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ぴょんぴょんの「水道民営化ってサイアク!」 ~漏水も放ったらかし、うんこ垂れ流しの水道会社「テムズ・ウォーター」

 ラジオをつけると、イギリス在住の方の話が耳に入りました。
 「イギリスは今、水不足で大変なことになっている。」ホースを使って水をまくことが禁止され、違反したら1000ポンド(約20万円)の罰金だそうです。
 イギリスご自慢のイングリッシュガーデンはどうなっちゃうんだろう、と思っていると、根本の問題は天候より、なんと水道会社であることが判明。
 そうか、イギリスの水道は完全民営化されていたんだ。これまで、時事ブログで何度か取り上げられた水道民営化とは、こういうことだったのか。
 反面教師イギリスから、水道民営化のヤバさを実感してください。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「水道民営化ってサイアク!」 ~漏水も放ったらかし、うんこ垂れ流しの水道会社「テムズ・ウォーター」

イギリスで出された「ホース使用禁止令」


今年の夏、イギリスは暑くて、雨も降らず、水不足が深刻らしい。

ヨーロッパも猛暑らしいな。スペインやポルトガルの一部は、45℃、46℃で砂漠化してるとか。

イギリスも干ばつになって、小麦の収穫に影響が出ているそうだよ。

日本も田んぼがカラカラで、一時、どうなるかと思ったけど。世界的に食糧不足が心配だ。

水不足に困ったイギリスじゃ、「ホース使用禁止令」が出されたって。

なんじゃそりゃ?

ホースを使って、庭に水をまいたり、車を洗っちゃダメなんだよ。違反したら罰金1000ポンド、日本円で約20万円だって。


わおー! 庭に水まいたら、20万円取られる?! 自慢のイングリッシュ・ガーデンはどうなるんだ? 洗車はどうすりゃいいんだ?

ホースを使わなきゃいいんだよ。

そうか、じょうろやバケツで水をやればいいのか。って、イギリスの広い庭じゃ、1日かかるぞ。

では、ここで問題です。この「ホース使用禁止令」を出したのは誰でしょう? 罰金は誰に支払うのでしょう?

もちろん、国だろ? 罰金は地方の役所に収めるのかな?

ブッブー!!

まさか、警察?

ブッブー!!

わかった、水道局。

半分正解。実はイギリス、1989年に水道を完全民営化してるから、正解は水道会社。


こんなふうに、イギリスは、10の水道会社が担当地域を受け持っている。

ひえ〜!? あの「ヤバい、ヤバい」とウワサの水道民営化、イギリスはとっくの昔にやってたんだ?

40年ほど前、イギリスは財政ピンチで公共事業を民営化することにした。1989年、当時のサッチャー首相が、電気、ガス、通信、鉄道、航空、水道の完全民営化を行った。その結果、水道公社も民間に売却され、完全民営化された。

いたなあ、鉄の女サッチャー。

マーガレット・サッチャー首相

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ままぴよ日記 134 「母の人生に乾杯!」

 子どものメディア問題を3回に分けて書くつもりにしていましたが、母が危篤状態になり私の生活が一変しました。
 今を生きることが最優先の私。身も心も母のことが中心になったので、今回はそのことしか書けなくなりました。
(かんなまま)
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どのベッドも絶飲食の寝たきり老人


99歳で特別養護老人ホームに入所した母が救急車で運ばれて市立病院に入院したのは3か月前。102歳でした。その時も覚悟を決めていましたが、誤嚥性肺炎や尿路感染症の治療を受けて生還しました。

でも、誤嚥予防のために絶飲食になりました。酸素吸入、痰除去などが必要なので元の老人ホームには戻れなくなり、医療型の療養病院に転院しました。2ヵ月前です。


転院した時に説明を受けましたが、面会時間は午後2時から5時までの間の30分間。2名まで。15歳以下は不可との事でした。

4人部屋で、どのベッドも絶飲食の寝たきり老人です。人手不足が深刻なのでしょう、スタッフは東南アジアから来た介護実習生がほとんどで、3時間おきに体位交換とおむつ替え、部屋や器具の掃除をしてくれていました。

看護師さんも3時間おきにバイタル検査の見回りをしてくれます。その時に名前を呼んで声をかけてくれますがほとんどの人は応答なしです。それ以外は誰も訪れず黙って寝ている状態です。

時々奇声を発する人や、小さな声で訴えっている人がいますが誰も来てくれません。最低限死なないように管理してくれている病院です。そこに居るだけで胸が詰まりそうでした。

面会時間になっても面会に来ている人の姿はありません。「会いたくない」「こんな姿を見たくない」「仕事があるから行けない」「行っても反応がないから」などの理由で足が向かないのでしょう。まるで姥捨て山です。


今でも面会禁止で孤独死が当たり前


人生100年時代。療養型病院のニーズは増えているのに人手不足で病院が閉院の危機に瀕しています。母の場合は院長先生が兄の知り合いなのでやっと入院できたようです。

先生の回診の時に母の病状を聞くと「お強いですね。頑張っていらっしゃいますよ。耳は聞こえますからたくさん話しかけて手を握ってください」と言われますが、その後に必ず「亡くなるのはたいてい夜中です。死に目には会えないと思ってください」と付け加えられます。

そのたびに私の胸が締め付けられるのです。30分の面会時間が終わって母を1人でこの病院に置いていくのが辛くてたまりません。

兄に「母のそばに居てあげたい。どうにかならないか」と話しても「病院の方針だから」「ここ以外に引き受けてくれるところはない」と逆に私を諭します。

終末期の患者が最期を快適に過ごすために身体的、心理的ケアと支援をしてくれるホスピスがありますが老衰の人は対象外です。

母は88歳になるまで家族の世話をして、2歳上の父を老々介護しました。父が最後に入院した時は父の入院室のソファに寝泊まりして看取りました。

自分の役割をやり遂げた感があるのか、それ以降の母は「あるがまま 今を楽しく生きよう」が口癖で誰にも頼らず、自分ができる範囲で満足し、動けなくなるまで人に頼りませんでした。

でも時代は大きく変わり、コロナ禍以降人の分断が加速しました。

赤ちゃんを産むのも計画分娩が主流になり病院主導の安全管理が優先です。妊婦健診も産後の面会も制限があり、もう出産は家族のイベントではなくなりました。

今回、もっとひどいのは老人施設や看取りの病院だと思いました。コロナの集団感染で大変な目にあった施設や病院は今でも面会禁止で孤独死が当たり前になっているようです。


母を慕っている叔母が家で転倒して特別養護老人ホームに入所しました。最近面会に行きましたが、殺風景な部屋にひとり。10分間、ガラス越しの面会しかできません。声も聴きとれません。差入れ禁止。お花も持っていけませんでした。まるで無罪刑務所。生きる気力が萎えてしまいます。ここまで一生懸命に生きてきた人に対しての尊厳はどこに行ったのでしょうか?
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20230410-OYTET50007/

厚生労働省が面会制限を解く様に指導していますが、施設としてはその方が楽なのでしょう。なかなか改善されません。
https://vmed.jp/7806/

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ぴょんぴょんの「大川原化工機事件」 ~事件のねつ造は捜査員の「欲」から生まれたものだった

 大川原化工機事件(おおかわら かこうきじけん)
 最近、警視総監が頭を下げたことで話題になった、冤罪事件です。
 事件の真相がわかるにつれて、司法と呼ばれる警察、検察、裁判所で働く人々の権力欲、支配欲、名誉欲といった「欲」があからさまになります。
 これなら、AI君の方がまともな仕事をしてくれそう。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「大川原化工機事件」 ~事件のねつ造は捜査員の「欲」から生まれたものだった

警視総監の異例の謝罪


警視総監が頭を下げていたが、何があったんだ?

警視総監が異例の謝罪 冤罪事件で大川原化工機が会見【スーパーJチャンネル】(2025年8月7日)

大川原化工機事件の冤罪で謝罪したんだよ。

大川原化工機って?

主に「噴霧乾燥機」を作っている会社だよ。

噴霧乾燥機って?

ほら、粉ミルクとか、インスタントラーメンの粉末スープとか、おからパウダーとか。液体に熱風を当てて、乾燥させて粉にする機械で、国内の噴霧乾燥機の70%が大川原製だって。

しかし、警視総監と言えば警察のトップ。そんなヤツが頭を下げるなんて、よっぽどのことがあったんだな。

ちがうよ、警察のトップは警察庁長官で、警視総監は警視庁のトップだからNo.2。それでも、警視総監が謝るのは異例だね。



公安部の暴走


警視庁は何をやらかしたんだ?

公安部の暴走で、冤罪を作っちゃったんだよ。

公安? 公安と言えば、共産主義者や反政府の連中を監視する、戦時中の特別高等警察、いわゆる「特高」を引き継いだ所だろ? と言うことは、大川原という会社は、思想的な犯罪を犯したんか?

いやいや、大川原化工機は技術で日本を支えてきた優秀な中小企業だよ。主力商品の噴霧乾燥機を中国や韓国に輸出したことで、容疑をかけられたんだ。

中国や韓国が、噴霧乾燥機を買って、インスタントラーメンの粉スープを作って、なぜ悪い?

実は2013年、経産省は、殺菌機能つき噴霧乾燥機を輸出禁止にした。そのワケは、生物兵器の生産に使われる危険性があるからなんだ。


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ぴょんぴょんの「平野雨龍さん」 ~日本人に中国を憎ませて戦争に向かわせるための、使い勝手のいい道具

 参議院選挙の東京選挙区で、31歳という最年少で、無所属で立候補した平野雨龍(うりゅう)さん。落選はしたものの23万票も集めました。
 その雨龍さん、帰化人疑惑を晴らすため、戸籍まで公開したと言うのに、今なお、帰化人疑惑で炎上しているらしい。
 問題は、雨龍さんのギャル時代の写真。彼女の本名は「荻野鈴子」とのことですが、暇空茜(ひまそらあかね)氏のを見ると、雨龍さんと思われる人物の隣りにいる子こそが「荻野鈴子」とのことで、「背乗りだ〜」「だまされた〜」と騒がれているのです。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「平野雨龍さん」 ~日本人に中国を憎ませて戦争に向かわせるための、使い勝手のいい道具

自民党推しの平野雨龍


彼女のことを最初に知ったのは、時事ブログで知った、ゆうじくんの動画だった。

あれは、平野雨龍の最初の選挙演説か。すごい人数が集まってて、「こいつ何者?」って思ったわ。

中国人問題にガチで切り込む女性、平野雨龍さんの第一声が想像以上だった。
「はじめまして、平野雨龍と申します。参議院選挙立候補いたしました。東京選挙区の最年少候補者31歳、平野雨龍でございます。令和世代のために、この命とこの人生をかけ、平成世代として、そして大和民族として、日本人として、日本を次の時代へ、そして令和世代にこの日本を独立国として渡したい、中国の植民地ではなく。そのために平野雨龍、17日間がんばってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」(6:35〜)

まだ若いのに、演説も堂に入ったもんじゃのお。

彼女が立ち上げた「雨龍会」の挨拶文には、こんなことが書いてある。

(前略)私たち雨龍会は、今こそ真の国力を再構築し、「中国に負けない強い日本」を創るべき時だと考えます。国防力の強化、食料・エネルギーの自立、経済と技術の再興、そして日本人としての誇りを取り戻す教育の再生──これらを柱に、国家の再生を目指します。
平和は願うものではなく、備えることで守るもの。祖国を次代へ誇り高く引き継ぐため、共に声を上げ、立ち上がりましょう。

「雨龍会」の政策は?

雨龍会が訴える6つの重点政策
✅ 中国人に対する入国規制を強化せよ!
✅ 中国人による土地買収を制限せよ!
✅ 中国人の日本国籍取得を厳しく見直せ!
✅ 経営管理ビザの審査を厳格に!
✅ 国会議員に定年制度を導入せよ!
スパイ防止法の制定を急げ!
雨龍会

う〜ん、中国人に関してはほぼ賛成だが、「スパイ防止法」は胡散臭い。挨拶文の「平和は願うものではなく、備えることで守るもの」だって、「核を持ちましょう」とも取れる。参政党の臭いがプンプンするな。無所属と言うが、ステルス参政党じゃねえの?

ところがところが、2年前の2023年、本人はこんなことを言っているんだ。「ご報告 自民党政経塾18期生に申込みましたが、不合格でした。(中略)...しかし自民党以外は考えられないので、19期生も申し込みます。」「自民党以外、私に合う場所も無いので、他を考えた事は一度も無いです。」

ツイートは配信元でご覧ください(クリックするとツイートに飛びます)

ステルス自民党だったのかよ!

だって、政治家を目指したきっかけは、「3年前の安倍晋三元首相の霊柩車を見て、誰もいないから、国政に頼れる人が。だから私が行かなきゃな、っていうのが最初。」(YouTube 6:07)

あべぴょんのファンか?

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ぴょんぴょんの「偽装された原爆投下」 ~日本政府は、原爆投下を演出するために共謀させられた?

 前回取り上げた討論会の最後の方(3:12:16)で、林千勝氏はこんな発言をしていました。
「今日は触れませんけど、広島と長崎の原爆は偽装原爆であり、100%そうです。このことが公にならない限り、私は日本の独立はないと思っています。」
 今日8月6日は、広島に原爆が落とされた日です。8月9日は長崎に落とされました。
 日本は世界で唯一の被爆国として、核根絶を訴える立場です。
 その日本に落とされたのが、原爆じゃなかったとしたら?
(時間表示は動画、ページ数は「偽装された原爆投下」のものです。)
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「偽装された原爆投下」 ~日本政府は、原爆投下を演出するために共謀させられた?

日本への原爆投下は偽装だったと主張するパルマー博士


※画像の全てはクリックしてご覧ください

トンデモ本?

いや、まじめな本だ。しょっぱなに、こう書かれている。

先の大戦を終結させたという爆弾、1945年8月に広島と長崎に投下された爆弾が、実は原子爆弾でなかったとしたら‥‥、この本の著者であるミヒャエル・パルマーは、それを証明するエビデンスを入手できるかぎり集めてまとめました。よく研究されているうえに、非常に読みやすく書かれています。
「何だって、いったい何を言ってるんだ」
おそらく誰もが信じられないことでしょう。しかし、もしそうであっても、まずはこの本を読んでください。そうすれば、あのマンハッタン計画の成果が、史上最大の偽造であった可能性に気づくでしょう。(ⅱページ)

最初っから偽造ありきで、引いちゃうんだけど?

とは言っても、読んでみるとかなりおもしろい。こんな説、あってもおかしくないと思わせるほど、エビデンスもゴロゴロあるし。特に第1章の、「なぜ広島と長崎への原爆投下を疑うのか?」は、赤線だらけで真っ赤になっちまった。

たしかに、どんなトンデモに対しても、つねにニュートラルで柔軟でいることは大事だね。日航機123便も、911の真相も、東日本大震災の人工地震説も、最初は信じられなかったけど、今じゃほとんど定説になりつつあるし。だけど、広島・長崎の原爆の話となると、日本人的には身構えちゃうな。

生まれてこの方ずっと信じこまされてきた、固定観念が壊されるからな。

どんな人が書いてるの?

著者はミヒャエル・パルマー博士。ドイツ人、医学博士で科学ジャーナリスト。現在は、コロナのmRNAワクチンのリスクを探求していると言う。

mRNAワクチン? そこら辺のことがわかる人が書いているとなると、おもしろいかも。

パルマー博士は、「まえがき」にこう書いている。

本書では、広島と長崎への原爆投下に関する物理学的および医学的エビデンスを再検討します。そして、原爆は爆発しなかった、それはナパーム弾やマスタードガスなどの通常兵器によって偽造されたものだった、という結論に至ります。(ⅴページ)

長岡空襲で使用されたナパーム焼夷弾
Author:稲崎[CC BY-SA]

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