり大声あげたりということは始終なかった。

すでに日は落ちて外はまっくら。部屋は隅に電球を1つだけつけて、暗い状態にしてある。
出産時・出産以降、赤ちゃんに強烈な光の刺激を与えたくない、
最初は薄暗い中で過ごさせたいとの希望からこのようにした。
 

午後 18:42(頭が出る)

第一声「オギャー」…というより「ア〜」という感じの声。
バルトプラムには、18:43 第1啼泣 とある。

助産婦さん「頭が出ましたよ〜。顔しかめてますねー…。」

部屋が狭く、るパパのいる方向からは赤ちゃんの状況は分からない。
だが、助産婦さんの「あと1回陣痛がきたら出るかな〜?」との声で
いよいよだ! と知る。
 

午後 18:45(出生)

陣痛とともに、みほちゃん が出てくる!

るパパ、顔を見て「かわいい〜」と心の中で小躍りしつつ、
おお〜これが生のへその緒かあとかか、血が結構出るんだなあなどと観察。
「いらっしゃーい」と声をかけてみる。

みほちゃんの足元にちょっと卵膜が残っていたのを、助産婦さんが剥がす。

りママ、よっつんばいでの体勢から、そのまま助産婦さんの指導で後ろに倒れる。
これにより赤ちゃんが、
りママの胸の上にダッコの感じで乗る。

出てきた時は「あ゛〜!あ゛〜!」としばらく泣いていたが、ほどなくして静かになった。

以降、りママとみほちゃん、胸の上で母子一緒の時を過ごす。
 

午後 18:52

後産(胎盤)が出る。

陣痛とともに出てきたのだが、
助産婦さんがへその緒を引っ張って出していた。
るパパとしては、引っ張って大丈夫なんかな…と不安だったが。

それにしても出産というのは出血の量が凄い。妊娠中に、お肉や鉄分をしっかりとって
貧血対策をしておいてよかったと思う。

後産は無事に出たが、胎盤にくっついている卵膜が途中でちぎれて、
子宮の中に残ってしまったそうである。

へその緒の血流が完全に止まったので、
助産婦さんが、へそ側のところをクリップで止めてくれ、
るパパ、ハサミで へその緒を切る。

胎盤だが、産後に食べる人もいるらしい。動物も産後は自分の胎盤をかじるのだとか。
るパパも、もらって食べるかどうかは迷っていたが、
血抜きするにしてもやっぱり美味しそうには見えないし、
第一産後の忙しい中 料理するのが面倒そうなので、結局そのまま廃棄してもらった。

 

午後 19:15

子宮からの出血がとまらない。

ふつう子宮は出産後、ギューッと収縮して、出血部を絞めることで血を止めるそうなのだが
卵膜が残っていると、これがうまくいかないらしい。

助産婦さん マッサージしたりして、子宮収縮と卵膜の排出を促す。
 

 

午後 20:15

みほちゃんの体重を計る。2564g。
 

午後 20:55

体温が低い(36度)・手足が冷えているとのことで、赤ちゃんを毛布にくるむなどして保温する。
 

夜遅く(ここから先、経過記録がない)

りママ、子宮からの出血が止まらない。
(といっても、量は垂れる程度。ただこれが何時間も続くと、結果的に大量出血になる)

卵膜を引っ張り出す処置が始まる。助産婦さん、クスコとピンセットを使って、
出そうとするがうまくいかず。
10〜20分ぐらい格闘されていたように思う。

るパパは、ずっと部屋にいて見守っていたり、補助でライトを当てたりしていましたが、
さすがにこんな半ば手術のような状況に居合わせるとクラクラしました…。
それにしても助産婦さんって、すごい。体力と気力がないとできません。
 

処置終了(23時頃?)

結局卵膜がどうやっても出ないので、出血が心配だけど自然に出るにまかせましょうということになった。
出血が漏れないよう、パッドやシーツを念入りにする。

りママ、赤ちゃんと一緒にそばの布団へ。

助産婦さん・助手さん帰宅。

りママは、治療家の方から 止血に効くホメオパシーのレメディをいただいていたので服用した。
治療家の方が気を効かせて事前に添えてくださっていたのでありがたかった。
もし自宅出産を考えられている方は、
こうしたものを依頼して用意しておくといいかも…と思いました。

 

〜〜〜

こうして、みほちゃん誕生の一日は終わりました。

痛みにも耐えて一番頑張ったりママにとっては、どんな一日だったのか…彼女にはまた感想を書いてもらったらなあと思うのですが、
夫である私が感じたのは穏やかさであり、出産は特別な大事件ではなくて日常のひとこまに感じました。
みほちゃんが産まれるその前の瞬間でさえ、部屋は穏やかで平和な空気に包まれていたように思います。

寝ているみほちゃんの顔を見ているだけで、日常の騒がしさがふっとぶような静けさが訪れ、
彼女がいるだけで、部屋全体が穏やかで平和な感じに包まれます。
子どもの存在・力ってすごいなあと 実感しました。

るパパからのレポートでした♪
 

20 thoughts on “自宅出産レポート(10月18日)

  1. はっち

    >おお〜これが生のへその緒かあとかか、血が結構出るんだなあ>などと観察。「いらっしゃーい」と声をかけてみる。


    ここらへんがものすごく、るパパっぽくていいです(笑)

    出産の緊張感が文面からドンドン伝わってきて今も疑似体験したような感じですw

    私だったら、気分が悪くなって倒れていたと思います(笑)
    ※血が苦手なのです。。

    Reply
    1. るパパ Post author

      はっち 様

      読んでいただきありがとうございました。上下体癖だからですかねえ。(笑) ただ、私は血は大丈夫なんですけど、注射とか手術がダメなんですよ。肉体に金属を当てるのを見ると、自分がやられているみたいになってしまいます。(泣)

      Reply
  2. horin

    ご出産おめでとうございます。

    ドキドキしながらレポートを読ませていただきました。

    何だか「あと一回の陣痛」辺りを読んでる時
    私もいきんでる気持ちになりました(笑)

    彼女がいるだけで、部屋全体が穏やかで平和な感じに包まれます>想像しただけで穏やかで平和に包まれます。
    みほちゃん お誕生おめでとうございます。

    Reply
    1. るパパ Post author

      horin様

      読んでいただきありがとうございます♪ いきみたくなったのですね。(笑) 雰囲気が伝わってよかったです。

      Reply
  3. こじか

    自然分娩であとは楽だったかな~と思っていたら、深夜まで大変だったのですね。今はもう大丈夫ですか??
    貴重なレポートをありがとうございました。読みながらドキドキしましたわ。
    優しいご両親に見守られて美穂ちゃんは安心していらっしゃるでしょうね!

    Reply
    1. るパパ Post author

      こじか 様

      読んでいただきありがとうございました。ご心配をおけかしました。まだ出血はあるのですけど、だいぶ少なくなりました。大事には至っていませんので、ご安心下さい♪

      Reply
  4. まいまい

    丁寧なレポートをありがとうございます。

    美穂ちゃんの存在、本当に癒し~ですね♪
    きっと、ほんとうに、いいご家庭になることでしょうね♪♪

    安心した環境で子供が産めるということのありがたさが染み入ります・・・

    Reply
    1. るパパ Post author

      まいまい 様

      読んでいただきありがとうございました。本当です! 自宅出産のよさは色々ありますけど、最初から最後までリラックスして居られる環境だというのは大きいですね。

      Reply
  5. 月の子

    本当にとても貴重な記録をありがとうございます。

    りママが初産なのに冷静に頑張られた様子に感動です!

    穏やかで自然な出産。
    これからの方にはこんな風に出産してほしいなと思いました。

    美穂ちゃんの偉大なエネルギーでご家族は幸せいっぱいな様子も素敵ですね~♡

    Reply
    1. るパパ Post author

      月の子さま

      読んでいただきありがとうございました。そうですね、こんなにも出産が穏やかで優しい経験になるとは私も意外でした♪ 立ち会えて本当によかったです。

      Reply
  6. 匿名

    るパパ

    「るパパは美穂ちゃんの誕生の時に一緒にいたんだよ」と後できいた美穂ちゃんは世界一幸せな子なんだときっと思うはずです。
    りママとるパパの愛情いっぱいの白井家で過ごせる美穂ちゃんは素敵な「未来星」(MIRAIHOSHI)ですね。
    りママ、十分静養してください。

    Reply
    1. るパパ Post author

      匿名 様

      ありがとうございます。自分は世界一の幸せ者なんだとみほちゃんに思ってもらえるように、これからたっぷりの愛情をかけたいものです♪

      Reply
  7. ひまわり

    りママの頑張りが手に取るように伝わってきました。
    るパパ、レポートありがとうございました!!

    美穂ちゃん、りママ、るパパ、3人が一緒になって頑張ったんだな〜〜。感動です!

    ちょうど美穂ちゃんが生まれた頃、なぜか心が弾み、ゆっくりと声に出してガヤトリーマントラを唱えていました。「生まれました」を見た時、とても不思議でした。

    りママ、女神様に見えるんですけど...そして、美穂ちゃん、強い意志を感じます。とてもきれいで美しい写真を見せて頂きありがとうございます!

    Reply
    1. るパパ Post author

      ひまわり さま

      読んでいただき、ありがとうございました♪ そうだったのですね! あきゅるあさんも、ふと頭をよぎったと言っておられましたし、この共時性…とっても不思議です。

      母子の写真から出ているオーラって、すごいですよねー…。

      Reply
  8. UME

    美穂ちゃんお誕生おめでとうございます♪

    るパパのレポートを読みながら温かい気持ちになりました。

    りママと美穂ちゃんのお二人の写真を見て、愛情の深さに胸がジ~ンと熱くなりました☆
    これからも、美穂ちゃんの成長を楽しみにしています(^^)

    Reply
    1. るパパ Post author

      UMEさま

      ありがとうございます♪ これからも 色々な体験が織り交ざる子育ての日々を綴っていきたいと思います。

      Reply
  9. くらら

    貴重な出産記録を公開していただきありがとうございました!
    初めての出産立会いにもかかわらず、医療従事者並み!?の
    冷静さと余裕のあるレポートに驚きましたW(^0^)W
    そんないつもと変わらないるパパのおかげもあって
    りママはリラックスしてお産に挑めたのかも♪
    出産は日常のひとこま~自宅出産って素敵ですね☆彡

    Reply
    1. るパパ Post author

      くらら 様

      読んで下さり、ありがとうございました!   そうですね。オロオロバタバタはありませんでしたね、その点ではりママ・助産婦さんに迷惑をかけずにすんだかな〜と思います。

      るパパ

      Reply
  10. 福田

    出産レポート感動しました!
    母子ともに健康で本当によかったですね。
    これからの子育て日記より一層楽しみにしています。
    おめでとうございました。

    Reply
    1. るパパ Post author

      福田 さま

      ありがとうございました!  本当に無事だったことが一番です。これからも子育て日記をよろしくお願いいたします。

      るパパ

      Reply

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