2017年4月12日 の記事

マティス国防長官「内戦への本格的な介入を意図したものではない」 〜シリア空軍基地へのミサイル攻撃は中国・北朝鮮へのメッセージ〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 アメリカのマティス国防長官は、“内戦への本格的な介入を意図したものではなく…制御不能な状況に陥る事は無い”と述べたようです。やはり思った通りで、軍部はロシアとの戦争をするつもりはありません。ただ、この件に介入したイスラエルは、プーチン大統領が明らかにしたように、“また何らかの物質をばら撒き、それをシリア公式政権の仕業として非難”しようとしているようです。次に同じようなことが起こると、ロシアは迎え撃つ姿勢を示していますので、万一シリアで似たようなことがあったとしても、今回と同様の状況にはならないと思います。
 櫻井ジャーナルにあるように、“通常兵器の戦争ではロシアが圧倒する”と思われるからです。またコブラ情報に書かれていたように、核による戦争は許されていません。
 トランプ大統領は、当然今回の一連の計画の目的を理解しており、私の考えに間違いがなければ、シリアの空軍基地へのミサイル攻撃は中国・北朝鮮へのメッセージであって、アサド政権の崩壊を目指したものではありません。
 今月末の米政府の閉鎖の危機は、日本から分配された巨額資金によって回避されたようです。また、反トランプのシンボルであったオバマ元大統領はすでに拘束されているようです。そうしたタイミングで、ヒラリー・クリントンやマケイン議員が熱狂するようなシリアへの攻撃がトランプ政権によって行われたとなると、トランプ政権打倒のパープル革命の求心力が低下します。こうしたことも攻撃の意図になっていたのかも知れません。
 いずれにしても、キッシンジャーは相当巧妙な作戦を考えているようで、北朝鮮問題を含む一連の動きは、おそらく、ロスチャイルド家を滅ぼすことにつながると見ています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
米国防長官 シリア内戦への本格介入意図せず
引用元)
アメリカのマティス国防長官は、シリアのアサド政権の軍事施設へのミサイル攻撃について、トランプ政権として内戦への本格的な介入を意図したものではなく、過激派組織IS=イスラミックステートの壊滅を最優先する方針に変わりはないと強調しました。

(中略) 

そして、「われわれの軍事作戦の変更の前触れというわけではない」と述べ、(中略)…ロシアと衝突する危険性はないかと問われたのに対し、「制御不能な状況に陥ることはない。ロシアは自国の利益を最優先して行動するが、そのような状況は彼らの利益にならない」と述べ、ロシアと対話を続けていく姿勢を示しました。

(以下略) 

————————————————————————
プーチン大統領が警告 シリアで化学兵器を使用した煽動が準備中
転載元)
プーチン大統領は、ロシアは化学兵器を使った煽動がダマスカス周辺などシリアの別の領域で準備されているという情報を得ていることを明らかにした。

スプートニク日本

「複数の消息筋から類似した煽動が、これはもう煽動以外呼びようがないのだが、そうしたものがシリアのほかの地域でも準備されているという情報を得ている。その中にはダマスカスの南の郊外も入れられており、また何らかの物質をばらまき、それをシリア公式政権の仕業として非難しようとされている。」プーチン大統領は記者団からの質問にこう答えている。

プーチン大統領はこのほかに、イドリブでの化学兵器攻撃の入念な捜査を呼びかけた。

米国はシリアのイドリブで行われた化学兵器攻撃への報復として、同国西部にある軍事基地を攻撃した

米国政権の発表によれば、地中海の軍艦からホムス県の空軍基地に向けて、およそ59発のトマホークミサイルが発射された。

————————————————————————
露軍参謀本部 テロリストの狙いは米国のシリア攻撃の更なる煽動
転載元)
ロシア軍参謀本部は警告する。米国が再びシリアへミサイル攻撃することは許さない。 セルゲイ・ルツコイ参謀本部作戦総局長がブリーフィングで明らかにした。

スプートニク日本

ルツコイ参謀本部作戦総局長は、米国がシリアのシャイラト基地へ行ったミサイル攻撃は国際法の規範を侵す行為と語った。

ロシア参謀本部は「ハン・シェイブン市へのいわゆるシリア航空隊の化学兵器攻撃について入念な捜査を要求する」と明言。

こうした声明を表した上でロシア軍参謀本部は、シリア政権が化学兵器を使用したとする非難は疑問を呈すると指摘した。

ルツコイ参謀本部作戦総局長は「敵は相次ぐ敗北を喫しており、自らが掌握する領域を残すのみだ。こうした状況下でバシャール・アサド政府が化学兵器を使用せねばならない必要性は一切ない。しかも化学兵器をシリア軍は所有していない」と述べた。

「テロリストらは、シリア空軍がハマおよびオアルミラ周辺での行動に使っていたシャイラト基地に 米国の巡航ミサイルが行った最後の攻撃を利用し、政府軍部隊に対して南西方面から反撃を加えた。武装戦闘員らの攻撃はすべて反撃され、戦車2台、歩兵戦闘車3台、ピックアップ8台のほか、150人を越えるテロリストらが重機関銃によって殲滅された。」 ルツコイ参謀本部作戦総局長はこう語った。

先の報道によると、プーチン大統領はシリア情勢は2003年に米国が国連安保理での演説後、直ちにイラクに開戦した状況を強く想起させると声明した。

————————————————————————
有毒ガスの流出が偽旗作戦だという公然の秘密をプーチン露大統領は記者会見で明言して米を批判
引用元)
アメリカのレックス・ティラーソン国務長官がロシアを訪問する直前、ロシアのウラジミル・プーチン大統領はイタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領との共同記者会見に臨んでいる。その席上、4月4日の有毒ガス流出事件は偽旗作戦だと明言、さらなる化学兵器による攻撃が計画されていると語っている。

(中略) 

マイク・ポンペオCIA長官は分析部門の評価に基づき、4月6日、つまり巡航ミサイルによる攻撃の前日に、バシャール・アル・アサド大統領は致死性毒ガスの放出に責任はなさそうだとドナルド・トランプ大統領に説明していたという。

(中略) 

イワンカの影響で攻撃を命じたとトランプの息子、エリックは語っているのだが、CIAが責任はないとしているシリア軍を娘の頼みで攻撃したということになってしまう。大統領がそれほど愚かだとは思えない。安全保障に関係した情報をトランプ大統領に説明しているのはH. R. マクマスター国家安全保障補佐官。大統領にシリアを攻撃させたのはこの人物だろう。

(中略) 

侵略計画が成功する可能性は小さい。通常兵器の戦争ではロシアが圧倒すると言われているからだ。

(中略) 

4月7日の攻撃でアメリカ軍は駆逐艦のポーターとロスから59発のトマホーク巡航ミサイルを発射、ロシア側の主張によると、23発が目標に到達したという。この数字は正しいようだ。つまり36発は途中で消えた。

(中略) 

今後、ロシアやシリアはECMや長距離の防空システムを強化するだけでなく、中距離や短距離の防空システム、あるいは携帯型のシステム、機銃などの配備を進めると言われている。

そこで、ネオコンはロシアや中国を相手に、核戦争のチキン・ゲームを行っている。(中略)…ロシアや中国には通用しない。

[YouTube]超高速スーパーマンモードでぶっちぎり!!

竹下雅敏氏からの情報です。
 斬新なアイデアでぶっちぎりです。
(竹下雅敏)
————————————————————————
超高速スーパーマンモードでぶっちぎり!!
配信元)

アベ友疑獄:血税176億円が流れた加計学園説明会 / 公有財産の「私物化ビジネス」

竹下雅敏氏からの情報です。
 あべぴょんのお友達が理事長を務める、加計学園の話題です。一説には、お友達ではなくて、一族ではないかと思われています。支配層は密かに子や孫を養子に出して同盟関係を強化しているので、傍目にはお友達に見えていても、当事者は一族であることがわかっているケースがよくあります。
 加計学園に血税の176億円が流れた問題についての説明会があったようです。田中龍作さんが取材をしています。こうした説明会はいずれ、当事者全員を集めて国会でやってもらいたいものです。
 冒頭のツイートで、“これは違法じゃない。けど異常だ ”とありますが、調査を進めれば、違法であることがわかるかも知れません。田中龍作ジャーナルでは、“今治市民はアベ友の奴隷なのか”とありますが、お友達以外は全員が奴隷だというのが、彼らのものの考え方だと思います。
 “続きはこちらから”以降は、加計学園問題を含めた一連の疑惑が説明されています。これを見ると、あべぴょんとその仲間たちはまさにやりたい放題で、公有財産の「私物化ビジネス」を行っているとしか思えません。日本は出来るだけ早く政権交代をして、こうした連中を法の下に公正に裁かなければならないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)


————————————————————————
【今治発・アベ友疑獄】加計学園説明会 怒号とヨイショが飛び交う 
引用元)
(前略) 

 安倍首相の「ザ・お友達」が理事長をつとめる加計学園の進出に市有地36億円を無償譲渡し、さらに校舎などの建設費96億円(※)を援助する今治市。(※愛媛県が32億円を出さなければ今治市が建設援助費96億円を丸々かぶる)

 私たちの血税が何でこうまで気前よく?・・・市民の怒りと疑問に答える格好で、今治市と加計学園が11日、説明会を開いた。

 今治市からは菅良二市長はじめ市幹部、市議会議員が出席した。加計学園からの出席者は岡山理科大学・獣医学部長(候補)の吉川康弘教授ただ一人だった。

(中略) 

 市議会が市有地の無償譲渡と建設資金の援助を決めたのは、3月議会の初日冒頭だった。(中略)… 

 森友疑惑が飛び火する前に今治市は加計学園への無償多額援助を決めてしまったのである。

(中略) 

 市内の自営業者の男性は「10億円ずつ6年間あげるというが、そんなカネがあるなら介護保険下げてくれ」(中略)… 

 市民には窮乏を強いながら、加計学園には巨額の血税を献上する。今治市民はアベ友の奴隷なのか。

(以下略) 

» 続きはこちらから

[ゆるねとにゅーす]【危うい流れ】グーグルがフェイクニュースかどうかを判断する機能を導入!”第三者機関”が検証し、検索結果に表示へ!

 ありがた迷惑な話ですが、今後グーグルで検索すると、「第三者機関」が内容をフェイクニュースかどうか検証し表示してくれるそうです。
 管理人の方は、”中立的かつ利害を無視して判断できる「第三者機関」”があるはずないこと、”巨大な資本勢力の利益に沿った「情報統制組織」の誕生にも繋がる”と指摘しています。
 さいわい私は、時事ブログで、Start Pageが紹介されて以来、グーグルを使っていません。グーグルで検索したら、それがどのように利用されているか分からないからです。
 これまでも十分に怪しいことを行ってきた、グーグルの提供する「第三者機関」の判断。"重要なのは、「人々が”真偽”を見分ける能力を高めていくこと」" まさにこの一言に尽きます。
(ぴょんぴょん)
ぴょんぴょん先生の『ねじれの医学』はこちら

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
【危うい流れ】グーグルがフェイクニュースかどうかを判断する機能を導入!”第三者機関”が検証し、検索結果に表示へ!
転載元)
どんなにゅーす? 

アメリカの検索最大手のグーグルが、フェイクニュースをネット上に拡散させるのを防ぐ目的で、事実かどうかを「第三者機関」が検証した結果を表示する機能を導入することになったとのこと。

・これにより、インターネット利用者が素早くニュースの真偽を判断できることに繋がり、正確な情報の伝達や拡散が出来ることに繋がることが期待されるという。

フェイクニュース対策 グーグル検索画面に検証結果表示へ

アメリカのIT企業グーグルの発表によりますと、グーグルは、自社の検索サイトで調べたい言葉を入力して検索すると、従来の検索結果に加えて、その内容が事実かどうか報道機関などの第三者が検証した結果を表示する機能を、導入することになりました。
この機能は、日本を含む世界中の検索サイトで導入されますが、検証結果の表示は一部のサイトに限られるということです。

(中略) 

NHK NEWS WEB 2017.4.9.


(中略) 


非常に危うい方向に進みそうなこのニュース、あなたはどう思う?



(中略) 

ちょうど、そろそろ「インターネット上に氾濫している情報についての取り扱い方」をテーマにしたコラムでも書こうかと思っていたところだったんだけど、かなりタイムリーにこうしたニュースが出てきたね。

(中略)…これはインターネット上の情報社会を非常に良からぬ方向に向かわせてしまうことに繋がりかねない、非常に危うい動きであると感じざるを得ないよ。

(中略) 

理由その1:本当かウソかをグーグルが掲げる”第三者機関”が全て判断してしまう「危うさ」



上の記事によると、「その内容が事実かどうか報道機関などの第三者が検証した結果を表示」と書かれているけど、「報道機関などの第三者」とは一体どういう組織なのか、これが全く分からない。

そもそも、日本を例に挙げると、巨大な報道機関でさえも「フェイクニュース」と言っていいような真実を歪めたニュースを多く配信しているわけで、これはアメリカでも欧州でもその他の国でも基本は同じだ。

(中略) 

これらを全て中立的かつ利害を無視して判断できる”第三者機関”なんて、「絶対にない」と断言してもいいし、こんな神様のような「超権力的」なことをグーグルが実際に執り行えるなんて思わないほうがいいだろう。

(中略) 

このNHKニュースでも、いかにも「トランプが当選したのはフェイクニュースが氾濫したから」とでも言いたげな文章が含まれているけど、こうしたニュースの真偽について「これは本当だ、これはウソだ」なんて全てを断じることができる者なんて、この世にはいないんだよ。

つまり、こういう「システム」が登場することで、インターネット上、ひいては人間界上に、情報社会における「巨大な権力」が生み出される恐れがあり、世界規模での新たな情報社会における「コントロールシステム」が登場していく可能性があるってことなのではないかな?

言い換えれば、これは巨大な資本勢力の利益に沿った「情報統制組織」の誕生にも繋がる話でもあり、とても不気味な流れであるようにボクは感じているよ。

» 続きはこちらから

桜散るころに 〜 自宅での介護と看取りの体験(下)

 (下)では、ぴょんぴょん先生の自宅介護も終盤を迎え、看取りの体験を書いていただいています。"続きはここから"以降では、看取る方も看取られる方も『悲しみはなく、喜びしか感じられません』というような最期を迎えるためのヒントが散りばめられていると思います。
 平均寿命という錯覚により、死が遠い未来のことのように思えてきますが、何が起こるか分からないのが人生。いざ臨終を迎えるその時に悔いのない人生だと心の底から思えるためには、"正しい死生観"を築き上げ、正直に生きることが大切になってくるのだと感じます。
(編集長)
————————————————————————
桜散るころに(下)

pixabay[CC0]


母の最期とその時起こった不思議な出来事


亡くなる3日前くらいの夜中のこと、母の声が聞こえるので部屋に行ってみると、誰かとしゃべっているようでした。「誰としゃべっているの?」と聞くと、母は我に返り、覚えていないようでした。もしかして、頭がおかしくなっちゃった? いや受け答えは正常だし、向こうの世界からのお迎えと、打ち合わせしていたのかなと思いました。

そんないろいろな兆候があって、5月30日になりました。お昼に仕事から帰ると、手伝いの人が「今日はおにぎりが食べたいと言うので、作って食べさせました」と言いました。数日まったく食べていなかったので、これは良かった、食欲がもどってきたのかなと思いました。

母はいつものようにテレビを見ていて、私は珍しく血圧を計りました。めったに血圧計を出さないのですが、このときは計った方がいいような気がしたのです。上が40で下は計れません。これはやばいかも、と思いました。病院にいたら昇圧剤でむりやり上げられるのでしょうが、母はもう二度と病院に入るつもりはありませんでした。

「なんか眠いの、とっても眠いの」と言うので、手伝いの人と一緒に母をベッドに寝かせて、やれやれ一休みと思いました。夜のために私も寝ておこうと思い、母のベッドと障子一つ挟んだソファーに横になりました。

とろとろと数分寝たでしょうか、電話で起こされました。関東の妹から、母の様子はどう?という電話でした。「今、寝たところよ」 ちらっと母の様子を見ると、よく寝ているようでした。「行かなくていい?」「まだ、大丈夫だと思う」そんな会話をして電話を切りました。

もう一度確かめようと母のそばにいくと、母はもう息をしていませんでした。まるで眠っているように静かでした。体はまだあたたかくて、手もやわらかくて。

その時、いつもと何かが違うと気づきました。部屋の中が、何かものすごい喜びで満ちているという感じなのです。なんなのかわからぬまま、感動して涙がでるほどでした。20年近く、拷問のような痛みに耐えながら、手足のきかない不自由な体の中に閉じ込められてきた魂が、ようやく開放されて喜んでいるようでした。私は思わず叫びました。「良かったね!もう、痛みもない、自由になったんだよ。今までよくがんばったね。良かったね!」と。悲しみはなく、喜びしか感じられませんでした。


pixabay[CC0]


それからしばらくして、母の大好きだったアルゼンチン人の神父様と、別府駅でばったりお会いしました。「あなたにお会いしたいと思っていました。ちょっと前に、お母さんが私に現れて、微笑みながら、ていねいにお辞儀して消えたのです。お母さんはどうされていますか?」と聞かれたので、亡くなったことを伝えると、うなづいておられました。母がお礼のご挨拶に行ったのでしょう。


つい最近、古い友人も母親を亡くしました。その方は鍼灸師で、東洋医学について鍼灸の立場から、いろいろと教えてもらったことがあります。5年位前にお母さんが脳梗塞で倒れて以来、仕事をほとんどやめて、自宅でつきっきりでお母さんの治療をし、面倒を見ておられました。

大切なお母さんが亡くなられて、さぞがっくりされていることだろうと思いきや、前よりも生き生きとされているのです。
興奮気味に、目を輝かせながら、こんな話をしてくれました。

お母さんが亡くなった時、その部屋が喜びであふれていた、すごかったというのです。「その喜びが自分に力をくれた、もう何も怖いものはない」と、力強く語ってくれました。

その話にうなづきながら、私も自分の母の時の感動を、久しぶりに思い出すことができました。あれは、錯覚じゃなかったんだ、と確信しました。

» 続きはこちらから