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新潟県知事選挙、一歩リードする自公・花角候補に鋭く迫る田中龍作ジャーナルとSNSの市民たち

 新潟県知事選の投票日まで一週間を切りました。
「安倍独裁」対「市民戦線」の様相で全国的な注目を集める中、市民派の池田候補は厳しい選挙を戦っています。
 田中龍作ジャーナルさんが、現地で気鋭の取材をされています。安倍政権によって不当な長期勾留を余儀なくされた沖縄の山城博治氏が、まさに市民派の象徴のように応援に駆けつけ「安倍政権はありったけの暴力と権力でやってくる」とその凶暴性を訴えました。また、同じく安倍政権に政治利用された拉致被害者家族の会、蓮池透氏からも「(東電社員だった)自分が設計に関わったから」柏崎刈羽原発が福島原発よりも危険なことを知っている、と再稼働の具体的な危険を訴えました。
 さて一歩リードしている自公候補の花角候補に、龍作さんが鋭く追求しました。花角候補がかつて大阪航空局次長であった経歴を、あえてプロフィールに載せていない理由を直撃したのです。森友学園問題と関係が無ければ隠す必要は無かろうと思いますが、がっちりガードされたようです。
この隠蔽、かえって怪しい。
 ネット上では、またたく間に花角候補の過去の「業績」が明らかにされています。森友の土地が交渉に入る前、つまり花角候補が局長だった時代から不審な動きがあったのではないかと指摘する声もあります。また、沖縄の海で基地反対派を暴力的に排除している海上保安庁、なんと、そこでもこの花角候補は最高責任者である次長であったようです。さらに遡れば、国民の財産を売り払った国鉄民営化でも手腕を振るった方のようで、つまりは国民が対峙するのに、これほど象徴的な候補はいないかもしれません。安倍政権が喜んで後押しするにふさわしい候補です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【新潟県知事選】「安倍政権はありったけの暴力と権力でやってくる」
引用元)
 10日投開票の新潟県知事選挙は、「安倍独裁」対「市民戦線」の戦いとなってきた。1日は沖縄県平和運動センターの山城博治議長が、新潟駅前で開かれた池田ちかこ(立憲民主、共産、自由、社民、国民民主推薦)陣営の集会に参加した

(中略)  
 「安倍政権はありったけの暴力と権力でやって来る。向こう(花角英世陣営=自民、公明支持)は争点隠しではなく争点潰し。選挙が終わったら(原発を再稼働させる)。ふざけるな。馬鹿げた話は東京だけにしてくれ。新潟に持ち込むな」。

(中略)
 集会では元「拉致被害者家族の会」蓮池透氏からメッセージが寄せられた
(中略)
 東電社員だった蓮池氏は、柏崎刈羽原発の再稼働に反対だ。「東電は原発再稼働できる会社じゃない。自分は6、7号機の設計に携わったから知っている。パーツを組合わせただけ。福島原発より更に危険・・
(以下略)

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【新潟県知事選】自公候補が隠す元大阪航空局長の過去 「森友」でイメージダウン恐れ?
引用元)
新潟県知事選挙で若干のリードが伝えられる花角英世候補(自・公支持)。国土交通省のキャリア官僚で同省観光政策課長や観光庁総務課長を歴任した。課長よりランクが上の局長や局次長の肩書も持つのだが、それは全く記載されていない。

 花角氏は2010年8月に大阪航空局次長に就任、2011年8年から2012年9月まで同局長を務めた

(中略) 

(中略)2日、新潟市での街頭演説で田中は花角候補に「どうして大阪航空局長の経歴をプロフィールに載せていないのか?」と質問した

 花角候補は「どうして?といわれましても」と かわそうとした。田中は質問を続けようとしたが、陣営の運動員が「時間がありませんから」と言って、候補の肩を抱いて連れ去った

(以下略)


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6月10日の新潟知事選挙は安倍政権の命運を分ける 〜 【拡散希望】宮本岳志議員のFBより

竹下氏からの情報提供です。
 独自入手の内部文書で、あべぴょんをグイグイ追い詰めている共産党宮本岳志議員が、Facebookで重要なコメントをされているという情報が、竹下氏より入りました。
 6月20日の会期末を睨み、会期延長の手を打つか否か、進退窮まる安倍政権について明快な解説をされています。
「高プロ」など、あべぴょんにとっての重要極悪法案を通すためには会期延長が必要、しかし、モリカケで崖っぷちの身には延長はツライ、そこへ持ってきて「悲願」の憲法9条改悪のためには「安倍3選」の支持率は必須。これらの状況を読みながら、あべぴょんは最適解の国会運営を探るわけですが、しかし、もう一つ重大なファクターがありました。
 6月10日の新潟県知事選です。
米山前知事の辞職に伴い、脱原発の未来を占う選挙戦として始まりましたが、今や国政選挙の様相となり、宮本議員によれば、もしも「与党が敗北すれば安倍3選を断念、悪法成立を諦め、内閣総辞職か総裁選不出馬」というドミノ倒しが起きそうです。
 今回の野党統一候補、池田千賀子氏を推す市民団体の代表である佐々木寛氏は、これまで市民主導の候補として自由党森ゆうこ議員や前知事の米山氏を当選させてきた、言わば、いくつものリアルな選挙を見てきた方ですが、今回の池田陣営に対する与党側の攻撃は絶句するほど激しいようです。
それほどのインパクトが今回の知事選にあるということでしょう。
 どうか正義が行われますように。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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【拡散希望】すべては民意に、選挙の結果にかかっている!
転載元)
 これから先、国会は複雑な「連立方程式」を解く作業となるだろう。

「働かせ方大改悪法案」や「賭博場実施法案」などという天下の悪法を確実に参議院で可決成立するには、6月20日の会期では足りないので延長したいという思惑

森友問題、加計問題で様々な物証が示され、その都度「逃げ口上」のようなシナリオを作って逃げに逃げてきたが、とうとう「万事休す」となりつつあり、会期延長はしたくないという思惑

安倍首相の「悲願」は、あくまで憲法9条の改悪であり、それには今秋の総裁任期では間に合わない。「安倍3選」こそ、その必須条件であり、安倍首相は「安倍3選」にすべてをかけていること

この3つの連立方程式の解が今後の国会を左右するであろう。

②を優先させて、①を捨てれば、「モリカケ」からは逃げ切れても、安倍首相の「目玉」政策が不成立で求心力が低下し「安倍3選」は危うくなる。
①を優先させれば、②の追及が続き、いよいよ追い詰められて支持率が急落したら「安倍3選」が危うくなり、元も子もない。
八方ふさがりに陥ったら、「安倍3選」を諦め、内閣総辞職するか、「総裁選不出馬」となるか、活路を開くために解散・総選挙に打って出るしかない。

しかし、新潟県知事選挙で与党が敗北すれば、「もはや安倍首相では選挙はたたかえない」となり、解散・総選挙どころではなくなるであろう。もちろん、来年の参議院選挙までも政権はもたない。
新潟で敗れれば、「安倍3選」を断念し、悪法成立を諦めて、内閣総辞職か、「総裁選不出馬・総裁禅譲」となる可能性が高まる。勝てば強気で押してくる。国会を延長して、すべての悪法の成立をゴリ押しするに違いない。

すべては民意に、選挙の結果にかかっている!

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配信元)


韓国、北朝鮮そして日本にとってのキーパーソンはロシア

 朝鮮半島の平和のために、韓国はロシアを始めとするアジアの国の経済協力に前向きであると伝えました。言い換えれば、北の非核化のためのキーパーソンをロシアとする、ということかと思います。
 また北朝鮮にも、非核化がテーマに上る米朝首脳会談を前に、ロシアとの緊密化を期待した動きがみられ、ロシアと北朝鮮との閣僚級の会談がピョンヤンで持たれるとの報道があります。
 では、再選を果たしたプーチン大統領のロシアと日本の関係は?
スプートニクによる識者の論評が愉快で「安倍政権の動向とは関係なく、日露の経済関係は進展」とあり、よしよし。そればかりでなく、現在アジア外交の蚊帳の外にいる日本を、ロシアが北朝鮮に仲介するという役割も期待されていると見ています。ここでもロシアがキーパーソンを果たします。
 願わくば、日朝首脳会談が実現の際、日本の首相、内閣とも完全リニューアルされ、日本が本当にアジアの平和にひと役担えますように。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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大統領選を終えて:日本の識者が見たロシアと日本のこれから
転載元)
上智大学の上野俊彦教授は、日露関係の大筋に変化はないとして、次のように話している。
「今後の日露関係については今後も特に変化はないと考えています。日本側の内政問題が原因となって安倍内閣の支持率が下がっています。今後、安倍総理が外交問題や日露関係に力を注げるのか不透明になっており、また安倍総理の退任の可能性もあって、日露平和条約締結交渉や北方領土の共同経済活動の協議については日本側の要因で停滞する可能性があると思いますが、日露の経済関係そのものは、安倍政権の動向とは関係なく、進展していくと思われます

法政大学の下斗米伸夫教授は、来たる米朝会談においてロシアの役割が重要になり、プーチン大統領が日朝関係にも影響を及ぼすと見ている。

「米朝会談がウラジオストクで行われるという説もあり、どこで開催されるか大変興味深いです。そもそも米朝会談は、開催はされると思いますが、金正恩氏が朝鮮半島の非核化をすぐにのむとは思えないので、複雑なプロセスになると思います。そこでプーチン大統領は、東アジアのプレイヤーとして重要な役割を果たすでしょう。日朝関係を仲介するという役割もあるのではないかと思います」
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ロシア極東開発代表団が北朝鮮訪問 エネルギー協力など議論
引用元)
ロシア政府は、極東開発を担当する閣僚などからなる代表団が21日から北朝鮮のピョンヤンで北朝鮮側とエネルギー分野での協力などについて話し合うと発表し、南北や米朝の首脳会談が開かれる見通しとなる中で、存在感を示す狙いがあるものと見られます。
(中略)
一方、北朝鮮としては、国際的な圧力が高まっている中でロシアとの経済協力を強化する糸口にしたいという思惑があると見られます。
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韓国、朝鮮半島での平和のため露と協力へ
転載元)
仮に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)をも加えることに成功するなら、朝鮮半島における平和と発展への協力のためロシア、中国、その他の隣国と経済協力を拡大する意思が韓国にはあると、北朝鮮との経済協力に関する韓国大統領委員会の宋永吉(ソン・ヨンギル)委員長が19日述べた。
聯合ニュースによると宋委員長は、「このイニシアティブはユーラシアでの経済成長だけを目的にしているのではなく、北の住民に対し、核兵器に頼ることなく生活する可能性を提供するものだ」と述べている。
ロシアと韓国の貿易・経済の相互協力の重要分野として、農業、造船、電力、漁業、保健が挙げられている。既に10年以上前、韓国と北朝鮮の接近時、北朝鮮を通じたロシアから韓国へのパイプライン敷設構想と、シベリア鉄道と朝鮮半島の鉄道をつなぐプロジェクトが検討されていた。

[Facebook] 進むロシアの有機農業化 〜 安全に向かう世界と逆行する日本

読者からの情報です。
ロシアの農業政策の良し悪しをわかりやすく述べています。
(DFR)
 2014年5月時事ブログに「ロシアはGMO産品は輸入しない」という記事がありました。あれからロシアは安全で、しかも国の経済を支える規模の農業を着々と推し進めてきました。記事ではプーチン大統領の再選を受け、「国家成立以来、初めてロシア経済を立て直し、GDPを就任前の8倍にまで引き上げた」プーチンの采配の一つ、農業を紹介しています。
 ロシアの農業の特徴を「クリーン・フード」「GMOフリー」「オーガニック」とし、こうした安全な農産物を輸出の柱とすることを「アメリカの農業戦略と多国籍企業に対するロシアからの回答」だと明快です。大国の利点を生かし、いずれは世界のオーガニック市場の10〜25%にも成長する潜在力があるとのことです。
 翻って我が日本はと言うと、やすやすと種子法を手放し、農薬の規制は低く使い放題、農業を担う若者を育てる政策には手を打たず、日本の農業を潰す意図がありありと見えるようです。
 ロシアでプーチン大統領の支持率が高いのは当然だと思える、日本の現状です。
(まのじ)
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進むロシアの有機農業化
配信元)

辺野古反対派に国際平和賞 〜 問われるオール沖縄と日本国民

 ドイツ・ベルリンに本部を置く国際平和ビューローが、今年の平和賞を名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄会議」に授与しました。長年にわたり米軍基地に反対し続けてきた「不撓不屈(ふとうふくつ)の非暴力闘争」を讃えるとして、スペイン・バルセロナでの授賞式ではオール沖縄代表らにメダルが渡されました。この慶事を複雑な思いで読みました。オール沖縄の方々は、米軍だけでなく対米隷属の日本政府ともずっと戦って来られ、本土の者にとっては、世界に賞賛されるほど沖縄の人々を戦わせてしまった不徳の証とも言えます。
14日には、防衛省が、沖縄県の行政指導を無視する形で石材の海上搬入を始めました。
 植草氏が、オール沖縄の抱える難しさを指摘しています。
沖縄県の翁長知事は、2014年「辺野古に基地を造らせない」ことを公約にして、オール沖縄の統一候補になりました。その時、彼が最後まで「埋め立て承認の撤回と取り消しを公約に明記しなかった」ことを「オール沖縄」の人々が妥協した、そのことが今、基地建設の進行となって現れているのではないか、と問うています。当時は、多くの沖縄県民の民意を汲む候補を立てるための選択だったのかもしれません。しかし、山城博治氏は、「このままでは工事を止められない」「覚悟を決めて翁長県政と向き合う必要が出てくる」と述べたそうです。
 これまで安倍首相に対決姿勢を見せた翁長知事、2018年の知事選までに沖縄県民の、不撓不屈の覚悟を見せて欲しい。そして、本土の者は、もはや沖縄の問題だけでない現状を認識しなければ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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辺野古反対派に国際平和賞「不撓不屈」闘争を称賛
引用元)
 【バルセロナ共同】ドイツ・ベルリンに本部を置く国際平和団体「国際平和ビューロー」(IPB)は24日、スペイン・バルセロナで今年のショーン・マクブライド平和賞の授賞式行い、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する政党や団体でつくる「オール沖縄会議」に授与した。同会議の高里鈴代共同代表(77)がメダルを受け取った。
(以下略)
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山城博治氏の「翁長さん弾が1発残っとるがよ」か
(前略)
翁長雄志知事は、「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げて知事に選出された。
(中略)
しかし、翁長雄志知事の下で、辺野古米軍基地建設は着実に進行している。

翁長雄志氏は公約を守ることができていない。

相手が米国であるから、「辺野古に基地を造らせない」公約を実現することは難しい。

このことは誰もが理解する。

しかし、このことだけをもって翁長知事は免責にはならない。
(中略)
統一候補に押し立てられた翁長雄志氏は、最後まで、埋め立て承認の撤回と取り消しを公約に明記しなかった。

翁長雄志氏を統一候補に押し立てた「オール沖縄」の人々は、この点で妥協した。

(中略) 私の懸念は、翁長氏が知事に選出された場合、埋め立て承認撤回や取り消しが迅速に行われず、結果として、辺野古における米軍基地建設が進行してしまうことだった。

そして、その現実がいま広がっている。

辺野古基地建設阻止運動の先頭に立ってこられた沖縄平和運動センターの山城博治議長が11月10日の定期総会あいさつでこう述べた。

「これまで知事を正面から批判したことはないが、今回の件(奥港の使用許可ー引用者)を受け、覚悟を決めて翁長県政と向き合う必要が出てくる

「あらゆる手法で建設を阻止すると知事はこれまで主張してきた。それは一体何だったのか。これでは工事を止めることはできない

(11月11日付琉球新報)
(以下略)
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配信元)



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