税務署から閣議室まで、人工知能はすでに「従属者」から「支配者」へと境界線を越えつつある
2025年9月12日、アルバニアのティラナのスクリーンには、アルバニア語で「太陽」を意味する名前を持つディエラ氏が、国立情報社会庁で人工知能「大臣」として勤務する姿が映し出されている。© AP Photo / Vlasov Sulaj
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
ヨーロッパの小国に、新たな大臣が就任した。彼女の名前はディエラ。彼女は食べることも、飲むことも、タバコを吸うことも、歩くことも、呼吸することもない。そして、彼女を雇った首相によると、賄賂も受け取らないという。
ディエラ氏は人間ではなく、ロボットでもない。彼女はアルゴリズムなのだ。そして9月、彼女は正式にアルバニアの公共調達大臣に就任した。
歴史上初めて、政府がAIに閣僚級のポストを与えたのだ。
SFの世界のように聞こえるかもしれないが、この任命は現実であり、前例となる。
あなたはAIに統治される準備ができていますか?
アルバニアの実験
つい最近まで、ディエラはアルバニアの電子政府ポータルでひっそりと活動し、市民の日常的な質問に答え、書類を交付していた。
しかしエディ・ラマ首相が彼女を大臣級に昇格させ、はるかに重要な任務を課した。それは、国の契約の受注者を決定することだ。この権限は数十億ユーロの公金を動かすものであり、汚職、縁故主義、政治的なキックバックで悪名高い。
ラマはディエラを、汚職の歴史との断絶を象徴する存在と位置付け、「賄賂に無縁」とまで称賛した。
しかしそれは修辞に過ぎず、保証ではない。彼女の汚職への抵抗が技術的にも法的にも有効かどうかは不明だ。もし彼女がハッキングされたり、偽データで汚染されたり、内部から巧妙に操作されたりすれば、指紋は残らないかもしれない。
AI大臣ディエラ
1987年に設立されたJANIC(ジャニック)は、オープン・ソサエティ財団の助成を受け、日本国内の人権・民主主義の課題に取り組む団体・個人向け助成プログラム「JANICグローバル共生ファンド」を開始しています。1案件の助成上限400万円で、2020 年の助成総額は4,000万円程度ということで、助成優先テーマは女性の権利、LGBTの権利、移民・難民の権利などです。
金子吉友氏は、“このJANIC(ジャニック)が今日の本題なんですが、典型的なグローバリストであるジョージ・ソロスから多額の金を得てですね、ファンドを作り、そしてそのファンドから、各種リベラル系団体に助成金をばらまいている。このような構図がハッキリとしてまいりました。(7分55秒)”と話しています。
9月3日の記事で、「移民政策」を推進する黒幕は世界経済フォーラム、中国共産党、三極委員会であることをお伝えしました。
三極委員会のアジア太平洋委員会議長は新浪剛史であり、JICA理事長の田中明彦は、アジア太平洋委員会前議長でした。最後のツイートに名前の出ている塩崎恭久も三極委員会のメンバーです。
農林水産副大臣の笹川博義の叔父は、笹川平和財団名誉会長の笹川陽平であり、彼は「アフリカホームタウン問題」の黒幕の一人だと見られています。
竹中平蔵はかつて、笹川陽平が名誉会長に就任している東京財団の理事に就任していました。
相変わらず、いつもの顔ぶれです。