http://the-tap.blogspot.jp/2014/03/venezuela-is-also-being-overthrown.html
(概要)
3月14日付け:
ポール・クレイグ・ロバーツ氏によれば:
米政府は、ウクライナのクーデターを組織的に遂行しましたが、
同時に(これは殆ど報道されていませんが)、
ベネズエラでも暴動を起こしたのです。核兵器を所持するロシアとの対立の方がベネズエラとの対立よりも危険ですが、このように、ウクライナのクーデターとベネズエラでも暴動を同時に起こした
米政府は完璧な犯罪集団だということが証明されました。
南米では、常に、少数派のスペイン系エリートたち(特権階級)がカネと権力を握り、人口の大部分を占める先住民を支配してきました。これまで、先住民の政治家は存在しませんでした。
しかし、ベネズエラは、チャベスによってこのパターンが壊されました。先住民のチャベスが大統領になったのです。
彼は先住民を代表して、(スペイン系政治家のように賄賂で国を略奪するのではなく)
先住民のための政治を行いました。チャベス大統領のやり方は、他の南米諸国の手本となり、エクアドルやボリビアでも先住民の大統領が誕生しました。
しかしチャベス大統領は米政府に嫌われ、米メディアを介して邪悪な大統領に仕立てあげられました。チャベス大統領がガンで亡くなった時、米政府は祝杯をあげたのです。
ボリビアのエボ・モラレス大統領は、内部告発者のエドワード・スノーデンをボリビアに亡命させようとしました。しかし、米政府はアメリカのパペットのEU諸国に対し、スノーデンを乗せたモラレス大統領の飛行機が、ロシアからボリビアに向かう際、ヨーロッパ上空を飛行する許可を与えないようにと、命令したのです。
モラレス大統領の飛行機は外交儀礼により強制着陸させられ捜査を受けました。その後、モラレス大統領はワシントンの犯罪者集団(米政府)から受けている様々な侮辱や冷遇に苦しんでいます。
また、エクアドルのラファエル・コレア大統領も、ジュリアン・アサンジをエクアドルに亡命させようとしたため、ワシントンの標的となりました。米政府のパペットの英政府は、米政府の命令に従い、アサンジを乗せた飛行機がイギリス上空を飛行できないようにしました。
その結果、アサンジは、ヨージェフ枢機卿が共産主義国家のハンガリーの英大使館で一生を送ったように、ロンドンのエクアドル大使館で人生を送る結果となりました。
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1点目は、インフレや生活必需品の欠乏に抗議する反対派学生に紛れ込んで、意図的に衝突を引き起こした極右グループの存在と、その資金提供者が、銀行家エリヒオ・セデニョと米国ラテンアメリカ担当の元国務次官オットー・ライヒであることが暴かれています。
2点目は、ベネズエラ情勢の不安定化に加担した2人の市長が逮捕されたこと、そして抗議活動を主導するマリア・コリナ・マチャド議員も追いつめられていることがわかります。
3点目は、南米の結束が固く、3月21日ワシントンの本部で開かれた米州諸国機構(OEA)の大使会議で、反政府勢力の目論みが阻止されたことを伝えています。