宗教学講座 初級コース 第241回 秘密伝承(房中術・男女双修功5)

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  • 1. テーマ:地球上で初公開される性の知識
  • 2. 南風老師の教えの誤りと不明確さ
  • 3. 順方向と逆方向の小周天
  • 4. "初歩の小周天"と"本当の小周天"

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87分
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概要

4回にわたり南風老師の男女双修功という房中術の要点を説明し、前回は行法の大事な部分を解説した。今回は、男女双修功では辿り着けない最終段階まで丁寧に説明し、全体の構図を明らかにする。今回の内容はチベット密教を遥かに超えるもので、おそらく地球上で初めての完全な形での公開となる。

目次

1.西洋の錬金術、東洋の煉丹術の本質 (00:00:00)

西洋の錬金術も東洋の煉丹術も、性エネルギーを小周天という形で回していく行法である。両者とも、これまで一部の者にしか開示しななかったのはなぜか。今回最終段階まで解説する内容は、地球上で初となる完全なものであるが、それでも初歩のレベルにすぎない。

2.男女双修功の行法のまとめとポイント (00:16:34)

南風老師のテキストで男女双修功の復習をする。わかり難い部分は「タオ性科学」と照らし合わせ、誤りを正しながら要点を押さえ説明する。男女双修功が大周天まで行けない理由や、曖昧な記述に終始し、行法が脇道に逸れ混沌としている理由について言及する。

3.行法の全体像 その1.最初の27分と小周天:初歩の小周天 (00:39:39)

エネルギーの流れを図で示しながら行法の全体像を詳解していく。まず最初に、前戯に等しい27分のエネルギーの交換を行なった後、小周天を回していく。これにより1段階目のチャクラが開いた状態となる。これが終了した時点で多くの人はクンダリニーの覚醒と勘違いをするが誤りである。

4.行法の全体像 その2.順方向の小周天:初歩の小周天(準備の段階) (00:50:43)

始めに回した小周天は求心性の方向で、次は逆方向に回す行法を行なう。こちらが遠心性の方向で本来の順方向である。自然に起こる流れではないため、ほとんどの人はここで行法が止まってしまう。ここまでが初歩の小周天で、準備の作業が終わった段階となる。

5.行法の全体像 その3.本当の小周天:大いなる作業 (01:08:30)

錬金術で言われる大いなる作業へと入る。今までと同じように、督脈を上げて任脈を下げる小周天を行なう。小周天を3回半回すと、天からの光を伴い、これによりここで初めてクンダリニーが発現する。クンダリニーが3回半トグロを巻いた蛇でイメージされる所以である。

6.行法の全体像 その4.順方向の小周天:本物のツァンダリー (01:13:46)

エネルギーがサハスラーラ・チャクラを突き抜けた後、今度はそのエネルギーを下ろしていく行法として、再度順方向の小周天を回す。ここでチャクラは4段階の最高段階の覚醒をする。遂にムーラーダーラ・チャクラを突き抜け終了となる。最後に全課程を通しての注意点や体験について言及する。

終わり(01:26:47)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「タオ 性科学ー女性編」 謝 明徳著、鎌崎 倬寿翻訳、(株)産学社エンタプライズ
10年、のの字、アーバン博士、インドのタントラ、スシュムナー管、ハート、フニャッシー、マグダラのマリア、ムーラーダーラ、ヨーガの行法、上丹田、下丹田、中丹田、中脈、体内軌道、前立腺、尾骨の先端、心臓、性のエッセンス、泥丸、熱性のエネルギー、真言密教、睾丸、睾丸呼吸法、秘密結社、精、習字、舌の先、薬丹、谷間のオルガズム、進化段階、道家、還精補脳法、野口晴哉、長強、陰陽エネルギーの交換、高原期、高藤総一郎、鼎
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6件のコメント

  1. 参考になった(8)

    これまで秘伝とされ、ようやく開示されたものもその行法が途中でわからなくなる。
    曖昧な部分をその理由とともにズバッと指摘し、
    そしてまた1から、図を用いたメリベにもわかる見事な解説でした。
    途中、経験してないとこんな説明はできるはずがないと思う箇所がいくつもありました。

    片やお金を積んでも途中までしか教えてもらえない。教えられない。
    片や、ワンコインで懇切丁寧な解説での公開。
    内容以上に、大切なことが胸に響いてきます。
    どうか、この教えが必要な人の所に届き、
    そして多くの方がこれまでの大いなる誤りに気づきますように。
    ありがとうございました。

  2. 参考になった(3)

    はちコさんが私の感想を代弁してくださいました。
    今日も分かりやすい解説ありがとうございました。

    道のりは長そうですのでコツコツ行きます。

  3. 参考になった(1)

    順方向の小周天に入るには、呼吸がポイントになるのがわかりました。

  4. 参考になった(5)
    ぴょんぴょん on

    抽象的だった西洋錬金術の解説から、今回まで興味深く見てきました。
    体験ができなくて残念ですが、知識的に知るだけでもおもしろいと思います。
    しかも今回は、これまで地上で誰にも明かされなかった貴重な行法が、具体的に解説されています。
    なるほど、そういうメカニズムになっているのかとわかり、おもしろかったです。
    真理というものはシステマティックで、美しいものですね。

  5. 参考になった(2)

    奥深すぎます、気の交流の世界・・・。

    こういう世界があったとは・・・。なるほど地球上初でも納得です。

  6. 参考になった(3)

    一連の房中術の講座で説明されている小周点・大周点・ツァンダリーの理解が、タカキミクラノミコト様ご夫妻からのプレゼント「癒しの光-祝福の光」で説明されている光の流れを理解する助けとなると思いました。恩寵の光を有難うございます。