シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: 天界の秩序

天界の秩序10 
星の神々の次元

竹下雅敏氏からの情報です。

前回の“天界の秩序9”において、人と宇宙の間には次に示すような10の段階があることをお伝えしました。

10:超銀河団神
9:銀河団神
8:銀河神
7:星団系神
6:星団神
5:恒星系団神
4:恒星系神
3:星神
2:天津神
1:国津神

 ジョージ・アダムスキー著「第2惑星からの地球訪問者」(中央アート出版社)のp188に次の文章があります。

『各惑星は中心の太陽の周囲を他の多くの惑星と完全なタイミングを保ちながら同等に運行し、1単位すなわちいわゆる太陽系を構成しています。私たちが宇宙旅行によって学び得たかぎりでは、どの場合でも1太陽系には12個の惑星があります。さらに12個のこのような太陽系が太陽に相当する中核の周囲に結合されていて、これらの太陽系が地球の科学者の言う“島宇宙”を形成しているのです。さらにこのような12個の島宇宙が多くの館をもつ“父”の住みかの中で広大な1単位を形成する―というわけで、結局は無限です。』

 この説明にあるように、惑星は1つの恒星を中心に12個集まって恒星系(私たちの太陽系はその1つ)となり、こうした恒星系がある星系(例えばシリウス星系)を中心に12個集まって恒星系団となり、さらに同様にある恒星系団を中心に12個の恒星系団が集まって星団となり…、というように最終的に超銀河団にいたります。最後にある超銀河団を中心として12個の超銀河団が集まって宇宙となります。

 上記の10の段階の2つずつが対になっており、国津神と天津神、星神と恒星系神、恒星系団神と星団神、星団系神と銀河神、銀河団神と超銀河団神という具合です。こうした対の関係にある神々の存在次元はこれまで説明してきた国津神と天津神の存在システムと次元の関係の延長線上にあります。それを表記すると以下のようになります。

» 続きはこちらから

天界の秩序9 
星として転生する高位の神々

竹下雅敏氏からの情報です。

スミワタルタカキホシノヒメミコ様

 7月16日のことですが、中西征子さんからニャン・トロのヒメミコ様のイラストに関してお名前とメッセージをファクスでいただいた中に、これまで紹介していなかったのですが、次の非常に奇妙な通信が入っていました。

〈地球人との関係について〉
私は約6年前、地球から来ました。
そのわけは、今は言えません。
でもやがて地球に帰ることになっています。
近い将来…。数か月先に地球に帰ることになりそうです。
私の生みの親は地球人ですが、名前は言えません。

 通信は以上ですが、感覚的に間違った内容だとは思えませんでした。おそらくヒメミコ様の言われる6年は6億年のことだと思いましたので、彼女の過去を少し調べ、私が調べた情報が正しいかどうかを中西さんにお願いして、再度ヒメミコ様に確認してもらうことにしました。私が中西さんに送ったファクスの内容は次のものです。

『今回の宇宙周期において、愛の創造神第5システムの天津神第3レベルの人であったが、約6億8千万年前にシリウスシステム(地球)に降りて来て、国津神第5レベルの神霊となる。その後1千万年毎に各レベルを上昇し、約5億8千万年前にニャン・トロに転生に入る。約2千万年後に地球に戻り霊体として太陽系の神となり、約1億2千万年後に私たちの太陽系に転生に入る予定。』 

 愛の創造神には人はいないので、上記の私の文章は正確には人ではなく人霊という意味ですが、おおまかにざっと調べた彼女の過去の経歴に対して、誤りがあれば訂正して下さいとお願いしていました。それに対してヒメミコ様から次の通信が届きました。

〈今回の宇宙周期に於いて、約6億4千万年前にシリウスシステム(地球)に降りて来て、国津神第5レベルの神霊となる。その後1千万年ごとに各レベルを上昇し、約5億4千万年前にニャン・トロに転生に入る。数か月後(今年中)に地球に戻り、霊体として太陽系の神となり、約1億年後に私たちの太陽系に転生に入る予定。〉

» 続きはこちらから

天界の秩序8 
存在次元と霊的進化の具体例(2) 
ラーマリンガとエドガー・ケイシー

竹下雅敏氏からの情報です。

『今回はラーマリンガ・スワーミハルとエドガー・ケイシーの2人の人物を取り上げてみようと思います。

 

ラーマリンガ・スワミーハル (1823-1874)

ラーマリンガ・スワーミハル
(1823-1874)

エドガー・ケイシー (1877-1945)

エドガー・ケイシー
(1877-1945)

 

対照的とも言えるこの2人のジーヴァ(個我)と幽体・霊体の位置を調べてみると次のようになります。上の2つの表が2人のジーヴァ(個我)の位置を、下の2つの表は幽体・霊体の位置を示します。しかし、エドガー・ケイシーの場合、生涯を通じて平均的地球人と変わらないので、下の2つの表はラーマリンガ・スワーミハルの幽体・霊体の位置の変化のみを記入しています。

 

ジーヴァ(個我)の位置

010_jiva-location-2nd-system-ramalinga

020_jiva-location-1st-system-ramalinga-and-edgar-cayce

 » 続きはこちらから

天界の秩序7 
存在次元と霊的進化の具体例(1) 
ラマナ・マハリシとラーマクリシュナ

竹下雅敏氏からの情報です。

『今回は次元と界層および身体の関係について具体的な例を見ます。まず身体ですが、人間を例にとって説明すると、伝統的に身体は下記の5つからなると考えられています。

hws7_five-bodies

肉体に転生に入る前の霊は、霊体と原因体の2つの身体を持ちます。霊体は肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体の複合体です。転生に入って肉体を持っている人間の場合、3つの身体を持ち、表のように肉体・幽体・原因体です。幽体はエーテル体・アストラル体・メンタル体の3身体の複合体です。
 一般によく言われる幽体離脱という概念は、先の3身体の幽体に意識を移して幽界の世界を旅することを意味します。ですが現実には地球の魂で本当に幽体離脱をしている者はほとんどいません。転生に入っている霊の場合には、エーテルダブル離脱、エーテル体離脱、幽体離脱、原因体離脱の4つの離脱法があります。転生に入っていない霊の場合には、エーテル体離脱、幽体離脱、原因体離脱の3つの離脱法があります。多くの人が幽体離脱だと思っている体験はほとんどの場合、エーテルダブル離脱です。エーテルダブルというのはエーテル体ではなく、肉体にほとんど重なっている低次のエーテル体のことです。マイトレーヤを含めて彼の周りにいた12名の覚者たちの誰も幽体離脱が出来なかったということを知れば、まずこうした離脱法の区別があることを知っておくことが肝心だと思います。
 特定の身体を離脱させて別の界層へと意図的に移さない限り、通常幽体と原因体あるいは霊体と原因体は同じ界層に重なって存在しています。
以上のような基本的な概念を押さえた上でインドの高名な2人の聖者の生涯に於いて、彼らの幽体や霊体(原因体はほとんどの場合これらに重なっています)がどの界層に存在したのかを調べて見ましょう。

ramanamaharishi
ラマナ・マハリシ
(1879年12月-1950年4月)
ramakrishna
ラーマクリシュナ
(1836年2月-1886年8月)

 

 2名のジーヴァ(個我)がどこにあるのかを調べると、図のようにラマナ・マハリシは国津神第3レベル、ラーマクリシュナは国津神第4レベルにあることがわかります。ジーヴァ(個我)の位置は所属するレベルによって位置が決まっており、よほど大きな精神的体験が伴わなければ生涯その位置が変化することはありません。この2人の場合ニルヴィカルパ・サマーディの体験を得ても、この位置が変化する事はありませんでした。

 hws7_dimensions-and-jiva

» 続きはこちらから

天界の秩序6 
界層図における3次元の位置

竹下雅敏氏からの情報です。

天界の秩序5において、次元の概念と界層の概念の関連を説明しました。前回の説明のようにシリウスシステムの10のレベルの次元は4次元以上に対応しており、動物システム以下の次元は3次元未満に対応します。そうすると3次元という私たちの地球上の次元は界層のどの部分に対応するのかということになりますが、基本的には贍部洲にある4次元の部分、すなわち贍部洲の第5次々亜界の中にあります。これは図の中の贍部洲にある赤い色で塗られた部分ですが、この領域がさらに微細なレベルと粗大なレベルに分離しており、この微細な部分が4次元、粗大な部分が3次元ということになります。さらにこの概念を拡大して図示すると次のようになります。

01-three-lokas-5to7th-sublokas

 

02-three-lokas-and-dimensions

 

03-three-lokas-3to4th-dimensions

 図のように赤い色で囲まれた領域の贍部洲の濃密な部分が3.0次元、勝身洲の濃密な部分が3.1次元…、他化自在天の濃密な部分が3.9次元となります。宗教儀式に於いて“低層4次元”の存在を召喚するといった場合、この4.0次元未満の濃密な次元の存在のことを意味します。これらの存在は基本的に神智学がいうところのハイアラーキーの者たちと考えて差し支えありません。サナト・クマーラを含め、マイトレーヤを中心とする覚者たちは皆低層4次元の存在です。具体的にはヘルメスは3.9次元であり、マイトレーヤは3.7次元の存在です。これは何を意味するかというと、彼らは言葉の本当の意味において、神(神霊)ではないということを意味します。もしも本来の国津神(神霊)であれば、4.0次元以上の存在であるはずだからです。別の言葉で言うと彼らは神の名を語る魔であると言ってもよいかも知れません。サナト・クマーラが仏教において第6天魔王とか魔王尊と言われるのは、こうした理由によります。彼らは真の神ではないにもかかわらず偽って、唯一絶対の神であるとか、マイトレーヤなどは神の子であるとか、言葉を混乱させ人類を偽ってきたと言ってもよいかも知れません。こうした愚か者たちは自分たちが意志の力によって天界を制することが出来れば、神になれると錯覚していたのかも知れません。しかし、彼らの動物システムに転落したモナドを本来のシリウスシステムに引き上げることは彼らにも、たとえ天界の支配権を手にしたとしても、ホツマの神ですらそうすることは不可能なのです。彼らが根本的な過ちをなしていたのは、神が存在せず、天界の支配権を握ったものが神になるという愚かな考え方でした。彼らの動物システムに堕ちたモナドを引き上げ、本来の人間の姿に戻すことが出来るのは、はるかに高次のシステムの真の神だけなのです。彼らが決して信じようとしなかったのは、神が存在するという単純な事実です。彼らは実に狭い意識の中で彼らの理解できる範囲の天界を支配した者が神なのだという馬鹿げた考えに取りつかれていた者たちでした。こうして支配欲という根本の野心を最後まで捨てることが出来ず、1兆年に一度だけ起こる最後の審判によって、魂を滅ぼされてしまったのです。』

竹下雅敏

1 2