[livedoor NEWS]世界に一つだけの名所『紙ヒコーキ博物館』に行ってきた。

私の確認ミスで記事が途中から掲載されていませんでした。大変、申し訳ありません。「編注:ここから下が抜け落ちておりました。(23:09)」というお知らせが入っているところから下の部分になります。(編集長) 

竹下雅敏氏からの情報です。
 息子の趣味の折り紙ヒコーキで、とてもよい記事がありましたので、紹介します。この博物館にうちの息子の展示スペースもあるようです。
写真をご覧になればわかるように、折り紙ヒコーキ協会の戸田拓夫氏は、なかなかステキグイな人で、妻に言わせるとメタボにならないように奥さんがきっちりと食事をコントロールしているとのことで、この情報は息子からの極秘情報です。各地で競技会を催しており、そのような時には、戸田会長や航空宇宙工学の第一人者の鈴木真二教授も競技会に姿を見せるようです。こうした趣味の優れたところは、素晴らしい人たちとの出会いがあるということで、年齢や社会的地位に無関係な友情を育めるところだと思います。このような人たちは同じ趣味を持つ同志としての意識が強く、紙ヒコーキの話題に花を咲かせている時は、全員が同年代の少年になっているのです。
 この前息子が帰省の折りに、パソコンに向かって何やらコツコツとやっていたので覗いて見ると、驚愕しそうなほど複雑な折図を作っていました。びっくりして「お前、こんなスゴイ事をやっているのか?」と言ったのですが、よくこんな事が頭の中で出来るものだと感心しました。大学の講義は高校までと違ってずいぶん難しいだろうと思って聞いてみると、授業を聞いて人に教えてもらうのはずいぶん楽だと言っていました。
紙ヒコーキを独力でコツコツ磨き上げる努力、自分で学ぶ努力をすでに身に付けているので、逆に大学での講義はずっと楽に感じるようです。こうした忍耐力は、これまで自分の好きな事をやって来たからこそ身に付くものなのです。
 この記事の中で戸田会長も言っているように、「何が役に立つのか」は、実のところ誰にもわからないものなのです。単なる遊びだと思っていたら、突然その重要な応用が見つかるというのは、いつでも起こる事なのです。特に折り紙の世界では、そういう事が起こり得ると感じています。
 平均的な型にはまった人間を作るのではなく、1人1人の個性を尊重してそれを育む教育が必要だと思います。それはその子そのものを否定するのではなく、全面的に肯定するところから始まります。それなのに学校の先生は、子供に叱る事ばかりで、命令しかしないのかと思います。子供をありのままに受け入れて教師が手本を示せばよい。それが教育の基本だと思うのです。現実には反面教師にしかなっていない。子供たちが大人や社会に希望を持てないのは、無理もないと思います。要するに、頭の固い心の冷え切った金の亡者のような大人ばかりなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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世界に一つだけの名所『紙ヒコーキ博物館』に行ってきた。
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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