アーカイブ: 安倍政権弾圧

沖縄県知事選挙「何が起きても不思議ではない」状況に対応できるか、あと5日の攻防

 冒頭の翁長夫人の最初の言葉を聞いた瞬間、「まずい、泣く!」と思った途端に涙が出ました。
当初は静かに選挙戦を見守るつもりだった夫人ですが、「日本政府があまりに酷い、オールジャパンと称して、たった140万人1%の沖縄県民を総力を挙げて押しつぶそうとする」その非道さに居ても立っても居られぬ想いから、ついにデニー候補支援の声をあげられました。
 二つ目のツイートは、あの勇敢な山城博治氏の「これは選挙ではない、国家による有権者買収だ」「業界票取りだ」という部分の抜粋です。
 そして三つ目のツイートは、デニー氏の「本当に訴えたかったこと」。沖縄県民みな、あたりまえに教育を受け、誰にも脅かされることなく生活をする権利を持っていること、そしてそれを行使するのが選挙という大事な手続きだと話されています。デニーさんの沖縄県民を守る気持ちは、そのまま日本国民を守る姿勢だと多くの方が共感します。
 それだけに安倍政権も必死で公職選挙法どころか憲法違反になるような妨害や攻撃をして恥じることがない、一票になればよしというやり方のようです。
 選挙運動を十二分に行うことはもちろん大切ですが、期日前投票の監視や、集計の際の票のチェックは各陣営から立会いをしても良いのではないだろうかと考えてしまいます。全国であれだけの不正選挙の証拠や証言があるのであれば、沖縄でも何が起きてもおかしくない。不正がなければなおさら結構、国民、県民で見届けられるような選挙にしたいではないですか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)





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自民党総裁選最終日「安倍やめろコール」に狂気の厳戒態勢の秋葉原、対照的に渋谷ハチ公前広場では和やかな石破氏の演説と練り歩き

 自民党総裁選の最終日となった19日、安倍首相はJR秋葉原駅前で最後の街頭演説を行いました。
昨年の「こんな人たち」がよほどトラウマになったのか、演説用街宣車の周りは異様な厳戒態勢がしかれ、日の丸を振る支持者のみで聴衆エリアを固め、その回りを安倍陣営のノボリで囲い、「こんな人たち」は限定エリアのみに集められ隔離された中で行われたという、もうそれだけで「狂気」の演説会だったようです。リテラによれば、支持者の動員には、下村博文衆議院議員から都内の業界団体へ事実上の動員要請があり、出席の返信があった人々へは支持者の証明となる白いステッカーが配られました。シールを貼っていない人は「捕まるぞ!」って、ここは本当に日本か。
 しかしどうしても「売国奴に会いたい」勇敢な人たちは、せっせと白いステッカーを自前でプリントして準備万端、集結されたようです。目隠しのはずのノボリの間から「安倍やめろ」の威勢の良いコールがSNSをにぎわしました。驚いたことに、あの、あの、日経が「こんな人たち」サイドからまともな報道をしています。一体何が??
 一方の石破氏は、渋谷ハチ公前広場で最後の演説に立ち、広場で人々と握手をするなどオープンな姿勢が好印象で、ヒステリックな安倍首相との差を見せつけました。
 そして去年の夏同様、籠池夫妻も「こんな人たち」エリアから安倍首相の演説を聞いていたようです。きっと夫妻からは、安倍首相が厳重な檻の中で吠えているように見えたことでしょう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍首相が秋葉原街宣で大量の組織動員! 係員が「動員の方ですか?」とステッカー提示求め一般市民を排除
引用元)
本日、自民党総裁選の最終日を迎え、安倍首相はいつものJR秋葉原駅前に現れたが、またも駅前ロータリーには、日の丸の小旗をふる聴衆が大集結していた。しかし、この光景はなんともトホホな裏があった
(中略)  
きょうの秋葉原街宣で安倍陣営は、日の丸を振る安倍応援団だけではなく、業界団体にまで大々的な「動員」をかけていたのである。

係員が立ちはだかり「動員の方ですか?」と一般市民を排除し、支持者を良席へ誘導

 事実、安倍首相が演説をおこなった街宣車に近い歩道は、カラーコーンとバーで通行を規制し、さらにメディアのカメラが並んだ側の安倍首相がよく見える場所や、同じくもっとも眺めがいい2階の通路正面側では、鉄柵が張り巡らされ、中に入ろうとすると自民党スタッフがこう言って立ちはだかった。
「動員の方ですか? ステッカーを見せていただかないとここには入れません
(中略)
きょう、秋葉原でやりとりされていた総裁選の白ステッカーは、こうやって動員をかけられてやってきた人々に配られていたのだ。
(中略)
 大量の動員をかけたのは、安倍首相を批判する市民の声を封殺する目的もあったはずだ。実際、安倍首相の演説中には「安倍やめろ!」とコールがあがったが、動員のせいで一般市民は後方に追いやられた状態でのこと。しかも、きょうは籠池泰典・前理事長がまたも“サプライズ”登場したが、籠池氏も後方から安倍首相を見守っていた。
(以下略)
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「反安倍」警備、各派閥が動員 因縁の地で最後の訴え
引用元)
(前略)
 安倍氏の陣営は今回、派閥ごとに「会場警備」の名目で20人ずつの動員を要請。隣県の県連にも動員をかけたという。陣営の一人は「反安倍の人たちを近づけないようステージの周りを固めた」。この日も安倍氏が到着すると、一部から「辞めろ」コールが起きたが、ステージから遠く、目立ったトラブルはなかった。
(中略)

石破氏は開かれた姿勢アピール
 石破氏は、若者や帰宅途中の会社員らでごった返す渋谷のハチ公前広場で演説に立った。演説後には広場を練り歩きながら、通行人らと写真撮影や握手に応じ、厳戒態勢で臨んだ首相を意識し、開かれた姿勢をアピールした
(以下略)

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東京五輪は別名Tokyoインパール2020、無償ボランティアはブラックボランティアと呼ばれているらしい 〜 文科省、スポーツ庁が全国大学・高専に「通知」で学徒動員させる圧力

 酷暑の中での使い捨てタダ働きを希望する学生など、なかなか集まらないと知ってか、スポーツ庁と文科省が、全国の大学、高専に五輪期間の授業や試験の変更を求める通知をしました。
「通知」という名の脅しが実態らしく、各学校へボランティア人数が割り当てられ、ノルマ達成できないと冷遇されるというお得意のやり方が予想されるようです。
かつての、爽やかな青空のもと行われた東京五輪では、ボランティアには制服支給、お給料も普通のバイト以上だったそうです。その当時の学生さん達は誇らしかったでしょうね。
 今回の五輪の異常さは、そもそも311を放置したまま突き進むところから始まっていますが、本間龍氏の「ブラックボランティア」には、今回の五輪の本質的な問題が解説され、よく読まれているようです。NHKは「国威発揚」という気持ちの悪い目的を掲げていますが、その実、JOCと電通による巨大商業イベントが五輪、巨額のマネーが目的です。学生ボランティアには、びた一文出しませんが、JOCの事務所家賃には30億円ポン!と計上らしい。
 軍上層部の無謀な作戦を強引に実行したため、歴史的多数の犠牲者を出した「インパール作戦」になぞらえ、熱中症は知らんぷり、学業無視の「学徒動員」で犠牲にされる学生さん達に「参加するな!」と警告する大人がいることは頼もしいですが、もっと言えば、東京オリンピックなど止めるのが一番さ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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東京五輪・パラ「授業避けて」国通知、ボランティア促す
引用元)
スポーツ庁と文部科学省は26日、2020年東京五輪・パラリンピックの期間中にボランティアに参加しやすいように全国の大学と高等専門学校に授業や試験期間を繰り上げるなど柔軟な対応を求める通知を出した
多くの大学は7~8月が試験期間となる。通知では学生がボランティアをすることへの意義を説き、大会期間中は授業や試験を避けることを促した。授業開始時期の繰り上げや祝日の授業実施は学則などに基づき、学校の判断で特例措置を講じることができる。

 首都大学東京は昨夏、期末試験を大会前に終了させるなどして大会期間中に原則、授業や試験を行わないことを決めている。国士舘大も26日、同様の方針を発表した。【田原和宏】
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「五輪ボランティア徴用のために授業や試験をずらせ」スポーツ庁と文部科学省が全国の大学・高専に要求
引用元)
(前略)
授業や試験期間を繰り上げれば、それだけ学生が授業を受ける機会を損失することとなります。大学などの学費の高騰の問題は奨学金の名を騙る学資ローン問題と共にこれまでBUZZAP!でも取り上げて来ましたが、そうした高額の学費を払った学生が学業の機会を失わされることは大きな問題です

東京オリンピックのボランティアについても、専門職級のスキルを要求されながら交通費および宿泊は、自己負担・自己手配とされた上、猛暑下の東京で1日8時間10日以上の活動を求められるなど、「やりがい搾取」のブラックボランティアとして大きな批判を浴びています
(以下略)

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伊藤詩織さん初監督ドキュメンタリー・フィルム「Lonely Deaths」がNYF銀賞受賞の快挙!

 国際的なメディア・コンクール「ニューヨーク・フェスティバル」で、伊藤詩織さんが2つの部門で「銀賞」を受賞されました。
このコンクールは、映像作品を対象とした非常に厳しい世界的なコンクールで「社会問題部門」では伊藤さんが監督をされたドキュメンタリー・フィルム「Lonely Deaths(孤独な死)」が、「スポーツ・娯楽部門」では伊藤さんがカメラマンを担当された「Racing in Cocaine(コカイン谷のレース)」が受賞を果たしました。
 伊藤さんが、ロイター東京支局で働きながら「Lonely Deaths」の着想を得て、取材を始めたのは15年2月。そして「事件」は4月に起きます。その後の彼女の人生が、心身共に過酷になものになったことは良心的なメディアによって伝えられています。それだけでも大変な精神力で歩んでこられましたが、同時に彼女は着実にジャーナリストとして質の高い仕事を続けていました。
 「Lonely Deaths」は、日本の現状として今や避けては通れない孤独死と、その遺品整理を業務とする人々を丁寧に追ったものです。着眼からすでに深い問題意識を感じますが、内容もまた静謐で淡々としていながら、心に深く訴えかけてくるものがあります。遺品整理人の23歳の女性に寄り添うようにカメラが追い、同時に社会問題としての客観的な視点を折り込み、日本人が我が事として考えられる作品に仕上がっています。この堅実な仕事を、あの時期にされていたとは、いや、あの時期だからこそ打ち込んでいかれたのか、、。辛い事件に立ち向かったために有名になってしまった伊藤詩織さんですが、それがなくとも、いずれ世に出た方だと思いました。
 それにしても、なんと優美な女性でしょうか。あたかも汚泥に咲く蓮の花のように、これほどの暴風を受けても、なお気品を失わず勇気をもって仕事をされる。日本は伊藤さんを苦しめてしまったけれども、伊藤詩織さんは日本を嫌うことなく、しっかりと見つめていました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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伊藤詩織さんが”孤独死”をテーマに初監督-NYF TV & Film Awardsで受賞したドキュメンタリー作品『LONELY DEATHS』がyoutubeで公開中!
引用元)
海外在住で、写真やドキュメンタリーなどで活躍するジャーナリスト伊藤詩織さんの初監督作品『LONELY DEATHS』が現在フル映像をYoutubeで公開されています

強姦されたと名乗りを上げて大きく社会で話題を投げかけましたが、自身が執筆した『Black Box』(文藝春秋)などでは自身の経験を語り、また6月にはBBCでは伊藤詩織さん自身を取材した「Japan's Secret Shame(日本の秘められた恥)」が放送されたことでも話題になりました
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-44638987
この作品は、ジャーナリストである彼女自身の作品で、テーマは日本の孤独死を扱った作品。
彼女にとって初監督作品ですが2018年4月にはNew York Festivals® International TV & Film Awardsで"社会問題"カテゴリーでファイナリスト作品と選ばれ銀賞を受賞した作品です。

45分ほどの作品で、普段知りようのない孤独死をなさった方の遺品を片付ける仕事に密着した真摯なドキュメンタリー作品となっています。

どうぞ、ご覧ください。

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働き方改革関連法案 参議院厚労委で可決 〜 国民民主党が「高プロ」採決に応じる 議論が成立せず、機能しない国会

 28日、参議院厚生労働委員会で、与党側は審議が尽くされたとして働き方改革関連法案の採決を提案しました。立憲民主党、共産党などは、不十分な審議を理由に採決は認められないと主張し、島村委員長の解任決議案を提出しました。これを29日本会議で採決するように求めたものです。しかし、野党第1党の国民民主党は28日の採決を受け入れ、解任決議案には賛成しませんでした。与党はこれを理由に、本会議での議論は不要と判断し、結果的に厚労委員会で法案が可決されました。
 高プロ反対と言いながら、与党を助ける国民民主党の姿が明らかになった国会でした。国民の命など意に介さないあべぴょんは、採決よりも居酒屋へ走った模様です。
云うまでもなく高プロ法案は、働く人のためなどでなく経団連、竹中平蔵のために作られ、そのために国会の場で加藤厚労相は虚偽答弁を重ね、データ捏造し、終いにはあべぴょん自身も経営者のニーズに基づくものと認めた、ここまで明らかなのに、恥ずかしげもなく可決してしまいました。「国会での議論」そのものが崩壊してしまい、運営手続もなし崩しです。
 これまで一体いくつの異常な強行採決が行われたことか。それにまたひとつ汚点が追加され、ともすると国会に、日々のニュースに対し脱力感に襲われそうになります。けれども、そのような理不尽に慣れてしまいたくない。
「冷静になって考えてみると、特に今の日本の現状は、これ迄巧みに隠されていた悪事が次々と明るみに引き出され、多くの人々の知るところとなってきているのですから、明らかに好ましい方向へ動いている事がわかります。」
ハルカナウチュウノヒカリノヒメミコ様は、すでにアドバイスを下さっていました。今まさに起こっている事態をしっかり見届け、誰が膿であるかを判断し、誰が正しい行動をとっているかを見極め、次の時代へ繋いでいきたいと思います。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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働き方改革関連法案 参議院厚労委で可決
引用元)
政府・与党が最重要法案と位置づける働き方改革関連法案は、参議院厚生労働委員会で28日夜、採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決されました。与党側は、29日の参議院本会議で成立を図る方針です。
働き方改革関連法案の参議院厚生労働委員会での審議をめぐり、立憲民主党と共産党などは、28日の採決を認めるわけにはいかないとして、島村委員長の解任決議案を提出しました

決議案の取り扱いについて、参議院議院運営委員会の理事会で協議が行われ、立憲民主党などは、29日の本会議で採決するよう求めましたが、与党側は、決議案の提出に参議院野党第1党の国民民主党が賛成しておらず、諮る必要はないと主張して折り合いませんでした。

このため、議院運営委員会で採決が行われ、本会議に決議案を諮らないことを決めました

(以下略)

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