山本太郎 議員 参議院予算委員会質疑(2018.2.1)文字起こし

 2月1日の参議院予算委員会で、山本太郎議員が質問に立ちました。わずか8分の持ち時間ながらも鋭く安倍総理を追求しました。与党側のヤジ要員の凄まじい口撃のみならず、公平であるべき河村委員長(山口県選出)の質問妨害も露骨な中、ひるむことなく安倍総理に国民の怒りを示してくれました。
あべぴょんに都合の悪い質問が出ると、すかさず審議を止めるものですから、せめて拡散協力に文字起こしをしました。
 まず、籠池証言と安倍総理の証言の食い違いを示し、昭恵夫人の証人喚問を要求します。
続いて、「口封じのために」不当に勾留され、非人道的な扱いを受け続ける籠池夫妻について、せめて国際的な最低基準のマンデラ・ルールズに従って処遇すべきと追求。日本の司法の闇を国会の場で明らかにしました。
 さらに、あべぴょんお得意のアベノミクスの実態をデータで示し、好景気など一般国民には有りえないと迫ります。山本太郎議員は、デフレ脱却のための妥当な施策も示しました。
そして最後に、安倍政権の闇を示す労働条件改悪への批判で締めくくりました。
それにしても「個別の事案だから答えられない」という答弁はなんなのでしょう。国会の調査権とは、その程度のものかしら。
 ひとつひとつ言葉を追うと、山本太郎議員の人間らしい実ある質問とは対照的に、与党側の空嘘でずるい言葉に狂気を感じます。 
 公の国会で、ここまで言論弾圧を隠そうとしない自民党には、恥という言葉はないのか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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山本太郎 議員 予算委員会質疑(2018.2.1)
配信元)


書き起こし
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森友問題・籠池氏の不当拘禁〜マンデラ・ルールズを遵守しろ



山本太郎(以下、や):自由党共同代表の山本太郎です。社民との会派、希望の会を代表してご質問いたします。パネル配布資料両方です。①です総理、この資料①の男性、ご存知ですか。であれば、お名前を教えていただきたいんですが。
安倍総理(以下、あ):あの、テレビのニュース等で知っております。
や:お名前はご存知ないと。
あ:あの、お、つまりテレビ等からですね、名前も知っております。
や:お名前、下さい。

河村委員長(以下、い):も一回、もう一回質問して下さい。趣旨がわからない。
や:この方の名前をご存知だったら教えて下さいと質問しました。どうぞ。
あ:名前は、籠池さん、、だと思います。
や:はい、昨年3月23日に開かれた証人喚問、その後、誰かの発言が衆参院の中で、偽証罪に問われるってこと、ありましたか。
コウハラ参議院事務総長:お答えいたします。偽証罪に問われたことはございません。籠池さんですよね。
や:聞いたんですけど、前に開かれた証人喚問、あったじゃないですか。その後、誰かの発言が衆参院で偽証罪に問われるようなことがあったんですかということをお聞きしています。
コウハラ:籠池証人につきましては、予算委員会でご承知されましたが、その後予算委員会の理事会等で偽証罪の告発等の御協議があったとは承知しておりません。
ヤオイタ衆議院委員部長:衆議院の状況につきましてお答えいたします。平成29年11月28日の衆議院予算委員会におきまして希望の党、無所属クラブの後藤祐一委員から籠池証人について告発するかしないか委員会での議論を求める発言がありまして、河村委員長から「理事間で協議する」旨を発言しております。その後の協議状況につきましては事務方として承知しておりません。

や:まあ、先の証人喚問において、偽証罪に問われるようなことはなかったってことですよね、結局ね。はい、つまり籠池証人の発言にも虚偽は無かったと言えるんじゃないかなと思うんですよ。資料の2、籠池さんの証人喚問でのご発言、その中で安倍総理と奥様、当事者として登場する部分にラインが引いてあるんですけども、総理、当事者として赤線部分をお読み願えますか。

い:ちょっと質問の中身がね、よく分かりづらいんで、はっきりと落ち着いて言って下さい。もう一回、答弁者が答弁しにくいですから。
や:8分しかない中でゆっくり喋れって、無理な話ですよ。はい、もう一回言いますね。赤線が引いてあります、資料の2。あなたのことが書かれてるんです。代読して下さい。
い:え?いや、ちょっと、、質問の趣旨がはっきりしない、、。速記を止めて下さい。
・・・・
い:山本君、質問につきましては、落ち着いてゆっくりと、分かりやすくお願いいたしますんで、どうぞよろしくお願いします。中身がよく分からないと答弁をしにくいんですから。
や:・・・ちょっと待って下さい。(振り返って、ヤジに抗議、委員長に対し)真後ろから質問妨害するのをやめさせて下さいよ。
い:(山本議員の抗議を遮るように)はい、静粛に、山本君。ご静粛にして下さい。
や:資料の2、議事録です。じゃあ、事務総長、赤線部分を読んでいただいて結構です。読んでいただけますか、お願いします。
・・・・
い:速記を止めて下さい。
・・・・
い:山本太郎君。
や:事務総長、資料の2、議事録の中身、赤線引いてあるところを読んでもらえますか。
い:速記を止めて下さい。
・・・・


い:コウハラさん、答弁お願いします。
コウハラ:会議録読ませていただきます。「そして、その9月5日、昭恵夫人は講演の控え室として利用していただいた院長室で、私とも対面していただいた時、同行していた御付きの方に席をはずすようにおっしゃった後、私と二人きりの状態で「一人でさせてすみません。どうぞ、安倍晋三からです。」というふうにおっしゃって、寄付金として封筒に入った百万円を下さいました。昭恵夫人は全く覚えていないとおっしゃってるようですが、私たちは大変名誉な話なので、鮮明に覚えております。」

や:籠池さんのこの発言は、事実であり、現金百万円を籠池氏に渡すよう、昭恵夫人に総理が直接指示したという理解でいいんですか、総理いかがでしょう。
あ:あのー、これはもう昨年何回もですね、相当の回数、答弁させていただいておりますが、えー、そんな事実はございません。
や:なるほど事実と違うと。つまり籠池さんが偽証を行なったという理解でいいですか、総理。
あ:私はそのように考えておりますし、籠池氏自体がですね、妻から寄付していただいた100万円を返すと言って私の自宅に来られたことがあります。で、これをこう、かざしたんですが、よく見るとですね、これ98万円は白い紙だったんですね。じゃあ、100万円じゃなくて2万円だったのかなと。彼が言いたいことはですね、ということもございましたしー、えー、例えば安倍晋三小学校ということで、申請したというのも、これ真っ赤な嘘だったわけですね。ということであります。

や:まあ。縷々お話いただきましたけれども、二人の証言、食い違ってんですよね。つまり、籠池さんと総理、どちらかの発言が真実ではないと、で、証人喚問をやると。自民党側の理由、きっかけなんでしたっけ。この100万円の話でしたよ。総理を侮辱してると。それまでスルーし続けた証人喚問を開いたんですよ、それをきっかけに。なぜ、そのきっかけ、放置されるんですか。発言の内容が事実と違うのであれば、偽証かどうか徹底的に検証する必要がありますよ。総理も先ほど言われました。自分も偽証だと思うというふうに言われたじゃないですか。じゃあどうして徹底検証がされないのかっていう話なんです。一方の当事者のみ引っ張り出し、もう片方の当事者は呼ばない。こんな不公平ありえないですよね、普通に考えたら。片方だけの話?代わりに総理が答える?本人じゃないじゃないですか。委員長、安倍昭恵総理夫人の証人喚問を要求します。

い:理事会で協議します。

や:総理大臣夫人という立場性を使い、国有地をタダ同然で差し上げるきっかけ、その橋渡しなどを作ったと疑われる人物が、なんの説明もすることなく毎日をエンジョイ、通常運転に戻っている一方で、現在、籠池氏と奥様は、半年以上にも渡り、窓も無い独房で長期間拘束され続けているようです。総理ご自身が、これ念のため聞くんですよ。総理ご自身が口封じのために長期勾留を指示した、、なんてありませんよね。 ・・・・
い:速記を止めてください。
・・・・
い:只今の山本君の失言につきましては、議事録を省察のうえ、語録を理事会で協議することといたします。
や:分からないから聞いてるんです。加えて、籠池ご夫妻は、家族や友人との接見も禁止されている、非人道的な扱いが続いていることが分かる記事が資料の3。外務省、マンデラ・ルールズを教えてください。

い:外務省、スズキ総合外交政策局長
スズキ:お答えいたします。マンデラ・ルールズとは、正式には、国連被拘禁者処遇最低基準規則のことでございます。被拘禁者の処遇に関して、1957年に国連経済社会理事会で採択された最低基準規則を改正したものでございます。2015年12月17日に国連総会決議で採択されております。この規則は、居住設備、医療、規律、及び懲罰などの被拘禁者の処遇、並びに施設の管理に関し規定しております。近年の矯正学の進歩、あるいは良い事例を反映する方向で改正が行われたものでございます。なお、この規則は国連総会決議により採択された規則であって、法的拘束力のある国際約束ではなく、被拘禁者の処遇に際して実施するよう努力すべき内容をまとめるものと承知しております。
や:確認です。マンデラ・ルールは国連総会で、日本は賛成したんですよね。いかがです?
スズキ:この決議は、投票に付されず、コンセンサスで採択されております。
や:で、日本の立場は?
スズキ:コンセンサスに反対するということはせず、あの、この成立をそのまま支持したということでございます。
や:支持したってことですよ。外務省、資料の4に条文があります。全て読んで下さい。
スズキ:国連被拘禁者処遇最低基準規則(ネルソン・マンデラ・ルールズ)外部との接触・規則58①被拘禁者は必要な監督の下、定期的に家族、及び友人と以下の方法により連絡を取ることを許されなければならない。(A)文通、利用可能な場合は遠距離通信、電子、デジタル及び他の手段、及び(B)訪問を受けること。
や:総理、どんな嫌疑がかけられた人であっても、勾留中の人権は守られるべきだと思われますよね。いかがでしょう。

い:法務大臣。
上川法務大臣:えー今、委員からご指摘がございましたマンデラ・ルールズということでございます、国際的な合意によって決められているということでございます。この規則につきましては法的拘束力は無いということでございますが、この充足のために努力すべき国際的な基準としての意味を持つものでございます。そしてその趣旨をできる限り尊重して実際の運用にあたっているところでございます。

や:私、上川大臣は尊敬してるんですけれども、その答弁に関しては、日本の人質司法という部分を少し無視されるような形になっちゃうのは、それは官僚答弁だからかとも思いますが、総理ご自身は、やはりどんな嫌疑がかけられていても、勾留中の人権は守られるべきだと、いち政治家としても、総理大臣としても、そう思いませんか。いかがでしょう。
あ:ま、人権が守られるのは当然のことであろうと思います。
や:籠池さんであっても、ってことですよね。いかがですか。

上川法務大臣:えー只今委員からご指摘がございました、現在公判継続中の個別の事案ということでございまして、私も法務大臣として所感を述べるということはできません。またあのー、被疑者の勾留決定や被告人の保釈の許可、不許可の決定でありますが、この勾留や保釈の要件に照らして、裁判所において判断される事柄でございます。えー従いまして、これについても法務大臣として所感を述べることは差し控えなければならないということでございます。

や:最低基準なんですよ、これ。世界的規則なんですよ。法的拘束力は無いと言いながらも日本側はその基準に賛成をしたわけですよね。だとするならば、この被人道的な扱いがなされているというような拘禁に対しては、しっかりとメスを入れていただきたいと思います。

アベノミクスの実態〜好景気ではない


や:続いて、総理の大好きなお話に話題を移りたいと思います。アベノミクスによって、国民の生活は豊かになった。総理はおっしゃいますが、豊かだと言える根拠を教えて下さい。
茂木経済再生担当相(以下、も):日本経済、現在間違いなく改善をしていると思っております。あのー5年間に渡りますアベノミクスの指針によりましてGDP、過去最大の549兆円に今、達しております。実質成長率これは7四半期連続のプラス成長でありまして、企業収益もですね、過去最高の75兆円を記録しております。またあの国民生活に密接に関わります雇用、所得につきましても直近の有効求人倍率1.59倍と1970年台前半以来40年ぶりの高水準となり、えー賃金につきましても中小企業含めてですね2%程度の高い賃上げが4年連続で実現するなど、雇用所得環境、これが改善して経済の好循環、これが実現しつつあると考えております。また地域別のですね、まあ景況感、これを見てみましても日銀短観で申し上げますと、全ての地域で景況感、良いが悪いをですね、上回っておりまして、2000年台半ばの景気回復期と比べても地域によるバラツキも少なくなってきております。雇用についてもですね、各地域共に少子高齢化を背景に生産年齢人口が減少しているにもかかわらず、就業者数は全ての地域でですね、増加をいたしております。

や:話題の大臣に答えていただいたのはありがたいのですけれども、総理がやはり、かなり今、この日本国中に好景気がいき渡ってると、そのような声、よく聞きますか、総理、いかがでしょう。
あ:政治の果たすべき役割においてはですね、一番大切なことの一つはですね、やっぱり働きたい人が働くことができるという社会、ではないでしょうか。あるいは高校や大学を卒業して就職できる。就職できない、就職氷河期がありましたね。そうしますと、なかなか日本は新卒者を採用するという仕組みがありますから、これ、なかなか再就職の機会がなかったのは、まあしかしこういう仕組みを私たちが変えようとしておりますが、えー昨年のですね、えー、4月に高校大学を卒業した若い皆さんのですね就職率は過去最高の水準になっております。そしてでは全国津々浦々にいってるかということでございますが、有効求人倍率についてはですね、初めて47全ての都道府県で1倍を超えているところでございまして、また正社員についてもですね、これも史上初めて1倍を超えたわけでございます。そこで国民生活にとって、大切な雇用は大きく改善をしているわけでございます。また生活意識について様々な世論調査がある中で、平成29年の内閣府の調査によれば、現在の生活に満足している、と答えたものの割合は73.9%、過去最高となっております。そして所得収入面で満足と回答したものの割合も平成8年以来、21年ぶりに不満を上回っておりですね、この実感がさらに広がっていくように取り組んでいきたいと思います。

や:今、最後に挙げられた総理の調査の数字、それ内閣府の調査ですよね。国民生活に関する世論調査。
これね、都合のいいとこだけ摘まれたら困るんです。何故ならば、その調査で前年度よりも生活が向上していると答えたのは、たった6.6%なんです。前年と同じようなものと答えたのは、78.4%。満足していると答えた人の多くに、自分がどんなに頑張っても今よりもよくなる状況ではないから満足するしかないということが読み取れる調査なんですよ。間違い無いですよ。しっかり読んで下さいよ。一番いい項目だけ選ばないで下さい。総理もお認めになりました就職氷河期、これ、どんな状況から生まれましたっけ?消費税増税ですよ。97年以降どうなりました?日本の経済、そして人々の暮らしは。それを生み出したのは誰でしたっけ。御党でございますよ。

はい、その先行きたいと思います。で、加えて一つ資料を見ていただきたいです。日銀の調べ、これを見てどう思われますか。生活費以外の金はない、そう言った貯蓄ゼロ、日銀の調べでこのようなことになっている。民主党政権との比較をご覧になって総理の御所見お伺いしたいです。
も:いろんな形の比較というのはできると思っております。この図につきましては初めて拝見しましたので、確認ができない部分があるわけですが、ま、確かに20代、30代で消費性向がなかなか上がらないという問題もありまして、現在われわれ「人づくり革命」こういった中でですね、子育て世代の負担を減らしていく、こういったことにもですね、しっかりと取り組んでいきたいと思っております。もちろん改善している指標もありますが、それぞれの指標は改善して実際にですね、地域地域で、また各世帯でですね、景気回復の実感、さらに持てるように全力で取り組んでいきたいと思っております。
や:総理、少子化で国難なんですよね。いかがです?
あ:えー、あのー、それは何回も申し上げている通りであります。

や:この日銀の調査を見て、20代、30代、40代貯蓄ゼロが民主党時代よりもここまで悪化しているということに対して、少子化が国難だって、どの口が言ってるんですかって自分で思いません?
も:確かに現在の日本ですね、少子高齢化という最大の壁に直面しております。まあ同時に経済実態、これはよくなってきているわけですが潜在需要と、戦時成長率、これを引き上げていくってことが最大の課題だと思っています。そういった観点から「人づくり革命」さらには「生産性革命」を全力で取り組増させていただきたいと。そのためにですね、昨年の12月8日ですね、新しい経済政策パッケージ、取りまとめまして、これを実施をしてまいりたいと考えております。
や:総理は?
あ:あのー、この、示しておられる資料は急に出されたものでありますから、まだ分析をする必要があるんだろうと、こう思いますが、先ほど消費税を上げて就職氷河期ということをおっしゃっていましたが、安倍政権においてもですね、これ3%引き上げたわけでありますが、就職氷河期は起こっていない、むしろ、就職率上がっているわけでありまして、これまさに私たちの以前の政策と違う政策をやっていることによる成果だろうと、このように思っております。


労働条件の改悪〜労働者を部品のように使う


や:就職が増えたその理由?まあ仕事が増えたことはいいですよ。でもその処遇どうなんですかって。長時間労働で低賃金て方向に行ってるじゃないですか。ちょっとは上がったとしても、でも好景気を謳うほど好景気なのかって、今。全然誰もそんなこと思ってませんよ。バブル世代、どうですか。あの時よりも景気いいように感じますか。一握りの人たちだけですよ、ねえ、当然ですよ、弾けるんだよって言ってますが、この先弾ける可能性があるってこと多々言われてる。あなたと喋るためにきてるんじゃない(ヤジに対して)。ヤジ要員で来る人たちは静かにしていただきたい。もう2分しか無いんです。お聞きしたいんですよ、ね。消費税を上げたら、当然、消費冷え込みますよ。全ての部門が、消費に関わる。経済拡大と言いながら、消費税増税によって冷え込ましてる、一体何がやりたいんですかって話なんですよ。今、デフレの時にしかできない経済的な施策、何がありますかね。異次元の金融緩和。私これ支持しています。でも一つ足りない。デフレにならない理由は何か。これ財政出動をもっと多くして下さいよ、って話なんですよ。ここを救わなきゃ。誰を救うんですか。少子高齢化は国難なんでしょう?いかがでしょう。

あ:あの、山本委員とやっとちょっと意見が合うところが出てきたんですが、財政の重要性ですが、まさに3本の矢でありまして、ま、確かに消費税を上げるということはですね、国民の皆様からですね、税金として国が集めるわけであります。その中でやはり財政の必要性ということがあるわけでありまして、ですから我々、消費税を上げる際には財政の出動をしたわけでございます。えー適切に我々も判断していきたいとこう考えているところでございますし、あの基本的にですね、私たちが進めている政策によって国民の総所得は60兆円増えてきているわけでございますし、名目GFPもですね、過去最高の549兆円になったわけでございまして、しっかりとですね政策を、状況を注視しながら進めていきたいと、こう思っております。

や:いつも名目名目と、実質ではどうなんだって話なんですよ。小泉、竹中時代から日本の雇用はぶっ壊されて、労働者を部品みたいに使えるような状況がどんどん加速していっている、そこに好景気が来たって、労働者に美味しい思いというのが滴り落ちてくるわけないじゃないですか。この労働の改悪というのはこの先も進めていくおつもりなんでしょうか。過労死、その他いろんな問題があったにもかかわらず、ここにはフォーカスせず、より長時間労働が可能になるような状況を生み出すなんてありえませんよ。締めくくり総括に譲りたいと思います。ありがとうございます。

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