アーカイブ: 電磁波の危険性

携帯やスマホから出る電磁波には、がんの発生に「明確な証拠がある」と結論付け、発がん性があることが証明された ―アメリカ保健福祉省の国家毒性プログラム発表の最終報告書

竹下雅敏氏からの情報です。
 携帯やスマホから出る電磁波に、発がん性があることが証明されたようです。アメリカ保健福祉省の国家毒性プログラムが発表した最終報告書では、がんの発生に、“明確な証拠があると結論付けた”とのこと。
 ただ、面白いことに、“雄ラットの中に、より長い寿命を持つものが出てきた”らしい。
 この実験は、2G及び3Gのレベルでの研究で、5Gは、“劇的に異なるものである可能性が高い”と研究者は予測しているようです。
 こうなると、大概の人間は5Gによっておかしくなるが、一部では突然変異が起こって、新たな能力でも獲得しそうな気配です。
 日本の大都市部は、そのための実験場として選ばれている様な気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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携帯やスマートフォンによる発ガン性が証明される : アメリカ国立衛生研究所が「携帯電話は癌と心臓病に関係する」という10年間におよぶ研究の最終報告書を発表
転載元)
今年 8月に、アメリカ保健福祉省の「国家毒性プログラム」という、主に発ガン性物質の最新の検査・試験などを行うアメリカ政府のプログラムにおいて、
「携帯の基地局やアンテナのある場所の近くにいることは、発ガンに関して、大きな懸念がある」
ことを発表したことを以下の記事でご紹介しました。



そして、今度は、この国家毒性プログラムなどが中心となった携帯およびスマートフォン等の「端末そのもの」についてのガンとの関連についての「最終報告書」が発表されました。つい最近の 11月1日のことです。
そして、その結果は、一部であるとはいえ、
「携帯電話(およびスマートフォン)から発せられる周波数は、ガンと関係する」
という結論が出ました。
(中略)
なお、この「携帯の周波数が原因と見られるガン」で気になるのは、「その発現部位」なのです。具体的には、先ほどリンクしました前回の携帯に関する記事にある下の部分です。
「環境レベルの携帯の周波数に曝露されたラットのガン性腫瘍の所見では、脳と心臓に同じタイプの腫瘍が増加したことが報告されました」 (ラマツィーニ研究所 / フィオレッラ・ベルポッギ博士)
というように、「脳と心臓のガンが増える」のです。
(中略)
原則的に携帯の周波数は、「基地局に近いほど、そして、携帯端末に近いほど強い」ですから、通話などで、長い時間、携帯やスマートフォンを使っていると、どうしても端末との距離が近い状態が続きますので、受ける影響も大きくなるのかもしれません。

そして、実験内容を読んでいますと、仮にこれを人間にも当てはめられる結果だとしますと「お腹の中の赤ちゃんにも携帯の電波の影響が及んでいる」というような気はします。

というわけで、冒頭のアメリカ国立衛生研究所のニュースリリースをご紹介させていただきます。
 
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ぴょんぴょんの「ただ今、人体実験中!」

 ガラケーからスマホに移行した時期、マンション電波塔による健康被害で、NTTに対して訴訟を起こした人たちと会いました。
 ガラケー時代は無事だったのに、スマホが出てから、住人の中にがんや難病、不眠症が増え、自殺未遂まで出たと聞きました。
 かつての仕事場の近くにも、3本の電波塔を立てた高層マンションがありました。
 電波塔を立てると、携帯会社からの定期収入が入るのでマンション側はうれしいのですが、そこの住人たちにもがん、アレルギー、難治性疾患、精神疾患が多かったと記憶しています。
 電子レンジも携帯波も、問題になっているスマートメーターもマイクロ波です。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「ただ今、人体実験中!」


戦争の落とし子 電子レンジ


ま〜だ、おめえんち、電子レンジ使ってんの?

だって、冷凍ご飯もすぐにホカホカ、便利じゃない。

電子レンジってヤツは戦争の落とし子だから、温め方も暴力的なんだぞ。
知ってるか? レンチンすることをアメリカのスラングで、「nuke」って言うんだぜ。

「nuke」って、核兵器とか、核攻撃のことだよね。

pixabay[CC0]


カレイドスコープによると、「マイクロ波調理は核攻撃に通ずる」。
『nuke』という単語には、『電子レンジでチン(調理)する』という意味と、『核攻撃する』という意味とがあります。」

ええっ?? 「レンチン3分」て、「核攻撃3分」てこと?

電子レンジが世に出たばかりの1970年代は、「食品の分子を『核』によってダメにする機械、というニュアンスが残されていたのです。軍産複合体のアメリカらしく、軍事兵器開発の落とし子と言えるでしょう」。(カレイドスコープ)

軍事兵器開発の落とし子・・・・・。

第二次世界大戦中、
レイセオン社のパーシー・スペンサー博士が、マイクロ波を使ったレーダーの研究中にポケットの中のキャンディが溶けていたことにアイデアをもらい、1940年代に電子レンジを発明しました。」(mama’s ナチュラリズム)

レイセオン社と言えば、ミサイルで有名な軍事企業だよね!
まさに、軍事兵器開発の落とし子だ!

レイセオン本社 Author:Coolcaesar[CC BY-SA]


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第5世代移動通信システム(5G)に移行すると、誰も電磁波の影響から逃れられない ~人間の生殖能力を奪う大きな要因である電磁波~

竹下雅敏氏からの情報です。
 今でも、スマホや携帯電話から放出される電磁波の影響が問題視されています。それが、第5世代移動通信システム(5G)に移行すると、誰も電磁波の影響から逃れられなくなります。
 携帯電話をズボンのポケットに入れると、生殖能力が低下することがわかっています。また、胸のポケットに入れると、乳がんの発症率が高くなると考えられます。
 特に幼い子どもは、大きな影響を受けると思われます。しかし、子どもを静かにさせるために、小さな子供にスマホを与えている親が増えているようです。脳の配線が繋がって行く時期だけに、子供がスマホに触れる機会をなるべく減らすべきだと思います。
 記事によると、携帯電話から放出される電磁波が「うつ」 「生殖機能の減退」などの障害を引き起こすのではないかとの議論が、研究者の間で繰り返されているとあります。
 現実に、私の周りでも、結婚しない男女、結婚していても子供が生まれないカップルが多いように感じています。これが、果たして電磁波の影響なのか、ワクチンなのか、原因ははっきりとしないのですが、危機的状況であることは確かです。
 しかしこうした状況も、人口削減という視点で見ると、意図的になされているという可能性が高いとわかります。“続きはこちらから”以降をご覧になると、そのことがはっきりとわかるでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2年後、いよいよ「5G」ビーストが電磁波攻撃を開始する
転載元)
(前略)
人の脳へのチップの埋め込み(脳インプラント)は、ブレイン・コンピュータ・インターフェース(brain computer interface:BCI)と呼ばれています。
(中略)
ブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)の研究は1960年代からスタートしました。(中略)… ナチスは、戦前から軍事利用を目的とした脳神経科学の研究に力を入れており、それは、遠隔透視(リモート・ビューイング)や念動力(サイコキネシス:PK)といった超心理学(パラサイコロジー)の分野にまで及んでいました。
(中略)
1995年、情報公開法(FOIA)によって米軍の部署の中に「遠隔透視部隊」が存在していることが明らかにされました。(中略)… スターゲイト計画は、いわゆる超常現象を、スパイや軍事利用のために利用することを意図した米国政府のプロジェクトのコードネームであることは、すでに知られています。
(中略)
赤ちゃんを電磁波に晒す日本の保護者たち
(中略)
携帯電話の電磁波が人間の生殖能力を奪う大きな要因となっていることは、もはや疑いのない事実。携帯電話の普及とともに男性の前立腺がんが急激に増え、女性においては、20歳代から30歳代に子宮頸がんや乳がんが急激に増えても、「ライフスタイルの変化が原因だ」とすり替える核推進者の医学者たち。
(中略)
2015年の9月から11月にかけて、NPO法人「子どもとメディア」が、九州に住んでいる3歳以下の子どもを持つ保護者を対象に「スマホを使う目的」についてアンケート調査を実施したところ、5117人から有効回答を得ることができました。結果、有効回答を得た3歳児の保護者のうちの31%が「静かにさせることを目的にスマホを使っている」と回答したのです。次いで、17%が「テレビ電話などのコミュニケーションに慣れさせるため」、16%が「教育・知育のため」と回答したのです。
(中略)
公益社団法人「日本小児科医会」は、リーフレットやポスターを作成してスマホに子守りをさせないで!」と呼びかける運動を展開しています。しかし、スマホから赤ちゃんに照射される強烈な電磁波の影響については、一言も書かれていないのです!
(中略)
最近のCNNの報道では、「脳腫瘍の罹患率と携帯電話の使用との間の因果関係」について触れています。

英イングランドで進行性の悪性脳腫瘍にかかる人の割合が過去20年で倍以上に増えたという調査結果が、(5月)2日の学術誌に発表された。原因は解明されていないものの、研究チームは携帯電話が関係する可能性にも言及している」・・・
(中略)
もはや第五世代移動通信システム(5G)の影響から安全に逃れることはできない
(中略)
現在の無線通信システムは第4世代の「4G」ですが、研究者の間では長い間、携帯電話から放出される電磁波が、「うつ」「生殖機能の減退」などの障害を引き起こすのではないかとの議論が繰り返されてきました。実は、世界の医学界では、携帯電話の電磁波が人体に重大な悪影響を与えているとの研究は当たり前のように行われており、疫学的な研究レポートも、いくつか公開されています。
(中略)
携帯電話事業を管轄する総務省は、第4世代移動通信システムのさらなる普及」などと言っていますが、実は、2020年から第5世代移動体通信システムに移行させようと産業界との間ですでに調整に入っています。(中略)… これが普及すると、私たちのライフスタイルが劇的に変わってしまうのです!
(中略)
5Gとは、キャッシュレス経済を実現するために必要な量子コンピュータの導入を見据えての移動体通信システムと言うことができます。(中略)… 量子コンピュータであれば、マイナンバー制度などなくても、銀行にデジタル通貨の口座を作った時点で、ID管理と名寄せが同時にできてしまうのです。
(中略)

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地球ニュース:5Gがすぐそこに

 油断していたら次世代技術の5Gがすぐそこまで迫っていました。導入されて電磁波スープにどっぷり浸かってしまってからでは遅いのです。
 慢性的な炎症に苛まれ出すと、もう自分の目先のことで精いっぱい。おまけにスマホでゾンビ状態。カバールの家畜、シープル化の完了で、批判もロクに出来ない洗脳された脳みそと、遺伝子レベルまで傷つけられた肉体になってしまいます。
 また被害に遭うのは人間だけではありません。昆虫から動物、植物も皆、望みもしない電磁波スープに入れられるのです。人間の場合は人体実験されても自業自得でしょうが、地球全体の責任はどう取るつもりでしょう?
(Yutika)
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5Gがすぐそこに

もう5Gの実用化は始まっている!


10月1日からベライゾン社が米国のヒューストン、インディアナポリス、ロサンジェルス、サクラメントで家庭向け5Gネットワークサービスを開始しました。


「5G」とはなんぞや? 第5世代移動通信システム、要するにインターネットがもっと速くなるってことです。現在の4Gの約100倍、ダウンロードもアップロードもどんと来い!

こちらの動画が詳しく説明してくれていますが、埋め込み不可なのでユーチューブで御覧になってください。日本語字幕付きで短いです。


トランプさんは経済活性化になると大賛成。9月28日にはホワイトハウスで「5Gサミット」なるものが開かれました。ワイヤレス業界のトップを集め、5Gを早急に導入するには政府がどう支援すべきか話し合ったそうです。

トランプ政権は「アメリカ・ファースト、5Gファースト」の姿勢で臨むと宣言。いつもの「アメリカ・ファースト(優先)」という掛け声に加えて、5Gの普及もファースト(急いで)ということでしょう。

日本でも東京オリンピックの2020年には間に合わせたいと携帯大手の各社が導入を進めているようです。


5Gで暮らしが向上?


別にネットでゲームする訣でもないし、移動しながらスマホでTVや映画を観るわけでもないから私には関係ない? いえいえ。5G社会になると、生活の色んな側面が(望もうが望むまいが)電磁波で繋がってしまうのです。


スマート家電やIoT家電と繋がるだけでなく、お店で珈琲を注文するとかドローン宅配便の受け取りとか、将来的には自動操縦の車やAIとの連繋なんてものまで視野に入っています。病院や行政とも情報のやり取りがスムーズになるようで。

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現代の人類は、第2次低脳化のただ中にある! ~低脳化にますます拍車をかける、電磁波による脳へのダメージ~

竹下雅敏氏からの情報です。
 ザウルス氏の、極めて説得力のある論考です。人類は農耕生活に移行したために生活が安定し、生き残るための脳の負担が軽減したため、脳の容積が小さくなったと考えています。
 記事では、ストーリーがわかる最小限の引用をしており、転載元の記事では、豊富な写真と共にわかりやすい解説がなされているため、ぜひ転載元で全文をご覧ください。
 現代の人類は、“第2次低脳化”のただ中にあるとしています。確かに、人工知能、ロボットの発達は、人類を、知的労働も含めたあらゆる労働から解放します。人類は、初めて奴隷階級から解放され、自由を得るとの見方ができますが、逆に言うと、ザウルス氏が指摘する通り、低脳化、家畜化が急速に進むとも言えそうです。
 時事ブログでは、今の人間の意識レベルでベーシックインカムを導入すると、おそらく上手く行かないだろうとコメントしています。ほとんどの人は働かなくなり、人生の意味を見失うと思うのです。まさしく、ザウルス氏の指摘する低脳化であり、支配層から見れば家畜化ということになるでしょう。人々にマイクロチップを埋め込んで、人工知能が完全管理する社会になれば、家畜化は完成します。しかも、テクノロジーの発達で、マイクロチップを埋め込む必要すらなくなる可能性も十分にあります。
 低脳化に拍車をかける要因として、電磁波による脳へのダメージが言及されています。これはまったくその通りで、このまま放っておくと、発達障害、知能障害の子どもたちが激増するのではないかと懸念されます。こうした事柄に危機感を持っているのは、ほんの一握りの人達だけです。
 ザウルス氏によれば、一部の賢明な人たちは、将来的にも“健康な生活と明晰な頭脳を維持しているはず”だが、一般大衆は“情け容赦なく飲みこまれていくであろう”としています。
 現状では、この予測はその通りではないかと思えます。ヒトラーの予言の通り、未来の人類は二極化し、一部の超人が地球を支配し、その他一般大衆はロボット人間になる可能性があります。
 日本はその実験場ではないかとさえ思える現状です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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人類の第2次低脳化現象  (1)人類は過去に一度 “低脳化” している
転載元)
(前略)
以下に展開するわたしの説は、「人類は今、“第2次低脳化”の過程に入っている。人類は“総体”としては今リアルタイムで“より低脳化”しつつある」というものである。
(中略)
過去20万年間の人類の化石の検証によって判明した興味深い一つの考古学的事実がある。(中略)… 研究チームの発見によると、最大のホモサピエンスが生きていたのは、今から2万年から3万年前であり、その種族の体重は176 から188 ポンド(79.83kg から85.28kg)のあいだで、脳の容積は1,500 ccであった。さらにこの研究チームは、およそ1万年ほど前に人類の体格と脳の大きさが小さくなり始めたことを突き止めた。
 (中略)
ミズーリ大学心理学教授のデビッド・ギアリーのチームは人類の190万年前から1万年前までの頭蓋骨の進化を調査した。(中略)… 彼らの仮説によれば、人口密度が高くなり、より多くの人間がより近くに暮らすようになればなるほど、集団間の交流が多くなり、分業が進み、富が増え、人々の間でのさまざまなやりとりが増大する。(中略)… ギアリーのチームは、人口密度が高くなるにつれて脳の大きさが減少することを発見した。
(中略)
しかし、デューク大学人類学科のブライアン・ヘア助教授は、この脳のダウンサイジングは現生人類が祖先よりも馬鹿になったということを意味しないと言う。
(中略)
「ハスキー犬はたしかにオオカミよりも脳が小さいかもしれないが、オオカミよりも賢く、より洗練されている。ハスキー犬は人間とのコミュニケーションにおいて理解力を示し、人間の子供のように振る舞う」と。
しかし、わたしはこの説に異論を唱えたい。牛でも、羊でも、ブタでも、ヤギでも、馬でも、そして犬でも猫でも、家畜化した動物は一般的に脳が縮小し、“低脳化”していることは否定しがたい。
(中略)
いちばんの理由は、家畜化された動物は人間に保護されることによって、他の肉食獣(オオカミ、トラ、ライオン、クマなど)によって襲われて食べられる危険が劇的に低下したために、警戒心が不要になり、脳の負担が大きく軽減したためと考えられる。(中略)… 家畜化されれば、賢い個体も、賢くない個体も平等に同じだけエサにありつける。そうなると、脳が大きくて賢いことには何のメリットもなくなる。そうすると必然的に脳という器官の重要性が一挙に低下する。
(中略)
人間も同じである。かつて人間を襲っていた大型肉食獣は、弓矢や槍といった飛び道具を集団で使いだした人間から逃げるようになり、形勢が逆転した。人間は農耕生活に移行したために定期的な安定した収穫により“食べる心配”が劇的に少なくなった。
(中略)
狩猟採集時代は、石器の作り方、弓矢の使い方、獣の習性や追い方や避け方、食べられる植物や木の実の見分け方、薬草の見つけ方や使い方、生活圏についての地理や植物相、動物相についての知識などなどの大自然でのサバイバルのためのありとあらゆる知識をひとり一人が身につけなくてはならなかった。
(中略)
農業は季節のサイクルに支配された事業である。そのサイクルを理解し、穀物に詳しいごく一部の人間が、集団に指示し、動かせばいいのだ。(中略)… “大多数のメンバー”は“監督の手足”となって動けばいいだけであれば、全体としての人類の“低脳化”は必然であった。こうして“人類の第1次低脳化”が進行した。(中略)… もちろん一部の人間は常に他の大多数のメンバーよりも脳を活動させており、こうした差、分業は、階級分化につながった。つまり、人間社会が“頭”と“身体”に分化、分業化したのである。
(中略)
おそらくかつての人類は、いわゆる“第六感”と言われるような、今日では超自然的と見なされるような感覚も具えていたに違いない。さらに言えば、さまざまな運動能力や体力全般 (握力、腕力、脚力、背筋力、跳躍力、持久力、敏捷性、咀嚼力(噛む力))なども現代に下ってくるにつれて明らかに下回ってきている。
(中略)
このように人間は、“個体”としての“生物学的な身体的、知的能力”は相当に退化して貧弱、軟弱になってきている。にもかかわらず、“社会集団”としては、より環境に適応してきて、この地球上ではかなり成功した“社会性生物”なのである。
(中略)
しかし、代わりに“社会的な脳”が形をとってきた。つまり、“支配階級”の発生である。“人間”と“家畜”の関係が“支配階級”と“隷属階級”の関係に反映されてきたのである。


(中略)
こうした“頭”と“手足”の分業体制は農業革命、産業革命、情報革命を経て今日に至るまで続いている。今日のいわゆるサラリーマンが、もちろん監督などではなく、その他大勢の “手足となる野球選手”であろうことは誰にでも想像がつく。しかし、大会社の社長ですらそうした“選手”なのである。グローバル経済にあって、“監督たち”は文字通り“ひと握り”である。しかし、その“監督たち”はもはや人間ではないのだ。
 


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