宗教学講座 初級コース 第26回 サーンキヤ哲学(解脱)

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概要

前回、サーンキヤ哲学の理論では微細身が輪廻している事、また根本的にその哲学に誤りがある事を説明した。引き続き今回は、さらに詳しく彼らの理論を見ていき、誤りの原因がヴェーダの時代から引き継がれている事を説明する。

目次

1.復習(展開、輪廻・解脱) (00:00:00)

サーンキヤ哲学における輪廻と解脱の理論を簡単に復習する。

2.宇宙の創造 (00:09:56)

インドの世界観の中で、サーンキヤ哲学は世界の創造、神々についての非常に独創的な見解を持っている。これに加え、私(以下竹下氏を指す)の世界観も説明する。

3.本当の意味での輪廻の主体 (00:25:48)

「自己は宇宙から離れていて輪廻しない」とするならば、微細身も輪廻しないことになる。では、実際には何が輪廻するのか?

4.ヴェーダ以来の無知 (00:32:11)

心の8つの状態のうち、知識以外の7つの状態(功徳など)により原質は束縛され輪廻し、知識により解脱する。さらに、解脱者は知識以外の心の状態をとらないとするサーンキヤ哲学の誤った理論の出所を明らかにする。

5.解脱の境地 (00:47:30)

完全な解脱・独存においては、全てが自性に還滅して身体が消滅するというサーンキヤ哲学の説の他にも諸説あるが、ほとんどが空論である。私から見た解脱の境地について説明する。

終わり(01:05:42)

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参考文献

  • 「インドの「二元論哲学」を読む」宮元啓一著、春秋社
アストラル体、エーテル体、カルマ、ガヤトリー女神、シャンカラ、スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ、プラクリティ、プルシャ、メンタル体、全生命の共同作業、原因体、幽体、微細体、心の諸状態、最高神、有余依涅槃、根本原質、無余依涅槃、白日昇天、絶対神、贍部州、顕現したもの、25原理の知識
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1件のコメント

  1. 参考になった(2)

    自性は、自己より波動が高いから、自己に見られないとのこと。自己が自性を見ることで世界が展開したというのは、何だったのでしょうか。