アーカイブ: seiryuu

ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第23話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の三)

 宗教と信仰とは切り離すことはできないでしょう。そしてこの世界では文学や映像を通して「信仰は美しい」と表現され続けてきたとも言えるでしょう。しかし現実には信仰には危険で怖いところがあると思います。「信仰」と「思い込み」の違い、その境界線がつけられないからです。自分は熱心に信仰しているつもり、しかし実際は思い込みで何らかの像を描いているだけ、というケースはよくあるのです。
 人間はそうと思い込むとそれ以外は見えなくなってしまいます。しかもその思い込みの像は自分から出てきたものでなく、外部から植え付けられたものであったりもします。
 更に厳しくいうと、人間は「何かを信じたい」との強い欲求があるのかもしれません。その上、自分が信じたいものを信じ、その信じた事柄以外は何も見えなくなるとの傾向もありそうです。これはいわゆる「ネトウヨ」と呼ばれる方たちを見れば頷けるでしょう。彼らは自分の信じたことを否定するような事実がいくら出てきても、それを決して認めようとはしません。
 こうなると、ある事をそれが素晴らしい美しいと信じるもしくは思い込めば、その実体はいかに愚劣で醜悪でもその姿は見えなくなります。
 ハルマゲドン計画グループは宗教を用いて人間のこういった傾向を最大限利用してきたように見えるのです。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第23話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の三)

pixabay [CC0] 1 & 2


新約聖書の中で特異な位置にある「ヨハネの黙示録」~ユダヤ教徒も黙示録だけは信奉、作者はヨハネ?


やぁ、どうだい?「ヨハネの黙示録」読んでみてどうだったい?何か感じたかい?

そうでやすね、御隠居、まず確認でやすがこの「ヨハネの黙示録」は聖書に収録されているんで?

そうだよ。新約聖書の最後の部分に付け加えられているが、それがどうかしたかい?

いやね、それなら余計に奇妙だ、確か聖書は旧約と新約に分かれる。で、この約とは基本的にはユダヤの民と神との契約の意味でやしたね。

旧約はユダヤ人が信奉している神との契約。新約はイエス・キリストの出現によって神と民との間に新たに結ばれた契約で、キリスト教徒が新約を信奉している。そして新約の内容はキリストの福音が中心でやしたね。
ところがこの黙示録は人民への福音とかけ離れている。

なるほど、なかなか詳しいね。全てお前さんの指摘するとおりだ。

確かに新約聖書の中でこの黙示録は特異な存在だ。ユダヤ教徒はナザレのイエスをメシアつまりキリストと認めていない。キリストとはメシアのギリシア語読みだからね。

さて、ユダヤ教徒は新約聖書を神との契約として認めていない。ところがその新約聖書を認めていないユダヤ教徒も、新約聖書の最後に納まっている黙示録だけは重視というか信奉しているようだ。その信奉がユダヤ教徒のどれぐらいの割合かの詳細はまだ詰めてはいないがね。

うーん、なるほど黙示録は特異か・・・。それにあっしは聞いたことがありやす。確か長年にわたり世界中の人々で最も多く読まれている書物、それが断トツで聖書だと。

つまり世界人類にとてつもない影響を与えてきたのが聖書だ。でもその聖書の中でもこの黙示録は特異な上何か破壊力がすごいような・・・。

その通りさ。ハルマゲドン計画グループは聖書全体と非常に関連が深い。というか、聖書全体をこのグループが形成してきたともいえる。この聖書が人類の歴史を左右し進ませてきた。つまり聖書を形成した彼らは人類を導いてきたグループといえるわけだ。悪魔どころか、天界にあって光の存在としてね。

pixabay [CC0] 1 & 2 & 3 & 4 & 5


・・・ふーむ、なるほど、そういうことになるわけでやすね。しかし、そうだといよいよ違和感が強いや。

ん?違和感? どういうことだい?

いやね。あっしはこの抜粋された黙示録を読んで、気分が悪いというか軽い嘔吐感がありやした。最終戦争のことを記しているからそうなるのか、何かやたらと血腥さを感じやす。おまけにここに記されている連中は人類を導いてきたグループかなんか分かりやせんが、相当に変な連中ばかりだと感じやした。

ふーむ、そうか、黙示録の内容や話の筋も大事だが、直感的に感じ取ったこともそれ以上に大事だったりする。感じ取ったところにこそ真実が存在する場合も多々あるからね。で、その「変だ」の具体例は?

先ず最初の場面、多分玉座に座しているようで天界の主にして神でやすね。その主が地上の統治権を表すのであろう巻物を誰かに渡そうとする。ところが受け取れる者がいない。そしたらこの黙示録の作者のヨハネ?は主である神の前で自分が号泣したと記している。

このヨハネは人間なのに神と直接やり取りをして神と地上の統治者の間を取りもつようだ。当然、非常に高い地位にあるはずだ。それが自分の思い通りにいかなきゃ号泣? 子供じゃあるまいし、このヨハネとかの性癖は相当変でやすよ。

なるほど、お前さん、鋭いね。この黙示録の作者は実質としてハルマゲドン計画の創案者だ。実は黙示録の作者はヨハネとされるが特定されていないのが現状だ。しかしお前さんの指摘のように、黙示録の作者は天界で非常に高い重要な位置にあった。そしてこの場面こそが、この黙示録の作者でハルマゲドン計画者が誰であるか?を類推できる大事なヒントになるところでもあるよ。それで他には?

» 続きはこちらから

ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第22話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の二)

 私がこのシリーズの連載を始めた主なきっかけ、それは2つの文献を読んだ驚き、その衝撃によってでした。その二つの文献とは第1話の[スタンス(主に引用する文献)]で紹介している①ジャック・バーンシュタイン氏の「シオニストユダヤからの内部告発」②アレキサンドル・イワノフ氏の講演録「「ロシア-ユダヤ闘争史」の全貌」です。
 この二つの文献から、私自身がこの世界の大変な重要事項を知っていなかったこと、そして私の無知もあるでしょうが、中東そしてロシアの歴史と事実に対して、私も世界人民もどうも意図的に大きな誤解をさせられていたことに気づいたのです。事実として人民を誤解させる働きは現在も止まっておらず、この連載を始める前からも、欧米の政治とマスコミによるプーチンのロシアを悪魔化する一大キャンペーンが展開され続けています。
 もともと日本人は、年配の方を中心に太平洋戦争終戦時のソ連軍の日本への卑怯な行為によって、ロシアに対する拒否アレルギー反応があります。しかし知ってみればその当時のソ連を支配していたのは、今のプーチンたちとは全く異質の存在でした。むしろこの異質の存在(ハザールマフィア)とロシア人は長い抗争を続けていたのでした。私たち日本人のロシアに対する拒絶反応は、世界支配者によって植え付けられたものであったのです。
 連載に当たり、私はロシア人とハザール人の因縁、その事実を紹介することで、私たち皆が抱かされてきた誤解を解く一助になれば、との思いもあったのです。
 また、ジャック・バーンシュタイン氏の証言もそれを初めて知った当時の私には全くの驚きでした。イスラエルという国家の実体、そしてイスラエルがいかなる方法を用いて建国されたのか? これは世界のマスコミや映画そして教科書では決して伝えられず、従って世界の人民ほぼ全てに知らされない事実だったのです。しかも恐ろしいことに、世界の人民は何も知らされていないのにも関わらず、イスラエル建国の問題は、地球人類の行方を決定づける極めて重要な事項でもあったのです。
 最終的にはイスラエルがなぜ建国されたのか? その本当の目的、秘められた狙いを明らかにしたい。それが連載を始めた時からの構想ではありました。この連載を読んで頂いてきた方々はもうお分かりでしょうが、改めて明かします。人工実験国家イスラエル、その建国の真の目的と狙いは、ハルマゲドン計画の実現のためです。巨大なハルマゲドン計画を実現するために、どうしても必要だったのがイスラエル建国だったのです。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第22話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の二)

pixabay [CC0] 1 & 2


ハルマゲドン計画と広義の真のシオニズムとの関係性


pixabay [CC0] 1 & 2


どうだい?喜多さん、ぼちぼち息は整ってきたかい? 歩けるかい? まだ顔色が蒼いようだが?

御隠居、ボチボチ進むどころか、旅路の出だしから急な難所で、あっしは息切れでアップアップでさ。

いやぁ、明るいうちにそれなりに見通しがきくところまで辿りついとかなくては、と思ってね。

あっしはもう少し話の整理をしとかなきゃ、足を進めることができねぇや。
えっと、前回ハルマゲドン計画は地上世界の破局と救世主の出現がセットになっていて、その先に世界の新たな再編、これで構成されていると、これは何となく飲み込めやした。

しかし、御隠居は確かハルマゲドン計画と広義の真のシオニズムはほぼ同義と言われていやしたが、シオニズム計画が始動したのは240年ほど前、しかしハルマゲドン計画は古代からの研究から立てられ動いてきた、と。この二つの計画運動の関係は?

ほう、いい質問だね。先ずハルマゲドン計画だ。お前さんが理解したように①地上世界の破局、②救世主の降臨、③世界の新たな再編、これでハルマゲドン計画は成り立っている。

そうだね、別の言い方だと破壊と再生のセットでその合間に救世主出現を挟んでいるとも言える。家の建て替えをイメージすれば分かりやすいだろう。家を建て替えるとき、先ず必要な物は取り出して別のところに置いておいて、古い家を破壊する。それで新たな家を建設して、置いていた必要な物を改めて入れる。ただ新たな世界が支配者に都合の良いものにするため、破壊と再建造の間に救世主の出現を挟んでいるわけだ。これがハルマゲドン計画の骨子だ。

で、この計画が立てられたのは「ヨハネの黙示録」がそれだから多分ざっと2000年前ぐらいかな? そしてシオニズムとの関係だが、この計画を地上で具体的に現象化する青写真のシナリオに当たるのが広義の真のシオニズムというわけさ。
そうだね、ハルマゲドン計画がその実現のため、広義の真のシオニズム計画運動という形をとった。こういう言い方が分かりやすいかな?

・・・?!ちょっ、ちょっと待ってくだせえよ。御隠居、あっしは240年前と思っただけで気が遠くなりかけたっていうのに2000年前?! 2000年前の昔に計画され、既にず~と発動してきていた!?

『新約聖書』 [Public Domain]


そうだよ、ハルマゲドン計画は更にその遙かいにしえからの研究で立てられたものでもあるよ。

・・・御隠居、こりゃとても手に負えねぇ。あっしはもうこの旅は諦めて帰りたくなってきやした。

おやおやお前さん「山よりでかい獅子は出ない」じゃなかったのかい? まぁ話が巨大過ぎるので、どの部分を辿り見ていくか、旅路のルートは決めとかなきゃどうにもならないのは確かではあるがね。

へい、それは確かにそうでさ。ルート決めしとかなきゃ動けねぇや。ただしその前にもう一度確認しやす。240年前広義の真のシオニズム運動が始動した時点で、ロスチャイルドたちは既にパレスチナにユダヤ国家を建設し、おまけに苦労して建設したユダヤ国家を中心に世界戦争、つまりユダヤ国家を破壊しながら世界を破局に追い込む、このことを想定に入れて計画を立て、運動を始動したということで?

» 続きはこちらから

ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第21話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の一)

 今回からいよいよ近・現代編ユダヤ問題のラストポイントのハルマゲドン計画を探っていきます。ただしラストポイントと表記はしましたが、実際にはハルマゲドン計画は単なるポイントなどというものでは無く、古代から成立し、稼働続けてきたとてつもなく巨大な仕組みです。「ヨハネの黙示録」から来ています。
 陰謀論という言葉があります。私には日本語として陰謀論との言葉の意味が不明です。「陰謀など無い」という意味の言葉なのか?、陰謀論の論とはどんな論なのか?、不明なのです。陰謀とは言葉で示すと「陰でのはかりごと」で、これはあって当然です。例えば何かの舞台を作りあげる場合でも、それをいかに効果的にするかは、舞台裏で公式会議以外でも非公式の様々な会合や会議で「どうするか?」の謀議はするでしょう。でなければ効果的な舞台は作りあげられないからです。歴史的な大きな出来事が突発的に起こるなどはほぼ皆無です。歴史的大事件などは公的には見えない陰の場所で、様々な謀議の上で決定しているのは当たり前のことなのです。こうやって歴史は刻まれてきたのです。
 そうした歴史の中でも、支配者には自らの多大な利益になり、逆に大衆には苛烈な不利益となる謀略、こうした謀略よって意図的に創られた歴史を陰謀史と呼びます。その陰謀史の大元かつ集約所がハルマゲドン計画です。超巨大で極めて根深いです。全容を明らかにするのは到底無理です。しかし非常に重要でもあるので、その実像と本質の一端にでも触れていきたいと考えています。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第21話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の一)

pixabay [CC0] 1 & 2


ハルマゲドン計画把握のための端緒(「ヨハネの黙示録」の存在)


やあ、元気だったかい? 思いがけず早くにまたお前さんとの旅路となったね。今回もよろしく頼むよ。

へい、御隠居もお元気そうで。今回の旅もよろしく御願いしやす。それにしても御隠居、あっしら、とうとう本編での登場となりやしたね。この旅路、楽しみでやすね。

なんだかお前さん嬉しそうだけど、あたしは気が重いよ。タイトルを見てご覧よ、ハルマゲドン計画だ。荷が重すぎるよ。どうも入り組んだ話しになると、あたしたちが登場で、それを押しつけてくるようだ。お前さんは気楽に構えてなさるが、あたしはお前さんとこの歳になって迷子にならないか心配だよ。

??まあまあ御隠居、そんな端から不安がっても、この世界、山よりでかい獅子は出てきやせんぜ。さて、・・・ハルマゲドンか、随分以前、オウム真理教の麻原彰晃の発言で日本では話題になっていやしたが、そんなに難しい事柄なんで? 確かいくつも漫画や映画の題材としても発表されていていやすね? そういうのもあってハルマゲドンっていえばイメージ的には終末の核戦争が浮かんできやすが?


ふむ、確かにハルマゲドンという題の映画や漫画、そしてハルマゲドンの内容を描いたとされる作品はいくつもあるようだね。ただし・・・うーん、・・・。(ハルマゲドン計画を探るに何を端緒とすべきか)・・・、そうだね、先ず基本的な事だが、お前さん、ハルマゲドンという言葉の意味は知ってなさるかい?

へい、外伝2で「ヘブライの館」にあるハルマゲドンの説明文書がリンクされていたので目を通してやす。確かイスラエルの小高い山にある要塞地跡の「ハル・メギド」「メギドの丘」が語源になっている。で、そこは古来から幾度も重要な戦場になった場所で、実際に現地では「クリスチャンの伝承によるとここで世界最終戦争が行われるとされている。」との看板が立っている、と・・・。だからハルマゲドンは、イスラエルを中心として引き起こされる終末世界戦争、最終戦争を指す・・・と。

そうだね。まぁ、その押さえでもいいだろう。ただし、その説明文書の中で記されているように、ハルマゲドン=最終戦争のイメージが出来上がったのは、「ヨハネの黙示録」が決定的な役割を果たしている。というかハルマゲドンとは「ヨハネの黙示録」の記述から出てきており、黙示録と決して切り離せない。黙示録の内容確認が必要だ。これだけでも相当厄介だろ? おまけにこの計画を進めてきた存在が問題。何しろ地上世界でハルマゲドン計画を進めてきたその中核はサバタイ-フランキストだ。つまり悪魔主義の宗教カルト集団であり、オカルト魔術に傾倒した連中だ。それが計画を進めてきたんだ。これだけでもハルマゲドン計画の実像が、常識では全く理解できない厄介な代物だってことが推測できるだろ?

うーん、「ヨハネの黙示録」に、オカルト魔術に傾倒した悪魔主義の宗教カルト集団・・・、なにか、形容しがたい深くおどろおどろしい世界がハルマゲドン計画の背後に広がっているような・・・。

その通りだよ。ハルマゲドン計画は地上世界の物質・物理的側面からでは、その表層のごく限定された部分しか捉えられない。つまり政治や経済の側面、その延長線上の大戦争というとらえ方では、ハルマゲドンの中身は見えてこないんだ。このハルマゲドン計画の実像や本質部分を探るには、どうしても宗教そして宗教を導いた霊的存在の事についても見ていき、それに言及せざるを得ない。だから難しいんだ。

・・・ふーむ、物質・物理的側面いわゆる「見える世界」では捉えられないから、「霊的世界」いわば「見えない世界」からのアプローチがいるってことでやすね? 確かにこりゃ大変だ。

そうだね。ま、本質は「見えない世界」にあることになる。だから事実確認しながら推測、憶測、妄想フル回転が必要?ってところかな? ただ、どちらにしても一足飛びには行かない。このシリーズで見てきたことを確認し、すりあわせしていくことからボチボチと歩みを進めていくしかないだろうね。


» 続きはこちらから

ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第20話 ― お伽の世界

 トランプ大統領が遂に「シリアからの米軍の退去」を言明しました。幸いにもシオニストたちによるシリアの侵略戦争が失敗、ようやく終結の時を迎えられそうです。
 2000年時点で、中東にて同じアラブの同朋として大量難民のパレスチナの支援を実行していた国家はイラン、シリア、イラクとなっていました。他の中東国家はシオニスト側に寝返ってしまっていたのです。
 更に15年前、イラクの破壊によってシオニストに同調しない国家はイランとシリアのみとなり、両国はシオニストから常に攻撃の対象とされてきました。「悪の独裁者アサドへの民主化を求めるシリア国内の内戦」との欧米日マスコミのプロパガンダが喧伝され、激しい侵略戦争の攻撃をシリアが受け始めたのが2011年からでした。もしこの侵略戦争でシリアが倒されていたら・・・。
 1991年の湾岸戦争時、私はサダム・フセインが極悪だと思い込んでいました。油まみれの真っ黒になった水鳥の映像が強烈だったのです。映像による印象操作です。
 私たちは気づかないうちに常時洗脳攻撃を受けています。多くの人はテレビであからさまな「侵略攻撃」を「内戦」と常に報道されていたら「内戦」だと「思い込み」、それに従った思考と行動を無自覚にとってしまいます。実際は自分の「思い込み」でなく支配層にテレビを使い「思い込まされている」のに関わらず、その考えが自分の考えだと思ってしまっているのです。
 このように、支配層はマスコミや教育等を通して事実を改竄やねつ造して、自分に都合の良い「仮想現実」を大衆に押しつけて「現実」と思い込ませます。いわば大衆をお伽の世界をさまよう夢遊病者へと仕立てているのです。
 私たちは夢から覚め自立した判断と行動をとる必要があります。そのために「この自分の考えとしている想念は本当に自分のものか? 外から植え付けられたもでないのか?」のチェックはすべきでしょう。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第20話 ― お伽の世界


消えたスファラディ血統ユダヤ人の行方


pixabay [CC0]


1666年にメシアを名乗り非常に多数のユダヤ人信者を獲得したサバタイ・ツヴィはユダヤの父祖アブラハムの血統です。サバタイはイスラムに改宗しますが本来なら大変なこの裏切りをサバタイとナタンは改宗が「偽装」であり、それは「イスラム帝国という巨大な悪魔・敵を打ち倒すため、イスラムに成りすましその内部から破壊するためだ。」としたのでした。

そのサバタイ直系の有色血統ユダヤの弟子団がドンメーです。ドンメーの行動原理はサバタイに倣いイスラムへの「成りすまし」でイスラム世界を内部から破壊し「内部乗っ取り」することです。この行動原理に従いドンメーのムスタファ・ケマルたちは、オスマンーイスラム帝国を内部から破壊し「乗っ取り」トルコ共和国を設立したのです。また、イスラムの権威に「成りすまし」、長年にわたりイスラム世界を攻撃破壊しながらサウジアラビアを建国した有色アラブ人のサウード・ワハビ家、この正体も前回見てきたようにどう見てもドンメーなのです。

サウード・ワハビ家がドンメーということはアブラハムの血統となります。旧約の「約束の地」、もともとのユダヤ国家があった場所は、明らかにアシール地方でサウジアラビアの領土です。となると「アブラハムの子孫にこの地を与える」との旧約の一節はすでに幾度も果たされていたことになります。最終的には1925年にサウード・ワハビ家がハーシム家のヒジャーズ王国を滅亡させアラビア半島で覇権を確立した時点において、です。トルコを支配していたのも血統ユダヤ人ですから、中東の大国を血統ユダヤ人が既に支配していたわけです。

さてここである事実が・・・。現在ユダヤ人全体の9割がアシュケナジつまりハザール由来、残りの約1割がスファラディで血統ユダヤ人とされます。血統ユダヤ人の割合が余りに少ないので彼らはどこに消えたのか?が、このシリーズを始めた頃の私の疑問でした。血統12氏族のうち10氏族は消えているから血統ユダヤ人の割合が少ないのも分かりますが、それでも少なすぎると感じていたのです。

pixabay [CC0] 1 & 2 & Author:William Henry Irvine Shakespear [Public Domain]


今、歴史の中に見えなくなった血統ユダヤ人、その彼らの中でのかなりの勢力が、サバタイに倣いイスラムに偽装し中東の地に潜っている事実が浮かび上がっています。その彼らの現地での活動とは? ダーイッシュとアルカイダは本質同一のテロ集団で、櫻井ジャーナルではアルカイダとはベース(基地)との意味だが、実は「CIAやモサドと協力できる現地工作員のデータベースである」と繰り返し指摘しています。

となるとそのデータベースの元になる資料もあるはずです。それは? ふと「ドンメーの名簿では?」との想念がよぎり少し戦慄しました。単なる思いつきですが可能性はあります。テロ集団はドンメーが王のサウジから出てきているのですから。正統ユダヤ教つまりユダヤ人であることを捨て、中東の地に潜った血統ユダヤ人たち、その中の少数者は王族そして支配層となりますが、他のまとまった人数はテロ集団の一員になっている可能性は確かにあるのです。これがある一定勢力の血統ユダヤ人の長い長い放浪の末路だとすると・・・。

» 続きはこちらから

ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第19話 ― 2002年イラク諜報機関レポート

 今から15年前、2003年3月20日、米国がイラクのバグダットにいきなり一方的にミサイルをぶち込み空爆し、衆人注視のもと「イラク戦争」という名前の「イラク人大虐殺」と大略奪を敢行しました。この国家大犯罪は現在も終了していません。イラクの無数の人々が殺害され、癒えない傷を負わされ、町を破壊され生活権を奪われています。イラクの極悪独裁者サダム・フセインが「大量破壊兵器」を所持しているとの虚偽でっち上げの言いがかりによる凶行です。それまでイラクが国連の査察に応じルールを遵守していたにもかかわらず、です。
 侵略者がバグダットを陥落させ最初に行ったこと、それはバグダット宮殿占拠とイラク国立博物館を押さえることでした。彼ら侵略者は、イラク国立博物館を破壊し、納めてあった貴重な歴史文化財を盗み出します。なぜ侵略者が何を差し置いてでも博物館を押さえたのか? 竹下さんは映像配信のどこかで「このイラク侵攻が始まる前にサダム・フセインが「これで、奴等も終わりだ。」と語っており、その意味はイスラエルの元々あった場所はパレスチナではなく、アラビアのアシール地方であったこと、その事実をフセインが掴んでおり、その証拠がイラク国立博物館に残されていたのではないか」とされていました。つまり証拠隠滅のため博物館を破壊し、文化財を運び出したという見立てです。
 これは事実でしょう。サダム・フセインのいう「奴等」とは誰か? 当時イスラムーアラブ世界の一員として、イラクが闘っていたのはイスラエルです。サダム・フセインの指す「奴等」とはイスラエルであり、同時に中東でイスラエルと同盟を組むサウジアラビアとトルコのはずです。そしてその後ろ盾となっている米英です。一口で言えばシオニストです。
 シオニストの主張するイスラエルが、パレスチナを占拠できうる根拠は、旧約聖書の中に出てくる「神がアブラハムを祝福しその子孫にこの地を与えることにした」との一節のみです。常識的には、こんな屁理屈が根拠になり得ないのは明白ではあります。しかしそのシオニストの主張である「約束の地」がパレスチナではなくアシール地方であるなら、シオニストの主張するパレスチナ占拠の根拠さえもが完全に崩壊です。証拠隠滅をシオニストが図るわけです。
 そして実はそれ以外にも、シオニストがその隠蔽を絶対に何としても実行せねばならない事実が、もう一つあると私は見ています。それはイスラエルと中東の地にて同盟を組むサウジアラビアとトルコの正体、とりわけサウジの王族サウード・ワハビ家の正体です。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第19話 ― 2002年イラク諜報機関レポート

サダム・フセインの諜報機関


米国に騙され、クエートに侵攻し、湾岸戦争で大ダメージを負わされたサダム・フセインのイラク。イラクは湾岸戦争後も次々と経済制裁等を負わされ、国家は疲弊衰退します。一方、建国以来中東戦争に次々と勝利したイスラエルは、中東で我が物顔に振る舞い、中東での同盟国のサウジアラビアとトルコも繁栄。


こういった状況の国家存亡の危機に、サダム・フセインは起死回生の一手を模索、特に米国に騙された苦い経験から、麾下の諜報機関に敵側の弱点発見を厳命したであろうことは想像に難くありません。そしてそれは見つかったようです。サダム・フセインから「これで奴等も終わりだ。」と言葉が漏れた報告が。サウジアラビアとトルコの正体を明かす報告です。

2002年サダム・フセイン政権下でイラク諜報機関がレポートを作成、それを米・国防省が公表したとの情報があります。情報の発信は2011年8月2日に独立史家デイビッド・リビングストン氏によりなされ、その要点の短縮和訳文が同年の8月4日「阿修羅掲示板」に投稿者ABCD氏にて以下のように投稿されています。
サウジ・アラビア王室を中心にしたワハビ派(サラフィス)は反・イスラム勢力である、という。

ワハビ派はイスラム教のサブ・グループとされるが、元は18世紀、英国のエージェントであったアブドル・ワハビが始めたカルトであった。オットーマン帝国時代(19世紀)は弾圧されたが、英国のアシストもあり、1932年、サウジを建国。それ以来、親米であり、イスラム原理主義過激派をそだててきた。アメリカの代理として、ソ連とアフガン戦争をした。

アブドル・ワハビとそのスポンサーであったイブン・サウッドが(隠れ)ユダヤ人であった可能性が出てきた。

トルコのドンメ―・ユダヤの出。ドンメ―・ユダヤは悪名高い偽メシヤ、シャベッタイ・ゼビの信者・その末裔
だ。ゼビは1666年、ユダヤからイスラムに回心(隠れユダヤ)している。

ヨーロッパでは、一世紀後、ゼビの生まれ変わりとされたヤコブ・フランクが主導者となり、このシャベッタィアンの中にロスチャイルドもいた。

ドンメ―はサロニカ市で活発で、これはフリーメーソンのホット・ベットと重なる。後のヤング・トルコ運動。

» 続きはこちらから
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 14