世界情勢の予測:竹下雅敏氏

これから数年後、避けることができないことは
 1)経済崩壊
 2)多くの人がホームレスになる。
そして、それから何年かあと、
 3)世界規模の食糧危機、
   その直接かつ最大の被害を日本が受ける。

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「世界情勢の予測」2004年6月19日

 現在、あまりにもたくさんの情報が氾濫していて、何が正しい情報か分からない状況になっています。そこで、ある程度のものの考え方と道筋をつけておくことが必要でしょう。それを持っていれば、正しい情報と間違った情報を振り分けることができます。
 私の話を直接に何度か聞いていると、だんだん精度の高い情報とそうでない情報が分かるようになってきます。最終的には、何が世界で起こっているのかが分かってくると思います。
 今が大変な時期であることは確かです。正確な情報を理解して、正確な情報が広がるのを妨害するために、どういうにせ情報が流されているのかということも理解しないと、将来のことに備えられない。自分たちがどう生きていいか分からない時代です。
 ここでは、紙面に掲載できるぎりぎりのところまでお話しします。

「聖書の暗号2(マイクル・ドロズニン著、アーティストハウス)」という本が出ています。この本を読むと、そこに書かれている過去の預言が全部当たっているのがわかります。内容は非常に簡単です。3000年前に書かれた旧約聖書のモーセ五書のヘブライ語の文字を、コンピュータを使って規則的に文字をとばしながら読むと、未来の予言がでてくるというのです。これはコンピューターができてはじめて解読ができるようになったものです。例えば、「湾岸戦争」に関する暗号文が、それが起こった日付とともに正確に書かれてます。聖書の中に隠されている予言の内容は極めて深刻なものです。
 例えば、今年2004年は「ニューヨーク 2004年に ミサイルの火で」という文字が出てきます。来年2005年は「天然痘 2005年 この災害による死者の数は一万四千七百人である」と書かれています。そして2006年、「世界戦争」。
 これらの予言は当たらないかもしれません。回避できるかもしれませんが、今我々のおかれている状況が極めて深刻なものであることを教えてくれています。
 今後、第三次世界大戦が起こり、ロシアがアメリカに核を打ち込み、アメリカが報復の核を使うということは絶対に起こらないと思います。地球が滅亡してしまうので、そのようなことはしないと思います。
 しかし第三次世界大戦に近い、極めて深刻な事態が起こるであろうと予測しています。それがブッシュが言っている「テロとの戦い」です。それは2006年頃から泥沼化し、2009年頃が最も激しい死闘のピークになるだろうと予測しています。私が言っていることは、いわゆるチャネラーの人たちの「大変な時代で変革の時代です」というのと全く内容が違います。私が言っているのは、現実に起こる変革のことなのです。これから激しい試練が起こるのです。

 私の予測では、下手をするとニューヨークにミサイルが落ちる。ミサイルかどうか分かりませんが、ニューヨークで大規模なテロが起こる。それが今年2004年、早ければ7月です。なぜかというと、イラクの主権委譲が6月末に予定されています。それに対して、アルカイダは猛烈に反対しているということなのです。そして、主権委譲に対する反対の意思の表明として、ニューヨークにテロを起こすという大義名分が彼らにはあります。そうすると、7月の半ば、17日前後に起こる可能性が極めて高いというのが私の予測です。
 911でこれだけ世界が緊張しているのですから、もう一度ニューヨークにテロが起こったらどうなるでしょう。恐らくアメリカは、2004年11月頃をめどに、イラン(あるいはシリア)に対して、また報復戦争をすることになるでしょう。
 現在アメリカの多くの右翼的な教会が、イスラエルを支持しており、聖書が彼らにナイル川からユーフラテス川まで領土を広くする権利を与えていると本気で思っている。この大イスラエル構想をイスラエルと共に夢想している現状では、これらの予測はけっしてばかげたこととは言い切れないと思います。今、世界は非常に深刻な状態にあり、みなさんはものすごい試練の中にいるのです。
 
 聖書の暗号が伝えているのは、かなり深刻な内容で、その精度は極めて高く、信じるに値すると思います。聖書の暗号が伝える内容と照らし合わせて、私の予測を言います。
 2006年の始め、おそらく6月以前に、東京近辺で大地震が起こるだろうと思います。聖書の暗号の中に、「大地震 日本 2000〜2006年に」という預言があるのです。もう2004年で、あと4,5,6年しかない。あと3年の間に、阪神大震災クラスの地震が起こると予測しています。それは地震学者がずっと警告している東南海大地震です。
 地震や天候の異変には、人の意識がすごく影響しています。例えば核実験などは地震に直結するのです。もし東京近辺で大地震が起こったらどうなるか。明らかに日本経済は破綻します。私はこれをずっと言い続けてきました。バブルが崩壊する前から、というより、私が高校生だった頃からです。日本の経済が破綻して、銀行とか証券会社がどんどんつぶれ、大失業時代に突入して、再軍備、戦争の方へ向かっていくと。今、それが全部当たっています。

 しかも私がなんと言ってきたか。完全に日本経済が崩壊するときがある。その前にバブルが崩壊して今のような状態になる。バブル経済の破綻も予測していました。そしてその後、本当に世界経済、日本経済が崩壊して大混乱になる前に、日本経済は一度明るくなると言ってきました。
 バブルが崩壊して景気が悪くなって以来、日本経済は喘いできたでしょう。それが、今、中国特需ということで景気回復の兆しが見えてきています。この状況はしばらく続きます。そしてみんなが喜んでいるのは2006年くらいまでで、そこでボーンと壊れる。私が今まで言ってきたことは、正確な時期は別としてほとんど全部当たってきています。
 今、日本経済は確かに明るい見通しが見えてきました。でも、私の予測では、おそらく日本に大地震が来て経済が崩壊します。それが2006年。6月ぐらいに地震が起き、同時に経済崩壊。そして世界恐慌に突入するのではないかと考えています。

 そして、その前後、恐らく2006年の10月頃にエルサレムで宗教テロリストが核を爆発させるだろうと思われます。これは、聖書の暗号に、「原爆によるホロコースト 2006年に」と書いてあるからです。ホロコーストというのは、焼き殺すという意味です。
 原子爆弾がテロリストの手に渡っている現状、そしてアルカイダなどの宗教テロリストの人たちがアメリカとイスラエルをものすごく憎んでることから考えて、その可能性が極めて高いと思われるのです。
 もし、イスラエルで2006年に核が爆発するような大惨事が起きたらどうなるか。下手をすると第三次世界大戦に突入しかねない。これは全世界対テロリストという戦いで、第一次、第二次世界大戦とは全く違った様相を呈しています。これがブッシュがずっと言い続けている「10年かかるテロとの戦い」です。本当に10年かかります。2001年から2011年まで。ですから、2011年までが我々にとって大変な時代です。そういう意味で、私たちは変革期に生きているんです。そして恐らく2011年で一通りのめどがつくと私は見ています。それから後は、ある意味でいうと見通しが明るいというか、荒廃した国土を復興させる方向に変わって行くだろうと思います。だから未来は明るいんですが、2011年までは悲惨だろうと思います。私が言ってることと、チャネラーが言っている夢のような世界とは、全く違うでしょう。私は、世界情勢、政治の動き、あらゆるレベルのものを総合して予測しており、これまで私が言ってきたことの基本的な部分は全部当たっています。それでこれらの予測も、正確な年や月日は別として、大きな流れに関しては恐らく間違いなかろうと思っています。
 今、それぐらい深刻な状況に来ているのだということなのです。

 経済崩壊した後の日本は、アルゼンチンのような状況に陥るでしょう。今のアルゼンチンの大統領の給料は13万円といえばその悲惨な状況が大体分かるでしょう。住宅ローンで家を買っている人は大変になります。もし失業したらローンを返せないでしょう。そうすると家は銀行に没収されてしまいます。だから、その時はホームレスになることを覚悟してください
 ベンジャミン・クレームという人を紹介しましたが、彼は株式市場は必ず崩壊すると言っており、私の予測と一致しています。私はそれが、2006年の大地震による日本経済の崩壊をきっかけに世界経済の崩壊が起こると予測しているわけです。
 そしてベンジャミン・クレーム氏は、株式市場が崩壊したらどうなるかという質問に対して、「多くの人がホームレスになるでしょう。ホームレスになった人に対して、国は住居を提供しなければならないでしょう。」と答えています。私もそう思います。ちょうど阪神大震災のときにプレハブの仮設住宅が作られましたが、そういうものが必要になるでしょう。国は銀行は保護しますが国民は保護しませんので、今から準備をして対処するようにしておかないと、大変なことになるということです。
 もし買った値段で家を売ることが出来るのなら、売っておいた方がいいと思います。しかしバブル期に家を買った人は買った値段では売れませんから借金が残るでしょう。経済が崩壊して失業した時というのはなおさら売れませんから、破産してホームレスになるしかありません。だから、今、家を借金して買っている人は、ホームレスが決まっている状況なのです。なんとか避けたいと思いますが、避けれない状況です。アルゼンチンぐらいで済めばいいのですが、もっとひどい状況になると予測しています。

 私が提供している情報は、全部うらを取ることができる非常に精度が高いものです。皆さんも自分で確かめることができるしっかりしたデータの上で、未来を予測しているのです。そして、間違いなく避けることができないということがいくつもあって、それが、

 1)経済崩壊
 2)多くの人がホームレスになる。
そして、それから何年かあとになるでしょうが、
 3)世界規模の食糧危機、その直接かつ最大の被害を日本が受ける。

 日本の食糧自給率は30パーセント以下ですから、食糧危機が起きたら最悪の国になります。何とかしたいと思って懸命に努力しているのですが、これは絶対に避けることができません。それで、その時に日本に一人でも餓死者を出してはならないというのが私の考えです。そのためにどうしたらいいかをいつも考えているのです。
必ずそういう時代が来るのですから。

資産のある人は今の預金の半分を金銀に換えておく方がいい。
田舎に耕せる土地を持っていた方がいい。
あるいは、小さくてもいいので、
避難できる別荘を田舎に持っておいた方がいい。
何か事が起こったら都会は最悪ですから。

10畳ほどの土地があればそこで野菜が作れます。半年間を生き抜くことができます。
例えば10人が各自30万出し合って、一反の土地を買っておいてもいい。
そのように考えて行動した方がいい。何も起こらなかったら笑うしかありませんが。

 クレーム氏の情報は精度が高いので、本を読んで未来を予測して欲しいのです。彼は、私のような細かい情報は言いませんが、ある程度の予測を言っています。そして、非常に未来を明るく言っています。私はかなり深刻に言っていますので、それを統合するとバランスの取れた見方をできるのではないかと思います。

(竹下雅敏)

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