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前回あらすじを見た『パルチヴァール』とその元になったクレティアン・ド・トロワの未完の聖杯伝説『ペルスヴァル』、更にその大本であるウェールズの聖杯伝説『エヴラウクの息子ペレドゥルの物語』を比較しながらあらすじを押さえる。3つの物語に存在する錬金術の要素について解説するとともに、聖杯伝説の全体像を捉える。
今回からヒンドゥー教をテーマとするが、特にヒンドゥー教に決定的な影響を与えた「マヌ法典」と「バガヴァッド・ギーター(神の歌)」に含まれる思想を取り出して見ていく。まず、今回から数回に渡り「マヌ法典」を取り上げる。
前回、バガヴァッド・ギーター(以下ギーターと略記)のあらすじを説明した。今回は、次回から見ていくギーターの哲学的な内容を理解する上で必要になる、ギーターの成立年代に関わる話をする。
今回から、バガヴァッド・ギーター(以下ギータ-と略記)の中身の解説に入る。思想の根幹になる部分を取り出し、全体の流れが分かるように説明していく。ギーターの内容は良い言葉も含んでいるが、宗教・哲学として正しくない。誤っている部分を正しながら解説する。
中論は、大乗思想の基礎を確定した重要なものであり、しばらく中論の解説を続ける。今回は、ナーガルジュナの詭弁論法と呼ばれる論理的整合性を欠いた議論の具体例を、大まかに見ていく。
前回、小乗仏教において時間的な強意の因果関係と理解されていた縁起の思想を、ナーガルジュナが相互依存関係に拡大解釈して論理を展開したことを話した。今回はこの部分を突き詰め、丁寧に解説する。
ナーガルジュナは説一切有部を論破したつもりになっているが、実際には自性の定義を誤っていること、さらに「自性でない」と「自性がない」を混同したため議論が全くかみ合っていないことなどを前回説明した。今回は、この事をもう少し具体的に見ていく。(注:なお、前回に続きホームページ「 空の思想 --- ナーガルジュナの思想 ---」から文章を拾って説明していくので、一読しておくことをお勧めする。)
前回まで如来蔵思想を説明した。今回はその発展形であり日本で花開いた最大の思想、本覚思想を紹介する。「日本仏教史(末木文美士著)」から文章を拾い、本覚思想発展の経緯や通常の解釈を見ていくと同時に、「成仏」などの言葉を明確に定義した上での私(以下竹下氏)独自の解釈も説明していく。
前回から「マグダラとヨハネのミステリー」という本に沿ってテンプル騎士団について解説をしている。今回はテンプル騎士団が手にしていた秘密、そして彼らが何を伝えようとしたのかという全体像を見ていく。本質的な部分に関しては次回からの講義で、詳細に追求して行く。
前回は仏教の4種類の認識論を解説した。今回は、大乗仏教を事実上大成したシャーンタラクシタの理論と、これに対立するラトナーカラの理論を認識論の立場から見ていく。ここを理解し、大乗仏教の全体像を把握することで、後に扱う唯識論を明晰に理解することができ、さらに仏教の誤りや認識論の限界も明確になる。
シャンティ・フーラ 映像配信
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