宗教学講座 初級コース 第258回 神智学(近代エソテリシズムの歩み)

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  • 1. 神智学の歴史的経緯
  • 2. エッセネ派は星の教団の一部
  • 3. "聖婚の秘儀"を復活させた星の教団
  • 4. ハイアラーキーの3つの組織
  • 5. 神智学(ブラヴァッキー)が重要な理由

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概要

前回は、ハイアラーキーがどういう計画の元に何をしようとしていたのか、大まかな枠をお伝えした。今回は、もう一度この神智学の講座の当初の目的に戻り、神智学というものはどういうもので、何を目的としたものなのか、歴史的経緯をきちんと押さえながら理解をしていく。

目次

1.神智学の歴史的経緯(1)エッセネ派の準備段階から女神の秘教の復活まで (00:00:00)

これまでこの講座で、「秘密伝承」として西洋の思想を見てきた中で、私(竹下氏)が説明してきたことと基本的に全く同じ内容が、コブラの情報の中にあることを見つけた。エッセネ派、マグダラのマリアの血脈、悪魔崇拝の血統、錬金術、テンプル騎士団、カバラ等、神智学の歴史的経緯に重なることがわかる。

2.神智学の歴史的経緯(2)秘教から顕教への流れ (00:22:13)

人目を避け秘密の内に活動し、秘教であった思想は、ブラバッキーが『シークレット・ドクトリン』を世に出した時から顕教となる。いかにしてチベットの地下からヨーロッパに出る下地を作り、科学の進歩にまで関与するようになったのか。文献を辿り、きちんと考察していくことで自ずと真実が見えてくる。

3.神智学協会の歩み (00:37:44)

1875年にブラバッキー、オールコット、ジャッジがニューヨークに神智学協会を設立してから、1986年にクリシュナムルティの死によって歴史が閉じるまでの神智学協会の歩みを年表で見ていく。アディヤール神智学協会が構築したネオ神智学の教義は、ブラバッキーの思想からは大きく外れているものとなっている。

4.神智学の現状 (00:53:10)

あくまで東條真人氏が分類したものであるが、14の流派を成立の順番に見ていく。実際に世界には1万を下らない数が存在し、基本的に情報はアセンデッド・マスターからくることはなく、下の組織から送られてくる。また、①から④は、思想の部分を完備させるためのものだということがわかる。

5.神智学の政治的取り組みと最終目標 (01:01:24)

ある時から神智学は、実際にこの世界に働きかけていくものに変化していった。それは完全に政治的なもので、ハイアラーキーが国連を、自分たちの部下や弟子たちにコントロールさせようとしていた事実を検証する。また、ジョージア・ガイヤストーンや国連の出版物に書かれている内容から、彼らの最終目標が浮かび上がる。

終わり(01:28:10)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

SD、『、『求道の物語』、『理性の時代』、『神智学の真髄』、『神智学大要』、アレイスター・クローリー、イエス大師、イエズス会、オカルティズムの母、オカルト、キリスト、クリスチャン・ローゼンクロイツ、クート・フーミ大師、グラニト・カンパニー、サイラス・パンス、サン・ジェルマン、サン・ジェルマン大師、サン・ヘドリン、サン・マクシマン、シェアインターナショナル、シオン修道会、シュタイナー、シュタイナー人智学協会、ジョン・D・ロックフェラー、チンターマニストーン、テッド・ターナー、デーヴィッド・ロックフェラー、トマス・ペイン、トランスヒマラヤ同胞団、ニコライ・レーリッヒ、ニコラ・テスラ、ニューワールドオーダー、バーバラ・M・フバード、パリサイ人、パールしー神智学派、フランクリン・ルーズベルト、フラヴァツキー神智学協会、ヘンリー・ウォレス、ヘンリー・クラウセン、マズダズナン教、マックス・ハインデル、マニ教、マリア覚者、マルタ騎士団、マンリー・P・ホール、ミトレアムジャパン、ミード博士、メヘル・ババ教、モリヤ大師、ヤケ、ユスティン・モワード・ヘイグ、ライトワーカー、ラコーシ大師、ルネ・ダンジュー、ロバート・マクナマラ、ロートリンゲン家、十戒、国璽、国連の宗教部門、堕天使、大祈願、如意宝珠、新スーフィズム、新マニ教、昇天大師派、星の同胞団、星の教団、東方の星教団、洗礼者ヨハネ、火の石、理想の世界政府、生物学的父、瞑想の部屋、神智学協会国際本部、空海、詐欺師、霊的父、1ドル札
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8件のコメント

  1. 参考になった(3)

    面白い、今までの事が、まとめて説明してくれている、非常に有り難い。
    ありがとうございます。

  2. 参考になった(3)
    めいこちゃん on

    ハイアラーキー、神智学、、、薄いベールに覆われた世界の向こう側がみえてきたようなクリアー感がありました。
    いままで、頭のなかでどう繋がっているのだろうか、、、ごった煮になっていたものが流れを読み解くことで整理整頓できたように思います。
    ルネッサンスもそうだったなんて・・・結局、いつの頃からか、太陽系〜地球はすっかりハイアラーキーたちに支配された星だったのかもしれません。
    いまのスピリチュアル系も全てその繋がりで、翻弄されていただけなのですね。
    黒い貴族の流れもよく理解できました。

    次回も楽しみにしております。

  3. 参考になった(0)

    トマス・ペイン『理性の時代』の書名から、バーバリアン・イルミナティ(ブラック・ロッジ)の創設者アダム・ヴァイスハウプトの次の言葉を連想しました。「理性が人間の唯一の法典となるだろう。このことが私たちのもっとも大きな秘密のひとつである。ついに理性が、人間の宗教となるときに、その時に、問題が解決するだろう。」薔薇十字団とバーバリアン・イルミナティは発想が似ていますね。

  4. 参考になった(8)

    想像はしておりましたが、
    1つ1つのピースが、あまりに要所要所にはまっていくので、空恐ろしくなります。。

    ものすごく長いスパンでの闇の計画に、
    たかが100年足らずしか生きれない人間が立ち向かうとしたら、、
    やはり、日々を清らかに生き、クリアに物事を見ていくしかないのですね。。

    昨晩、ただ一人、国会の中で命を削って戦っている山本太郎氏に、
    「応援しています」と声を掛ける夢をみました。
    感極まって、号泣してしまいました。
    自分の立ち位置で、今日も、できることから。。

    ※登場する人物の画像や地図等を提示して下さっていることが、
    視覚で捉え整理し、理解力や記憶に留めていく助けとなっております。
    丁寧な講義を、いつもありがとうございます。

  5. 参考になった(0)

    ○○にまで及んだお話にはショックでした。少し前に日本人職員の募集を熱望するようなニュースを見たばかりでしたから。ここまで見破るなんて、凄い。歴史で習った世界平和のうたい文句の内容が、実を明かせば
    「これ!まあこうなったら、9月27日に発表される法王のなんとやら、聞いて見ようじゃないの」
    と、日にちまで覚えてしまったジジブログの記事と、リンクしまくりです。聞いたとて、私の脳だと、ワードを見るだけでしょうから、後々解釈を載せて下さることを期待してます。

  6. 参考になった(2)

    チャネリング情報やニューエイジ系の情報が、如何に危険なものなのか、あらためて驚愕させられます。竹下先生の時事ブログや講義動画に出会わなければ、未だにニューエイジ系やチャネリング情報を疑うことすらなかっただろうと思います。竹下先生のおかげで、真実や本物を見抜く力が、自分自身ものすごく鍛えられ、成長していることに気づかされます。感謝してます。

  7. 参考になった(1)
    マー姉ちゃん on

    悪はある次元までいくと進化しないと感じました。
    地球を支配してきた者たちを学習することで、希望の光が見出せそうです。竹下先生の講義を世界中の人々が勉強することで、正しい方向に行けるような気がします。感謝。

  8. 参考になった(0)
    annie 何にも識らなんだ on

    ありゃーーー、またびっくりしました!

    こ、こうやって世界が構築されていたなんて!この手のねじれねじれ騙しは、世界大戦とかシリアとか、具体的な事象、特に戦争に限られたことだと思っていました、、、そ、それが、世界殆どすべてに適用されていたんですね!それを知った瞬間(講座の最後)、自分でも瞳孔が開くのがわかりました。

    右を見ても左を見てもなんか変な団体とか組織が多かったり、人々の考え方というか信じ方にもしっくりこないものが多かったので、しかもある人が違う信じ方の人を嘲笑うので、どこかでアラームなり放しでした。コミュニストや60年代が同じ源から発生したことを別の講座で知ってからは、随分腑に落ちるようにはなっていましたが、今回の講座でまたまたすっきりしました!すっきりする瞬間までは、自分が心理的に膨大なるケーキの生地のまぜまぜの中に入ったまま、ぐちゃぐちゃにかき回されていたことを悟りました、、、ハイアラキーから見ると、人間の弱点が全部丸見えなのかもしれない、、、ですね、、、アラームは自分自身へのもの。

    なぜ神智学を知ることが大事なのか、分かった気がします。とにかくありがとうございます!