プリオンは空気感染する

以前、コロナワクチン接種後の変異型クロイツフェルトヤコブ病(CJD)の症例について書いたけど、
https://note.com/nakamuraclinic/n/ned00dc5ea5ea
この症例を教えてくれた先生(某県開業医)が、以下のような情報を教えてくれた。

https://journals.plos.org/plospathogens/article?id=10.1371/journal.ppat.1001257

「CJDの原因であるプリオンは、経口で感染することはもちろん、経皮的にも取り込まれます。取り込まれたプリオンは、宿主の脳に定着して、数年の時間をかけてCJDを発症します。
プリオンは従来、空気感染しないと考えられていましたが、上記の論文は、空気中に浮遊するプリオンに曝露したマウスがスクレイピー(伝染性海綿状脳症)を発症することを証明しました。さらに、このCJD発症マウスの脳を別のマウスに接種するとスクレイピーを発症したことから、罹患マウスの脳にはPrPSc(異常プリオンタンパク)が含まれることも分かりました。
この研究は衝撃的なんですが、どういう点が衝撃的か、分かりますか?
プリオン病は空気感染するということです。
 空気中に浮遊するプリオンが、鼻腔にある神経細胞に直接侵入して感染します。研究者は、感染が成立するためには、もっと複雑なプロセス(たとえば宿主リンパ系でプリオンが複製される必要があるなど)が必要だと想定していました。ところが、実際には、思いのほか簡単に神経細胞に侵入することがわかった。それも、極めて微量で感染します。
もちろん、発症させるにはそれなりの時間がかかる。宿主の免疫バリアがありますし、プリオンの複製にどうしても時間が必要ですから。しかしともかく、プリオンは経鼻的(鼻腔内塗布でもエアロゾル吸入でも)に感染し、確実に脳症が発症する。これが証明されたことは大きいです。上記の論文には、「プリオンの感染対策として、セイフティガイドラインを見直す必要がある」なんて書かれていますが、それどころじゃない。
当然、軍事的な転用が可能ですよ。国民の8割がコロナワクチンを複数回接種して免疫系が大幅に低下した状況で、このプリオンを大量に散布したらどうなりますか?すぐに感染爆発、とはならないでしょうが、数年経ってあり得ないくらいにCJDが多発する、みたいなことが起こるかもしれません。
私がなぜ、コロナのPCR検査を忌避しているか。その理由はここにあります。そもそもおかしいんです。PCR検査は唾液検体で十分なのに、綿棒を使って鼻腔内採取している。仮に綿棒の先にこの手の病原体が付着していたらどうですか?短い潜伏期間、たとえば2年ほどで脳症を発症します。
もう少し詳しく言いましょうか。
たとえば、プリオンを腹腔内に接種すれば、プリオンはリンパ器官の濾胞樹状細胞に入り、そこで増殖してから、付近の末梢神経に入り、やがて脊髄、脳へと侵入します。
しかし鼻腔内接種では、プリオンは鼻腔の奥にある嗅上皮から嗅神経に入り、脳に侵入します。つまり、リンパ系での増殖というプロセスをひとつスキップして、脳に到達します。経鼻感染で潜伏期間が短いのはそのためです。
もっと詳しく言うと、腹腔内接種では、濾胞樹状細胞を活性化する必要があるので、CpG配列を強化したmRNAワクチンを繰り返し接種しないといけません。鼻腔内投与なら、プリオンは濾胞樹状細胞を経ないで脳内に入るので、ワクチンは必要ではありません。
あるいは、

経鼻型コロナワクチン

たとえばこんなふうに『経鼻型コロナワクチン』としてプリオンを注入すれば、2年ほどで脳症になるでしょう。
筋肉注射のコロナワクチンでは、ブースターを繰り返し接種する必要がありますし、潜伏期間は2~8年と長いし、脳症の発症も確実ではありません。
その点、経鼻的なアプローチは優れています」

そう、みなさん「コロナにかかったかな?」と思ったら、行かなくてもいいのにわざわざ病院に行って、PCR検査受けて、鼻に綿棒ぐりぐり突っ込まれて、って自ら進んでやってるけど、ああいうの、危険だよ。
上記の先生の心配が杞憂であればいい。5年経っても10年経っても何事もなければ、「綿棒にプリオンがついてるとかデタラメ言ってた奴がいたなー」と笑ってくれてかまわない。
しかし現在、1900人以上が亡くなってもワクチン接種事業が中止にならないという恐ろしい現実があるわけです。もうみなさんお分かりでしょう。国が国民の命なんて、屁とも思ってないことを。だから彼ら、何だってやりますよ。遅効性の毒を仕込んで、国民を死に追い込む。それで所定の人口削減目標の達成を目指す。
以前の記事で、「そろそろ病院と縁を切ったら?」という話をしたけれども、これについてみなさん真剣に考えたほうがいいよ。病院なんて、本当ろくなもんじゃないよ。医者の僕が言うのも何だけど。

ワクチンにプリオンが入っているとして、あるいは何らかの方法で経鼻的にプリオンが侵入してくるとして、対策はどうすればいいか?
ひとつには、アサイゲルマニウムです。接種後発症のCJDに対して、アサイゲルマニウムの投与で病状の進行が止まった症例について、以前に紹介しました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/nd02eb453f560

しかしもうひとつ、別の対策を以下に紹介しよう。

https://www.amed.go.jp/news/release_20210114.html

国の指定難病でFXTAS(脆弱X随伴振戦/失調症候群)という神経疾患があって、これはプリオノイドタンパクのひとつ(FMRpolyG)が無際限に増えることで神経機能の異常が起こる。
「プリオノイドタンパクが異常に増える病気=FXTAS」
「プリオンが異常に増える病気=CJD」
異常タンパク蓄積疾患という意味では、FXTASはCJDと同じカテゴリーの病気です。
そして、熊本大学の研究チームは、5ALA(5アミノレブリン酸)の投与によりFXTASの神経機能異常(神経伝達機能、認知機能、運動機能)が有意に改善することを発見した。
どのようなメカニズムで効くのか?

そもそもプリオン(構造的に折れ曲がった異常タンパク)は最初はゾル状(液滴)なんだけど、RNAやDNAがグアニンリッチだとグアニン4重構造という形になり、これがゾル状のプリオンをがっちりとしたゲル状に固めてゆく。やがてβシート構造になって、神経細胞の内外に沈着する。
そういう発症プロセスをたどるところ、5ALAを投与すると、プロトポルフィリン9(PpⅨ)という構造体ができて、これがプリオンの「ゾル→ゲル」の変化を抑制する。結果、神経疾患を発症しない。発症している場合には、症状を軽減する。

5ALAについては、以前の記事で何度か紹介したことがあるし、今でも臨床でよく使います。これを飲んでいると、まず、コロナに感染しにくくなるし、シェディング対策にも有効だし、ワクチン後遺症にもいい。サプリでありながら、下手な薬よりもはるかに使い勝手がいい。この点ではアサイゲルマニウムに似ている印象で、なんと、実際作用機序にも共通したところがある。たとえば、

「ゲルマニウムの服用によりアミノレブリン酸合成酵素遺伝子の発現が誘導される」
つまり、ゲルマニウムを飲んでいると体内で5ALAが作られるということです。サプリとしてGeを飲むか5ALAを飲むかの違いは、「5ALAを作る元を飲むか、5ALAそのものを飲むか」の違いです(もちろん、Geの作用は5ALAの誘導だけではありませんが)。

西洋医学的には難病指定されている病気が、サプリで予防できたり治療できたりするとすれば、すばらしいことだと思いませんか?処方薬には副作用がつきものだけど、サプリに副作用はほとんどない。なんというか、薬よりも薬だよね。