アーカイブ: 被曝問題

[報道ステーション]20160311福島県甲状腺癌特集:甲状腺癌と原発事故及び放射線との因果関係 文字起こし 【後編】

 中編の続きです。
 後編ではとても重要なことが指摘されています。チェルノブイリ原発事故があったウクライナのチェルニーヒウという街では、事故当時5歳以下の子供たちの甲状腺がんの発症に特徴があり、早くても事故から7~8年経った、思春期に発症したと言うのです。
 福島・検討委「中間報告」最終案では、「事故当時5歳以下からの発見はない」ことを理由の一つにして、「放射線の影響とは考えにくいと評価する」としていました。しかし、チェルニーヒウの事例で、それが理由にならないばかりか、チェルニーヒウの後を辿る可能性が出てきました。
 また、福島甲状腺検査の1巡目で「A1(異常なし)」だった人の中から、新たに51人が発見された2巡目の検査結果について、ユーリ・デミチク医師が"検査ミス…あるいは信じがたいことが2年間で起きたのかもしれません"と指摘しています。
 牧野淳一郎教授の数学的アプローチからも、51人というのは予想を大幅に上回る値であり、「誤差の範囲では説明できない」としています。
 事故当初から正しい知識が伝えられ、正しく対処してれば、これほどの結果にはなっていなかったと思います。またこれからの対処の仕方で悲劇は減ってくると思います。これは福島だけの問題ではなく、"関東の2人に1人がストロンチウムに人体汚染されている"という調査結果もあり、日本人全員の問題だと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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報ステ 福島県甲状腺がん特集 20160311
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[報道ステーション]20160311福島県甲状腺癌特集:甲状腺癌と原発事故及び放射線との因果関係 文字起こし 【中編】

竹下氏からの情報提供です。
 前編の続きです。
 「SPEEDI」が公表されなかったせいで、大量の放射性物質が降り注ぐ方向に児童を避難させてしまった浪江町の小学校校長(当時)が、"今後もっともっと甲状腺がんが出てきそうな雰囲気はある"と心配しています。今のところ、当時の子ども達から甲状腺がんは見つかっていないようですが、相当な心労だと思います。
 岡山大学の津田敏秀教授は、福島の子どもの甲状腺がん発生率は、20倍〜50倍になっており、"放射線の影響による、著しい甲状腺がんの多発が起こっている"と断言しています。過剰診断のせいでもないことは明らか。
 しかし、国側の意向に与する福島県の検討委員会は、"著しい甲状腺がんの多発"について「放射線の影響とは考えにくい」と結論付け、責任の追及を逃れようとしていますが、あまりに無理があり、検討委員会内でも"乱暴だ"、"額面通りに受け入れるのは難しい"との声が上がっています。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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報ステ 福島県甲状腺がん特集 20160311
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[報道ステーション]20160311福島県甲状腺癌特集:甲状腺癌と原発事故及び放射線との因果関係 文字起こし【前編】

竹下氏からの情報提供です。
 カレイドスコープさんが、この動画に対して、「日本のジャーナリズムの面目躍如といった優れた内容」だったと評価されています。また、安倍政権や局内外の圧力の中にあって、この番組に関わった人たちの「使命感」が放送を可能にさせたとも指摘されています。
 前編では、甲状腺癌になってしまった女性や子供が甲状腺癌になってしまった家族のインタビューがあります。それを見ていると、被害者が騙されたことを悟り、怒りから声を上げ出すのは時間の問題かもしれません。また「311甲状腺がん家族の会」も発足し、これから参加者も増えていくことと思います。騙した側と被害者との衝突は、今後、責任追及や補償問題で、大きな問題になっていく可能性が高いと思います。
 私達はどのようにしてこの問題に対処し、未来を切り開いていけば良いのか、以前記事にしています。和解の第一歩が、「正直に全ての事を話す」ということなのですが、安倍政権では無理だとしか思えません。山本太郎議員が首相になれば、この問題も一番良い形で和解できるのではないかと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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報ステ 福島県甲状腺がん特集 20160311
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[週刊朝日 ほか]子供の甲状腺がん増加 原発事故との関連は 〜“放射線の影響は考えにくい”と言う頭がおかしい専門家 真に受けるおめでたい市民〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 原発事故を想定して、甲状腺がんの対処としてヨウ素剤を近隣の住民にいかに配布するかが問題になっています。原発事故が甲状腺に影響を与えることを前提にして議論されているわけです。
 実際に3.11で大事故となり、福島では甲状腺がんの子供の数が増えています。それで“放射線の影響ではなく、過剰診断”と言うのだから、この連中は頭がおかしいとわかります。ツイートにある“甲状腺がんの子供の数の変化”は強烈です。“放射線の影響は考えにくい”という専門家とやらの発言を真に受ける市民も、相当におめでたいように思えます。
 その専門家ですが、“小児甲状腺がんとなると、甲状腺の専門家でも経験が少ないため、結論を出せるほどのデータを持ち合わせていない”そうです。要するに誰もよくわからないわけです。そのわからない人たちが、放射線の影響ではないと言っているわけです。アホだとしか言いようがない。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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子供の甲状腺がん増加 原発事故との関連は〈週刊朝日〉
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[simatyan2のブログ]やはり東京はヤバイようだ! 〜国民の多くが、必ず政権交代を実現して犯人を刑務所にぶち込む、出来ると思えば、必ずそちらの方向に〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 今日編集長が取り上げた記事を見ても、放射能の影響で鼻血が出ている人が居るのは明らかだと思います。これを必死に隠ぺいしようとすること自体、問題が極めて深刻であることを示していると思います。問題が無ければ、隠す必要もないからです。
 中央省庁の地方移転が本格的に動き出したという記事を以前から見ていたのですが、さすがに様々な形で影響が現れ始めていることを、国も認識し始めたのだろうと思います。
 特定秘密保護法で原発関連のあらゆる事柄を秘密指定して60年間、ことによると秘密指定を延期して逃げ切るつもりでしょうが、数十年もファシズム政権が続くはずはないので、関係者はいずれ刑務所行きだろうと思います。
 国民の多くが、必ず政権交代を実現して犯人を刑務所にぶち込む、そしてそれが出来ると思えば、必ずそちらの方向に向かいます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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やはり東京はヤバイようだ!
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