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まみむのメモ(54)〈食べられる野草図鑑〉(番外編)バラ類・バラ科植物(2)

九尾の雲?

 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
 昨年11月1日この空を見た時、九尾のあの方を連想しました。今年、日本が幸せな国家として大きく舵をきる年になりますようお祈りいたします。

 2021/7/7の記事2021/7/8の記事2021/10/23の記事で、竹下先生がアミグダリンを紹介してくださったのが衝撃的でしたが、2021/9/16の記事にあるようにアミグダリンの素晴らしい薬効を隠そうと、嘘を発信されているのが、ビワの情報を調べていてもわかりました。
 ビワの種を食べるなと書かれている情報は、採用しませんでした。逆に、「アミグダリンつまりビタミンB17を化学分析してみると、その中に微量のシアン化合物(青酸配糖体)とベンツアルデヒドという猛毒物質が含まれています。このベンツアルデヒドはガン細胞の周辺で拡散して酸化し、無害な安息香酸に変化します。安息香酸は鎮痛効果があり、末期ガンに伴う激痛を抑制する効果がある。このように、ビタミンB17は、ガン細胞を破壊する作用に加えて、私たちの体の健康な細胞に対しても強い抵抗力を与え、活性化する作用がある。」という説明がありました。
 また、ビワ温灸が有効なのは「ビタミンB17は、体温と共に暖められると浸透して、細胞の中にまで入っていき、炎症やガン細胞も治してしまうほどの力を発揮する」そうです。ビワの葉を靴の中に敷いてみたいと知り合いが話していたのが、的を射ている使い方なのがわかります。
 実際にソックスの中に入れて外出しました。すると3時間もすると妙に足が暖かく、足裏が汗ばんだのかビワの葉がぴったりとくっついていました。約7時間後、ビワの葉を取り出すと、カラカラになっていて養分を足の裏から吸い取ったようでした。足の裏から頭のてっぺんまで体の芯が心地良く感じられ、これは癖になりそうと思いました。
 もっとすごいのが、2020/3/10の記事で竹下先生が紹介してくださった「びわの葉エキス」の不思議な使い方です。

「びわの葉エキス」の小瓶を、胸かズボンのポケットに入れておくだけで良いのです。これだけで「免疫力」と「ホメオスタシス」の両方が整うのです。小瓶に「びわの葉エキス」を10ml入れておけば良いでしょう。(中略)...まるで、身体のまわりにプラズマのバリアが張られて守られているように感じるでしょう。
(竹下雅敏)

 私たちが自然に即して暮らせば、おどろくほど簡単に健康になるのかもしれませんね。
(まみむ)
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まみむのメモ(54)〈食べられる野草図鑑〉(番外編)バラ類・バラ科植物(2)

ビワ(枇杷)


Wikimedia_Commons[Public Domain]
時期 枝葉は春・夏・秋と年に3度伸長する。花期は晩秋から冬(11 - 2月)。果実ははじめ緑色で、初夏(5 - 6月)に黄橙色に熟す。
場所・環境 中国南西部の原産で、日本には古代に持ち込まれたと考えられており、中国から渡来したといわれているが、野生も確認されている。原産説についてはいろいろ議論があるが、奈良時代に記述があり古くから日本にあったのは間違いない。暖地で果樹として栽培されている。主に本州の関東地方・東海地方の沿岸、石川県以西の日本海側、四国、九州北部に自然分布する。またインドなどにも広がり、ビワを用いた様々な療法が生まれた。中国系移民がハワイに持ち込んだ他、日本からイスラエルやブラジルに広まった。トルコやレバノン、ギリシャ、イタリア南部、スペイン、フランス南部、アフリカ北部などでも栽培される。
花芽は主に春枝の先端に着く。花芽は純正花芽。長さ10〜20cmの円錐花序に芳香のある小さな花が100個前後つく。


花は直径約1cm、花弁は白色で5個ある。花弁の内側の下部、萼、花序には褐色の綿毛が密生する。開花のときは花弁を外側に出す。葯(おしべの花粉がつまる袋状の部分)には毛が密に生えている。長期の花期に多量の花密を蓄え、甘い芳香を放って昆虫または小鳥が来るのを待ち、花粉の媒介が行なわれる。自家受粉が可能。

葉は互生し、葉柄は短い。葉の形は、長さ15 - 20センチメートル (cm) 前後の広倒披針形・長楕円形・狭倒卵形で先端は尖り、基部は次第に狭くなって葉柄に続いていく。葉身は厚くて堅く、表面が凸凹しており葉脈ごとに波打つ。葉縁には波状の鋸歯がある。葉の表面は初めは毛があるが、生育するにつれて毛はなくなり光沢が出てくる。葉の裏面は、淡褐色の綿毛に覆われたままである。

果実は花托が肥厚した偽果で、直径3 - 4 cm、長さは6 cm前後の球形から卵形、広楕円形になり、全体が薄い産毛に覆われている。果実の中には大きな赤褐色の種子が数個あり、可食できる甘い果肉部分は全体の約3割ほどである。果実の頂部には内側に曲がった萼片が残る。種子は長さ2〜3cm。なかには白い肉質の子葉が入っている。

長崎県、千葉県、鹿児島県などの温暖な地域での栽培が多いものの若干の耐寒性を持ち、寒冷地でも冬期の最低気温-10℃程度であれば生育・結実可能である。

和名ビワの語源は、実の形が楽器の琵琶に似ているからとされる。

土壌は砂壌土がよく、根は深く張る。
見分けるポイント 若枝は、淡褐色の細かい毛に覆われている。 葉の裏面にも褐色の綿毛が密生する。樹皮は灰褐色。横じわがある。
間違えやすい毒草 なし
生え方 常緑広葉樹の小高木で、高さは5〜10メートル (m) ほどになる。
学名 Eriobotrya japonica
科名・属名 バラ科ビワ属
採取方法 びわの葉の焼酎漬けは、冬の一番寒い「大寒」の日に摘んだ葉が生命力旺盛で良いとされている。葉の表や裏の柔毛をタワシでよく洗い取り除いて、水洗いして生のまま用いる。新芽より古い葉の方が良いとされる。
その葉を、2~3センチ幅に切って適量の水を入れて煎じる。
ビワの葉の乾燥したものを、生薬名で枇杷葉(びわよう)という。
初夏に黄橙色に熟した実を採取し生食、他に。その種子を薬用にする。
あく抜き なし
調理法 果実は甘く、生食や缶詰にされる。ゼリーなどの菓子、ジャム等にも加工される。茶色い種子は、生薬の杏仁の代用として利用される。葉は薬用として重宝されてきており、ビワ茶にしたり浴湯料にする。

果実酒は、 氷砂糖とホワイトリカーだけでも作れるが、ビワは酸味が非常に少ないので、果実のほかに皮むきレモンの輪切りを加えて漬け込むとよい。また、果肉を用いずにビワの種子のみを使ったビワ種酒は、杏仁に共通する芳香を持ち、通の間で好まれる。
他の利用方法 薬用、浴湯用。
効能 ビワの葉の成分は、ブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース、でんぷん、デキストリン、酒石鹸、クエン酸、リンゴ酸、アミグダリン(ビタミンB17)、タンニン酸、サポニンなど。これらの成分の中で特に有効なものは、アミグダリンをはじめとするクエン酸、リンゴ酸、酒石鹸などの有機酸。有機酸はタンパク質を消化するために欠かせない成分。ビワの種には、アミグダリンという成分が葉の1300倍も含まれていると言われている。

アミグダリンは、正常細胞にとっては有益に作用するが、ガン細胞の周囲ではベータグルコシターゼ酵素の作用で、青酸とベンツアルデヒドとに分解され、強烈な複合毒素となってガン細胞だけを選んで攻撃して撲滅させてしまう。それと、ベンツアルデヒドが無害物質に中和するとき、モルヒネ以上にガンの痛みを和らげる力も持っている。

アメリカの生化学博士エルネスト・T・クレブスⅡ世は、「ガンの原因はビタミンB17の欠乏症にある。腫瘍はその防御反応があらわれるためである」として、ビタミンB17を用いたガン治療を提唱した。また、アメリカのガン治療の専門医ジョン・A・リチャードソン博士は、「ビタミンB17はすべてのガンに100%近い制御率を示した」として、250例中、248例に効果があった臨床報告を発表、医学界だけでなく一般の人達にも大きな衝撃を与えた。

びわの種はガンだけでなくぜんそく、肝硬変、糖尿病など慢性の難病にも薬効がある。摂取の仕方としてはそのまま食すが、乾燥種だとかなり堅いので、保温ポットなどで一昼夜蒸して柔らかくしたものを1日に3~10個を目安に食べる。また、砕いて粉末にして飲んでもよい。

3000年の歴史をもち古来から伝承されている仏教医学のビワの葉療法とは、緑の濃い厚手のビワの葉の光沢のある面を焦げない程度に火にあぶり、2枚合わせて10回ほどすり合わせて、1枚ずつ両手にもって熱いうちに皮膚を直接なでる。腹部やへそ下を6~7分丹念にマッサージする。これは、ビワ葉には、アミグダリンとエムルシンとが含有されていて、葉の表面を火であぶることにより、相反応して微量の青酸が発生して、それが皮膚を通して吸収されて、甚大な効果を発揮すると考えられている。アミグダリン(ビタミンB17)は、体温と共に暖められると浸透して、細胞の中にまで入っていき、炎症やガン細胞も治してしまうほどの力を発揮する。

びわ種焼酎漬けの効用
■胃のもたれ・口内炎・歯痛・歯茎の腫れ・歯槽膿漏等
2~3倍に薄めて口に含みお口くちゅくちゅします。最後に飲み込んでOK。
■のどの痛み・せき等
2~3倍に薄めてちびりちびり飲む。お酒に強い人はストレートでもOK。
■内臓の痛みや炎症等
2~3倍に薄めてちびりちびり飲む。お酒に強い人はストレートでもOK。
■水虫・切傷・やけど等
原液ではかぶれることがありますので2~3倍に薄めてガーゼに浸し湿布。
■他慢性疾患
外からの手当(患部に直接塗る)と中からの手当(飲む)で多くの方々が実行しておられるようだ。

あせもには、葉を3枚ほどちぎり、水0.5リットルで煮出し、冷めた汁で患部を洗うようにする。

打撲、捻挫には、ビワの葉約30枚を水洗いして、1センチほどに刻み、水気をとってから広口びんに入れ、ホワイトリカーを葉が浸るまで注ぎ、2~3週間おいてからこれをこし、脱脂綿に浸して患部にあてる。

咳止め、暑気あたり、胃腸病には、葉2枚をちぎり、水0.4リットルを加えて煎じ、約2分の1の量まで煮詰め、適当なときに飲む。

ビワ酒:疲労回復や食欲増進には、果実1キログラムを水洗いして、よく水気を切ってから、ホワイトリカー1.8リットルにグラニュー糖150グラムを加えて漬け込み、3~6ヶ月後に、こしてビワ酒にします。ビワ酒は、1日3回20ミリリットル程度を飲む。

ビワの葉、花は、風邪にハチミツとビワ花を適量いれて15分くらい蒸してから食べると咳がとまり、咽が痛いときには、ビワ茶に塩を入れてうがいを。

皮膚炎、火傷、水虫、捻挫、アトピーには、ビワの葉を水半量に煮詰めて、薬用アルコールに溶かして、直接性皮膚炎に効果があるとされる。ビワの葉には殺菌力があり、この煎じ液を風呂にいれたビワ湯は現代病のアトピーに悩む人にも効果があるとされる。
その他 3千年も昔から、涅槃経(ねはんきょう)などインドの古い仏典の中に、びわは大変優れた薬効を持ち生きとし生けるものの万病を治す植物として登場する。びわの樹は「大薬王樹」、びわの葉は全ての憂いを取り除く「無優扇」と名付けられていたことからも、その癒しの力の絶大さが、すでにこの頃からあまねく知られていたことがうかがわれる。

日本でも古くは奈良時代、天平2年に光明皇后がつくられた「施薬院」、これは貧しい人々や病気の人々の救済施設だが、そこでびわの葉の療法がもう行われていた。

江戸時代には「枇杷葉湯(びわようとう)」として、庶民の夏の暑気払に盛んに飲まれていた。枇杷葉湯は、ビワの葉に肉桂(にっけい)、霍香(かっこう)、莪述(がじゅつ)、呉茱萸(ごしゅゆ)、木香(もっこう)、甘草(かんぞう)の7品目を同量混ぜ合わせて、煎じて作ったもの。てんびん棒を肩に「ご存知本家天満難波(てんまんなには)橋朝田枇杷葉湯(びわようとう)・・・」と売り歩くさまは、浪花や江戸の風物詩だったようだ。

江戸時代の川柳には「枇杷と桃 葉ばかりなながら 暑気払い」という川柳があり、ビワもモモも、葉には薬効があり、実には薬効が無いことを謡っている。
参照サイト・文献 松江の花図鑑
イー薬草・ドット・コム
ウィキペディア
サプリメントハウス
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まみむのメモ(53)〈休耕田で稲作準備〉

田んぼのミゾカクシ

 何年ぶりでしょう?稲作に挑戦できる田んぼを借りることができました。これまで失敗続きで、自給自足できていなかったのですが、いよいよ世の中の雲行きもおかしくなってきて、自給体制の必要を感じるようになってきています。果たしてこれまでの失敗体験を生かして、成功できるのでしょうか?
(まみむ)
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まみむのメモ(53)〈休耕田で稲作準備〉
今春同じ町内に引っ越して来られた知り合いの家の周りにある田んぼを、新しく借りることができることになりました。この田より上には人家も田もなく、地域の一番奥まった場所で、きれいな谷川と山に囲まれ、全体に動物避けの柵が施されています。

動物避けの柵の外の山道


田んぼは全部で5反(たん)あります。※1反は正方形にすると31.5m×31.5mの面積(300坪)。日当たりの良い3反と、あとは山際と谷川横の日陰気味の田と竹が侵食してきている田でした。

日当たりの良い田


この田んぼの持ち主は他の人から譲ってもらって、ご自分では稲作をされたことがないようですが、毎年1回、近所の人にお願いされて田を耕して維持管理してこられています。補助金が出ていて、稲以外の畑作には使えないとか。

5反全部作るのは無理で、1反選ぶのですが、一番下にある車道に近い田んぼには、イノシシが入って、掘り起こしています。頻繁に来ているようで、上の田の辺りまで入り込んで、あちらこちら掘り起こしています。

イノシシが入った田


日当たりが良くて、イノシシが入っていない田んぼの2反のうち、上側の田んぼは水が少し溜まっている状態で、湿地性の草が生えています。夏に機械で耕したタイヤの跡が泥濘(ぬかる)んだ土に大きく窪みを作っていました。

田んぼの中の水たまり


不耕起で田植えをする場合、そのままだと窪みに植えた苗は水の中に隠れてしまいます。水保ちが良い田んぼなのですが、稲と競合する稗などがたくさん生えています。

上側の田の稗


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まみむのメモ(52)〈食べられる野草図鑑〉(番外編)バラ類・バラ科植物

 10月28日の時事ブログの、「ブラッシュウッドツリー(フォンテニア・ピクロスペルマ)の実の種が、癌細胞を急速に死滅させる ~ほとんどの場合、1 回の注射で4〜5時間後には癌が死滅する 」を読んで感動して、すぐに似た植物が日本にもないものかと、さがしてみました。
 すると、同じバラ類・トウダイグサ科という植物にアカメガシワがありました。しかも薬効が素晴らしく、癌腫などにも効果があるようなのです。元々は南方系の植物で、落葉性を身につけることで生き残ってきたといいます。我が家の庭や畑などにも鳥が盛んに種を食べて糞をするようで、あちらこちらに芽を出していて、成長がとても早く、生命力の強さを感じます。その分やっかいもの扱いされてきたかもしれませんが、何となく抜かずに放置していて、4〜5年もすると4〜5m近くまで成長しています。
 竹下先生がバラ科植物の種子に含まれるアミグダリンが癌やコロナウィルス、コロナワクチンの副作用にも有効と紹介してくださって以来、バラ科植物に注目するようになりました。(もちろんそれまで捨てていたリンゴの種も食べるようになりました。ビワの種は以前から焼酎漬けにしていましたが、残った種もいただくようにしています。)
 バラ科植物そのものの野ばら(ノイバラ)が今年とても沢山実をつけています。食べると少し甘みがあります。いわゆるローズヒップの仲間ですが、生でいただくと意外と大きな種がつまっています。こちらは食べ過ぎると緩下作用が強いです。毎日5〜10粒いただいて、5日目に強烈に効いてきました。それで食べるのを止めると、すぐに治まって、腸の掃除ができたのか、その後ちょうしがいいようです。そういえば初めて1粒食べた瞬間に気が通った感じがして、5粒食べて元気が出たと感じたのですが、気のせいかもですが・・・?
 食べられる野草図鑑(49)キンミズヒキもバラ科で、キンミズヒキのエキスががん細胞だけを死滅させ、正常細胞は異常がなかったという記述が印象に残っていましたので、ブラッシュウッドツリー(フォンテニア・ピクロスペルマ)の実の種で癌が死滅するという記事を読んですぐに思い出しました。アカメガシワは樹木ですが、キンミズヒキのような野草にもバラ科の植物があり、調べると、ヘビイチゴ、野いちご系がバラ科でした。ヘビイチゴは毒ではなく、おいしくないだけで食べることができて、薬効もあります。
 ということでバラ類・バラ科植物に注目してみました。
(まみむ)
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まみむのメモ(52)〈食べられる野草図鑑〉(番外編)バラ類・バラ科植物

アカメガシワ(赤芽柏)


時期 春〜初夏に新芽を出し、花期は夏〜秋頃。結実は9〜11月頃。
場所・環境 日本の本州の岩手・秋田県以南、四国、九州、沖縄、国外のアジアでは台湾、中国の南部に分布する。日本では二次林に多く、山野、平地、川の土手に自生し、山野の林縁など明るいところによく生えている、典型的なパイオニア植物である。暖帯から亜熱帯産の植物であるため寒さに弱く、日当たりを好み生長が早い。古来は熱帯性植物であり、落葉性を身につけることで温帯への進出を果たしたものと見られる。
雌雄異株。枝先に長さ7〜20cmの円錐花序をだす。花には花弁はない。雄花は苞(芽や蕾を包み保護する小葉)のわきに数個ずつつき、萼は淡黄色で3〜4裂する。雄しべは多数あり、花糸は長さ約3mm。雌花は苞のわきに1個ずつつき、萼は2〜3裂する。子房は刺状の突起があり、紅色の星状毛と白い腺点に覆われる。花柱は3〜4個で、乳頭状突起が密生する。乳頭状突起ははじめ紅色で、成熟すると黄色になる。
春先の新葉は赤く美しいが、成葉になると赤みはとれてくる。
葉は互生。葉身は長さ7〜20cm、幅5〜14cmの卵形または広卵形。ふちは全縁または波打ち、ときに浅く3裂する。両面に星状毛があり、裏面には黄褐色の小さな腺点が密にある。葉身の基部には腺体が2個ある。葉柄は長さ5〜20cm、紅色を帯びる。新葉は紅色で、星状毛に覆われているが、しだいに落ちて少なくなる。

果実はさく果。直径約8mmの扁球形で、刺状突起が密生し、9〜11月に褐色に熟す。熟すと3〜4裂し、3〜4個の種子をだす。種子は直径約4mmの扁球形で黒色。種子は高温にさらされると発芽しやすくなり、伐採や森林火災により森林が破壊されると一気に繁殖する。

木の根は生命力が強く、シュート(維管束植物の地上部)を生じて繁殖する。
見分けるポイント 春に出る若葉は、鮮やかな紅色をしており美しい。
間違えやすい毒草 なし
生え方 雌雄異株の落葉高木で、樹高は5 - 10メートル (m) に達する。
学名 Mallotus japonicus
科名・属名 (バラ類)・トウダイグサ科・アカメガシワ属
採取方法 春の若葉。夏に葉または樹皮を採取して、日干しに。樹皮は6月~7月に採取しやすく日干しにして乾燥する。
冬季の採取は、アレルギー症状を起こすことがあるので注意が必要。
あく抜き 和え物などには下茹でする。
調理法 若葉の天ぷら。新芽をさっと茹でて細かく刻み、酒、醤油、みりんなどを混ぜ込んで炊き込みご飯に。夏の葉や樹皮をお茶に。
他の利用方法 材は軟らかく、床柱・下駄・薪炭に用いる。浴用、染料、洗髪用。
効能 赤い芽や新葉を乾燥させて煎じた汁を飲むと胃ガンや胃潰瘍によく効くといわれ、生薬としても用いられている。葉にはゲラニイン、マロツシン酸、マロチン酸、種子には強心配糖体のコロトキシゲニン、マロゲニン、コログラウシゲニン、およびパノゲニンなどの配糖体を含む。そのため、昔からアカメガシワの葉は主に腫れ物や痔などの治療薬として広く利用されていた。

また、アカメガシワの樹皮には、ポリフェノールの一種であるベルゲニン、ルチン、タンニンが含まれており、胃酸過多、そして胃潰瘍の改善、胃液分泌の抑制、肝臓保護作用などが示され、すぐれた整腸作用、また近年患者数が増加している過敏性腸症候群に対しても有効であると注目されている。さらに果皮には抗発ガンプロモーター(抗発ガン促進)作用、抗ウイルス作用、そして抗マクロファージ(白血球)を持つ成分が含まれている。

アカメガシワに含まれるベルゲニンは腸の筋肉に直接作用し、ぜん動運動を正常な運動状態に近づけることで、腸の異常な運動による軟便や便秘などの便通異常を整える。さらに、アカメガシワには、ぜん動運動を整える作用に加え便秘傾向にある成人女性だけでなく下痢または便秘下痢交替症のある人の排便回数や排便量を整える作用がみとめられている。この便秘や下痢、または便秘下痢交替症のそれぞれを改善する作用は非常に注目すべき効果。またアカメガシワ樹皮から抽出されたエキスには腸のぜん動運動を促す作用以外に胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃腸疾患などにも効果的であるといわれている。

アカメガシワには、ベルゲニンやタンニン、フラボノイドなどの成分が含まれているため、胃腸の過度の緊張を抑えて胃粘膜を保護し、胃の炎症を鎮める働きがあるといわれている。樹皮に含まれるベルゲニンには抗腫瘍作用をはじめ、プロスタグランジン(細菌進入時につくられるホルモン様物質)産生の増加により胃粘膜を保護する効果がある。ベルゲニンは、胃液分泌抑制作用が認められ、胃内酸度を正常にして消化機能を活性化する作用や、胃粘膜の抵抗力を高めることで胃潰瘍を予防する作用があるといわれている。

痔、腫れ物の特効薬として、葉(多量が良い)を煎じて服用、または葉、樹皮の黒焼き粉末2〜3gを酒または水で服用するとともに、患部に葉の粉末を塗布(濃煎液で湿布してもよい)すれば、痔、るいれき(頸部リンパ腺炎)、腫れ物に効果がある。非常によく効く。

葉をつき砕いて貼ると種々の腫物、乳腺炎、痔、湿疹、あせも、かぶれ、かゆみ止めに効果がある。また乾燥葉を煎じて服用するか、煎液で患部を洗うか、浴湯料としてもよい。自然塩を少々加えるとさらに効果が増加する。煎液で髪を洗うことで頭部の各種疾患を治し、髪のつやもとりもどせる。

胃潰瘍、胆石、肝炎などに、樹皮3〜10g、または茎葉を多量に煎じて服用すれば胃酸過多症、胃カタル、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、腸炎、胆石、肝炎、神経痛、リウマチに効果がある。各種の癌腫にもよいといわれている。ただし、ストレス潰瘍やストレスによって起こる各種疾患には効果がないことが判明した。
その他 名前の由来は、見た目には、柏の葉に似ていないが、その昔この葉に食物をのせて神前に供えたり、だんごを包んで蒸したりしたところから、その利用法が柏の葉に似ているということで、赤芽柏(アカメガシワ)の名がついた。別名ゴサイバ、サイモリバ、アカベアメコサイバ、ショウグンボク等で呼ばれれることがある。
参照サイト・文献 ウィキペディア
イー薬草・ドット・コム
松江の花図鑑
わかさの秘密
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まみむのメモ(51)〈食べられる野草図鑑・秋(2)〉

 最近改めて野草の力を確認することができました。家ネコが1週間帰って来ず、断食状態と地面に接していれば体調がもしかしたら良くなって帰ってくるのでは?と淡い期待をしつつ祈っていました。以前から昔の喧嘩の時の傷が原因で左目の上が赤らんで炎症気味でした。最近は膿のような目やにを出すようになっていて、気が付いた時にはヨモギの青汁を飲ませていたのですが、もっと本格的に飲ませていれば良かったと思いました。するとやせこけて帰って来たのです。やはり血の混じった黄色い目やにを出していて、腐敗臭に近い匂いもしています。食欲もなくわずかしか食べません。
 その日から朝夕にヨモギとドクダミキンミズヒキなど2〜3種類の葉をすり鉢でトントン潰して水を少し足し、青汁をスポイドや針のない注射器で吸い取って、口の横の歯のない隙間から喉に流して飲ませました。目の上の炎症が見られる部分にも潰した葉っぱで青汁を刷り込んで、目やにを拭き取るようにしました。
 すると徐々に元気を取り戻し、匂いが減り、食欲も体力も回復してきました。これはここ2〜3週間の話です。今やっと安心できるくらいになりました。心配な時、3度ほど除霊と浄化の祈りも一緒にさせていただきました。
 こうして今回改めて草の薬効を実感したのです。身近に生えてくる植物は必要があるから生えて来てくれることが多いように感じます。

追伸
 今朝、口から血をポタポタと落とし、見ると血の塊のようなものが口端についていました。かなりティッシュで血を拭き取って後は出血は止まりました。内臓が痛んでいるようです。まだまだ予断は許されない状態なのがわかりました。早速、キンミズヒキ・ヨモギ・ヒメジョオンなどの青汁を飲ませました。動物病院へ連れて行こうか迷うところですが、ストレスが大きくかかるのと、病院の抗生物質治療はこれまでの経験で予想できます。膝の上に来たがって離れませんので、このまま様子をみようと思います。
 そんなに老猫というわけではなく、今年の夏は元気でした。毎朝出かけていて、早朝道路に落ちているセミなどを見つけては食べていたようです。1度だけ昼間に目の前でセミをぺろっと食べたことがあり、食べ慣れている様子でした。昆虫食の有害性についての記事が紹介されていましたので、気になっていました。この頃毎日草の中にいるのが好きなのも、たくさんいるバッタを食べているのかもしれません。1歳年下のもう1匹の方は元気に走り回っています。こちらの家猫は毎朝出かけてはいませんでしたし、草むらに入ってバッタを獲っている様子もありませんので、昆虫を食べていないと思います。もしかしたら、「哺乳動物には昆虫食は有害だよ」と身をもって教えてくれている?
(まみむ)
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まみむのメモ(51)〈食べられる野草図鑑・秋(2)〉

ゲンノショウコ(現の証拠)


時期 早春に新芽を出し、花期は7〜10月。秋に種から芽を出してそのまま越冬するものもある。
場所・環境 日本では北海道の草地や本州から九州の山野に分布する。また国外では、朝鮮半島、中国大陸などに分布する。日当たりの良い野原や道ばた、山野、原野、水田のあぜなどに自生する。
夏から秋にかけて、枝先および葉の脇より長い花軸を出して2~3個つける。紅紫色または淡紅色、白色で直径1〜1.5cm。東日本は白い花、西日本には紅紫色の花が多い。花弁と萼片は5個、雄しべは10。花柱は5裂する。

茎は分岐して先端は約30〜50センチメートル(cm)に立ち上がって伸びるが、下部は地表を這うようにして横に伸び広がり、茎葉に毛があり、節の下部は下向きの毛が生えている。葉は長柄を持ち対生、形状は掌型に下部の葉は5深裂、上部の葉は3深裂し、巾は5〜3cm位。裂片は先でさらに3つに分裂し、倒卵形である。葉の縁は鋸歯型で、柔らかな葉質である。若葉には暗紅色の斑点がある。茎や葉には毛があり、茎の上部、葉柄、花柄、萼には腺毛(分泌液を出す毛)がまじる。

若葉の紅斑

花が咲き終わったあとにできる果実は、鳥のくちばしのように細長い形をした蒴果(さくか/乾燥裂開する)を結び、長さは15〜20 mmほどの線形で毛が密生する。熟すと皮が下から5つに裂開して反り返り、反動で中から5個の種子を1つずつ弾き飛ばす。5裂片は蒴果の先端だけについていて、下方は外側に巻き上がる。種子で繁殖する。

浅く横に広がる。

見分けるポイント 採取は花の咲いている時期にすると間違わない。近い仲間にアメリカフウロ、老鸛草(中国語版)などがある。薬効を示す主な成分は、タンニンでゲンノショウコの仲間のイチゲフウロ、タチフウロ、コフウロ、シコクフウロ、アメリカフウロ、ヒメフウロなどは、ほとんどゲンノショウコと同じ目的で用いる。
中国のゲンノショウコの仲間である老鶴草(ろうかくそう)は、全草を筋骨増強、リューマチ、解熱、はれものに煎じて用いている。

アメリカフウロ

間違えやすい毒草 幼時は茎が横に張っていないので、ゲンノショウコの若葉は、キンポウゲ類やトリカブトの有毒植物に非常によく似ているので要注意。夏の開花期に採取すると花で確認ができる。

キンポウゲ属キツネノボタン

キンポウゲ属ウマノアシガタ

生え方 多年草
学名 Geranium thunbergii
科名・属名 フウロソウ科・フウロソウ属
採取方法 一般に開花期である7〜8月頃に根を除いて刈り取り、洗って十分水気を除いて、天日で乾燥させたものが生薬になり、ゲンノショウコと呼んでいる。日本薬局方では茎・葉をゲンノショウコ、その粉末をゲンノショウコ末という。
あく抜き 塩をひとつまみ入れた熱湯で7~8分茹で、冷水に15分さらす。
調理法 天ぷら・・・若葉を生のまま薄く衣をつけて低温で揚げる。強い香りと苦みが感じられる。
炒め物・・・したごしらえをし、ニンジンや豚肉などと炒める。
少し濃いめの味つけ。
お茶・・・土用のころ、花の盛りに全草を採取し陰干し。
他の利用方法 薬用
効能 ゲンノショウコは、飲みすぎても便秘・下痢などの副作用がなく、優れた健胃整腸剤といえる。食中り、下痢、慢性の胃腸病、便秘に効き目があり、煎じる場合は、時間をかけて十分煎じる必要がある。

下痢止めに1日量20グラムに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、温かくし、適宜2回に分けて服用。胃腸の弱い人は、お茶代わりに飲んでもよく、利尿の目的で使用するときは、10~15グラムを1日量として、0.5リットルの水を加えて、5~10分煎じ、3回に分けて食間に服用。高血圧予防には、ゲンノショウコ10グラム、ドクダミ10グラム、決明子(けつめいし)を少し炒ったもの5グラムを土瓶などで煎じて、お茶代わりに飲むとよく効くとされる。しぶり腹、冷え性、婦人の血の道には、ゲンノショウコ風呂(ゲンノショウコ100グラムとヨモギ100グラム)を用いる。

全体、特に開花時の茎葉に、フィロバロールタンニンを約20%、その他に没食子酸(もつしょくしさん)、クルセチオン、コハク酸などを含んでいる。タンニンとは渋のことで、たんぱく質などと結合して細胞組織を引き締める収斂作用、消炎作用、止血作用があるといわれる。根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用する。飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、薬効が強くて優秀な整腸生薬であることから、地方によりイシャイラズ(医者いらず)、さらにはイシャゴロシ(医者殺し)、「現の証拠」すなわち「ただちに効く」の意からタチマチグサ(たちまち草)、テキメンソウ(覿面草)などの異名も持つ。
その他 ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、日本では古くからの三大民間薬の一つに数えられ、下痢止めの薬草として知られている。江戸時代から民間薬として用いられるようになり、『本草綱目啓蒙』(1803年)にも取り上げられ、「根苗ともに粉末にして一味用いて痢疾(りしつ)を療するに効あり、故にゲンノショウコと言う」との記載が見られる。現代の日本薬局方にも「ゲンノショウコ」として見える。ただし、伝統的な漢方方剤(漢方薬)では用いない。

別名として、果実の形をろうそくに見立ててロウソクソウや、種子を飛散させた後の果実の形が、神輿の屋根のように見えることから、ミコシグサ(神輿草)、フウロソウとミコシグサを合わせてフウロソウミコシグサ(風露草神輿草)とも呼ばれる。また、葉の形にちなんでネコアシ(猫足)、ウメに似た花形と茎が細く伸びる姿からウメズル(梅蔓)ともよばれることもある。
参照サイト・文献 ウィキペディア イー薬草・ドット・コム
松江の花図鑑
クラシリカ。
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まみむのメモ(50)〈稲作ができる田んぼの条件(体験談)〉

 新米の季節になりましたね。
食べられる野草図鑑シリーズでおなじみのまみむさんは、お米作りチャレンジャーでもあります。
これまで稲作のいろんな試行錯誤を重ねてこられ、今また新たな挑戦が始まったらしい。私たちの暮らしの範囲でできるかもしれないお米作り、そのヒントをいただけるかも!というわけで、野草図鑑シリーズのコーヒーブレイクとして、お米作り秘話を書いていただくことになりました。
皆さまご存知の、あの方も登場するようです。
(編集部)
 今年の稲作には間に合いませんでしたが、新しく田んぼが借りられて、来春に向けて準備を始めようと思っています。
 経験から学んだ田んぼの条件、日当たり、水の確保、保水力、動物被害防止の観点から稲作が可能かみていきます。
 まずは、これまでの数々の失敗体験談を・・・、振り返ってみましょう。
(まみむ)
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まみむのメモ(50)〈稲作ができる田んぼの条件(体験談)〉
一番最初に借りた田んぼは、水を取り込む水路が泥で埋まっていて、何人もで1時間以上かかる田舎に通いながら、水路の泥を除去しました。

田に水を引き込む水路が泥と草に


by る代表


川から水を取り込む工夫も素人には大変でした。

川から水の取り入れ口、石や土嚢で水かさを上げて


そして秋なんとか育った古代米でしたが、なんとその田んぼの横の植林された杉林の影になり、1日中陽が当たらなくなりました。

秋になって太陽運行が低くなるに連れて1日中陽陰に


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