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まみむのメモ(62)〈食べられる野草図鑑・春(6)〉

 ナディー・チャート12枚重ね2組を両手に持って、左右の上胸あたりに当ててみると、ぐんぐんと身体が楽になって、肩こりが取れ、何これ?!!と驚きました。毎日のように10〜20秒くらい当ててお世話になっています。眼の使いすぎや電磁波や邪気の影響なのか、いつの間にか肩がこっていたのを不思議なくらい簡単に吸いとってくれる感じです。(除霊と浄化の祈りの後の方が効果的です。)
 ところで前々回ヨモギに漂白効果や美白効果があると早とちりしたと思いました。それで東洋医学セミナー映像配信で教えてもらった真実の見分け方で確認しないといけないと気がつきました。私自身はまだ完璧に見分けることはできていませんが、やはり漂白効果も美白効果もありませんでした。訂正してお詫び致します。漂白には重曹と酢を使っています。ついでにいうと汚れてすぐに唾液で汚れを落とすのが一番と着物関係の人から聞いたことがあります。何はともあれ、波動や真実を正しく調べられるようになり、間違わないようにしたいと思います。申し訳ございませんでした。
 今年も早6月、野草があっという間に大きくなりました。今年は重曹と酢を使った米粉パンケーキに色々な野草を刻んで混ぜこんで、たくさんいただいています。春先まだ野草が少ない頃にミントが良く育ち、これが意外とパンケーキに混ぜ込むと歯ごたえが良くて匂いも軽減され食べやすく、ありがたかったです。モクレンの花びらを生でサラダにして食べてみたら、苦味もなくほんのり香りがしておいしかったです。クコの新芽もくせがなく美味しいのですが、虫が活動し始めるとほとんど虫食いになってしまうので、今の内にと少しいただきました。今年も自然の恵みにありがとう!!と言いつつ毎日元気をいただいています。
(まみむ)
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まみむのメモ(62)〈食べられる野草図鑑・春(6)〉

セリ(芹)


時期 春の七草の一つ。常緑で秋に節から新芽をだしてふえる。
場所・環境 日本全土の水田や溝、小川、湿地などに生える。およびサハリン,中国,朝鮮,台湾,ウスリー,マレーシア,インド,オーストラリアに分布し,低湿地,水田などに普通に見られる。
花期は8月ごろ。越冬株から直立した高さ10〜30cmの花茎を伸ばし、その先が枝分かれして直径5cmほどの傘状花序を複数つけて、白い花を咲かせる。花柄の長さは揃っているので、花序はまとまっている。個々の花は小さく、花弁は5個で、たくさんつく。

葉は根際に集まってつく根生葉と、茎に互生してつく葉に分けられ、ともに1〜2回3出羽状複葉で、全長は30cm以上になる。小葉(裂片)は長さ1〜3cmの菱状卵形を基本に、丸みを帯びた心臓形から長卵形まで変化に富み、葉縁に明確な鋸歯がある。根生葉は、葉身に長い葉柄がつき、茎につく互生葉の柄は上部になるほど短い。葉柄はいずれもさや状になる。全体的に柔らかく緑色であるが、寒くなる冬にはアントシアニンを帯びて、赤っぽく色づくこともある。

種子は秋に熟し、果実が2つに分かれて落下する。種子の発芽期は晩秋(10〜11月)または春(4〜5月上旬)で、夏場に芽が生長する。

春から夏場までの日が長い時期(3〜9月)は、泥の中や表面を横に這うように根元から白く長い匍匐枝(ほふくし)を多数伸ばして、秋から冬にかけて日が短い低温期は、多数の根生葉を叢生する。秋(9〜10月)にその匍匐枝の節から盛んに白いひげ根を出して、新しい苗ができて盛んに成長する。晩秋(10〜11月)に長い柄のある根出葉を盛んに出して、冬場(12〜3月)は根出葉の伸長は停止して、枯れることなく冬を越す。

見分けるポイント セリと似た環境で育ち、見た目も似ている草にクレソンやタネツケバナがあるがこちらはアブラナ科で、葉先が丸く香りもやや違い、辛味がある。またシャクは葉先が尖り、香りも似ているが、生え方が根生で茂り、草丈も50cm〜1m前後と大きくなる。

セリの葉と花

シャク

間違えやすい毒草 ドクゼリはセリと同じような場所に生えるため、特に春先の若芽はセリと間違いやすい。

5月のセリは、食べるなという言葉があるのは、猛毒のドクゼリがこの時期に伸び始めるから。

ドクゼリの特徴として、(1)地下茎が緑色で太いタケノコ状の節があり、横に這わず「これが最大の特徴」、セリは白いひげ根があるで区別できる。(2)セリ独特の芳香がない。(3)大型で、草丈が60~100センチになる(ただしセリも葦が茂るなどの環境によっては2mくらいになることもある)。(4)茎が丸く、中が空いている。(5)ドクゼリはセリより鮮やかな緑色で、葉が全体的に大きい。
キツネノボタンもセリと同じような場所に生育する毒草である。根生葉のときにセリと間違いやすい。

左:キツネノボタン、右:セリ

ドクニンジンは、ニンジンにも似たヨーロッパ原産のセリ科有毒植物で、日本には関東地方から中国地方の範囲に帰化しており、草原に生えている。個々の小葉だけを取ると似ているので間違えるおそれがある。
生え方 多年草
学名 javanica(ジャヴァニカ)
科名・属名 セリ科セリ属
採取方法 花が咲き十分生育しているセリの地上部を、茎の柔らかいうちに採集して乾燥させる。

はじめ日干しにして、少し乾燥してから日陰で風通しのよい所につるして、十分乾燥させる。

水分を多く含んでいるので、速やかに乾燥させ、カビを生じないようにする。

食用には一年中、全草いただける。
あく抜き 一般に流通している栽培品は灰汁(アク)が少ないが、野生のセリ(山ぜり)は風味が強く、アクも強いので塩を入れてさっとゆでて水にさらす。(鍋物にはあく抜きせずにそのままで、鍋物の主役はセリにかなうものなしといわれる。)
調理法 春の七草の一つとして七草粥、巻き寿司やちらし寿司、吸い物、鍋物などによく食される。セリが持つ香りや、ビタミンCやカリウムなどの水溶性栄養成分の損失を防ぐため、加熱しすぎないようにする。香り成分は肉類の臭みを消す効果があり、肉を使った鍋物や炒め物に適している。

春先の若い茎や根をさっと茹でて水にさらし、おひたしや酢味噌和え、酢の物、卵とじ、煮びたし、油炒めにする。天ぷら、すき焼き、即席漬けにも。また、刻んで塩味をつけて、炊き上がったご飯に混ぜたせり飯にしたりもする。根はきんぴらに、花は天ぷらにできる。宮城県仙台市周辺では、セリを主役とした鍋料理「せり鍋」があり、葉から根まで使われる。また、秋田県では根をきりたんぽ鍋の材料として好まれる。

江戸川柳に「なべ焼きの鴨(かも)と芹(せり)とは二世の縁」というのがあり、このことからも、カモとセリの鍋物が古くから親しまれていたことがわかる。

クレソンと同じように生で食することもできるが、その場合は肝蛭(かんてつ)の感染に注意が必要で、良く洗う。
他の利用方法 薬用、浴湯料
効能 ビタミンB1、B2、CやビタミンK、βカロテンなどのビタミン類。カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、銅などのミネラル類や食物繊維が豊富でバランス良く含まれている。

ビタミンCは免疫力を高めるとともに、活性酸素の働きを抑え老化防止や肌にうるおいを保つ効果がある。

ビタミンKは血液中の老廃物やコレステロールを排出する効果が高く、生活習慣病の予防効果に役立つ食材だといわれている。

βカロテンは体内でビタミンAに変換され、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守るとともに、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める働きもある。

ミネラルは血液や骨の生成に欠かせない成分。

食物繊維には腸の働きを整え、便通を良くする働きや、コレステロールの排出や急激な血糖値の上昇を防ぐ働きもある。

セリの茎や葉を乾燥させたものを、生薬で水芹(すいきん)という。水芹を煎じて服用する事で、食欲増進の他、解熱や神経痛、リューマチ、黄疸(おうだん)去痰、緩下,利尿作用などに効果があるとされている。,鎮痛作用もあり,神経痛,リウマチには陰干しした茎葉を布袋に入れ浴湯料とする。小児の解熱には生のしぼり汁を1回2~4 ml飲ませる.肝硬変には青汁を飲む。

セリ特有の芳香にはオイゲノ―ルなどの精油成分が含まれ、鎮静効果があるとされている。また、ピラジンと呼ばれる成分が血液凝固を防ぎ血栓を予防したり、肝機能を強化するのに役立つとされている。
その他 セリの種子は好光性で、発芽率は40 - 50%との調査例があり、25度前後でよく発芽するが、変温を与えた方が発芽率が高まる傾向にあるといわれる。

野生種から選抜したものが栽培されていて、栽培時期は春に苗の植え付けを行って秋に収穫し、栽培適温は10〜25度とされている。水田栽培の「田ぜり」と畑栽培の「畑ぜり」の二つの栽培方法で行われていて、水田栽培は清水があるところに早春に親株の植え付けが行われ、畑栽培では秋に匍匐枝(ランナー)を取って植え付け、たびたび灌水して育成する。一般には秋早くに種田から親株(種ゼリ)を採取して水田(本田)に植え付けられて、冬の収穫期に緑の若葉が茂る。田ぜり栽培では、秋どり栽培の早生系(10〜11月収穫)、冬どり栽培の中生種(12〜2月収穫)、早どり栽培の晩生系(2〜4月上旬収穫)があり、収穫期間の異なる3つの作型がある。
参照サイト・文献 松江の花図鑑
熊本大学薬草園 薬草データベース
旬の食材百科
ウィキペディア
イー薬草・ドット・コム
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まみむのメモ(61)〈生命(いのち)輝く田んぼ〉

 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

コオイムシとヤゴ

 約5年ぶり?に水を張った田んぼですが、水性生物たちの生命輝く田んぼになりました。卵を背負ったオスのコオイムシ(タガメの仲間)、ゲンゴロウ、水カマキリ、数種類のオタマジャクシやカエル、ヤゴやトンボ。
 一番奥まった場所にある綺麗な環境の田んぼで、薬も肥料も一切使わず、田の端のぐるり数十㎝を耕しただけ(水持ちを良くする為)の田んぼは、生き物たちの生命で輝いていました。
 ちなみに耕したところはヒエなどの水性植物が繁茂しました。耕さないところとの植生が明らかに違っていました。それから田植えの時に表面の草を刈っただけのところは生育不良で、やはり草の根を鍬や鎌で削ったり、手で抜いたりして田植えをしないと草に負けるようです。

 今回の挑戦は生き物の復活、動物たちとの関わり、自然農の実際と成果、労働の年齢的な負担、等いろいろ検証できたかなと思います。
 実際お米作りは大変で、皆んなの食卓を賄ってきた農家さんたちの勤勉さには頭が下がります。
 とはいえ、経済性、生産性、高齢化、重労働など様々な要因で、農薬や除草剤、機械化によって他の生物を顧みず、自然の恩恵を受ける農業が、自然や他の生物たちのことが考えられなくなっていることに疑問を感じます。
 シャンティ・フーラの時事ブログを読んでいて認識できるようになった”経済奴隷社会”の現代。その矛盾というものが、農業のあり方をも歪めているのでしょう。
 また、これからどんなに科学が進んでも、自然を尊び、感謝することを忘れてはいけないと思います。人類が地球をもっと愛し愛される存在になりますように。人間同士だけでなく、いろんな生き物と愛し合えるようになりますように。
(まみむ)
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まみむのメモ(61)〈生命(いのち)輝く田んぼ〉
ある日、田んぼで驚きの光景に出会いました。


ギンヤンマがジョロウグモの卵の袋の近くに生きたまま捕らえられて繋がれているのです。片方の羽根だけが枝にくくりつけられ、元気な状態でした。私が田んぼに立てていた木の棒に羽根の先端がくるりと巻きつけられ、まるでボンドで分厚く固めたようにクモの糸が巻かれていました。もうすぐ孵る(かえる)であろうクモの子供たちのためだとはわかったのですが、ギンヤンマを助けずにはおられず、手で解こうとしたら、トンボの羽根の1枚の先が千切れてしまいました。もう一枚はくるっと曲がった形で外れました。

ギンヤンマを田の草につかまらせておいて、車で帰っていると目の前を2度大きなオニヤンマが通り過ぎました。まるでギンヤンマを助けたことを感謝されているような気がしました。オニヤンマがトンボの王様なんだなと思うのと、離れた所にいてもちゃんと分かっているのだと思いました。そういえばセミのように鳴いて存在を知らせることもしないトンボたちはテレパシーみたいな能力でわかり合っているんだと思いました。トンボだけでなく、蝶やいろんな虫たちの世界が少し理解できた気がします。

植物たちがテレパシーで話しているのは聞いたことがあったのですが、考えてみると虫たちもですよね。

ちなみに、同じ模様のジョロウグモが家の壁と庭木との間に巣を張っていて、私が通る度にクモの糸を切っていました。それでも逃げずに壁に4〜5日留まっていたある日、スズメバチがそのジョロウグモを獲ってむしゃむしゃ食べていたのです。


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まみむのメモ(60)〈食べられる野草図鑑・秋(3)〉

 倉庫に住み着いた野良猫の餌にヨモギの青汁を混ぜていました。おかげで、耳の先がダニで毛が抜けて赤くなっていたのが、いつの間にか治っています。この野良猫小さくて子猫だと思っていたのですが、なんと妊娠していたらしく、7月(8月?)の満月の日に3匹も赤ちゃんを産んでいました。お腹が膨らみ始めて、病気?妊娠?と気づいて1月足らずで出産したような気がします。そして今ではヨモギの青汁入りの猫用缶詰を子猫達も食べるようになり、最近は倉庫の外に出て遊び始めました。倉庫は車のタイヤ交換作業にも使えるスペースと、洗濯干し場にもなっているのですが、子猫が成長するにつれて、収納物が転がっていたり、干していた洗濯物まで落として遊んでいます。
 この頃ふと気がついて、野良猫達だけでなく、私たちもと、青汁用に摘んできたヨモギの先端の米粒大の新芽をいただき始めました。もちろん家猫にも青汁をあげはじめました。
 10年くらい昔にヨモギの青汁がとても身体に良くて、繊維の強いヨモギでも先端の新芽(米粒大)はそのまま生で食べられると伝えた若者が、ずっと続けていることを最近知り、知っていても続けていない自分を教えられました。
 ところでこのヨモギ、漂白効果があるようなのです。すり鉢でヨモギをトントンと潰して青汁を作っているのですが、黒ずんでいた古いすり鉢が漂白されて来ています。手に付いた絞り汁を洗い流さず手の甲に塗っているお陰で、なんとなく今年は夏の日焼け後の黒さが軽減されている感じです。それでしたら顔にもつけなくっちゃ・・・(注:ほんのり緑色が付きます)。
 今回セイタカアワダチソウを調べて、改めてセイタカアワダチソウの排毒効果を認識しました。葉っぱだけでなく花の天ぷらも食べてみると美味しい!!セイタカアワダチソウの泡風呂とヨモギの青汁の化粧水。ありふれた草が気がつけば実は宝物!!
(まみむ)
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まみむのメモ(60)〈食べられる野草図鑑・秋(3)〉

ヨメナ(嫁菜)


時期 花期は7〜10月。ロゼット葉で冬越しする。
場所・環境 本州(中部地方以西)〜九州の山野の湿ったところや道ばたにふつうに生える。
枝先に直径約3cmの帯青淡紫色の頭花を1個ずつつける。


舌状花はふつう淡紫色だがときに白色で15〜20個前後。

高さ0.5〜1.2m。茎ははじめ赤みを帯び、上部でよく枝分かれする。茎の下部や中部の葉は長さ8〜10cm、幅約3cmの卵状長楕円形で、ふちには粗い鋸歯があり、3脈がやや目立つ。

そう果は長さ約3mmの扁平な倒卵形で、冠毛は長さ約0.5mm。
ひげ根と匍匐茎の地下茎が四方に這い繁茂する。

見分けるポイント よく似たノコンギクは冠毛が4〜6mmあり、全体に毛が多い。またオオユウガギクは冠毛が1mm。紫色の濃い花はコンギク。

コンギクの交配種?

間違えやすい毒草 なし
生え方 多年草
学名 Aster yomena
科名・属名 キク科・シオン属
採取方法 春、若芽を摘んで食用にすることができる。民間薬では、開花期の全草を採取して、天日で乾燥。
あく抜き 灰汁は弱いほうであるが、摘んでから置いておくと灰汁がまわるので、早めに茹でて水にさらして灰汁抜きする。沸騰した湯に塩ひとつまみ、さっと茹でる。冷水にさらす。しつこい場合には、冷水に20分くらいさらす。
調理法 茹でておひたしや和え物、炒め物、煮浸し、卵とじ、炊きたてのご飯に塩と茹でたヨメナを混ぜこみ、ヨメナのおむすび、ヨメナご飯なども知られる。生で天ぷらにして食べられる。その他、ヨメナのかすみ汁(卵白でかすみを作る)など。
秋の花も利用でき、7〜9月ごろに採取して天ぷらにする。
他の利用方法 薬用
効能 成分としては、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、食物繊維などを含む。特にβカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、カリウム、鉄、食物繊維の含有量は野菜類の中ではすべてトップクラス。

免疫力向上、感染症の予防、高血圧の予防改善、動脈硬化の予防、利尿作用、むくみの改善、貧血の改善、整腸作用、便秘予防、大腸がんの予防など。
その他 この属は東アジアに約十種、日本には六種が知られる。日本のヨメナ属のものはオオバヨメナを除いて、どれもよく似ている。
参照サイト・文献 松江の花図鑑
ウィキペディア
イー薬草・ドット・コム
食品の効果効能辞典
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まみむのメモ(59)〈食べられる野草図鑑・夏(3)〉

桃の実

 元々ある桃の木はほったらかしでは実がつかないのですが、種を3〜4年前に植えて育った桃の木に今年初めて実が2つ付きました。そのうち1つは強風で枝ごと折れて、1つだけになりましたが、無事、実ってくれました。
 桃は消毒したり、袋をかけたりしないと実らないのかなと思っていたのですが、種から育てた桃は何もしなくても実ってくれました。(他の木の花をいただいて受粉だけはしました。)
 食べた後の果物の種などを植えておくと、かなりの確率で芽を出します。今育っているのは栗、杏、柑橘類、柿、アボガド(冬越しが難しい)などです。種から育てると、その土地に合った強い木に育つようです。原種帰りはするようですが、育ちやすいと思います。

庭陰のユキノシタ

 野草でお世話になったのは、引きつけ(足つり)にユキノシタ、胃の不調にアカメガシワ、倉庫に住み着いた野良猫のダニ、ノミ、ギョウ虫などにヨモギの青汁(餌に混ぜて)、虫刺されにフキの生汁、擦り傷、打撲にヨモギの葉、乾燥肌のかゆみにスギナ。他に食用にいただいたのが、ミツバ、セリ、フキノトウ、ワラビ、ハコベ、ノビル、スイバ、タンポポ、ドクダミ、ミゾソバ、ノブドウ(新芽)、クズ(新芽・つる先)、ノカンゾウ、ツクシ、ミント、ヨモギ、ヒメジョオン、クマザサ、松葉、ビワの葉等々です。庭のサルトリイバラの葉や柿の葉も出来ればいただこうと思っています。

畑のイチゴ

 実のつく生り物の恵みがありがたく、なにもしないで勝手に増えたワイルドストロベリーやオランダイチゴ、今年初めてたくさん実をつけた桑、雪で折れてびっくりしたのか、沢山実をつけたユスラウメ、毎年たくさん成る梅、近所のお宅のさくらんぼのおすそ分け。山椒の青い実、ミョウガ、今は毎日黒く色づくブルーベリー、もうすぐキウイと柿がいただけそうです。

 以上、”楽して採取生活を目指す”のお助け植物さんたちでした。
(まみむ)
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まみむのメモ(59)〈食べられる野草図鑑・夏(3)〉

ハス(蓮)


時期 7〜9月に花が咲き、秋に種ができる。秋〜春に根のレンコンを掘り取る。
場所・環境 原産地はインド亜大陸とその周辺。沼や池の沿岸部に沿って多く自生する。食用、薬用、観賞用として湿地で栽培される。根茎は泥中に深くもぐり、分岐して肥大(蓮根)して分岐して空洞があり、これがレンコン。

ハスは系統として2種類あり、花色が白や赤系統のアジア産と、花色が黄色のアメリカ産のハスがある。食用として流通するハスは、主にアジアにルーツを持つハスで、その原産地はインドとその周辺地域であり、オーストラリア、アフリカ、東南アジア、中国、日本に伝播した。日本におけるハスの歴史は古く、北海道から九州地方までの全国でハスの化石が発見されている。古代から自生もしくは栽培されていたと考えられており、近世には戦時の非常食として城の堀や寺院の庭に植えられた例もある。
7~9月に開花期を迎え、長い花柄を水上に伸ばして、先端に直径15~20センチの白色、淡紅色の花が咲く。ハスの花は短命で、花びらが開きはじめてから3~4日で散る。また、午前中に咲いた花は午後には閉じてしまい、満開の花は、開花2日目の朝7~9時頃。

葉は、直径20~50センチで、緑白色の丸い楯形葉(じゅんけいよう)で、葉柄は長く水上にのびている。蓮の葉っぱの表面が水をはじくことを、ロータス効果(ハス効果)という。葉っぱの表面には、ワックスのような物質でできた無数の突起があり、水が表面に広がらず、水滴のまま葉っぱの上を滑り落ちる。これによって、葉っぱの表面についた汚れや虫を絡めとり、きれいな状態を保つことができる。このロータス効果は、ナノテクノロジーや薄膜技術、繊維の分野で注目されており、例えば外壁塗装や生活用品など応用研究されている。


サトイモの葉や、バラの花びらにも、同様に水をはじく効果があるが、これらは蓮の葉っぱのように表面から浮いているわけではなく、「花弁効果」と呼ばれる水滴を吸着する現象で、ロータス効果とは異なる。
ハスの実が詰まった花托のことを果托といい、多くの種子が詰まった様子が蜂の巣に似ていることから「ハチス」、転じて「ハス」という植物名となった。緑色の種子は熟するにつれ褐色から黒色へと変化し、成熟すると硬化する。 果実は、花托(かたく)に理没した楕円形の石果になる。


果実の皮はとても厚く、土の中で発芽能力を長い間保持することができる。1951年(昭和26年)3月、千葉市にある東京大学検見川厚生農場の落合遺跡で発掘され、理学博士の大賀一郎が発芽させることに成功したハスの実は、放射性炭素年代測定により今から2,000年前の弥生時代後期のものであると推定された(大賀ハス)。その他にも中尊寺の金色堂須弥壇から発見され、800年ぶりに発芽に成功した例(中尊寺ハス)や埼玉県行田市のゴミ焼却場建設予定地から出土した、およそ1,400年から3000年前のものが発芽した例(行田蓮)がある。
地下茎はレンコン(蓮根)として食用になる。日本では茨城県、徳島県で多く栽培されており、中国では湖北省、安徽省、浙江省などが産地として知られている。
見分けるポイント 花や葉っぱの形がよく似た水生植物に睡蓮がある。
間違えやすい毒草 なし
生え方 多年性水生植物
学名 Nelumbo nucifera
科名・属名 ハス科・ハス属
採取方法 レンコンの旬は晩秋〜冬、早取りは7月頃から翌年の5月頃まで順次掘り取る。ハスの実を食用とする場合は、夏、花が咲いて3週間後くらいの緑色の種子を採取する。花托は堅牢そうな外見に反し、スポンジのようにビリビリと簡単に破れる。この段階の種子はやわらかい。

秋に花托の中から果実を取り出して皮を取り除き、種子だけを蒸してから陰干しする。葉茎などは、水洗いして天日で乾燥してから断裁して保存。

果実の皮付きを蓮実(れんじつ)、皮を捨て去って種子を乾燥させたものを蓮肉(れんにく)、蓮子(れんし)、幼芽を蓮心(れんしん)、種皮を蓮衣(れんい)、葉を荷葉(かよう)、葉の基部を荷葉蔕(かようてい)、葉柄(ようへい)および花柄(かへい)を荷梗(かこう)、花のつぼみを蓮房(れんぼう)、オシベを蓮鬚(れんしゅ)、根茎を藕(ぐう)、根茎の節を藕節(ぐうせつ)、でんぷんを藕粉(ぐうふん)といってすべて薬用に用いる。
あく抜き れんこんのアク抜きは必須ではないが、アクの成分として、ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれており、切った断面が空気に触れると酸化して茶色く変色してしまう。タンニンは薬効もあるが水溶性なので変色を防ぎたいときは、切った後れんこんを水にさらす。れんこんが空気に触れるのを防ぐことで酸化の進行を止めることができる。

特にれんこんの白さを活かしたサラダやなますなどの場合は、水でアク抜きするのが一般的。シャキシャキ感を残したい場合は酢水につけることで、ペクチン(水溶性植物繊維)の分解を防ぎ、シャキシャキ感が残る。なおペクチンは過熱しても分解されにくい。

一方、切った後すぐに加熱調理するのであれば、水にさらさなくても変色はしない。ただし、鉄鍋など鉄をふくむ調理器具で煮たり炒めたりすると、れんこんに含まれるタンニンが鉄と結合し、黒く変色する原因になる。
調理法 地下茎:レンコン(蓮根)として食用になり、煮物、揚げ物、酢物、きんぴら等色々な料理に使われる。中国では、すり潰して取ったでん粉を葛と同様に、砂糖とともに熱湯で溶いて飲用する場合もある。

葉:蓮葉飯(はすはめし)とは蓮飯(はすめし)ともいい、蓮の葉を蒸しあげ塩を加え柔らかくして細かく刻んで炊き立てのご飯と混ぜたもの。(古くは蓮の巻葉を小さく刻み、温かい御飯に混ぜ、大きな蓮の葉に盛って食べる「蓮飯」は、江戸っ子に愛されていた料理。)盂蘭盆や一部の仏教宗派の祭礼の供物や名物として、現在でもその門前町の商店やお寺でも食することはできるが、一般ではほとんど作られることがない料理。また似たものとして蓮粥(蓮葉粥)という料理もある。

蓮の葉のちまき・中国や東南アジアの蓮飯(レンハン)、中国語では荷葉飯(中国語版)(フーイエファン)ともいいその他にもタイ語でカオホーバイブア(タイ語版)(ข้าวห่อใบบัว)といい日本で言うちまきのことで、粳米(うるちまい)や餅米(もちごめ)などをさまざまな食材と一緒に蓮の葉包みの蒸したものをいう。当然、ちまきの葉は他にも笹やコモ、タイではバイトゥーイなども使い、現在の中国では、料理のひとつとして紹介されているが、古くは蓮を使う時は宗教的意味合いをもっていた。

種子:まだ柔らかい種子は緑色のドングリに似た形状でこれをそのまま生食する。手で剥くことができる皮の中に白い胚があり、生で食するとほんのり甘味と苦みがあり、生のトウモロコシに似た食感を持つ。でん粉が豊富である。また甘納豆や汁粉などとしても食べられる。

中国や台湾、香港、マカオでは餡として加工されたものを蓮蓉餡と言い、これを月餅、最中、蓮蓉包などの菓子に利用されることが多い。餡にする場合、苦味のある芯の部分は取り除くことが多く、取り除いた芯の部分を集めて蓮芯茶として飲まれることもある。ベトナムでは砂糖漬けやチェー(Chè)の具として食べられる。

乾燥させたハスの実は、一晩水に浸してから用いる。用い方としては、スープや粥にそのまま入れたりするほか、他の料理にも使うことができる。生のハスの実は果托の部分ごと売られており、円錐形をした果托を割って種子を取り出し、まだ軟らかい殻を取り除いて食べる。日本では、甘納豆や汁粉にハスの実を用いることがある。また、蓮の実をシロップ漬けにして乾燥させた「糖蓮子(広東語版)」は、中国では一般的な菓子で、特に旧正月によく食べられている。

ハスの実は、バランキージャやカルタヘナなどコロンビア北部の都市でも一般的。現地住民は普通、ハスの実を「マルティージョ」と呼称する。生のハスの実は露天市で販売されており、現地住民は普通生食する。

芽:果実の若芽は、果実の中心部から取り出して、茶外茶として飲用に使われる。中国のハスの一大産地である湖北省では、春から夏にかけて、間引かれた若茎(葉の芽)を炒め物・漬け物などにして食べる。

花:生でサラダに入れるか、さっと茹でて食べる。
ハスを国花としているベトナムでは、雄蕊で茶葉に香り付けしたものを花茶の一種である蓮茶として飲用する。甘い香りが楽しめるという。かつては茶葉を花の中に挿入し、香りを茶葉に移していた。
また朝鮮半島・中国には茶外茶として花そのものを原料としたものがあり、こちらも蓮茶と称される。

茎:古代中国では、蓮の葉にお酒を注ぎ、茎をストローのようにしてお酒を飲むことを、象が鼻で飲むことに見立てて、「象鼻酒」「象鼻杯(ぞうびはい)」といい長生きができるという言い伝えがある。ベトナムでは茹でてサラダのような和え物にして食べる。日本においては食べやすく切った茎を煮物の材料として用いる。産地である秋田県では、茎を用いた砂糖漬けが作られている。
他の利用方法 茎の表皮を細かく裂いて作る糸を「茄絲(かし)」、茎の内部から引き出した繊維で作る糸を「藕絲(ぐうし)」と呼び、どちらも布に織り上げる等、利用される。

ハスの実(はすのみ、蓮の実)とは、ハス属の植物、特にハスの種子のこと。念珠に加工される
効能 レンコンに非常に多く含まれているのが、ビタミンC。加熱に弱いのがビタミンCだが、レンコンのビタミンCはでんぷん質が主体のために加熱しても損なわれにくいとされる。ビタミンCは強い抗酸化作用があるため、疲労回復効果や免疫力の向上が期待でき、動脈硬化やがん等の病気を予防したり、風邪予防、老化防止や美肌効果、皮膚や骨を強くする働きもある。

レンコンには、水溶性食物繊維であるペクチンも含まれているが、不溶性食物繊維の方が多い。ペクチンは水に溶けやすい食物繊維で、高血圧予防につながると言われている。そして不溶性食物繊維は、水に溶けにくい食物繊維で、水分を吸収して便のカサを増やし排便をスムーズにする働きがある。

カリウムも多く、尿中にナトリウムを排泄する働きがあるので、塩分の摂り過ぎを調整し、高血圧の予防に有効。レンコンを切るとすぐに黒く変色するのは、ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれているからで、タンニンには、止血作用や炎症を抑える働きがあるため、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効果が期待出来る。鉄分も豊富に含むので、貧血の解消が期待できる。また産後の悪露(おろ:産後の子宮腔内からの排出物)が続くなど、子宮の回復のほかに、お乳の出を良くする効果もあるとされる。

絞り汁を服用して鎮咳、強壮、駆瘀血剤(くおけつざい:滞った血を除く)、風邪、喘息、口渇、二日酔、下痢、腸カタル、胃潰瘍、カニの中毒に効果がある(ショウガを加えるとさらに良い)。節の部分の絞り汁を盃に2〜3杯服用すれば、喀血、吐血、下血、鼻血、喘息に効果がある。この汁を塗布するか貼れば腫物の膿を吸出し、痛みをとる。乾燥ハスの実は、100gの基準量あたり332キロカロリーで、糖質を64%、脂肪を2%、タンパク質を15%、水分を14%含む。ハスの実はビタミンB群を豊富に含み、特にチアミン(ビタミンB1)は1日あたりの摂取量の43%分を占めるほか、マンガンやリンなどといった多くのミネラルも含む。1日5〜15g煎じて服用すれば利尿、 滋養強壮、通経剤として口渇、吐き気、浮腫、腎炎、糖尿病、身体の衰弱、しゃっくり、神経衰弱、腰痛、こしけ、子宮の各種疾患、遺精、夢精、房中(性欲)過度に効果がある。

若い実はアジア圏の料理や伝統医学に用いられる。主に殻を剥いて乾燥させた状態で販売されており、タンパク質やビタミンB群、食物性ミネラルなどが豊富に含まれている。薬としての種子は、石蓮子という。乾燥させて殻を剥いたものは蓮肉(れんにく)という生薬として、鎮静、滋養強壮作用がある。帰経に脾・腎・心とあり、内臓を整え下痢、心を落ち着かせ不安・不眠などに効果があるとされる。蓮肉を含む漢方薬には、啓脾湯や清心蓮子飲などがある。蓮実芽を食欲増進剤として3つ指でつまんだ量に熱湯を注いで飲む。

蓮の葉は、漢方医学の世界では、「荷葉(カヨウ)」と呼ばれ、乾燥させたものがお茶にして飲まれていた。血液中のコレステロールを減らし、脂肪や老廃物を排出する働きがあるとされている。また、ビタミンCやミネラルが多く含まれ、美容やダイエットに効果があるとされ、健康食品として販売されている。世界3大美女の1人である楊貴妃も、好んで蓮の葉茶を飲んでいたそう。

1日10〜15gを煎じて服用すれば解毒、止血剤に、キノコの中毒、吐血、喀血、血便、痔出血に効果があり、夜尿症にも効く。この煎液で洗浄すればウルシカブレに効果がある。黒焼粉末を塗布またはゴマ油で練って塗布すれば口内炎、歯痛、腫物、火傷によい。花の乾燥粉末を服用すれば滋養強壮剤になり性的神経衰弱に効果がある。また鎮静剤となり、不眠、身体衰弱、痔にも効果がある。花托を突き潰して塗布すれば、あかぎれ、しもやけに効果がある。
その他 穴が開いているれんこんは、その形状から「先の見通しがきく」という縁起物として、おせち料理や精進料理によく用いられている。ハスの花、すなわち蓮華は、清らかさや聖性の象徴として称えられることが多い。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という日本人にも馴染みの深い中国の成句が、その理由を端的に表している。

古来インドでは、インダス文明の頃から、ハスの花は聖なる花とされ、地母神信仰と結びつき、神聖なるものの象徴とされていた。ヒンドゥー教の神話やヴェーダやプラーナ聖典、仏教などにおいて、ハスは特徴的なシンボルとして繰り返し登場する。インド、スリランカ、ベトナムの国花。また、中華人民共和国マカオの区旗にもデザインされている。イギリスのスポーツカーメーカーであるロータス・カーズは、社名がハスの英語名(Lotus)であり、エンブレムにもハスをあしらった図柄が描かれている。

日本では、以下の地方公共団体が「市の花」に採用している。
・愛知県愛西市・滋賀県守山市・埼玉県行田市 - 古代蓮 - 市の建設工事によって偶然掘り起こされた約1,400年から3,000年前のものと推定される蓮は、「古代蓮」とも「行田蓮」とも称され、市の花及び天然記念物とされている。
・千葉県千葉市 - 大賀ハス - 1993年に千葉市花に制定。
参照サイト・文献 ウィキペディア
イー薬草・ドット・コム
HORTI
わかさの秘密
シンクヘルス株式会社
トクバイニュース
食べる薬草事典/村上光太郎・著/農文協
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まみむのメモ(58)〈田植え〉


 先日、借りた田んぼのある地域の氏神様にお参りしてきました。何となく体調不良や田植えもなかなか進まず、そんな中、母もわたしもピヨちゃんマーラーが切れてしまい、直ぐに新しいのを注文して送ってもらいました。それを首にかけて田んぼへ行った日に、ここの氏神様にお参りしていない事に気がつきました。昔、引越ししたらその地域の氏神様にお参りしてご挨拶するものだと教えてもらっていましたが、田んぼを作らせてもらう場合もその地域の氏神様にお参りした方が良いのだと思いました。お塩、お水、お米、お神酒をお供えして、田んぼでもお祈りをしました。花田植えで、神主さんがお祈りされ、神楽を奉納されるのも、稲作のためのご神事だったことを思い出しました。
(まみむ)
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まみむのメモ(58)〈田植え〉
6月もあと1週間、未だ田植えが終わっていません。見かねて知り合いが手伝ってくれました。5種体癖の彼女は、なかなか終わりそうにないのを見ていたら我慢できない様子。

田植えの助っ人


不耕起なので、水を張った状態で、草取りしながらの手植えという、時間のかかる作業です。とにかく水の確保が一番と思い、水を先に張ってしまいました。水を張れば草も育ちにくいはずでした。どっこい水性の草は元気良く生えています。

水性の草で覆われた田


そのために草取りしながらの田植えになりました。陸稲でも水田でも草のなかでは稲が負けて育ちにくいのを経験しています。こんな鈍臭い田植え、誰にも頼めない、私にしかできないと思っていたのですが・・・。

2月頃、水路に少しずつ流れていた水がいつの間にか流れなくなっていました。そこで知り合いと一緒に水路を調べると谷川からの長い水路には落ち葉がいっぱい溜まっていて、二人で鍬で掻き揚げ、閉まっていた取水口の蓋を開けて勢いよく水が流れ始めて一安心。

田んぼの取水


次に田んぼの周囲をスコップで掘ったり、鍬で土手を作ったりしてモグラの穴を塞いで保水できるようにしなければ・・・と思うのですが身体が、体力が、追いつきません。

そこで手押しの耕運機を借りて周囲を2〜3回耕すと、水が溜まり始めました。その後2箇所水が抜けているのを見つけて、泥を詰めて塞ぎました。

幸い苗は良く育ってくれました。


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