シャンティ・フーラのブログ

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[スタッフ日誌] 第355回 パータの庭便り93

皆様、こんにちは。
10月に入ったというのに、とても暑くて家の中に居ても身体がじりじり焼けるような感覚の日があり、身体の調子を整えるのが大変に感じる秋です。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?

台風22、23号の伊豆諸島における被害が気になるところです。日本列島上空の気圧を高くして本土に台風が上陸しないように気象操作したからあんなに暑かったのではないか、といぶかしがってしまいます。この暑さで相変わらず草が伸び、台所のゴミを捨てている場所から、今頃になってカボチャがぐんぐん伸びて、実をつけています。

悪い人たちに、今後何を仕掛けられるかわかりませんし、まのじ編集長とぴょんぴょん先生の記事に触発されて、インフルエンザが流行った時に備えるために、うちの川向いの土手のセイタカアワダチソウを刈って干しました。自然の力を味方につけて体調管理して、直に訪れる寒い冬に備えて行きたいと思います。

政治の動向も気になります。誰が首相になっても、先行きに不安しかありませんが、人々が関心を持つことが何よりの抵抗と思います。
私的には、スズメや鳥を愛する方こちらの動画が気になっています。北海道の市民の方が頑張って、北海道をめちゃくちゃにする鈴木知事リコールデモをしているのに、ほとんど報道されていません。
住民のために仕事をしてくれる心の綺麗な政治家が現れます様に、と心より願っています。

さて、今回は花の写真が少ないかも知れません。お花の方は、直に発売の2026シャンティ・フーラカレンダーの方でも楽しんでいただけたらと思います。

【カマキリ】

我が家に集まるカマキリたち。うちが卵を産み付けるのに適していると思われているのか、随所でカマキリを見かけます。

卵を産む時期はお腹が大きくなって、カマキリの動きがとても緩慢になります。よく気を付けていないと、草に紛れたカマキリの存在を見落としてしまいます。哀しいのは、時折事故で死んでしまうカマキリが…、車にひかれたり、私に踏まれたり、物に潰されたり…すること。

先日も、納屋の整理をして投げ出した箱の下にカマキリがいて、傷ついたお腹のせいで動けなくなっていました。居ることに気付かなかったのです。口が動いていたので、弱ったカマキリにお水を与えはしましたが、救えないことは一目瞭然。哀しい想いで、翌日の朝、そのカマキリをアジサイの根元に移動しました。そして、本来あったはずのカマキリの残りの命を私が代わりに元気で明るく生きる!と心に決めました。

【マコモ茸】

今年も育てたマコモ。小さいマコモ茸を数個収穫でき、天ぷらにしたら最高に美味でした。葉っぱは乾かしてお茶にしています。とても香りが良くて、沢山育てて商品にしたいくらいです。

【カナヘビ】

経筋体操をしていたら、目の前のアジサイの葉っぱのベッドで寝ている生き物を見つけました。気持ちよさそうに半眼になってゆったりする小さいカナヘビ。リラックスしていて、私が寄っても逃げませんでした。

うちの敷地には、トカゲ類も沢山棲息しています。虫が多いので餌が豊富で、隠れることが出来る物があちこちに散乱している(私は3種体癖)からだと思います。

【今日の情報~過去は過去】

母が亡くなった後、相変わらず気忙しい日々を送っています。それでも気分は穏やかで、気持ちもだんだんスッキリするのがありがたい。

実家は他の方に譲ることになり、まずは個人的な内容物を出そうということで、書棚や押入れから亡くなった両親の膨大な写真や書類を持って帰り、その分別、廃棄作業に時間を取られていました。最初は自分自身の過去にも対面して心を揺り動かされたのですが、大量の旅行写真などを見るに、私と縁のなかった期間に人生を謳歌したらしい両親の姿を知ることになりました。
また、両親の幼い時の家族写真や先祖の写真などをみて、両親と私の生い立ちを知るとても良い機会になりました。

少なくとも、私が成人するまで一生懸命育ててくれたその苦労が今頃分かった気がします。昔の人は、家族同士で助け合わないと生きていけなかったので、関係性が密だったのですね。通信手段も手紙しかなくて、お互いに思いやる気持ちが強い様に思います。
しかし、家族間でのトラブルは昔から存在しており、人間同士、理解し合えない場合や、一緒に暮らさない方がいい場合もあることも再確認でき、私の人生もこれで良かったと思ったのでした。

人は一人ひとり課題を与えられており、それをどう生きるかは自分の責任。これまで、私が何か親にしてあげられることがあったのではないかと思うところがあったのですが、親は親で楽しみを見つけて生きていたし、子供が親のことを心配しなくてもいいのだ、親と子は別の人生を歩むものなのだ、と心底納得できたのでした。

自分の心に誠実に生きるのが、自分にとって優しい生き方なんだと思います。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第354回 パータの庭便り92

皆様、こんにちは。

すっかり涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか? 大雨が降って大地を冷やし、北から涼しい空気も入り、秋分以降はずいぶんと過しやすくなりました。暑さから解放されて、私は元気にしています。庭では、ダリア、百日草、千日紅が咲いてくれ、荒れた中にも彩りを感じる秋のひと時になっています。

さて、皆様の地域では、大雨や突風の被害は大丈夫だったでしょうか? 各地の家屋や車の被害に対して迅速な対処が行われておらず、日本のインフラ整備事業が今後滞ってしまうのではないかと、少子高齢化の未来を憂いてしまいます。外国人を入れば解決するという単純な話ではない。日本を破壊しようとしているなら理解できる昨今の状況…。

日本はこれまでとても恵まれた国だったのだと思います。深く物を考えなくても無事に暮らしてこれました。現在は過渡期にあり、起こる出来事に着目して真相を知り、この困難な時期をうまく乗り越えて良い未来を迎えていきたいと思うところです。

【コシマゲンゴロウ】

雨が少ない夏でした。畑の水やり用に大きなコンテナに水を貯め、そこからジョロで水を汲んで、ブルーベリーの木などに水やりしていました。しかし雨が降る日が多くなったので、コンテナの水を抜くべく水やりしていると、その貯まった水の中に、何やら動くものが!

バケツですくい取り、2,3日の間、玄関の近くで洗面器に入れて観察してみました。1センチくらいのゲンゴロウらしき生き物。調べてみると、コシマゲンゴロウでした。3匹いたのですが、3日後にはいなくなりました。

食べられたのではない! ゲンゴロウは飛ぶことができるそうです。飛んで行った先の新しい水たまりで元気にしていますように。

【ヤモちゃん】

前回ご紹介したヤモちゃんを激写しました!

映像配信の一問一答でも登場する我が家のヤモちゃん。3回マコモ風呂に浸かっているせいか、身体が綺麗な印象で、気持ち悪さがまったくないです。

カメラを取りに行って撮影してすぐに、またまた床に向かって落ちてきました。お風呂のフタは閉めていたので大丈夫! 木製の風呂場はあちこちに隙間があり、ヤモちゃんの居住地となっているのだと思います。

【はとぽ】

我が家にスズメと共に訪れていたキジバトちゃん。スズメが来なくなっても、白米目当てに時々訪れてくれます。

どこか抜けていて、図々しいところがあるキジバトポッポ。我が家では、“はとぽ”と呼んでいます。何度かイタチか猫に襲われた跡として、羽がたくさん飛散していたこともありました。餌に集中して、周りが見えなくなるらしい。

そんなはとぽもよく見ると美しいのです。このブログでは多くの鳥が紹介されていて、素晴らしい写真がたくさんあります。

【今日の情報~デジャブ】

母の死後、実家の片付けに手を付けております。押入れの高い場所から私が子供時代に遊んでいたお人形さんが出てきました。50年以上前の小学生の時、私は(多分初代)「リカちゃんのママ」のお人形が大好きでした。

「頭がでかい!」byヘコタ↓

残念なことに首の付け根が破れてすぐに外れる状態になり、あまり使えなかったことを覚えています。すっかり捨てたものと思っていたのに、缶の中に入っていた頭の部分はとても綺麗な状態でした。

さて、何が好きだかったというと、その顔だったのです。

ふと、似ている絵を見たことがあると思いつきました。

大正真真神(幽体だそうです)

理想形というのは、人間の感性の中にあるのかも知れませんね!

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第353回 パータの庭便り91

皆様、こんにちは。
9月に入っても暑い日が続きどうなることかと思っていたら、大雨が降り、竜巻の被害も酷く、いつもと違う夏の終わりです。

小豆の花

我が家で唯一育てている大豆や小豆にとっては、開花時期に雨が降らないと実が入らないので、雨が降るのはありがたいのですが、降り過ぎは困りますね。

私は、母のこともあって気持ちが落ち着かず、今年はほとんど作物を育てていません。読者様の菌ちゃん畝では作物が育って実がついているとのことで、ちゃんと手入れをされているのだろうな、と思いました。
私が春に作った「土壌古墳」(菌ちゃん農法畝簡易版)にナスやキュウリ、トマトを植えてみましたが、ほとんど大きくならず、実もならず、でした。黒マルチをしなかったので、雨が少なくて土が乾燥して土壌菌が発生しなかったのだと思います。もともと真砂土を盛った土地を畑にしているので、作物を育てるのに適した畑の土になるには、もう少し時間がかかるのでしょう。また、かけた愛情が少なかったかも、と反省。

命相手の農業は、根気と見守りが大事だな、と思います。人間も同じですね。

【ハチの延命】

庭で経筋体操をしていたら、落ち着かなく動き回るキイロスズメバチを見つけました。羽ばたこうとしても飛び上がれず、調子が悪そう。
前回と同様、箸の先にハチミツを付けて、アジサイの茎にこすりつけると、勢いよくハチミツを吸い込み、落ち着いた様子になりました。その後のことは、わかりません。
ひと時でも、ほっとする時間を過ごせたのならいいな、と思うのでした。

【ヘクソカズラ】

あっという間に、あちこちで繁茂して茂みを作る厄介者のツタ植物です。
それでも、花はそれなりに可愛い。
驚いたことに、“ヘクソカズラの実は、しもやけ、ひび、あかぎれの薬に”なるとのこと!
また、「屁糞葛も花盛り」ということわざがあると初めて知りました。
世の中に不要なものはないのかも知れない。

【シンテッポウユリ】

花は美しいですが、しかし!
“在来種で九州南部や沖縄などに分布するテッポウユリと、台湾原産の外来種であるタカサゴユリの交雑種…環境省の「生態系被害防止外来種リスト」で「その他の総合対策外来種」に指定されており、対策が必要”なユリのようです。

私は、花のうちに摘んで飾るか、種をつける前に刈り取っています。
はびこるというのは、いい状況ではないですね…、人間でもあてはまりますね。

【今日の情報~(仮)死からの復活】

「ねえ聞いて~、悲しいことがあったの~~~」
「何があったんだい?」
「毎日(風呂の扉の曇りガラス窓に)来てくれていたヤモちゃん(ヤモリ)が死んじゃった~」

どうやら、真っ黒い水のマコモ風呂の中で、パータの足に何かが触れたようなのだ。
ゴミ取りネットで風呂の湯を何度もかき回すと、ようやく土座衛門となったヤモリが捕獲された。
パータは、その時の状況を説明した。

「お風呂のドアを開けた時、天井にヤモリがいてバサッと床に落ちたの。ヤモリと一緒にお風呂に入りたくなかったから、『中に入らないでね』と思って、電灯を消して戸を開けてゆっくりしてたの~。そしたら肩に何かが当たった! 気のせいだったかと思ってゆったりしていると、何かが足元に触れたのよ。一生懸命ゴミ取りネットをかき混ぜてやっと見つけたヤモちゃんは、ぐったりとして息がなかったの」
「そういうことだったのか。大丈夫だよ、そのうち生き返るから」

ヘコタが生き返ると言ったのには理由があった。

2週間ほど前の夜、ヘコタが風呂に入ってゴミ取りネットでマコモ風呂をかき回していると、気絶したヤモリが引っかかったのだ。ヘコタは「ムカデじゃなくて良かったなあ」と思いながら、ちょっとヤモリの身体に触れてみた。すると、ビクンとなってまた風呂の中に落ちていったのだ。

「まいったなあ~、またヤモちゃんと入浴か~。」

ヘコタは、数分ゴミ取りネットをかき回し、ようやく気絶したヤモリを再度捕獲した。今度は慎重に床の上に下ろして、「生きてるかな~?」と思いながらちょっと足をつつくと、ピクっとした。
「これは生き返るな」と思ってそのまま風呂から出た。
すると次の日には、ヤモリはいなくなっていたのだった。

さらにその数日後、風呂に入ろうとドアを閉め、服を脱いでいたところ、何かの気配がする。周りを見渡しても特に変わった様子もなかったので、気にせずに服を脱ごうとしたら、突然ヤモリがマコモ風呂の中に飛び込んだのである。
ヤモリはパニクって風呂の中を泳ぎ回っていた。ヘコタはすぐにゴミ取りネットでヤモリをすくい上げた。
ヤモリは逃げようとして、ゴミ取りネットの外側にへばりついた。そこからジャンプしようとする気配を感じたが、ヤモリの目の前はマコモ風呂の黒い水だった。
ヤモリはヘコタの方を見た。目が合った。「ひょっとして、助けてもらえるんですか?」とヤモリが言っているように感じた。
ゴミ取りネットをゆっくりと風呂の外にある石の上に置くと、ヤモリは石の上に移動し、しばらくヘコタの顔を見つめていた。

同じ個体かどうかはわからないのだが、ヘコタのこうしたヤモリとの出会いから、ヤモリは気絶しているだけで、そのうち生き返ると確信していたのだ。

「君の肩に当たったヤモリは、何処にいるの?」
「風呂場の外に出しているわ。様子を見にいこうよ」

ヤモリは、ゴミ取りネットと共に風呂椅子の上に置かれていた。ヘコタがゴミ取りネットを少し動かすと、ヤモリはビクッとして目を覚まし、そのまま夜の草むらの中に消えていった。

補足)ヤモリは急激な変化に対応できず、仮死状態になるらしい。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第352回 パータの庭便り90

皆様、こんにちは。
灼熱地獄かと思うくらいに、今年の夏は暑いですね。
皆様の体調は大丈夫でしょうか?

私は、濡らしたタオル地のヘアバンドを頭に巻いて暑さをしのいでいます。本当に暑くて体が火照る時は、バケツに1㎝位の水を入れて、足をつけると涼しくなり、よく眠れました。

数々の暑さ対策は、ぺりどっと通信18に詳しく掲載されておりますので、ぜひご覧ください。

ぺりどっと氏の近況ですが、
「水を入れた金属製の湯たんぽ(銅製、ブリキ製)を机の下に常時置いていて、その上に素足を乗せて涼をとっています。ちなみに水は取り替えず、夏の間ずっとそのままです。」
とのご様子。これは、簡単で確実に熱を取ってくれる方法ですね!

以前連載されていたぺりどっと通信は、面白く、役立つ情報が満載! 連載が再開されることを望みつつ、シャンティ・フーラの過去記事には、お宝がいっぱいですので、お暇のある方は、過去記事を読んで楽しんでみてください。

【バラ】

猛暑なのに、バラが蕾を付け、花を咲かせてくれています。これは、パータの庭便り65で紹介したバラ「メルヴェイユ ドゥ リヨン」です。
今年の1月に株分けして3鉢が生き残り、それぞれに花をつけてくれています。重曹スプレー(水1リットルに対して小さじ1杯の重曹)を1週間に1回スプレーすることで、黒点病の発生をかなり防げていると感じます。

ちなみに、2025シャンティ・フーラカレンダーの表紙になっている黄色いバラの苗は、その後枯れてしまったので、花との出会いも、一期一会。今を大事にしたいと思います。

【スズメバチを救命】

我が家の納屋の外壁の隙間に、キイロスズメバチが巣を作っています。
階段を上がったドアの前の小テラスの下が巣の入り口なので、人の歩く導線とはテラスで隔絶されているので、あまり危険を感じずに、納屋に出入りすることができます。

そのテラスに弱ったキイロスズメバチが落ちていて、動けなくなっていたので、ハチミツを与えてみました。2日間程生きて、壁にとまっていましたが、3日後には姿を見ることがなくなりました。働きバチの寿命は1か月ほど。それぞれに、一生懸命生きているわけです。

この動画で、スズメバチに刺される人と刺されない人の違いや刺されやすい色・動きについて教えてくれています。ハチに刺されたくない方はご覧ください。特に12分の所を見ると!「愛が一番」。

【集まるスズメ】

日暮れ近くになると、我が家の近くの電柱にスズメの群れが集まり、そこから山に向かって飛んでいきます。それが数回繰り返されるのです。
この写真だけで、100羽いるので、300羽以上が、山のねぐらの木に集まって一晩を過ごしているものを思われます。金色の稲穂が風にたなびいて美しい時期。スズメにとってひと時の楽園の夏だと思います。

【今日の情報~いただいたコメントに対して感謝】

いつも、私の庭便りを読んでくださり、ありがとうございます。前回の“庭便り”にもたくさんのコメントをいただきました。また、この場をお借りして、プレゼント企画のアンケート募集にて、多くのご意見もお寄せいただいたことへの感謝の気持ちもお伝えさせていただきます。いつも、シャンティ・フーラを応援してくださりご愛顧いただいて、感無量のパータでした。

いつも一人でパソコンに対峙していますが、その向こうに多くの読者様がいらっしゃると思うと、嬉しいと同時に気持ちが引き締まります! 私の経験が少しでも皆様のお役にたっているならば、本当に幸いです。

どうぞ、今後とも、よろしくお願いいたします。

ヤマ・ニヤマ(禁戒・勧戒)を心の灯台として一生懸命生きていれば、いつか人類に大きな覚醒がもたらされ、世の中がぐんと良くなると信じています。
1人1人がそんなに大きなことを成し遂げなくても、何かを大事にして、小さな喜びの輪を周囲に広げていって植物、動物を含めた周りが笑顔になり、それぞれから放たれる光が明るく強くなると、世界が変わるのだろう、と思っています。

まず自分を、そして、周囲の人々、生き物、事物を大切にしていきましょう。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第351回 パータの庭便り89

皆様、こんにちは。
猛暑から一転、日本中に雨が降りました。農家さんにとっては恵みの雨でもあったでしょうが、大雨による被害も出て心配なところです。
皆様のお住まいの地域は大丈夫だったでしょうか?

私としては、朝夕の庭や畑への水やりから解放されて、酷暑や睡眠不足からくる疲労も取れたと感じる日々です。今回、日本中に雨を降らして下さった“お天気の神様”に感謝しています。

さて、ご心配いただいたガラモンさんの肋骨骨折ですが、2週間経過したら痛みがかなり和らぎ、普段の生活を送ることが出来ています。
前回の記事に対しての皆様のコメントには大変感謝しています。慰められ元気も出ました。すでに同じような介護の体験をされている方もおられるわけで、誰もが通る道として、私もガンバルダしようと思えました。

人生は色々。どんな事態も学びと思って、日々感謝して過ごしていきたい。
身体の疲れが大敵です。皆様もお体を大切に、日々を過ごしてくださいますように。

【千日紅苗】

2年前に種まきして育てた千日紅。その花がらをトイレに2年間飾っていたのですが、種がボロボと落ち始めたので、これは!と思い、6月初旬にポットに種を埋めてみました。
そうしたら、全部芽が出て、今この状態です。

これからあちこちに植えるつもりです。霜が降りるまでは咲き続けてくれると思います。
花を育てるのは、気の長い作業です。

【スズメ】

我が家の玄米の餌場に集っていた数十羽のスズメたちが、8月末に稲の穂が出始めた途端、数羽が訪れるのみとなりました。ほとんどのスズメたちは、稲の育つ他の地域へ巣立って行ったのだと思います。うちで育ったスズメたちが、行った先で元気で過ごしているといいのですが。
今残っているのは、最近育ったであろう、まだ幼い感じがするスズメのみです。

貴重なスズメの巣作りから巣立ちまでのドキュメントの動画を見つけました。
小学生の“スズメの子育て研究”の記事も興味深いです。

最近、色んな生き物の数が少なくなっているのは、農薬や大気汚染が関係していると思います。この地球は人間だけの棲み処ではない。多種多様な生命が共存できる世界になることを願っています。

【インパチェンス】

2021年に種まきして2つだけ育ったインパチェンスが、4回の冬越しをして、今も咲いてくれています。
春先には、枯れたかと思うほどみすぼらしい姿になったのですが、見事に復活しました。
これからどれだけの期間、継続して生育できるでしょうか…。

【今日のお話~3種7種体癖のパータ】

2年前の記事で、母と再会したことを書きました。結婚に反対されて家を飛び出した後、私は両親とは折り合いが悪く、ほとんど会うことなく過ごしていました。小さい頃、暴言を吐かれ、今なら暴力に認定される体罰もありました。母から手紙で「当たってごめん」と謝ってもらったこともありますが、受けた傷跡が消えるわけではなく、苦手な母には会いたくないが本音。最後まで会わないという選択もありました。

しかし、父の死後、3年間ひとり暮らしをしていた母が、突然心臓が苦しくなり体調不良で余命いくばくか、との連絡があり、いてもたってもいられなくなりました。
死にそうになったという母は、病院に行かずにこのまま近所の人に助けられながら自宅で死にたいと言い出したらしく、介護申請して、ケアマネジャーさんのプランの元、訪問看護師やヘルパーさんの助けを受けながら自宅で生活し始めました。少し良くなったとのことで、急遽訪問して様子を見に行ったのでした。

最初に訪れた時は気丈な様子も見え、よくなるかと思われましたが、わずか2か月の間に、生活が自分で維持できなくなり、トイレに行く途中で転倒するなど著しく体力が低下。自力で食事を摂るのが難しくなり、ヘルパーさんが1日3回入っていましたが、尿路感染しておしっこが出なくなり、このまま家族が傍にいない状況での自宅療養は無理と母も納得して、救急車に同乗して、妹が近くに住む病院に連れていき、入院したのでした。余談ですが、救急車に乗った時、「コロナワクチンは受けていますか?」と聞かれました。

さて、甘いものが大好きだった母は、糖尿病になった後、インシュリンの自己注射をしていて血糖コントロールをしていました。糖尿病ではありとあらゆる臓器に弊害が出ます。感染しやすくなり、命の危険が増します。心臓、腎臓の機能低下、足の浮腫からくる壊疽で切断するかも、などの色んな危機を乗り越え、退院して老人ホームにめでたく入居できた母は、なかなかに打たれ強かったです。
私もその血を引き継いではいるので、良かったというか…、糖尿病にならないようにしたい。
私は見舞いに行っただけで、すべての対処は私の妹が行ってくれ、感謝しております。

さて、皆様、糖尿病にはなってはいけません!
日々の食事、運動、心のケアを大事にして、自分の健康を最大限維持してくださいね。

老人ホームでは、美味しい食事、安全が提供され、安心してまずまず幸せな1年間を過ごしていた母でしたが、転倒して寝たきりとなり、心臓機能が悪化し、認知症も進んで食欲が衰えてから2か月後に死去しました。

何度か息子と老人ホームに面会に行きました。息子に対してはとても喜びの表情を示してくれましたが、私に対しては、微妙な不愉快そうな表情もあり、最後まで本当に気持ちが通じ合ったという感覚は得られませんでした。それでも、私のことは「落ち着いたね」と言っていたそうで、以前の様に口喧嘩をすることもなく、穏やかに短い時間を共有できました。
何よりありがたかったのは、母が遺言として「お骨は拾わなくていい」としてくれたこと。お骨を拾わなければ、骨壺も墓もなく、後々の手間がかからないのです。

そんなとても合理的な5種体癖の母は、私のことは、「ぐず、のろま」と言っていました。色々と考え込んでしまう私と母では物事に対する速度が合わず、怒りに転じていたのだろうな、と今なら理解できます。「じゃま、あっちに行っといて」ともよく言われ、そんな親を嫌っていることが、3種体癖の私にとって、ストレスでした。

自分が被害を受ける相手を嫌うのは当然で、自分を傷つける人からは、距離をとるのが正解。ただ、弱った母を見捨てられず、母から逃げているのも嫌で、わざわざ母に対峙した私は、7種体癖だからなのか…正解だったかなあ…。

母が最期に会った時に言ってくれた言葉は、「こんないい子を育てられてよかったね」でした。
夫と結婚して、自分が受けた負のエネルギーを息子に伝えることのないようにと、ガンバルダしてきたつもり。息子はおっとりした優しい人になりました。

ちょうど雨が降って気温の下がった頃に、簡単なお葬式と火葬を済ませて母との別れもちゃんとでき、気持ちはすっきりしています。
日々の労苦は報われる日が来るので、何事もガンバルダと思う私は、7種体癖なのだ!

ちなみに、逃げてもいい!とも思います。

検閲マーク-小

パータ こと 泰子

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