シャンティ・フーラのブログ

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[スタッフ日誌] 第357回 パータの庭便り95

皆様、こんにちは。
朝夕は寒くなり、我が家では湯たんぽが活躍する季節となりました。それでも日中は暖かく、過ごしやすいのが助かっています。

この秋以降、我が家のナニワノイバラの枝に数羽のスズメがやってきて、時間を過ごすことが多くなり、鳴き声の綺麗な子がいて、スズメってこんなに鳴くのがうまいんだ!と思う歌声を多く聴かせてもらっています。
スズメも夏によく現れたヤモリも、ネットに転がる風水情報によると、幸運のサインらしい。生き物を大切にする人は、大切にされるのだと思います。

さて、シャンティ・フーラにおいては、12月は頑張り時。カレンダーや好評の額入りカレンダーや、新しく開発したピヨちゃん「ステンレスウェアのレードルとターナー」など、商品販売にも力を入れています。

この世は、金銭を介して物事が動くので、商売をせざるを得ませんが、自分自身が放つ考え方、生き方は、世の中に見えないエネルギーとして、いつも影響を与えているのだと思います。
野に咲く花からエネルギーをいただくなんていうのは、よくあることで、お金以外のエネルギーのやり取りに気を付けて、日々を明るく生きたいと思うのでした。

【四つ葉のクローバー】

今日は見つけられるかも、と思って周囲を探すと、2個の四つ葉のクローバーがありました。
なかなか良いニュースがありませんが、今後が明るくなる兆しとして受け止めました。

【カマキリの保護】

最低気温が2℃くらいまで下がった日の朝、動けなくなっていたカマキリを保護して、夜だけ家に入れて数日間お世話をしていました。ヨーグルト、甘えびの刺身を口元に運んであげると、口を動かして食べ、ちょっとは動いていましたが、最後の2日は、ほぼ一日、夫の近くでじっとおとなしく過ごしていました。

夜には結構な量の甘えびを食べ、夫から水をもらい、翌朝には、ぶら下がった状態のまま死んでいました。いずれは死ぬ運命だとはわかっていても、弱っているのを見ると助けたくなった私たち。あちこちで見つけたカマキリの卵から、来年小さな子カマキリが産まれてくるのを楽しみに待ちたいと思います。

2020年の1月25日の時事ブログの記事で、カマキリちゃんのお世話をした方のYouTubeを見ることができます。世の中は捨てたもんじゃない。小さな命を大事にする人の姿を見ると、嬉しいなと思います。

【シャコバサボテン】

今年もシャコバサボテンが好調に花をつけています。夏の間、雨がかからない場所に置いていたのが良かったようで、当たり前だけど、適材適所なのですね。

【今日の情報~クマ】

シャンティ・フーラのマスコット的存在は「クマたん」。

世間を騒がしているのも、クマさん。
なんかおかしいなあ、と感じる日々です。クマ出没ニュースを追いかけていて、人を襲うクマがたくさん現れるのはなぜ? 自然の警告なんじゃないの?と思っておりました。
そして、殺されるクマさんの無念も感じ、いたたまれない。
1歳のツキノワグマの子供と接しているこの動画や、野生のヒグマの様子を撮った動画を観ても、クマというのはとても穏やかな生き物です。それがなぜ、狂暴化したのか?

この動画にて、クマの生態を良く知ることができます。また、ドングリの不作の状況は地域的であり、西日本は豊作とのこと。また、豊作、不作を繰り返すのはドングリの生存戦略とのことで、それを知ってビックリ。ニュースの説明をうのみにして聞いてはいけないと改めて感じたところです。

そして何より、上記の動画のコメントを読んでいて、2012年に秋田県で劣悪な飼育をしたクマ牧場で飼育員がクマに食い殺された事件があったと知って、調べてみると、秋田八幡平クマ牧場でのことでした。そして、このウィキペディアの文中には、“2024年6月、秋田県の山中でツキノワグマと思えない赤毛の大型の熊の目撃例が複数あり”、“ツキノワグマと秋田八幡平クマ牧場から逃亡したヒグマとの交雑種 ”が見つかっているとあります。

それらを詳しく記載したのが、こちらの記事で、“飼育されていたヒグマのうち、数頭は行方知れずってのはあまり知られてない話だよ。それから10年以上経っているだろ。逃げ出したヒグマが、この地域にもとからいるツキノワグマと交配して子供が増えていても不思議ではないだろう”とあり、現地の情報を詳しく報じてくれています。
本来いるはずのないヒグマとのハイブリッドが山の中をウロウロしていると考えるだけ恐ろしくなります。一刻も早く調査すべきです”というのは、その通り。関連記事もありますから、是非読んでみてください。

クマ界に異変をもたらしたのは、人間のよう。
そして、酷い扱いを受けたクマさんの子孫が人間を襲うようになったとしても、おかしくないな、と妙に納得して、クマさん、ごめんなさいと思うのです。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第356回 パータの庭便り94

皆様、こんにちは。
ご無沙汰しておりますが、皆様は、いかがお過ごしでしょうか?

最近、最低気温が2℃まで下がった日がありました。前日の昼間にとても大きな無傷のカマキリちゃんに出会ったものですから、夜になって保護して一晩家の中で過ごしてもらい、朝、元に戻しました。ちょっとだけ延命出来たのではないかと思います。
と思ったら、ちゃんと生き延びている別のカマキリが!

そんな感じで私は過していますが、庭便りを書くのがずいぶん久しぶりに感じています。前回の記事を書いた後、実家終いのために忙しくしていました。先月末、無事に母の知人に家を譲り、過去も清算された感じでスッキリしています。ただ、少し疲れが出たのも事実で、オフトゥンの国の帰化申請が認められ、入国して、横になる時間を多めに過ごしておりました。

さて、昔の人は寝具、衣類を大量保存するのが常のよう。実家の収納場所全部を占めるたくさんの物品の処遇をどうすべきか?と思っておりました。ネットで検索しても、遺品が溢れる昨今、引き取り先を見つけるのは至難で、ゴミになる運命かと思っていました。
しかし、自治会活動などして豊富な人的つながりを持っていた母のすごい一面を知ることに!

母の友人だった方が、衣類や靴、多趣味だった母の洋裁用の布や毛糸類、書道、木彫り道具、祖母から譲り受けた着物など、ほぼ一切合切を、周囲の知人・親戚に配って処分してくださったのです。持つべきは、親切で行動力のある人とのつながりだなあ、と民生委員など多くの役をこなした母の周囲の人材の豊かさにも感動したところです。
家族には辛辣でしたが、外面的にはいい人だった母。

外面、内面が一致している方がいいと思う私は、本音で生き、正直を貫きたいと思うのでした。それにしても、元気なおばちゃん(70代)のパワーはすごい。

【家の前で死んでいたハチ~謝りに?】

昨今クマに襲われる話もあり、夫と散歩中に、この田舎道でイノシシでも出てくると嫌だな、と思って上を見上げた先に、スズメバチの巣がありました。
頭上2メートルくらいの巣の門番ハチと目が合った瞬間、一直線に飛んでくるのが見え、逃げる暇なく、頭を2,3か所刺されました。
ハチの巣があることをすっかり忘れて、ドシドシと大きな音を立て、黒っぽい服を着て、夫と話しながら通りがかかったものだから、近くに来るなり襲ったという感じ。11月のハチは狂暴化すると言いますが、まさにその通り。あんなにハチを愛でる私なのに…!

ズキズキするひどい頭痛なのに気分は悪くない、という感じの状態で一晩を過ごし、次の日の朝には痛みは取れていました。頭だと傷口を洗うのも難しく、マコモ風呂の湯を頭にかけ、マコモの粉をまぶしましたが、対処が難しい。
解毒のために、肝臓を暖め、横になる時間を増やして対処しました。

実家終いを終了した翌日でもあり、邪気が多かったのかも。ガヤトリー・マントラを唱えながら散歩していればよかったと後悔でした。

不思議なことに、ハチに刺された後、YouTubeの2倍速が聞き取れるようになっていました。
ハチ毒には抗がん作用があるとのことで、私の健康を維持するために刺してくれたのかな。

【シクラメン】

昨年末に手に入れたシクラメンが、この夏の酷い暑さを無事に乗り越え、多くの花をつけてくれました。西向きの雨のかかりにくいテラスの棚に置き、水やりだけは気を付けていたのが良かったようです。
今年の春からとても忙しくて、荒れ放題の庭・畑。そんな中、神様はちゃんとプレゼントを用意してくださるのだ、と思うのでした。

【サフラン】

今年はサフランが豊作です。草を刈っていない場所で、延びた草の中で逞しく大きな花をつけています。
砂漠の様な乾燥地帯でなくても、無事に育つ丈夫な風景に、元気をもらえるのでした。

【今日の情報~額入りカレンダー撮影秘話】

皆様、今年も無事に、カレンダーを販売することができました。
既にお手元に届いた方も多くおられると思います。
今回のカレンダーは、以前よりパワーアップしているわけですが、その製作の裏側についてはおいおい、カレンダー制作秘話でもお伝えしようと思います。

さて、私がいつも心がけているのは、写真の撮影に我を入れないということです。
花に感謝し、花の美しさを愛で、今この瞬間を切り取らせてもらうのです。そのためには、出来るだけ自然体で撮影することが重要です。
そして、私の撮ったカレンダーの花の写真は、補正をしていない撮影したままのものです。

撮影には、花の時期、時間、光の具合、私の精神状態、カメラの構える角度など、色んな要因が絡んできます。まさに今よ!という感じで、お花の美しさを切り取らせてもらいます。そして何枚かの写真から最上のものを選んでいますが、1枚目に撮ったものが一番良いことが多いのです。何も考えず、ふっと感動しながらシャッターを押しているのが良いよう。まあ、無心で臨んでる。

そして、額入りポストカード/カレンダーの撮影についても同様で、商品の良さ、美しさ、波動の高さを、カメラの枠内いっぱいに切り取って、補正なしでお客様にお伝えしたいと思ったのです。

補正すると、元々のカレンダーの色合いや情報が曇ってしまいます。皆様に額入りポストカード/カレンダーの実際を最大限にお伝えしたい、そのためにも自然な状態で撮った美しい写真でお届け出来たら、という、目的を持ちつつ自分を持たない境地で行う作業! その撮影には、何度かの試行錯誤を必要としました。

曇天の日に、写真に他のものが映り込まないように布を使ったりして工夫して、る代表、ミルキーユ、パータの3人で挑んだ写真撮影でした。
自然光下で撮影して、未補正で、ホームページに載せた商品写真たち。
少し暗く感じるかもしれません。

この世には、補正、加工された、真実を覆い隠すフェイクの映像、情報が多すぎます。
素のまま、それでも美しい状態を目指したいと思うパータなのでした。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第355回 パータの庭便り93

皆様、こんにちは。
10月に入ったというのに、とても暑くて家の中に居ても身体がじりじり焼けるような感覚の日があり、身体の調子を整えるのが大変に感じる秋です。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?

台風22、23号の伊豆諸島における被害が気になるところです。日本列島上空の気圧を高くして本土に台風が上陸しないように気象操作したからあんなに暑かったのではないか、といぶかしがってしまいます。この暑さで相変わらず草が伸び、台所のゴミを捨てている場所から、今頃になってカボチャがぐんぐん伸びて、実をつけています。

悪い人たちに、今後何を仕掛けられるかわかりませんし、まのじ編集長とぴょんぴょん先生の記事に触発されて、インフルエンザが流行った時に備えるために、うちの川向いの土手のセイタカアワダチソウを刈って干しました。自然の力を味方につけて体調管理して、直に訪れる寒い冬に備えて行きたいと思います。

政治の動向も気になります。誰が首相になっても、先行きに不安しかありませんが、人々が関心を持つことが何よりの抵抗と思います。
私的には、スズメや鳥を愛する方こちらの動画が気になっています。北海道の市民の方が頑張って、北海道をめちゃくちゃにする鈴木知事リコールデモをしているのに、ほとんど報道されていません。
住民のために仕事をしてくれる心の綺麗な政治家が現れます様に、と心より願っています。

さて、今回は花の写真が少ないかも知れません。お花の方は、直に発売の2026シャンティ・フーラカレンダーの方でも楽しんでいただけたらと思います。

【カマキリ】

我が家に集まるカマキリたち。うちが卵を産み付けるのに適していると思われているのか、随所でカマキリを見かけます。

卵を産む時期はお腹が大きくなって、カマキリの動きがとても緩慢になります。よく気を付けていないと、草に紛れたカマキリの存在を見落としてしまいます。哀しいのは、時折事故で死んでしまうカマキリが…、車にひかれたり、私に踏まれたり、物に潰されたり…すること。

先日も、納屋の整理をして投げ出した箱の下にカマキリがいて、傷ついたお腹のせいで動けなくなっていました。居ることに気付かなかったのです。口が動いていたので、弱ったカマキリにお水を与えはしましたが、救えないことは一目瞭然。哀しい想いで、翌日の朝、そのカマキリをアジサイの根元に移動しました。そして、本来あったはずのカマキリの残りの命を私が代わりに元気で明るく生きる!と心に決めました。

【マコモ茸】

今年も育てたマコモ。小さいマコモ茸を数個収穫でき、天ぷらにしたら最高に美味でした。葉っぱは乾かしてお茶にしています。とても香りが良くて、沢山育てて商品にしたいくらいです。

【カナヘビ】

経筋体操をしていたら、目の前のアジサイの葉っぱのベッドで寝ている生き物を見つけました。気持ちよさそうに半眼になってゆったりする小さいカナヘビ。リラックスしていて、私が寄っても逃げませんでした。

うちの敷地には、トカゲ類も沢山棲息しています。虫が多いので餌が豊富で、隠れることが出来る物があちこちに散乱している(私は3種体癖)からだと思います。

【今日の情報~過去は過去】

母が亡くなった後、相変わらず気忙しい日々を送っています。それでも気分は穏やかで、気持ちもだんだんスッキリするのがありがたい。

実家は他の方に譲ることになり、まずは個人的な内容物を出そうということで、書棚や押入れから亡くなった両親の膨大な写真や書類を持って帰り、その分別、廃棄作業に時間を取られていました。最初は自分自身の過去にも対面して心を揺り動かされたのですが、大量の旅行写真などを見るに、私と縁のなかった期間に人生を謳歌したらしい両親の姿を知ることになりました。
また、両親の幼い時の家族写真や先祖の写真などをみて、両親と私の生い立ちを知るとても良い機会になりました。

少なくとも、私が成人するまで一生懸命育ててくれたその苦労が今頃分かった気がします。昔の人は、家族同士で助け合わないと生きていけなかったので、関係性が密だったのですね。通信手段も手紙しかなくて、お互いに思いやる気持ちが強い様に思います。
しかし、家族間でのトラブルは昔から存在しており、人間同士、理解し合えない場合や、一緒に暮らさない方がいい場合もあることも再確認でき、私の人生もこれで良かったと思ったのでした。

人は一人ひとり課題を与えられており、それをどう生きるかは自分の責任。これまで、私が何か親にしてあげられることがあったのではないかと思うところがあったのですが、親は親で楽しみを見つけて生きていたし、子供が親のことを心配しなくてもいいのだ、親と子は別の人生を歩むものなのだ、と心底納得できたのでした。

自分の心に誠実に生きるのが、自分にとって優しい生き方なんだと思います。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第354回 パータの庭便り92

皆様、こんにちは。

すっかり涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか? 大雨が降って大地を冷やし、北から涼しい空気も入り、秋分以降はずいぶんと過しやすくなりました。暑さから解放されて、私は元気にしています。庭では、ダリア、百日草、千日紅が咲いてくれ、荒れた中にも彩りを感じる秋のひと時になっています。

さて、皆様の地域では、大雨や突風の被害は大丈夫だったでしょうか? 各地の家屋や車の被害に対して迅速な対処が行われておらず、日本のインフラ整備事業が今後滞ってしまうのではないかと、少子高齢化の未来を憂いてしまいます。外国人を入れば解決するという単純な話ではない。日本を破壊しようとしているなら理解できる昨今の状況…。

日本はこれまでとても恵まれた国だったのだと思います。深く物を考えなくても無事に暮らしてこれました。現在は過渡期にあり、起こる出来事に着目して真相を知り、この困難な時期をうまく乗り越えて良い未来を迎えていきたいと思うところです。

【コシマゲンゴロウ】

雨が少ない夏でした。畑の水やり用に大きなコンテナに水を貯め、そこからジョロで水を汲んで、ブルーベリーの木などに水やりしていました。しかし雨が降る日が多くなったので、コンテナの水を抜くべく水やりしていると、その貯まった水の中に、何やら動くものが!

バケツですくい取り、2,3日の間、玄関の近くで洗面器に入れて観察してみました。1センチくらいのゲンゴロウらしき生き物。調べてみると、コシマゲンゴロウでした。3匹いたのですが、3日後にはいなくなりました。

食べられたのではない! ゲンゴロウは飛ぶことができるそうです。飛んで行った先の新しい水たまりで元気にしていますように。

【ヤモちゃん】

前回ご紹介したヤモちゃんを激写しました!

映像配信の一問一答でも登場する我が家のヤモちゃん。3回マコモ風呂に浸かっているせいか、身体が綺麗な印象で、気持ち悪さがまったくないです。

カメラを取りに行って撮影してすぐに、またまた床に向かって落ちてきました。お風呂のフタは閉めていたので大丈夫! 木製の風呂場はあちこちに隙間があり、ヤモちゃんの居住地となっているのだと思います。

【はとぽ】

我が家にスズメと共に訪れていたキジバトちゃん。スズメが来なくなっても、白米目当てに時々訪れてくれます。

どこか抜けていて、図々しいところがあるキジバトポッポ。我が家では、“はとぽ”と呼んでいます。何度かイタチか猫に襲われた跡として、羽がたくさん飛散していたこともありました。餌に集中して、周りが見えなくなるらしい。

そんなはとぽもよく見ると美しいのです。このブログでは多くの鳥が紹介されていて、素晴らしい写真がたくさんあります。

【今日の情報~デジャブ】

母の死後、実家の片付けに手を付けております。押入れの高い場所から私が子供時代に遊んでいたお人形さんが出てきました。50年以上前の小学生の時、私は(多分初代)「リカちゃんのママ」のお人形が大好きでした。

「頭がでかい!」byヘコタ↓

残念なことに首の付け根が破れてすぐに外れる状態になり、あまり使えなかったことを覚えています。すっかり捨てたものと思っていたのに、缶の中に入っていた頭の部分はとても綺麗な状態でした。

さて、何が好きだかったというと、その顔だったのです。

ふと、似ている絵を見たことがあると思いつきました。

大正真真神(幽体だそうです)

理想形というのは、人間の感性の中にあるのかも知れませんね!

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第353回 パータの庭便り91

皆様、こんにちは。
9月に入っても暑い日が続きどうなることかと思っていたら、大雨が降り、竜巻の被害も酷く、いつもと違う夏の終わりです。

小豆の花

我が家で唯一育てている大豆や小豆にとっては、開花時期に雨が降らないと実が入らないので、雨が降るのはありがたいのですが、降り過ぎは困りますね。

私は、母のこともあって気持ちが落ち着かず、今年はほとんど作物を育てていません。読者様の菌ちゃん畝では作物が育って実がついているとのことで、ちゃんと手入れをされているのだろうな、と思いました。
私が春に作った「土壌古墳」(菌ちゃん農法畝簡易版)にナスやキュウリ、トマトを植えてみましたが、ほとんど大きくならず、実もならず、でした。黒マルチをしなかったので、雨が少なくて土が乾燥して土壌菌が発生しなかったのだと思います。もともと真砂土を盛った土地を畑にしているので、作物を育てるのに適した畑の土になるには、もう少し時間がかかるのでしょう。また、かけた愛情が少なかったかも、と反省。

命相手の農業は、根気と見守りが大事だな、と思います。人間も同じですね。

【ハチの延命】

庭で経筋体操をしていたら、落ち着かなく動き回るキイロスズメバチを見つけました。羽ばたこうとしても飛び上がれず、調子が悪そう。
前回と同様、箸の先にハチミツを付けて、アジサイの茎にこすりつけると、勢いよくハチミツを吸い込み、落ち着いた様子になりました。その後のことは、わかりません。
ひと時でも、ほっとする時間を過ごせたのならいいな、と思うのでした。

【ヘクソカズラ】

あっという間に、あちこちで繁茂して茂みを作る厄介者のツタ植物です。
それでも、花はそれなりに可愛い。
驚いたことに、“ヘクソカズラの実は、しもやけ、ひび、あかぎれの薬に”なるとのこと!
また、「屁糞葛も花盛り」ということわざがあると初めて知りました。
世の中に不要なものはないのかも知れない。

【シンテッポウユリ】

花は美しいですが、しかし!
“在来種で九州南部や沖縄などに分布するテッポウユリと、台湾原産の外来種であるタカサゴユリの交雑種…環境省の「生態系被害防止外来種リスト」で「その他の総合対策外来種」に指定されており、対策が必要”なユリのようです。

私は、花のうちに摘んで飾るか、種をつける前に刈り取っています。
はびこるというのは、いい状況ではないですね…、人間でもあてはまりますね。

【今日の情報~(仮)死からの復活】

「ねえ聞いて~、悲しいことがあったの~~~」
「何があったんだい?」
「毎日(風呂の扉の曇りガラス窓に)来てくれていたヤモちゃん(ヤモリ)が死んじゃった~」

どうやら、真っ黒い水のマコモ風呂の中で、パータの足に何かが触れたようなのだ。
ゴミ取りネットで風呂の湯を何度もかき回すと、ようやく土座衛門となったヤモリが捕獲された。
パータは、その時の状況を説明した。

「お風呂のドアを開けた時、天井にヤモリがいてバサッと床に落ちたの。ヤモリと一緒にお風呂に入りたくなかったから、『中に入らないでね』と思って、電灯を消して戸を開けてゆっくりしてたの~。そしたら肩に何かが当たった! 気のせいだったかと思ってゆったりしていると、何かが足元に触れたのよ。一生懸命ゴミ取りネットをかき混ぜてやっと見つけたヤモちゃんは、ぐったりとして息がなかったの」
「そういうことだったのか。大丈夫だよ、そのうち生き返るから」

ヘコタが生き返ると言ったのには理由があった。

2週間ほど前の夜、ヘコタが風呂に入ってゴミ取りネットでマコモ風呂をかき回していると、気絶したヤモリが引っかかったのだ。ヘコタは「ムカデじゃなくて良かったなあ」と思いながら、ちょっとヤモリの身体に触れてみた。すると、ビクンとなってまた風呂の中に落ちていったのだ。

「まいったなあ~、またヤモちゃんと入浴か~。」

ヘコタは、数分ゴミ取りネットをかき回し、ようやく気絶したヤモリを再度捕獲した。今度は慎重に床の上に下ろして、「生きてるかな~?」と思いながらちょっと足をつつくと、ピクっとした。
「これは生き返るな」と思ってそのまま風呂から出た。
すると次の日には、ヤモリはいなくなっていたのだった。

さらにその数日後、風呂に入ろうとドアを閉め、服を脱いでいたところ、何かの気配がする。周りを見渡しても特に変わった様子もなかったので、気にせずに服を脱ごうとしたら、突然ヤモリがマコモ風呂の中に飛び込んだのである。
ヤモリはパニクって風呂の中を泳ぎ回っていた。ヘコタはすぐにゴミ取りネットでヤモリをすくい上げた。
ヤモリは逃げようとして、ゴミ取りネットの外側にへばりついた。そこからジャンプしようとする気配を感じたが、ヤモリの目の前はマコモ風呂の黒い水だった。
ヤモリはヘコタの方を見た。目が合った。「ひょっとして、助けてもらえるんですか?」とヤモリが言っているように感じた。
ゴミ取りネットをゆっくりと風呂の外にある石の上に置くと、ヤモリは石の上に移動し、しばらくヘコタの顔を見つめていた。

同じ個体かどうかはわからないのだが、ヘコタのこうしたヤモリとの出会いから、ヤモリは気絶しているだけで、そのうち生き返ると確信していたのだ。

「君の肩に当たったヤモリは、何処にいるの?」
「風呂場の外に出しているわ。様子を見にいこうよ」

ヤモリは、ゴミ取りネットと共に風呂椅子の上に置かれていた。ヘコタがゴミ取りネットを少し動かすと、ヤモリはビクッとして目を覚まし、そのまま夜の草むらの中に消えていった。

補足)ヤモリは急激な変化に対応できず、仮死状態になるらしい。

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パータ こと 泰子

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