宗教学講座 初級コース 第220回 秘密伝承(テンプル騎士団と聖杯物語)

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  • 1. テーマ:テンプル騎士団
  • 2. 戦士としてのイメージと矛盾するテンプル騎士団
  • 3. 性錬金術を信奉していたテンプル騎士団
  • 4. 聖杯が「女性によって守られている」の解釈
  • 5. インスピレーションに満ち溢れた文献ではあるが…

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72分
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概要

前回から「マグダラとヨハネのミステリー」という本に沿ってテンプル騎士団について解説をしている。今回はテンプル騎士団が手にしていた秘密、そして彼らが何を伝えようとしたのかという全体像を見ていく。本質的な部分に関しては次回からの講義で、詳細に追求して行く。

目次

1.前回の復習 (00:00:00)

マグダラのマリアと洗礼者ヨハネ、イエス、サン・マクシマンとの関係、そして現代に繋がっている子孫について、また、テンプル騎士団の宝についての概要を復習する。

2.テンプル騎士たちの思想 (00:08:58)

テンプル騎士団が戦士としてのイメージと完全に矛盾した、女性原理の信奉者であったという部分を見ていく。彼らが崇拝したとされる斬首された頭像の名前バフォメットを、彼らの暗号で読み解くと、彼らが洗礼者ヨハネとマグダラのマリアをどのように理解していたかが明らかになる。

3.聖杯とはなにか? (00:18:52)

最初に書かれたクレティアン・ド・トロワの聖杯物語、及び幾つかの後継の物語から重要な情報を取り出し、聖杯とは何であったのか諸説を考察する。この考察から、悪魔崇拝の本質がここから現代に繋がっていることがわかる。

4.テンプル騎士団と聖杯物語とカタリ派 (01:03:53)

オカルト学者ウェイトは、聖杯物語はテンプル騎士団と関係する何らかの「隠された教会」を基盤としているとした。マグダラのマリア崇拝が消えてしまった謎を解くことで、「隠された教会」の正体を詳細に紐解き、聖杯物語とは基本的に何で、どこからもたらされたものかを示す。

終わり(01:12:30)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「マグダラとヨハネのミステリー」リン・ピクネット&クライブ・プリンス著、三交社
3滴の血、9名のテンプル騎士、「聖杯の隠された教会」、アラビアのイスラム、アリエージュ県モンレアル=ド=ソス、アンドリュー王子、イギリス、イシス、イルミナティ、エッセネ派のクムラン教団、キリスト、ギヨ・ド・プロヴァン、クリスティーヌ・ラガルド、クローヴィス一世、グノーシス、グラストンベリーの修道僧、ケルト教会、ゴドフロワ・ド・ブイヨン、サングリアル文書、シギベルト四世、シモン・マゴス、シャンパーニュ伯、ションフィールド、スコットランド、ソフィー、ソロモン神殿、タマル、ダゴベルト二世、ダビデの子孫、ナグ・ハマディ文書、ニーヴェン・シンクレア、バイエルンの詩人、バチカン、パルチヴァール、ヒュー・ションフィールド、ピスティス・ソフィア、ピピン二世、ピレネー山脈、フラスコ、フリーメーソン、ペリラ、ペレデュール、ボードゥアン一世、マニ教、ムンサルヴェーシェ、メロヴィング家の開祖、モンセギュール城、ユーグ・ド・パイヤンス、ヨシュア、ヨセフ、ヨハネ派の伝承、ラピス・エリクシル、ラプジト・エクリシス、ラモン・ド・ペレラ、ルシファー、レオナルド・ダ・ヴィンチ、仙術、仙道、十字架、哲学者の卵、地下思想、大皿、天上のエルサレム、性錬金術、房中術、死の石、死海文書、深皿、漁夫王、父系、王家の血、秘密文書、秘密結社、系図、聖杯城、聖餐杯の壁画、薔薇十字団、血が滴る槍、血筋、行列、道教、頭像、騎士ガウェイン、黒い聖母崇拝
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2件のコメント

  1. 参考になった(0)
    ぴょんぴょん on

    テンプル騎士団の正体がどんどん明らかにされて、おもしろかった。
    ケルト文化も、アーサー王物語もこの流れから来ているのですね。
    ここまでの知識を助けに、マグダラとヨハネのミステリーをもう一回読み返してみます。

  2. 参考になった(0)

    聖杯が大皿ではイメージが合いませんが、脚付き深皿なら合います。