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ぴょんぴょんの「自主独立のために」 ~日本は植民地のままでいいと主張する若者

 2年前の動画ですが、最近見つけました。
 「日本から米軍基地がなくなること」をマニフェストに掲げる、れいわ新選組に対して、このマニフェストを変えろ、米軍は日本に永久にいてほしい、日本はいつまでもアメリカの植民地でいい、という26歳の質問者。
 アメリカと同じ泥舟に乗る船員として、岸田政権は防衛費を増やし、軍事兵器の輸出を解禁し、NATOとの距離を縮める。
 日本が次のウクライナにならないためには、どうすればいいのでしょうか。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「自主独立のために」 ~日本は植民地のままでいいと主張する若者

日本は植民地のままでいいという青年の主張


白熱討論「平和のために植民地でもいい青年 vs 山本太郎」

これ、くろちゃんに勧められて見たけど、息が詰まりそうだった。

おれも、途中でギブアップしそうになった。

れいわ新選組は「米軍基地を将来的にはなくしていく」立場で、山本太郎さんは、一気になくすのはムリだけど、「いつの日か米軍基地がこの国からはなくなればいいと思ってます」と言ってるのに、党首を前にして「マニフェストを変えろ」なんて言える?

質問者は26歳か? ネットの知識はあるようだが、本はあまり読んでないみたいだな。

彼が、「ぼくは米軍基地を残したほうがいいと思う、将来的にずうっと、永遠に。(25:29〜)」とか言ったときは、引っくり返りそうになったよ。

う〜ん、それもだが、もっと過激な発言があったろ? 「ぼく自身は植民地であっても、平和があればいいなっていう考え方なんで。(11:34〜)」おれは、こっちの方がショックだったわ。

たしかに、それもビックリした。ぼくなら、口をあんぐり開けて、目をまんまるくして、返す言葉もないけど、山本太郎さんはポーカーフェイスでたんたんと答えていた。

そらそーだ、こんくらいのトンデモ発言なんか、とっくの昔に慣れとるわ。

質問者はこう考えているみたいだね。日本は米軍基地があるから、他国から攻撃されることがなかった。けど、ウクライナには米軍基地がなかったから、ロシアから侵略されたと。


だから、自分でちゃんと調べろって。ウクライナに米軍基地がなかったからじゃなくて、ウクライナがNATOの基地を作ろうとしたのが、ロシアをあわてさせた理由だって。

太郎さんは、そこに触れなかったけどね。質問者は「米軍基地を残したほうがいいと思う、将来的にずうっと、永遠に」と言ったけど、その前に、太郎さんは言っていた。アメリカが日本に基地を置いているのは、日本を守るためじゃなくて、極東のプレゼンスを握るためだと。台湾の有事、中国との緊張、米中の緊張が高まったときに、米軍は日本を助けるのではなく、ウクライナのように、「武器だけ提供するから、戦いを続けろ」になるだろうと。

なるなるなる。

続けて、「今、日本は植民地なんですよ、それに気づかなきゃダメ、まずそれが基本」と言ってからの、「植民地であっても、平和があればいい」だったんだよ。

こいつの言う、「平和であれば」の「平和」って、なんだ?

今の日本のことじゃない? 他国から攻撃されたり、国民が兵隊になって銃を取らなくていい、つまり、どことも戦争をしていない日本。

と言うことは、こいつは戦争に駆り出されたくないから、米軍にいてほしいと言ってるんだな。


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メキシコ便り(133):次期大統領選挙でメキシコ史上初の女性大統領(モレナ党)が大勝利!(後編) ~クラウディア・シェインバウム次期大統領とロペス・オブラドール大統領の今後

 さて、前回のメキシコ大統領選挙のレポートの後編です。今回は、クラウディア・シェインバウム氏の簡単なご紹介、ロペス・オブラドール大統領との関係、今後のロペス・オブラドール大統領、popoちゃんのモヤモヤ独り言(長編)、最後にベテラン・ラテンアメリカ・ジャーナリストの伊高浩昭さんが出演され、メキシコ次期大統領についてお話されている動画を!今回、初めて伊高さんの存在を知ったのですが、このお方、元共同通信社のお方で50年間ラテンアメリカの取材、研究をやられているだけあり、本物ジャーナリストです!最後の動画、最初の30分はメキシコ次期大統領のこと、政策、今後の問題など話されていますので、お時間のある方は是非!メキシコの治安の悪さだけを誇張し報道する日本の大手のジャーナリストとは大違いです。
(popoちゃん💖)
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メキシコ便り(133):次期大統領選挙でメキシコ史上初の女性大統領(モレナ党)が大勝利!(後編) ~クラウディア・シェインバウム次期大統領とロペス・オブラドール大統領の今後

クラウディア・シェインバウムとは


メキシコ史上初の女性大統領クラウディア・シェインバウムは、エネルギーや環境、持続可能な開発に関する論文を100本以上と2冊の著書を書いた科学博士父は科学技術者、母は生物学者でUNAM大学の名誉教授。兄弟は物理学者という学者一家。(Wikiより)

クラウディア・シェインバウム次期大統領のツイート:我々は再び歴史を刻んだ。
3500万以上の票、ありがとう!


父方の祖父母はリトアニア人


シェインバウム氏はユダヤの家系の出身。おじいさまのストーリーがすごい!リトアニアで共産主義者として活躍していた父方の祖父は、リトアニア・ソビエト戦争後、3年間投獄に。当時、リトアニアはロシア帝国におけるユダヤ人の政治・労働活動の中心地だったそう。その後、兄弟と共に1920年代にリトアニアからキューバに移住し、キューバの共産党PPCに入党。が、まもなく好ましくない外国人としてメキシコ行きの船に乗せられ強制送還。その後、兄弟はメキシコの共産党PCMに入党。が1930年に労働争議で逮捕され投獄。二人は再び国外追放に直面。シェインバウム氏の祖父の兄弟は国外追放されましたが、祖父は地元当局にメキシコ人として名乗り国外追放を免れたらしい。😱(Jacobin)

この運命すごくないですか?popoちゃんは、この大統領選でシェインバウム氏の祖父のストーリーに一番強い感銘を受けました。もしあの時、シェインバウム氏の祖父がメキシコから国外追放されていたら、今のメキシコの歴史は大きく変わっていたことになります。😱


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ぴょんぴょんの「インドネシアは泣くのか?」 ~世界最大の鉄道車両メーカー「中国中車」がやったこと

 地球温暖化!CO2削減!の波に乗って、世界は高速鉄道の建設がブームらしい。高速鉄道と言えば、フランスのユーロスター、日本の新幹線、そしてそして中国。ほとんど、この3国で世界のシェアを取り合っているようです。特に中国国営企業の「中国中車(CRRC)」は今や、世界最大の鉄道車両メーカーです。
 自国の鉄道建設を、安い中国で冒険するか? 予算は高めだが、安心の日本を選ぶか? 各国それぞれのお家事情で、泣いたり笑ったりのようです。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「インドネシアは泣くのか?」 ~世界最大の鉄道車両メーカー「中国中車」がやったこと

日本の新幹線がインドネシアにフラレた話


ふう~ 今日もずいぶん暑いねえ。

「あつい」じゃなく「あぢ〜」だ。

なんかこう、見ただけで、さあ〜っと涼しくなれるの、ない?

なら、ホイ!

【ホワイトアウト!?】雪の上を超高速の新幹線が走ったらヤバすぎた

うっは〜〜〜! 涼しい〜! いつまでも見ちゃう!

新幹線と言えば、日本の新幹線がインドネシアにフラレた話をご存知か?

え? こんなイケメンで、カッコよくて、安心安全な新幹線がフラレたって?

ああ、婚約までこぎつけて、あとちょっとで結婚だったのに、ジャマが入ってよー。

結婚をジャマされる話なんて、よくあるからね。

日本はかなりカネをかけて、現地の地質調査までしたのに、インドネシアはその結果をさっさとライバルにくれちゃって。

ライバルって誰?

中国の「一帯一路」の中核を担う国有企業、今や、鉄道車両メーカーの世界最大手、中国中車(CRRC)だよ。

Author:Hiroki.loh.st[CC BY-SA]

へえ、中国の国営企業が、鉄道車両の世界最大手になってるのか。

そしてついに、2023年10月2日、インドネシアの首都ジャカルタで、東南アジア初の高速鉄道として、開業しちまっただあ。

でも、開業できたなら、良かったじゃん。

今のところはな。だが、新幹線と結婚してたら、インドネシアの未来はもっと明るかったはず。

で、どこを走るの?

インドネシアの高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」は最高時速350キロで、これまで約3時間かかったジャカルタ ↔ 観光地バンドゥン(143.2キロ)を、40分で走ることができる。(アゴラ

Author:NFarras[CC BY-SA]

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メキシコ便り(132):次期大統領選挙でメキシコ史上初の女性大統領(モレナ党)が大勝利!(中編) 〜popoちゃんの旦那さま、投票所のボランティアスタッフに!

 前回に続く中編です。前回は政府による投票結果、6年前の大統領選との比較、モレナ党の名前の由来の噂などお伝えしました。今回は、ひょんなことからpopoちゃんの旦那さまが投票所のボランティアスタッフをすることになり、その際、感じたことをまとめてみました。最後にちょっと笑えるエピソードも!日本では、どのように投票所がなされるのか知りませんが、メキシコはまさに国民による国民の選挙だなと感心したpopoちゃんでした!
(popoちゃん💖)
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メキシコ便り(132):次期大統領選挙でメキシコ史上初の女性大統領(モレナ党)が大勝利!(中編) 〜popoちゃんの旦那さま、投票所のボランティアスタッフに!

popoちゃんの旦那さま、投票所のボランティアスタッフに!


popoちゃんの旦那さまが今回の選挙で、ボランティアスタッフとしてお手伝いすることになりました。きっかけは前回の投票に行った際、スタッフ不足のため投票所を早めに閉めるかもしれないと聞き、「それはまずい!」と旦那さまは急きょその場でお手伝いをすることに!

そのためか今回の選挙の1ヶ月前くらいに、ご担当の人がpopoちゃん家に突然現れ、今回正式にボランティアスタッフになってほしいと懇願。旦那さまはそのために、選挙投票日の3週間前くらいの日曜日に3時間の研修を受けました。

左2冊は「投票所スタッフへの指示」INE(選挙管理委員会)出版、本各99ページ。右1冊「メキシコにおける民主主義の岐路」チワワ大学出版 169ページ

上写真の真ん中の本の
中身はこんな感じ
様々なルール、良い例、悪い例など

ボランティアスタッフは選挙投票日の朝7時に投票所集合。投票所は毎朝、ワンコのお散歩にいく公園(徒歩5分ほど)だったので、popoちゃんもワンコもお散歩がてら旦那さまと一緒に行きました。そこには30名ほどのボランティアスタッフがオンタイムで来ていた上に、3分の2は若い人たちでびっくり!

旦那さまがお手伝いした投票所
夕方6時くらい
ファレスは6月が真夏
最高気温は毎日40度前後
よくがんばりました!👏👏👏

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ぴょんぴょんの「国の崩壊は家族の破壊から」 ~アメリカの崩壊は、日本が目覚めるチャンスになるか?

 時事ブログでもおなじみの、元アメリカ海軍情報部局の秘密調査員、マックス・フォン・シューラー氏の著書「内戦で崩壊するアメリカ」普及版を読みました。
 この本は、2017年にトランプが大統領になった頃に書かれたものに、最近加筆されたものですが、トランプ時代の話はザッと読み流して、加筆された部分を重点的に読みました。
 マックス氏は7年前にすでに、「アメリカの内戦」を予想していたんですね。
 「大切なことは、日本にはまもなく、大変な危機の時代が来るということです。アメリカの混乱によって、日本の貿易は打撃を受け、食糧輸入の多くを失います。また、失業する人が急増します。(260p)」のように、書き留めたいフレーズがいくつかありましたので、抜粋しました。(ページ数はすべて「内戦で崩壊するアメリカ」のページです。)
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「国の崩壊は家族の破壊から」 ~アメリカの崩壊は、日本が目覚めるチャンスになるか?

「失敗した社会」アメリカを捨てた一番の理由


アメリカ、大変だ!

また、アメリカかい!

だって、YouTubeを見ると、アメリカに住んでいた日本人が日本に帰ってくるとか、アメリカ人が日本に移住するとかの動画が、めちゃくちゃ多いんだよ。

「出エジプト」じゃない、「出アメリカ」が、はやりかよ?

たとえば、この動画。

アメリカから逃げて日本に移住した理由

アメリカ人の若者が、なぜアメリカから逃げて日本に移住したのか、話してるんだ。

なんで、逃げてきたのが日本なんだ?

日本が好きだから。でも、アメリカでは「日本が好き」というとバカにされるから、隠していたんだって。

へえ? アメリカでも、好きなものを好きと言えねえんだ。

でも、今は、日本への愛国心を隠さなくていい、うれしいって。「多分日本人より、オレのほうが日本愛国心ある」って。

こいつ、まだ20代だろ? そんなアメリカ人に日本への愛国心があるだと? 今どきの20代の日本人に「日本への愛国心ありますか?」とか聞いたら、ドン引きされるわ。

アメリカは、日本人が思っているようなすごい国なんかじゃない。それは日本人の勘違いだ。むしろアメリカは「失敗した社会だ」とチェイスは言う。

「失敗した社会」? いや、「失敗させられた社会」かな。

「失敗した社会」アメリカを捨てた一番の理由は、治安。「アメリカの治安悪すぎるね 〜 悪すぎ 〜 」「銃で、iphoneを出せと言われたら、iphoneはさよなら〜」。


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