アーカイブ: 経済

[HUFF POST]石油産業より利益が大きい「現代の奴隷労働」

竹下雅敏氏からの情報です。
 先の記事のローン地獄も、この記事の奴隷の中に入るのではないかと思いますが、どう考えても安倍政権が現在行っているのは、派遣労働者を“現代の奴隷”として法制化する試みのような気がします。残業代ゼロ法案が通ると、正社員の人もサービス残業をせざるを得なくなり、それなりの給料という対価は得ても、身分は事実上の奴隷ということになるでしょう。万一リストラになると、家のローンが払えなくなり、家族全員が路頭に迷うことになるからです。
働きもしない株主が企業の利益の相当な部分を配当として持っていってしまう社会、それが資本主義なのですが、この仕組みそのものが、著しい不正義なのだと思うのです。
 先進国の長期金利がゼロに近づいていて、経済成長をしていないのに、多くの配当を要求する株主のせいで、社員が奴隷化していくというのは当然ではないでしょうか。資産家に言いたいのは、資産運用で働きもせず、法外な収入を得ようとするのではなく、きちんと働いたらどうですか、ということです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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石油産業より利益が大きい「現代の奴隷労働」
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[日刊ゲンダイ]一生ローン奴隷…「夢のマイホーム」はハイリスク投資だ

竹下雅敏氏からの情報です。
 35年ローンですか。リストラにならなかったとして、退職金まで注ぎ込んで、やっとのことでローンを完済した時には建て替えが必要ですね。日本の在来工法は結露対策がまったく出来ていないので、壁の中の柱が腐ってしまうのです。要するに、25年から35年辺りで建て替えなければならないように出来ているわけです。
 以前にも触れましたが、うちは屋根材まで入れた部材費込みで、総額250万円という巨費(?)を投じて家を建てたのです。基礎の石は敷地から掘り出したものと石屋さんから譲り受けたもので出来ており、石屋さんにお礼として渡したビール代とセメント代でおそらく3万円くらいだと思います。その後子供が大きくなってきて勉強部屋が必要になることもあって、納屋兼応接室の小屋を新たに作りました。5.5畳が2部屋で、大工さんに仕上げをお願いして総額190万円ほどです。全て自分で作れば、余裕で100万円を切ったと思います。息子には塗装などの手入れをきちんとすれば100年は住めるよと言っています。
 この記事のように5000万円かけて住宅を購入し、50年ももたない家に住むのは、私には愚かな選択だと思います。10分の1の費用でまともに暮らせる家に住めると思うからです。ただし都心では土地代が高く、どうにもなりません。私の家の周囲は坪8000円程度なので、100坪の土地が80万円程度です。実際には土地代が安くても、土地を手に入れるのは非常に困難なのですが…。
 国が敷いた国民奴隷化政策のレールの上を走るのは、考え直した方が良いのではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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一生ローン奴隷…「夢のマイホーム」はハイリスク投資だ
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[PolicyMic]このチャートが、あなたが買うすべての製品が巨大企業10社に支配されていることを教えてくれる

 アメリカ(世界)市場に出回っているほとんどの製品が、これらの巨大企業10社の息がかかった製品だとわかります。また、食品添加物や人口削減に繋がるような物質も自由に採用させることができるでしょう。そして、製品だけでなくメディアも6社によってコントロールされ、最後に出てくるようなメガバンクが融資しているという構図だと思います。これから、経済崩壊により、これら全てが崩れ去ろうとしているのでしょうか。相当な混乱が想像できると思います。元記事をGoogleで翻訳し、読みやすくなるよう修正しました。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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このチャートが、あなたが買うすべての製品が巨大企業10社に支配されていることを教えてくれる
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[ジョセフ・スティグリッツ氏]グローバリゼーションの悪い面について 〜世界経済を良くする処方箋〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 スティグリッツ教授のTPP批判です。記事にもあるように、TPP交渉は“行き詰まってしまった”ようです。ただ教授の文章を見ていると、ではどうすれば世界の経済をうまくやって行けるのかという答えは、まだ無いようです。
 現状の経済は、簡単な例えで示すと次のようになります。国民が汗水垂らして得た労働の果実を、ごく少数の大企業経営者、政治家、官僚が結託して盗むのです。やり方は簡単で、政治家と官僚に賄賂や便宜を図って、法律を大企業の都合のいいように変えさせ、税金と言う形で国民から富を奪うのです。消費税増税と輸出企業に対する還付税がこの一例です。
 彼らはいかなる経営努力もしないで、国民から奪い取った富で肥え太り、さらに富を増やそうと博打(株式投機)に手を出します。こうして、博打に勝ち続けるごく一部の富裕層が、巨万の富を築き上げるのです。彼らは政府内部と通じており、ジョージ・ソロスのような優秀な投資家に財産を預けているので、賭けに負けるリスクはとても少ないのです。仮に失敗しても国に救済してもらえるので、事実上負けがありません。このように一方的なルールで、国民から富を吸い上げているのです。
 こんな経済が続くわけがないので、好景気にするのは、彼らが不法行為で得た収入を没収して国民に還元すれば、それで済みます。もとよりそのような不当な収入を得られないようにするために、最高賃金を定めればよいのです。
 どなたかスティグリッツ教授と会話が出来る立場の人は、以上の極めて簡単な処方箋を教授に伝えてください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ジョセフ・スティグリッツ「グローバリゼーションの悪い面について」
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[櫻井ジャーナル]米国で上位0.1%は富を急速に膨らませ、庶民の間では職を失う人が急増

竹下雅敏氏からの情報です。
 これは簡潔にして明瞭、実に見事な文章で、よくこのような記事が書けるものだと感心しました。ウクライナ情勢以降、櫻井ジャーナルは注視しているのですが、非常に優れた記事で、日本のジャーナリストの中では、群を抜いた知見だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米国で上位0.1%の富豪はイカサマ博打で富を急速に膨らませ、庶民の間では職を失う人が急増
転載元より抜粋)
 富の集中が問題になって久しい。「1%」対「99%」とも表現されているのだが最近の研究によると、実際は「0.1%」対「99.9%」なのだという。「0.1%」の中でも、その上位10%、つまり全体の「0.01%」に富は集まっているようだ。その一方、アメリカでは2008年に就業人口が激減、今では全世帯の20%は家族全員が職を失った状態だという。

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 富を独占している人びとは消費や投資といった形で築いた財産を社会へ還元するわけではなく、投機市場へ投入し、カネにカネ儲けさせようとしている。要するに博打。相場に失敗して損をしたなら、「大きすぎて潰せない」ということで庶民にツケを回すことができ、蓄財の過程で不正があっても、「大きすぎて処罰できない」ということで許される。つまりイカサマ博打。これでカネ儲けできないはずはない。社会に貢献して報酬を得ているわけではなく、社会を破壊しているわけだ。

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