宗教学講座 初級コース 第198回 マグサイオイ文書

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  • 1. テーマ:現代神智学に直結する占星学理論
  • 2. 講義の流れ:ヘレニズムの宇宙論と占星学
  • 3. ヘレニズムの宇宙論:万物照応
  • 4. 二千以上年前に誕生した7光線占星学理論
  • 5. 見所:12悪霊の二重の意味

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概要

前回まで、プラトンの哲学やストア主義を見てきた。今回は現代神智学に直結しているマグサイオイ文書を紹介する。マグサイオイ文書は東西に伝えられ、大きな影響を与えた占星学理論である。当時の天文学のレベルでは仕方がなかったと思われる誤りの部分も含めて解説し全体を押さえた上で、神智学の光線理論を詳細に検証していく。そして後の統合的な理解に繋げる。

目次

1.今回の講義のポイント (00:00:00)

神智学関係のことをある程度知っている人でも、古典と結び付けて勉強している人はほとんどいないと言ってよい。そのため現代神智学の哲学は、実はストア派が活動した時代、あるいはポイマンドレースが書かれた時代のものをリバイバルしただけで、ほとんど新しいものはないのだが、そうした事は知られていない。まず復習としてヘレニズムの宇宙論を見た後、マグサイオイ文書から古代の占星学を取り上げ、その理論を神智学がどんな風に変形し、解釈しているかということを見ていく。

2.ヘレニズムの宇宙論 (00:03:32)

ヘレニズムの宇宙論は、万物照応を原理とする。この原理は現代的な科学的知見を持つ世界観で、これを2000年前に理解していたということは先進的で天才的なものであると言える。この宇宙論の構造を図解し、神智学とも対比させ詳細に見ていくことにより、神智学のモナドの理論、インド哲学との違いを考察する。

3.7光線占星学理論① イデア界から7つの光線が地上に届くまで (00:26:16)

7光線占星学理論では、創造神(ミスラ=ミトラ)の光はまず恒星天にある北斗七星に届き、12星座に届く。その後、惑星天の各惑星を経由し地上に届く。この理論は、現代神智学の光線理論と全く同じであり、ここでは古代の理論と現代神智学の理論の比較を行う。また、私はまだ現代でも知られていない2つの惑星を加えた12の惑星が存在すると考えている。この12惑星と光線との本来の対応付けを行うとともに、現代神智学の問題点を指摘する。

4.7光線占星学理論② 宇宙形成のための7光線の働き (00:39:32)

ズルワン主義では5段階で宇宙の形成を考え、各段階には7光線の働きがあるとする。これを現代神智学の理論と対比させて詳しく考察していく。そうするとこの中にカバラの生命の樹の理論体系も見出すことができ、カバラも元はミトラ教の占星学だということになる。さらにシークレットドクトリンの人類発生論はミトラ教の神話に基づいて組み立てられていることも明らかになる。また神話では、地上には清浄な光線だけではなく不浄な光線も達するとされているが、この部分に秘められた本当の意味を説く。

5.7光線占星学理論③ 光線と星座と7惑星とその役割 (00:54:41)

光線はどこを経由して放射されるかによって、関係してくる身体も違ってくる。こうした精密な星学の理論は非常に高度な霊的な科学で出来ていて、古代でも現代神智学でも理解できていないことがわかる。現代神智学が間違った知識で占星学をやってきた結果どうなってきたか、またこれまでと状況が変化したことによる現在の人類の様子を検証する。そして、正確な理論は将来的には講座の中級、上級で整備し、惑星や星座のエネルギーの科学として提供したいと考えている。

終わり(01:10:24)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

12の知性体、4分の1、4分の3、6月2日の講演会、7つの光線、7つの惑星天、ADHD、X11、X12、「どんぱ」、「ティマイオス」、「各光線と三星座即ちエネルギーの三角形」、「月の癒し」、うどん粉、したたり、アイテール、アカーシャ、アダムスキー、アニマ、アニマ・ムンディ、アフラマズダ、アメリカ、アライグマ、アレキサンドリア、アートマン、アーリマン、イデア界、エジプト、エーテル、オリエント・地中海世界、カルデアのマギ、カルデアの神学、ギリシャ、ギリシャ哲学、グノーシス主義、サナット・クマーラ、サビアン占星術、サビアン教、サーンキヤ哲学、シズカちゃん、シャンティ・フーラ、シリア、ジーヴァ、スタンザ、スピリタス、ズルワン主義、タマコちゃん、ダイモン、ダーウィン、チャクラ、デミウルゴス、トランスヒマラヤ密教、ドイツ、ドラゴン、ニムロデ、ニューワールドオーダー、ヌース、ノストラダムスの予言、ハイアラーキーの覚者、ハリケーン、ハープ、バビロニアの宇宙論、パニック、ピュ、ファティマ第3の予言、フォース、フュシス、フラクタル、ブラバッキー、プシュケー、プラクリティ、プラシーボ効果、プラトン、プルシャ、プレーローマ、プロティノス、ベンジャミン・クレーム、ホツマの神、ホログラム、ボストン・テロ、マギ、マクシムス、マクロコスモス、マナス、マニ教、マヌ、マハー・チョハン、ミクロコスモス、ミトラ、ラテン語、レイ光線、レプティリアン、ローマ世界、ヴァルカン、三つ組み、上位の世界、不浄な光線、中央アジア、中東、乙女座、人種混合、人間魂、仏教、会の世界、個我、光線の科学、内在神、冥王星、分御霊、分身霊、創造神、力、動物魂、北斗七星、北朝鮮、卵の形成段階、原人の形成段階、原初物質、双子座、口伝、司祭、合衆国、土、地獄の主、地獄の悪霊、地球の生命の形成段階、地震兵器、多動性症候群、大文字のモナド、大熊座7星、天動説、天王星、天秤座、太陽系、密教、射手座、小文字のモナド、恐怖心、恒星天、悪霊の死骸、惑星の形成段階、意志の面の長、新プラトン主義、曼荼羅、月下天、木星、植物魂、水、水瓶座、波動、海王星、火、火星、父、父的単子、牡羊座、獅子座、生命の進化、病後の経過、知性、破壊、神聖惑星、種子的ロゴス、竜巻、第1光線、第2光線、第3光線、第4光線、第5光線、第6光線、第7光線、第7天、紀元前2世紀、紀元後のバビロニア、純粋な火、羊座、聖なるきらめき、聖なるロゴス、胚珠、自己、至高神、航路星、華厳経、虚空、蟹座、製薬会社、覚者、質料、輪廻思想、造物主、進化、邪気、部門長、醜い化け物の姿、金星人、金正恩、鉱物魂、霊光、霊気、霊的ロゴス、霊的直観的知性、非神聖惑星、魚座、11世紀、4大元素
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9件のコメント

  1. 参考になった(7)

    講演会のお話を聴くことが出来なかったみなさま、ご安心下さい。
    今回映像配信を観て、時事ブログや映像配信で発信されていることを漏らさず聴いていたら、
    私たちすべてに等しく真の情報を伝えて下さっている事がよくわかりました。
    今更ながらですが、竹下さんの誠実さをひしひしと感じました。。
    そして、命がけの改革が成し遂げられた今これからは
    、ほんとうの私たちの生き方が問われる時だと思いました。
    過去、悪のために、不遇のまま亡くなっていったたくさんの方たちの分まで。
    そのための一歩としても、過去、神話レベルでどんなことが言われていて、先人たちがどうしてきたかという伝統的なことや流れを、宗教学講座できちんと学ぶことが大切だと痛感いたしました。
    ありがとうございます。
    これからもよろしくお願いします。

  2. 参考になった(0)

    はちコさんありがとう。これから観るところなんですがコメントに、じーんときてしまい・・。
    竹下先生、本当にありがとうございます。

  3. 参考になった(1)
    わらうりうまうみ on

    宇宙のお二人の絵は飾らせていただいております。
    ず~っと見ていて、その周りに惑星さんを飾ろうかなと思っていました。
    並べかたがあるのですね。

  4. 参考になった(1)

    う〜ん、12星座からの光線自体に問題があったのか〜、今は大丈夫そうだけど・・・。どうすればいいのかな。自身の魂を磨き、神々ともにお互いに進化していく事が重要なのかなと思います。はちコさんのコメント、私もジーンときました。

  5. 参考になった(0)

    はちコさーーーーーん

    あ・り・が・と・うーーーーーーーーー(はぁと)☆☆☆

  6. 参考になった(1)

    お医者さん、製薬会社に頼らずに自分で自分の体を直せたら素敵でしょうねえ。

  7. 参考になった(3)
    ぴょんぴょん on

    お医者さんが患者さんにうどん粉の練ったのを与えるのにも、与える側の徳が高いほどプラシーボ効果が出るような気がします。
    惑星の絵を見て癒しを望む場合も、見る人の心がきれいな方が効果が出ると思います、
    将来先生が授けてくださる霊的科学の知識を正しく使えるようになるために、進化しなきゃね!

  8. 参考になった(1)

    地球人は12悪霊を経過した不浄な光線を受け取ってきたのですね。私は多くの地球人の心の汚さを嫌というほど味わってきましたが、その汚さの主因がわかりました。

  9. 参考になった(3)

    天界の改革のおかげで、
    霊的・エネルギー的に安心して暮らせる状態になり
    本当にありがたいなあ~と、感謝の気持ちに満たされました(*^_^*)
    地球の未来は明るいですね!