アーカイブ: IS(ダーイシュ、イスラム国、旧ISIS)

トルコによるダーイシュ(IS)支援の事実を報道した新聞社の編集長らが逮捕・懲役5年の判決…犯罪の証拠を「国家機密」で隠蔽するエルドアンと安倍政権

竹下雅敏氏からの情報です。
 トルコの歴史ある新聞社の編集長と支局長に、懲役5年以上の判決が言い渡されたとのことです。罪状は国家機密の漏えいですが、トルコがダーイシュ(IS)に武器を含む物資を提供していたという事実を伝えたためです。国家が行っている犯罪を暴露すると、収監されてしまうという信じられないレベルの判決です。
 確か、エルドアン大統領はダーイシュと関係した証拠が出てきたら大統領を辞めると宣言していたはずです。添付した動画と、この新聞社が報じた内容は、まさしくその証拠に当るものではないでしょうか。悪の上に悪を重ねるのではなく、潔く辞任したらどうかと思います。
 ところで、その極悪エルドアンと友好的なのが安倍首相で、国家の犯罪を隠ぺいする特定秘密保護法を成立させています。日本はかなりヤバイところに来ていることは確かだと言えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
シリア侵略の手先であるダーイッシュを支える政府の兵站線が摘発されたと報じた編集者に懲役5年
引用元)
 トルコで最も歴史のある新聞だというジュムフリイェト紙のジャン・ドゥンダル編集長とアンカラ支局長のエルデム・ギュルに対し、「国家機密」を漏らしたという理由で懲役5年以上の判決が言い渡された。判決の直前、裁判所の前で編集長は銃撃されている。

(中略)

 ジュムフリイェト紙の編集者が昨年11月26日に逮捕された理由は、シリアを軍事侵略しているアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)へ武器/兵器を含む物資がトルコから運び込まれ、その背後にトルコの情報機関MITが存在していることを伝えたからだ。「反体制派」へ「武器密輸」しているという話を報道したのではなく、侵略軍への兵站線の存在に触れたのである。

 報道の元になった出来事が2014年1月に起こっている。武器/兵器を含む物資をシリアへ運び込もうとした複数のトラックをトルコ軍のウブラフム・アイドゥン憲兵少将、ハムザ・ジェレポグル憲兵中将、そしてブルハネトゥン・ジュハングログル憲兵大佐が摘発したのだが、この出来事を映像付きでジュムフリイェト紙は報道したのである。

編注)「映像付きでジュムフリイェト紙は報道」の動画がこちら


単なる「疑惑」を伝えたのではない。なお、この軍幹部は編集者より2日遅れで逮捕された。

(中略)

 物資を供給している相手が「穏健派」だという言い訳も成り立たない。そうした武装勢力が事実上、存在しないことはアメリカ軍の情報機関DIAも2012年の段階で認識、バラク・オバマ大統領へ報告している。

 DIAが2012年8月に作成された報告書では、シリア政府軍と戦っている戦闘集団の主力はAQI、サラフ主義者(ワッハーブ派)、ムスリム同胞団であり、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとされている。

(中略)

 安倍晋三首相と友好的な関係にあるらしいエルドアン大統領は自分たちの犯罪的な行為を「国家機密」と規定、それを明らかにするジャーナリストや憲兵を逮捕、刑務所に送り込みつつある。安倍政権が「特定秘密の保護に関する法律」を成立させた目的もここにあるのだろう。類は友を呼ぶ?

[PARS TODAY]アメリカ人活動家、「アメリカはシリアで戦争犯罪」 / ヒラリー・クリントン-私達がアルカイダを作った 〜グローバリズムとは、全世界を植民地支配すること〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画の中で、ヒラリー・クリントンが、アメリカが資金援助してアルカイダを作ったと述べており、その目的がソ連を崩壊させることだったと言っています。ここから直ちに、シリアのアサド政権を崩壊させるためにアルカイダをダーイシュ(IS)に作り変え、彼らに資金援助、武器援助、そして軍事訓練を施して来たというのは、少し想像力があればわかることではないでしょうか。
 上の記事では、アメリカのシリアに対する戦争犯罪の目的が“中東地域の植民地化”であるとしています。これは実に的確な表現です。ブッシュ・ジュニアが確かイラク戦争を始める時、中東を民主化すると言ったはずです。言葉のトリックですね。民主化=植民地化です。グローバリズムとは、全世界を植民地支配することなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
アメリカ人活動家、「アメリカはシリアで戦争犯罪」
引用元)

画像は引用元でご覧ください


アメリカ人活動家が、アメリカはシリアでトルコ、サウジアラビア、シオニスト政権イスラエルと協力し、戦争犯罪を行っていると述べました。

アメリカ反戦団体≪国際活動センター≫のサラフェランド団長は、プレスTVとのインタビューで、「シリアでの戦争は同国に多くの損害を与えた。アメリカはこの破壊の元凶である」と述べました。

また、サラ団長はアメリカは中東地域を植民地化しようとしており、その目的を成就する為にトルコ、サウジアラビア、イスラエルを利用していると強調しました。

更に、「シリアでの戦争犯罪者(等)は、同国の全てのインフラと設備を破壊しようとしており、シリアで行われたのは人類に対する犯罪だった」と述べ、シリアの人々の抵抗を英雄的な行為と呼びました。

————————————————————————
ヒラリー・クリントン-私達がアルカイダを作った
引用元)

[RT]ISIS‐トルコ、このおぞましい犯罪者同盟

 動画は、"続きはここから"以降の記事の予告編のような内容です。BCN童子丸HP様の記事から字幕を入れさせていただきました。
 "続きはここから"以降の上の記事は、【ISISがシリアの国土から盗んだ石油を安価でトルコに売り、それで大儲けするトルコがISISに兵站物資や武器や人材を提供していることの、確たる証拠】についてです。下の記事は【ISISがトルコと手を組んでパルミラなどの古代遺跡から大量の貴重な歴史遺産を盗み出し、東ヨーロッパを通してアメリカなどに密輸している証拠】についてです。(※【】内は転載元の翻訳者のコメントから引用) 
 ダーイシュは石油密売を手掛ける国有資産省の中に「遺物局」までもっているようです。遺物局が貴重な歴史遺産を売って資金源にしているようですが、ダーイシュを使役する欧米支配層にとって知られたくない"遺物"もあるのではないかと思います。シリアが狙われる宗教的理由については、シャンティ・フーラ映像配信の"シリアのアラウィ派が狙われる理由"のところで解説されています。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ISIS、石油とトルコ:クルド人によって聖戦主義者から解放されたシリアの町でRTが見つけたもの
転載元)
 
文字起こし 

RTドキュメンタリー部員はシリアの町シャッダディを訪れた。
それはクルド人民防衛隊(YPG)によってISISから解放された。
それでも訪問するには危険な場所である。

ISIS戦士たちは大慌てでシャッダディの町を離れた。
YPGの兵士たちはISISの上官たちの家を捜索した。


スクリーンショット 2016-04-06 10.24.17 

スクリーンショット 2016-04-06 10.24.37 

彼らは、そこに残されたISISのパスポート全部にトルコのビザが付いているのを発見している。


[YPGの代表者]
これらのパスポート全部にトルコの印が押してあります。それは、シリアに入った全ての戦士たちがトルコの国境線から入国したことを示します。ここにもう一つのトルコの印があります。
  
スクリーンショット 2016-04-06 10.27.22  

トルコから来た捕虜のISIS戦士
国境線を渡るのは簡単です。国境に兵士がおらず何の問題もありません。トルコとISISの間には繋がりがあります。両者の間には石油と食料とそして武器の貿易があります。兵站面での援助すらあるのです。

我々のチームは、ISISの石油取引に関する専用の文書を入手している。

スクリーンショット 2016-04-06 10.29.34 

『2016年1月23日に、油井215番から383バーレルが採掘された。』
 
2016年1月23日にISISは1225.3バーレルの石油を売って、合計で110142.10ドルの利益を得た。

スクリーンショット 2016-04-06 10.30.10
もっと多くの独自入手の文書にご注目を。

字幕の出典:[BCN童子丸HP]ISIS‐トルコ、このおぞましい犯罪者同盟
http://bcndoujimaru.web.fc2.com/fact-fiction2/ISIS_Antique_Loot_trade_via_Turkey.html

» 続きはこちらから

[Activist Post]前アルカーイダ司令官:ISIS やアルカーイダはCIAや西側情報局に完全に支配されている

 アルカイダ、ISIS、アルヌスラ・フロントなどの組織が、CIAや他の西側情報局の代理軍隊だというのは、ネット上では常識になりつつある内容ですが、その内部にいた高官の証言として貴重だと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
前アルカーイダ司令官:ISIS やアルカーイダは CIA や西側 情報局に完全に支配されている
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[Sputnik 他]英マスコミ パルミラ解放に対する米英指導部の無反応を批判 / シリアでCIA系武装集団とペンタゴン系武装集団が戦闘、CIAの手先がダーイッシュなら当然のこと 〜世界情勢に決定的な変化が現れるのは、時間の問題〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ダーイシュ(IS)の敗北が決定的な状況だということです。パルミラの戦いで、シリア政府軍はダーイシュを打ち破りました。これについて、欧米は沈黙を守っているとのこと。その理由は、櫻井ジャーナルが説明してくれています。軍幹部の良識派は、ダーイシュの危険性を早くから理解し、オバマ大統領に警告をしていたようです。しかしオバマは“アサド大統領の排除を優先”して、ダーイシュの勢力拡大政策を取り続けたわけです。今や欧米の政策の挫折が明らかになったわけで、彼らは沈黙せざるを得ない状況になっています。
 彼らの計画を破綻させたロシアに対してさらなる嫌がらせが出来るかですが、“続きはこちらから”以降の記事を見るとヒラリー・クリントンは追い詰められており、彼女の罪に対して正しい措置を取らなければ、“FBIは激怒しオバマや司法長官にとって命取りになるような秘密情報を公開する”とあります。また、アシュトン・カーター国防長官も、ヒラリー・クリントン同様のスキャンダルが持ち上がりました。世界情勢に決定的な変化が現れるのは、時間の問題になって来ました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
英マスコミ パルミラ解放に対する米英指導部の無反応を批判
転載元)
060196

英国の新聞「ザ・インディペンデント」によれば、英国は、シリアのパルミラ解放、つまり「ダーイシュ(IS,イスラム国)」最大の敗北について、2年間の沈黙を決心した、との事だ。

ロバート・フィスク氏は、同紙の記事の中で、次のように指摘している―

「この土日、黒衣の死刑執行人ら(ダーイシュの戦闘員ら)がパルミラを去った。その時。キャメロン首相もオバマ大統領も、沈黙を守った。

パルミラ解放までの数日間に、米軍参謀本部が、同地区のダーイシュの陣地に対し、2回空爆をしたとの報告を聞き、私は笑いこらえる事が出来なかった。これが、米国の『テロリストとの戦い』に関し、貴方が知る必要のある実際すべてなのだ。

もしシリア軍が、ロシア軍支援のもと、ダーイシュが自らの首都とするラッカを奪い取ったら、西側は、再び沈黙を守るに違いない。

27日、日曜日、シリア軍は「シリア及びロシア空軍支援のもと、パルミラを奪還しコントロール下に置いた」と発表した。パルミラは、昨年5月からダーイシュの支配下に置かれ、貴重な歴史遺産などが多数破壊されていた。

――――――――――――――――――――――――
シリアでCIA系武装集団とペンタゴン系武装集団が戦闘、CIAの手先がダーイッシュなら当然のこと
転載元より抜粋)
 シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すために送り込まれたアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は戦略的に重要なパルミラから追い出され、敗北は決定的な状況だと見られている。

 そうした中、CIAの支援を受けている戦闘集団とアメリカ軍の支援を受けている戦闘集団が軍事衝突していると伝えられた。CIAはサウジアラビア、カタール、トルコ、イスラエルなどと同じようにアル・カイダ系武装集団やダーイッシュを支援してきたが、それに対してアメリカ軍は現在、そうした「テロリスト」と戦うグループを支援しているという。アメリカ軍が支援している部隊の戦闘員は「4名か5名」よる増えたのだろう。詳細は不明だが、そうした戦闘があっても不思議ではない。

 シリアで戦闘が始まった当初、イギリスやフランスも積極的に工作へ関わり、トルコのインシルリク空軍基地ではアメリカの情報機関員や特殊部隊員、イギリスとフランスの特殊部隊員が戦闘員を軍事訓練しているとも伝えられていた。後に中心はアメリカ、サウジアラビア、カタール、トルコ、イスラエルになり、アメリカの主体はイスラエルと一心同体のネオコン。その後、こうして作り出された傭兵部隊を危険だと考える軍幹部が現れた。

 アメリカ軍の情報機関DIAの局長を2012年から14年まで務めたマイケル・フリン中将は退役後、アル・ジャジーラに対してダーイッシュの勢力が拡大したのはバラク・オバマ政権が決めた政策によると語り、ダーイッシュを押さえ込むためにロシアと手を組むべきだと主張、このフリンから国際情勢についてアドバイスを受けているというドナルド・トランプもそうした発言をしている。

 また、2011年10月から15年9月まで統合参謀本部議長だったマーチン・デンプシー陸軍大将もアル・カイダ系の武装集団やそこから派生したISを最も危険だと考えていたが、アサド大統領の排除を優先しているバラク・オバマ大統領はデンプシー議長の警告に耳を貸さなかったという。そこで、アメリカ軍は2013年秋からアル・カイダ系武装集団やダーイッシュに関する情報を独断でシリア政府へ伝え始めたとハーシュは書いている。

 アメリカ軍がそうした動きを見せた頃、つまり2013年9月に駐米イスラエル大使だったマイケル・オーレンはシリアのアサド体制よりアル・カイダの方がましだと公言した。

 イスラエルは実際にアル・カイダ系武装集団やダーイッシュを支援してきた。

 負傷した反シリア政府軍/ダーイッシュの兵士をイスラエルは救出、病院へ運んだうえで治療しているとも伝えられている。

 昨年9月にデンプシーの後継議長に就任したジョセフ・ダンフォードはロシアを敵だと公言しているが、アメリカ軍(正規軍)はデンプシーやフリンのように考える人が少なくないのかもしれない。

» 続きはこちらから
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 48