宗教学講座 初級コース 第38回 シッダへの道(無伺定)

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66分
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概要

4回のシリーズで「プレイ・オブ・コンシャスネス」を説明しているが、今回は、スワミ・ムクタナンダの無伺サマーディに当たる瞑想体験を取り上げる。彼がプルシャを悟り、自己実現する最終段階の説明をする。

目次

1.青い人物と死への恐れ (00:00:00)

ムクタナンダの瞑想にブルーパール(ゴマ粒大のブルーの真珠のような光)が現れ、これが青い人物に変化した。これはニーラ・プルシャと呼ばれるもので、プルシャを実現する途上の体験であると彼は知った。

2.最終的な自己実現1(第1段階,第2段階) (00:09:46)

最終的な自己実現には3つの段階が書かれている。第1段はブルーパールが拡大していき、純粋なる輝きだけがあるという体験。第2段は目撃者の意識も無くなるという、ヨーガの理論ではあり得ない完全な無意識の体験。ムクタナンダは、これを至高なる秘密と述べるが、私(竹下氏)には非常に簡単な問題である。

3.ヨーガ行者・宗教家に欠落している重要概念 (00:19:30)

同じ正しい行法・瞑想法を修行しても、解脱できる人とできない人がいる。それは、修行者の進化段階が関係するからである。この事実を知らないために、大変な迷路に入り込んだ宗教一派が大乗仏教である。

4.進化段階を引き上げる方法 (00:26:33)

クンダリニーと進化段階を引き上げる方法と、簡単な解脱法を公開する。これは霊的な科学である。

5.最終的な自己実現2(第3段階) (00:38:40)

その後、ムクタナンダには目撃者の意識が戻り、サハスラーラの中心にあるブルーパールの中に入る。そして内なる自己を悟って瞑想が終わった。これは自己実現だが解脱には届いていない。彼を含め、多くの宗教家は自身を解脱者だと錯覚している。宗教における崇拝行為は、やめた方が良い。

終わり(01:06:37)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「プレイ・オブ・コンシャスネス」スワミ・ムクタナンダ著、SYDAファウンデーション
アルキメデス、アージュナー・チャクラ、アートマン、アーナンダモイ・マー、ゴータマ・シッダールタ、シヴァナンダ、シヴァ神、スワミ・サッチダナンダ、スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ、ダルマーカラ、ニッチャナンダ、ニュートン、ユクテスワ、ヨーガ・スートラ、ラヒリ・マハサヤ、小乗仏教、微積分、法蔵、浄土三部経、真我、阿弥陀、阿羅漢
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10件のコメント

  1. 参考になった(3)

    霊的な科学、大好きです。だから先生の講義が楽しくて仕方ありません。

  2. 参考になった(3)
    リンギング・シン on

    霊的な科学という認識ができました。ありがとうございます。

  3. 参考になった(4)

    進化段階や解脱に関して、大変有意義なお話を聞くことができました。解脱の後も続く、更なる高い段階。果てしなく永遠に続く精神の旅。とても面白いと思いました。

  4. 参考になった(5)

    「賛成」と声を上げたくなる講義でした。改めて気づく事も多くありました。進化段階の違いの表れが、どんな風に影響を現実に与えてきたのかとか、大変わかり易く、よくぞここまで教えてくれたと目が覚める内容でした。また、徳目を上げるのに、妨げになる具体的な行いとか、間違いなど、言えばきりがありません。とにかく、目が覚める講義内容でした。

  5. 参考になった(1)

    目撃者である真我が瞑想中に気絶するのは、進化段階が足りないからとのこと。進化段階が世界の限界なのですね。

  6. 参考になった(2)

    先生の考えに大いに賛同します。但し崇拝はいたしません(笑)
    結局は心の清らかさ・高い徳目
    それを維持するのは自分にとっては容易なことではないと思いますが・・・まずは意識に入れておくことから始めようと思います。

  7. 参考になった(1)

    このような素晴らしい講義に出会えて、心から感謝致します。
    昨日より今日、今日より明日とより充実した毎日を過ごしていけると思いました。

  8. 参考になった(4)

    竹下様の動画はどれも興味深く、
    時には身につまされる思いもし、時には楽しくて笑えて大好きなのですが、
    その中でもこの動画は何度もリピートしてしまいます。

    進化段階と自己実現、解脱の話は本当ににすごい話だな・・・・
    ここまで明確に科学的に説明されているのは竹下様の動画だけだといつも思います。
    御足の話も大好きで、ピアノの先生も・・・・も同じだ!とおっしゃるシーンは
    いつも笑ってしまいます。
    私がいつも竹下様の話に惹きつけられる理由の一つは、
    進化段階と心の清らかさは全く別であり、
    心の清らかさがはるかに価値があると首尾一貫してお話されていることです。

    最新動画も昔の動画も私のライフワークとしてこれからもずっと視聴させていただきます。
    虚構だらけのこの世界に、真実の教えを発信してくださりいつもありがとうございます。

  9. 参考になった(0)

    シッダへの道の4回の講義(第35回~第38回)は単に分かりやすい瞑想の解説ではなく、宗教全体の根本問題が語られていて、多くの方(特に宗教関係者)に聞いてほしい講義だと思います。

  10. 参考になった(1)

    師弟関係にあって、師匠を無条件に崇拝することの異常さ、その例えとして、ピアノの先生に跪いて崇拝するか?
    本当の徳を積むのは、家族、夫婦、親子関係の中で、磨かれるもの。信者に囲まれて崇拝されてもなんの意味もない。
    今まで聖者と言われてきた方々が実は徳目はとても低かった、、、。
    宗教が霊的な科学であるべきだ、との竹下さんの言葉に深く納得です。
    解脱も悟りも段階を踏んでいけば、誰でも可能で、特別ではないこと。既存の宗教団体が人類の進化を滞らせてきたんですね。(それは意図的にされてきたんだと思いますが)、それらも天界の改革によってすべて消え去り、これからは、正しい霊的進化を人々がしていける時代なんですね。
    そう思うと、すごい時代に生きているなと思います。あと100年もしたら竹下さんの教えは一般的になっていて、人々がそれぞれの徳目を調べあって世間話する、ような霊的なことが当たり前のような世界になっていたらなと思います。