シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: スタッフ日誌

[スタッフ日誌] 第314回 パータの庭便り52

皆様、こんにちは。
前回のパータの庭便りには、たくさんのコメントをいただきまして、真摯なご意見がとても嬉しかったです。
それから少し時が経ってしまったのですが、皆様のお身体の調子はいかがでしょうか?

やっと暖かくなり花が咲き始めたと思ったらあれよと言う間に桜が咲いて、今年の春は速く経過している気がします。
空の霞みがひどいですね。上を見上げればケムトレイルの筋が多数見られる日もあり、花粉症のひどい方も多いと聞いています。大気汚染がひどいと、身体が重くなり身体も痒くなるので、マスクの内側に折り畳んだガーゼを挟んでおくと少し楽になります。
でも暑くなるとやってられないですから、もう空気を汚すのは止めてもらいたい!

ひとつあった良いことは、水100cc・重曹小さじ1/2・クエン酸小さじ1/4・はちみつ適量のレシピで重曹・クエン酸・ハチミツ水を毎朝飲むようにしたら、身体が軽くなったこと。
お勧めしているわけでもないのですが、こちらの記事は参考になると思います。
空気も水も食べ物も汚染されていて頭を抱えたくなるくらいですが、春分を機に世の中が少し明るくなったような気がしませんか?

しかし、ガーシーさんは議員を辞めさせられ、ちょっとがっかりでした。汚水でも、強く噴射すれば汚泥を流してくれるので、ガーシー議員の動向に注目し、ぴょんぴょん先生が仰る「悪党にしか裁けない悪」をガーシーさんが表に出してくれるかなとちょっとだけ期待していたのですが、今のところ期待外れな結果となりました。
ウクライナにわざわざ行っての岸田‐ゼレンスキー会談で、首相の横で木原官房副長官(三木谷会長主催のパーティーに出席していたらしい)がニヤニヤしながら同席していたので、なかなかに、ガーシーの敵も手強いと見ました。
ガーシーさん界隈については、ぴょんぴょん先生の記事を、また、夫の記事『首相官邸の関係者「岸田内閣の重要な決定は、実はすべて木原誠二(官房副長官)が行っている」~その背後にいるラーム・エマニュエル駐日大使 / 米国の中国挑発政策に日本が追随することが招くリスクの中身』もご覧ください。
裏には、コメ国の力も働いていそうですね。

誰かの暴露を当てにするだけではいけない。この世を正すためには、私たちが抗議の声を上げ少しでも行動を起こさないといけないと思って、NHKふれあいセンターに、「今のところ受信料は払っているが、どんなおかしい内容を報道しているかをチェックするのに見る以外に見たい番組が無い。真実の報道をして欲しい。戦争に向かわせないで欲しい。」と嘆願の電話をしてみたパータ。
「昔からNHKの番組は大好きだったのに見る番組がない、息子もお世話(NHK学園)になったのに」と話していたら、情けなくなって涙まで出てしまいました。

誰かが倒れていて助け起こす必要がある時、倒れている人に意識があってちょっとでも協力してもらえれば抱き起すことが出来ますが、意識が無ければ石の様に重たい人間の身体はなかなか動きません。
人それぞれがちょっとでも協力することで、物事が動きやすくなるのではないかと思っています。

【カマキリ再来】

花が咲きだして少し明るい気分になれたところに、さらに明るい話題!

桜が咲き気温が25℃近くになった24日のこと、夫が「カマキリちゃんがいるよ!」と言いました。 窓を開けて外を見ると、壁の近くのポールの間に挟んでいたカマキリの卵から多くのカマキリちゃんが出てきて間もないところで、なんだか見慣れた風景が広がっておりました。

窓の外側から撮影(風景が反射しています)

大豆脱穀中に見つけたカマキリの卵を適当にポールの間に挟んでいたら、無事に齲窩したのはいいけれど、ちょっと時期が早すぎるのではないか?とまた、心配の種となっています。

アブラムシがついていたパンジーの鉢を置くと、そこに留まっているカマキリちゃんもいましたが、だんだんと四散してあまり姿を見なくなりました。

前回カマキリちゃんを育てた時、カマキリの身体の仕組みが単純でもろいな、と思いました。それに比べて、人の身体は生命維持のための複雑な仕組みがあり、なおかつ助け合う社会制度や住居環境などで保護され、生き延びやすい世の中でぬくぬくと生きていることを実感。
病気や怪我をすれば、一生懸命治そうとしてくれる善意の医療従事者の方も多くおられます。しかも、シャンティ・フーラには、ぴょんぴょん先生がおられるのが、何とも心強いのです。

私が色々書かなくても、すでに、『ぴょんぴょん式 ねじれの医学 ~私という「超個体」』に、人間の身体について詳しく書いてくださっておられます。このねじれの医学シリーズもすごいと思います!

人の生活と違って自然は厳しいけど、カマキリちゃんたち、元気で大きくなってくださいね。

【プリムラ】

昨年2月に、かなり傷んだ状態の苗を買って半日陰のプランターに植えていたのが幸いし、夏越し、冬越しがうまくいったようで、この春にも見事な花をつけてくれました。
時々、こういうサプライズがあるので、お花を育てるのは楽しいです。

【水仙】

今年は、水仙の生育がいいです。
すでに咲いたのもあれば、これから咲いてくれる多くの蕾があり、これから我が家の庭が一瞬美しくなる時が来るのを楽しみにしているところです。

【今日の情報:黒千石大豆と百日草の種】

この度は、黒千石大豆と百日草の種のために多くの方が商品を注文してくださって、本当にありがとうございます。
最近、あちこちの銀行が危ないとか言われていて、経済的な先行き不安がある中、シャンティ・フーラが無事に稼働出来ているのも皆様のおかげであり、大変感謝しています。

ここで、説明書には書かなかった重要なことをお伝えします。

種を蒔くのは、満月の5日前から満月の日までが最も良い時期だとのこと。
定植・移植する場合は、新月の5日前から新月の日までが最も良い時期だそうです。


詳しくはこちらをご覧ください。

あまりこだわると大変になるでしょうが、
新月● ~種まき~ 満月〇 ~定植~ 新月●
とだけ覚えて、それだけ守って昨年色々な植物を育ててみたのですが、生育が良かったように思います。

植物を育てると、天候や夜空に気付く機会が増えるかも知れません。
食糧危機なんて来て欲しくありませんが、自分が口にする物に注意して、この世を賢く生き抜きたいと思う日々です。

検閲マーク-小

パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第313回 パータの庭便り51

皆様、こんにちは。
3月に入って、ぐんと暖かい日があり、身体が少し緩んだ気がしています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
また、お庭や畑の作物の調子もいかがでしょうか?
うちは、農作物に関しては、肥料をやらないので白菜も巻かず大きくならず、無肥料で育てることの難しさを感じています。
それでも、太陽が出て外が明るくなると外に出たくなり、畑でない所から抜いた雑草を集めて、肥料として、また雑草予防のマルチとして、畝の上に置くなどの作業をしたところです。
雑草もどこまで共存させていいか判断に迷うところで、畑の中のススキだけは抜いています。

それにしても、寒い冬で、大変長く感じた今年の1~2月でした。
昨年12月中旬より雪がよく降り、曇天の日が多く、日光浴不足でビタミンD生成量が少なかったためか、気分的に鬱々としていました。
なんか流行っているのか、家にずっと居るのに、喉が痛くなったり、微熱が出たり、感染性胃腸炎のような症状が突発的に出たりと色々ありました。

2月3日の節分の日を過ぎても、新年になった明るい感じがせず不思議だと思っていたら、トルコとシリアで大地震が起きました。その被害の大きさに心を向ければさらに辛い…。

そんな風にすごしていたら、スベテヲスベルミコト様からの通信文が入り、少し楽になりました。ちなみに、私ことアクシュミー大女神が、“似てるわ~”と言いながらイラストと見比べた夫の小さい時の写真とは、こちらの「ヘコタ・レイノルズ(一歳)」の写真になります。

備蓄だけはしっかりとして、明るい話題を見つけて、心明るく感謝して過ごしたいと思っています。

【フリージア】

昨年暮れに球根を植え、家の中で育てていたら、日照不足でヒョロヒョロに育っていながら、花をつけてくれました。
弱々しいけれど、可憐な花です。

【クロッカス】

何もかもが枯れている茶色の庭に、明るい色が見え、見に行きました。もうすぐ暖かくなるよと、春を知らせてくれる花です。

【ヘチマ】

昨年、ヘチマを育てたものの、収穫もせず畑に残ったままになっていたのを、2月になってこのような形で発見しました。

ちゃんとヘチマになっているのです!

【今日のお話】

我が家のカマキリちゃんの話題には反響をいただきまして、ありがとうございました。
カマキリちゃんの姿を見なくなったので、やっとあちこち掃除機を使って掃除が出来ました。

さて、私よりもっと“カマキリ愛”な方のブログを見つけました。
とても詳しくカマキリのことを書いてあり、そう!そう!と相槌を打ち、感動しながら読みました。虫の苦手な方は、観ない方がいいかと思いますが、カマキリの知性の高さや、個別に性格があることなど、飼った人には良くわかる事柄が書いてあります。

しかし、私は、ここまで懇切丁寧にカマキリちゃんを飼うことはできなかったです。何より、餌用にコオロギやショウジョウバエの幼虫を飼うなんぞ、とてもできません。
どこまでお世話するのが本当の愛なんだろう…、と今回の件では、自分と虫達との関わりについて考えさせられました。

さて、皆様、いつもコメントをいただきまして、ありがとうございます。
コメントにて、「生きているアブラムシをカマキリちゃんに食べさせてあげるというのは殺生になって非暴力に反することになってしまうのではないか」とのご指摘があり、自分でも気になっていたので、正直なところを書いてみようと思います。

アブラムシをカマキリの餌として与える時、ちょっとだけ自責の念があったのです。死んだエビや生ハムは平気で与え、生きたアブラムシは可哀そうと思っているのもおかしいよね、アブラムシ、カマキリ、エビ、豚などの命の重みに違いはあるのかと考えたり、自分がカマキリを大事にして、アブラムシを粗末に扱っているのはなぜだろうと思っていました。

アブラムシについて言えば、まったく好きではないです。植物を弱らせるので、私にとってはいない方がいい虫です。殺虫剤を使うことはなくても、とっくの昔に水で洗い流されるか、雪が降るほど寒い屋外にて刷毛で払い落とされるかして、取り除かれる運命だったアブラムシを、カマキリに与えたのでした。

さて、アブラムシとカマキリの違いは自分にとって何なんでしょう。一方は愛され、一方は餌にされるか排除されるわけです。自分を観察して出した結果でいうと、その違いとは、自分にとって都合がいいか悪いかなんだと思います。親近感を感じるか、害に感じるか、そして波動の良し悪しもあるでしょうか。

数年前までは、私たちは、殺生を避けるために、ゴキブリをプラスチックケースで捕まえては離れたところに捨てに行ったり、蚊をコップで取って外に捨てたりと、家の中に出る虫を殺さないで捕獲することに一生懸命取り組んでおりました。

しかし、ずいぶん前に、チャバネゴキブリが増えて、私が非道な手段を使わざるを得なくなったことがありました。チャバネゴキブリは小さいし、いいやと思っていたら、あっという間に、家の中のどこに目を向けてもチャバネゴキブリと目が合うような事態になったんです。チャバネゴキブリって、目が可愛いんですよ。ちゃんと見たらその可愛さに嵌るので、見てはいけないです。
そして、あちこちで子供がわいて、どこもかしこも糞で汚れるようになりました。
それで仕方なく、私は一大決心して殺餌(コ〇バット)をかけました。効果は抜群でチャバネゴキブリは家の中から一掃されました。
その時、ほっとしたんです。殺して悪いという思いに勝る安堵感があったというのが、私の本音でした。家の中にチャバネゴキブリがウジャウジャいて、糞であちこちが汚れるのは、気持ちが悪いものです。

その後も、大きい方のゴキブリに対しては、プラスチックケースで捕まえては捨てていたのです。夫はとても俊敏で、プラスチックのケースでゴキブリを捕まえる達人です。大きなムカデも捕まえてくれます。しかし、タイミングが悪くてゴキブリを傷つけることもあります。そういう時は、しょうがないと諦めます。

どうも、居心地がいい家には匂いを付けて他のゴキブリに教えるらしく、我が家はゴキブリ天国となり、一晩に数匹のゴキブリが出る日もありました。毎度悲鳴を上げながら捕まえていましたが、私たちが歳をとったのもあるでしょう…。やってられないと思いました。
それで意を決して、ゴキブリホイホイを使うようになったのが数年前からです。そうしたら、ゴキブリの姿を見る機会はずいぶんと減りました。

また、私はあまり蚊に吸われないのですが、夫が蚊に好かれるため、家の外にあるトイレの出入りで蚊が一緒に家の中に入ってくるので、夫は蚊に刺されて夜が眠れません。天然素材の蚊取り線香を使うと蚊はおとなしくなるのですが、家の中が煙臭くなり眠りも浅くなります。
不眠になると仕事の質が落ちるので、私たちを狙う蚊を見つけ次第叩くようになったのは、この1~2年前からです。
ちっとも嬉しいことではありませんが、人間に悪影響を与える虫と、我慢しながら共存するのは無理であり、また何でも許すと際限なく増殖するのもわかったわけです。

家の中の環境を整えることは私の仕事であり、なるべく手を出したくない夫の代わりに、家の中の虫たちの生殺与奪は私が決め、その責任は私が負うことにしたのです。そして、この家の中に入ると死ぬことがあるので、気を付けてくださいね、と虫たちには念じて伝えているつもりです…伝わっているといいのですが…。

虫を殺せば、それだけカルマがつくのも致し方ないことのようで、私はしょっちゅうどこかにぶつかったり、つまずいて膝をぶつけたりと痛い思いをしており、虫を殺さずに済めば楽かも知れません。

これが、自然豊かな環境で、開放性の高いログハウスに住んでいて、出会う虫も多い中での我が家の様子です。
パータさん、ひどい!というお声もあるかも知れません。
そんな私ですが、無事に私たちの血を吸って外に出たがって窓辺で飛んでいる蚊を見つければ、窓を開けて外に出します。また帰ってきて欲しいとは思いませんが。

我慢のし過ぎといった行き過ぎた自己犠牲も、自分を傷つけることになるし、優先順位をつけるのが何より難しいと感じています。
とにかく、自分の中に暴力性が無いかどうかには気を付けて生きているつもりです。

検閲マーク-小

パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第312回 パータの庭便り50

皆様、こんにちは。
この冬は寒いですね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
ここ福富町は毎夜氷点下になり、敷地のあちこちにはまだ雪が残っていて、いつも冷蔵庫の中にいる感じです。家の外に出る度に寒さで身をすくめ緊張するので、身体が硬くなり少し疲れやすく感じる日々です。
また、日照不足もあってこの時期はいつも気分が滅入るので、なるべく外に出て陽を浴び運動するよう心がけています。CBDオイルが手元にあるのもありがたいです。

春までもう少し!
皆様も暖かくしてお過ごしくださいますように。

【芽吹き】

窓辺に置いてある盆栽の梅には、新芽が出てきました。家の中は春に向かっています。

【プリムラ】

雪の中から顔を出して咲いていました。厳しい寒さに耐え、これから春に向かって花をたくさんつけることを楽しみにしています。

【まっ赤なテントウムシ】

我が家の窓枠の内側には、越冬している何匹かのテントウムシが張り付いています。時々ブーンと飛んで姿を見せるのですが、植物に止まっていたこの子の斑点がとても小さい理由がわかりません。

【今日の情報:1か月生きたカマキリ】

皆様、我が家のカマキリちゃんたちへの応援をありがとうございました。
最後の1匹の姿を見たのが1月21日で、それ以後その姿を見かけていません。とても元気なハエトリグモが天井を移動しているのを見たので、生存の可能性はほとんどないと思っています。

皆様に目をかけていただいたカマキリちゃんたち、とても幸せ者だったと思います。人に着目されるカマキリは、カマキリ全体の中ではほんの一部でしょう。
計算上は、正月を無事に越せたカマキリちゃんは7匹、1月10日の時点で5匹だったようです。色々あり過ぎて書ききれないのですが、ご報告します。

前回のパータの庭便り49を書き終えた1月10日に、とても元気なハエトリグモの姿を見かけました。下手をすると全部のカマキリちゃんが食われるかもと心配していたのですが、11日にカマキリちゃん1匹が、窓枠でハエトリグモに捕まっていました。何とかクモを外に出さねば!と窓を開けて手で追ったら、運よくハエトリグモは家の外に追い出せたのですが、残ったカマキリちゃんはすでに絶命していました。それで1匹減りました。

しばらく平穏だったのですが、16日に2匹が相次いであの世に行きました。床に居たカマキリに気付かずに、私や夫が踏んづけるか傷つけてしまったのです。床にいる小さなカマキリには気づけない…無念でした。1匹は床の上ですでに潰れた状態で発見しました。
もう1匹の話です。

15日の正午は、天の川銀河のセントラルサン(ソース)の光が降り注がれるとのことで、私はロフトの布団に座ってその変化を感じていたのですが、目の前の窓辺に1匹のカマキリちゃんが居るのに気付いて気を取られ、15日正午の変化はよくわからなかったのでした。
餌もないし危ないし、1階に戻ろうよとカマキリちゃんに手を差し出したのですが、飛び乗ったと思ったら、手からも飛び降りてポトンと床に落ちて見えなくなったのです。カマキリちゃんの意を大事にして、私ひとりで階下に降りました。

その夜、就寝のため、ロフトに上がってカマキリちゃんを探しましたが、窓ガラス周辺にはいませんでした。そして布団に入り、ふと脇を見たら、ああ…、傷ついたカマキリちゃんが布団の脇に居たのです。足元も気を付けて歩いたつもりだったよ…、昼間にちゃんと捕まえて保護しておけば良かった~と嘆いても、時すでに遅し。手を差し出すと、カマキリちゃん、一生懸命に私の手に乗りました。でもお腹が捻じれていて、致命傷を負っているようでした。

階下に降りて、水やヨーグルトを飲ませましたが、もはや動けない。私は寝ないといけないのに手から離れたがらず、植木鉢の近くに何とか下ろして就寝したのです。そして、次の日の朝にはまだ息がありました。

とても小さい1.5㎝ほどのカマキリちゃん、老眼の私には良く見えません。傷つけないよう、恐れさせないように移動するのも大変。私の太ももに乗ったら離れず、私自身が動けないので、何とか私の仕事用パソコンの横に安置して、仕事をしながら最後の時を見守っておりました。
皆さんからいただいたカマキリちゃん応援コメントを読みまして、「みんなが応援しているよ」とカマキリちゃんに言いましたら、大きく体を動かしたのが不思議でした。そして、それ以後は動くことがなかったので、最後に読者の皆様のお気持ちを受け取った後、あの世に行ったと思います。

17日には、脱皮に失敗したのか、クモにやられたのか、とても弱ったカマキリちゃんが床に落ちていました。この子もパソコン近くに安置して様子をみていて、「何もしてあげられなくてごめんね」と言った時と、「もう駄目になっちゃったかしら?」と問いかけた時に身体を動かしたので、カマキリちゃんって、私の言葉がわかるのかしら?と思いました。
その子の2本の触角が1本にくっついていて、いたたまれずに虫メガネで観ながら爪楊枝を用いて触角を2本に分けてみたのですが、命を吹き返すことはありませんでした。

生後1か月のカマキリちゃん

最後に残った1匹のカマキリちゃん。いつも窓辺に佇んでいて、18日に無事生後1か月の日を迎えてくれました。何かしら捕まえて食べているようで、このまま無事に大きくなって、春に外に出せるのではないかと、一時希望を持ちました。

しかし、その子は私の手に乗るタイプではなくて、餌を付けた爪楊枝を近づけると怖がって窓枠の陰に隠れ姿を消すのです。翌日19日には窓枠の上の方に1日中佇んでいて、20日には姿を見ませんでした。

21日の朝、目が醒めて、「もう居なくなったか…」と布団の中から見上げた天井にカマキリちゃんが居るのを見た時は奇跡のように思いましたが、それが最後に見た姿となりました。その2日くらい後には、同じ天井を元気に進むハエトリグモを見ました。

21日までは生きていたカマキリちゃん、ありがとう。
動きの速い活発な子は危険に遭遇しやすく、慎重で餌の捕獲や逃げる動作が俊敏な個体が生き残りやすいと感じました。
ハエトリグモが居なければ、もう少し長く生きれたかも知れません。それにしても、クモと言うのはカマキリより頭が良くて動きが鋭いと感じました。うちの庭にはたくさんクモがいるので、強敵がたくさん居る中で育つカマキリは大変だということがよくわかりました。

そんなこんなで、小さな赤ちゃんカマキリと1か月間、一緒に暮らしたパータ。こんな人間もこの世にあまりいないかも知れません。
そして、カマキリちゃんたちの身体がとても小さくても、私の目には見えない小さな虫を捕える動作は大きなカマキリと同じで、知性と体の大きさは関係ないと判ったような気がします。

そして、カマキリがとても身近になりました。これから暖かくなってカマキリを見つけたら、よくよく観察し、声掛けしようと思います。
そして、大きくなって卵を抱えているようなカマキリは、大変な強運の持ち主で、出会ったら拝んでもいいくらいの稀少な存在だとわかったのでした。
というわけで、春以降にカマキリに出会うのがとても楽しみになりました。

最後に、すごい脱皮の様子 をご覧いただいて、終わろうと思います。

皆様、私の体験にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。

検閲マーク-小

パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第311回 パータの庭便り49

皆様、こんにちは。
今年もどうぞよろしくお願いします。

新しい年が始まりましたが、皆様のお正月はいかがだったでしょうか?
我が家は、いつも通りに息子が帰省して、家族3人で水入らずの5日間を過ごしました。家族と過ごすのが大好きな私ですが、毎食の準備が大変に感じるこの頃です。また喉の痛い日が続き、体調管理にもエネルギーを割きました。

ビタミンCの摂取、足湯などで喉の痛みはなくなりましたが、息子の滞在最終日は頭痛が酷く、お腹も壊しており、ノロウイルスの再燃か…牡蠣食べていないのに、と思っていました。
気分がすぐれなかったのですが、息子を駅に送らなければならず、ガヤトリー・マントラを唱えながらなんとか運転して帰宅しました。
帰宅して、「ああ、頭が痛い」と言うと、夫が杏仁(杏子の種)を食べるよう勧めてくれました。口に入れて噛んで飲み込んだ瞬間、頭痛が半減したのには驚きました。いつもは毎日食べているのに、忙しくて食べていない日があったことを思い出しました。

普段は一緒に過ごしていない息子から、何かしら影響を受けたのは間違いないことと思っています。息子を迎えに行った時、酒屋で買い物をしたことも影響しているかも知れません。しかし、若い息子は元気でした。
60歳を超えた今、しばらく気を抜かず、健康に気を付けて過ごしたいと思っているところです。 皆様も、お気をつけてお過ごしくださいますように。

【盆栽の梅】

元旦に合わせて咲いてくれました。忙しくて満開時の写真を撮っていないのが残念です。

【黒大豆の脱穀】

息子に黒豆の脱穀を手伝ってもらいました。四方を簾(すだれ)やブルーシートで囲んで、その中でバンバンと大豆の枝を床に叩きつけるという原始的な方法が、自分達で出来る最も効率のいい脱穀方法だとわかりました。
この写真の黒大豆だけで、3.6kgあります。昨年は1㎏未満の収穫だったので、今年は豊作。
まめまめしいという言葉がありますが、穀類の収穫は、本当に手がかかって大変です。でも無農薬の大豆が手に入る喜びが一塩でした。

【自家製スミレ】

スミレの種を9月に蒔いたら、20個近い苗が出来ました。これはコスパがいいです!
あちこちに植えたので、来年の春に花盛りになることを楽しみにしています。

【今日の情報:カマキリ続報】

昨年末にお伝えした我が家のカマキリちゃん、スプレーでシュッシュして一日に何度も水やりしているだけなのですが、4~5匹生きており、身体も2倍の大きさになりました。

昨年末には3匹とお伝えしたのですが、元旦には、窓ガラスと鉢植えの上で合計6匹居るのを発見。狂喜して良い新年のスタートを切ることが出来ました。

カマキリちゃん誕生から2週間たったお正月が、第一回目の脱皮の時期でした。脱皮は命がけみたいです。元旦の朝、写真のカマキリが、1本の足から脱皮殻が外れず、足を振り回していました。しばらく待っても状況が変わっていなかったので、試しにピンセットでつまんでみたら、運よく足から脱皮殻が外れ、その子は無事。ほっとしました。この時期のカマキリの脱皮殻を見るのは珍しいと思うので、載せておきます。

他にも色々と出来事が起こりました。
我が家では、元旦のお昼にガラモン家でお正月の食事を囲むのが通例行事です。1時間ばかし時を過ごし、息子の後ろについてログハウスに戻ろうとして、息子の肩に一匹のカマキリちゃんを見つけました。

我が家は小さな一部屋のログハウス。息子が戻るとなると場所の確保に努力が必要となってきます。さらに、今年はカマキリちゃんやら植木鉢が占領していてなお狭い。そして、息子が帰省時に座る定位置がカマキリの生息場所の窓際です。今年息子の寒さ対策にベストを用意したのですがその色が深緑で、カマキリちゃんがなんかしら安心してピョンと息子の肩に飛び移ってしまったと思われます。

ガラモン家で時を過ごし、ガラモン家や戸外は危険と判断したのか息子の背中から離れずに、無事に我が家に戻ったカマキリちゃん。無事で良かった~と手を差し出すと、ピョンと私の手に飛び乗り、植木鉢の傍に手を持って行くと、ピョンと飛び降りて無事に帰還したカマキリって、頭がいいかもって思います。

しかし、その2日後に悲しいことが連続して起きました。
3日の朝に、脱皮殻から抜けきれていない小さいカマキリを見つけました。動きも少なくなっていたのですが、放っておけないので、夫が虫眼鏡とピンセットを用いて脱皮殻を外そうと試みました。ひどくくっついていて、人が力を加えてかえって身体が障害されたのもあるでしょう。脱皮殻は外せたもののお亡くなりになりました。救えない命もある…と、カマキリちゃんをしばらく手の上に載せてお別れをしながらお昼ご飯を作りました。

そして、食べていたお昼ご飯。息子の飲んでいた中華風スープに何かが落ちたと思ったら、息子の肩にまたもカマキリちゃんが載っていて、無謀にもスープにダイビング…。水洗いしても救えず、この日、2匹のカマキリを失ってしまいました。

それからは、カマキリの残数は4匹と思っていましたが、8日に数えると5匹に増えていました。 家のどこに居るのかはよくわかりませんが、明るい時は窓辺に集まってきます。窓ガラスで飛び回る小さな羽虫をよく見かけ、それを捕まえて食べる姿も目撃しています。植木鉢の植物にボカシ肥料を与えていますが、そこから虫が発生して餌の供給源になっているようです。

餌が十分かしらと心配して、時々、ヨーグルト、甘えび、塩抜きしたハム、動いているアブラムシを爪楊枝の先に載せ、カマキリちゃんの顔の前で虫の様な動きをすると食いつく子もいます。しかし、大概はそっぽを向かれるので、今のところ、食には困っていないようです。

というわけで、日に何度も様子を確認して忙しい私。かねがね何か飼いたいと思っていたのですが、まさか家の中でカマキリを飼うことになるとは思いませんでした。
というわけで、「おうちカマキリ」状態を継続できているのでした。

皆様の日々も、楽しく安寧であるようにと願っています。

検閲マーク-小

パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第310回 パータの庭便り48

皆様、こんにちは。
12月に入って急に寒くなり、こちらでは20センチくらい雪が積もりました。皆様のお住いの地域の様子はいかがでしょうか?
あっという間に、今年も終わりです。
皆様、この1年、シャンティ・フーラと私の記事をご愛顧いただきましてありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は、庭ではなくお家便りです。

【血圧計】

ポイントプレゼントに釣られて、つい、血圧計(上腕式、カフ式)を購入してしまいました。
若かりし看護婦時代、心臓内科・消化器内科病棟に勤めていた私は、シュパシュパとポンプを押して聴診器で音を聴きながら、多くの人の血圧を測ったものでした。今は、カフを上腕に巻いてスイッチを押せば、器械が自動的に空気を送り込んで計測してくれます!
便利ね!と試しに自分の血圧を測ってみたら、見つかったら薬を処方されるレベルの数値が出ました。来客が続き、頭に気が上り、あれやこれやと気を揉んでいた時でした。
元々、私はカッカしやすいピッタピッタ体質。心を穏やかにせねば…。そして、どんな時にどんな血圧が出るか知りたくて、一日に何度も血圧を測ってみました。

なんと、おとなしくしている時より、動き回った後の方が血圧が低いのです。運動すると血圧が下がることはよく知られていることでした。動いて身体が暖まり血管が開けば血圧が下がる。じっとしているのがいけないとわかったので、スコップで穴を掘って球根を掘り、樹木の剪定などの力仕事などに勤しんでおります。

【ポインセチアの延命】

一昨年の冬、ポインセチアの鉢を通信販売で購入しました。ポインセチアの耐寒温度は5℃なので、昨冬は、エアコンの効いた室内で管理して越冬させました。

クリスマスの頃に出回る赤い葉っぱのポインセチアですが、原産国のメキシコでは、地植えで数メートルの高さになる樹木であり、日本でも暑い時は庭木としても楽しめるとのこと。それで、この夏は地植えにしていたのです。でも、寒そうにしているポインセチアを見て、今年はさすがに越冬させることができない、ごめんね~と思って悲しくなっていたのですが、挿し木にしてその木を生かし続けることを思いつきました。挿し木は容易で、5つのポインセチアの鉢植えを家の中で育てています。

【カマキリの赤ちゃん】

前回、カマキリの話題を取り上げて、我が家の敷地のあちこちにカマキリの卵が産みつけられているとお伝えしたのですが、上の写真のポインセチアの挿し木にも卵が産みつけられていたのです。その鉢を日中22℃ある部屋の中に置いていたため、初夏だと勘違いしてカマキリが孵化したのです。12月18日の雪の降る日、夫に呼ばれて、10数匹の赤ちゃんカマキリが窓ガラスに集まっているのを見た時、私は頭を抱えました。これ、誰がどうするの?

調べてみると、生後2週間くらいはアブラムシが餌になるとのこと。ちょうど家の中に持ち込んだ鉢植えにはアブラムシがついていました。またヨーグルトも餌になるらしく、ヨーグルトを爪楊枝の先に付けて近くに持っていくと、パクっと食いつく子もいます。水分補給は必須のため、一日数回霧吹きで水やりしています。しかし、テリトリー争いに敗れたのか、私の寝床や洗面台のシンク、夫の頭の上など、家のあちこちで赤ちゃんカマキリを見かけました。

見つければ、手に載せて鉢植えに戻すのですが、すでに息絶えたものも多いです。全部死ぬことも覚悟して10日以上が経ちました。今は、少し体が大きくなった3匹のカマキリが活発に動いていて、何か食べて生き延びています。安寧な人生だったとその子たちに思ってもらえるよう、尽力するつもりです。

【今日のお話~パータの歯科治療3】

私の歯科治療の話について多くのコメントをいただき、大変感謝しています。それぞれの方にそれぞれの歯の事情があることと思います。お互いに、出来るだけ良い歯の状態を保ちたいものです。

ところで、私の記事を読んでくださって、私の通った歯医者はどこ?と思われた方もおられるかも知れません。私は、人生で4軒の歯医者にしか行ったことしかないので、もっと名医もおられるのかも知れませんが、今回通った歯医者さんは、私にとって最良の歯医者さんです。

私は元々医療従事者でしたし、医療者も人間、患者も人間と思っており、同じ治療でも、それぞれの心意気次第で治療成績は変わると思っています。まず、医師との信頼関係が大事でしょう。そして患者側がその治療を肯定的に受け入れられるかどうかが大事で、なおかつ、治療者任せにせず自分も治療に加わりその結果の責任を取る気概も必要だと思うのです。

ですので、私が、いい歯医者さんはどこですか?と聞かれたら、ご自分が信頼できる歯医者さんがいい歯医者さんだとお答えします。治療結果はご自分の体調で大きく左右されると思います。

さて、今回、私が身体によい素材での治療を望んだ時、歯医者さんは、金銀パラジウム合金は保険適応の優れた素材であり、わざわざ高価な素材を使わなくていいのではないかとおっしゃいました。高価な詰め物が外れて使い物にならなくなると、患者の経済的損失が大きく、また歯医者さんも気持ち的に辛いらしいのです。それで、歯医者さんには、「セラミックなどの自費診療専門の歯医者に通う時間的余裕が私にはないこと。費用の件は心配ないこと。これまで治療していただいて信頼している先生に私の歯の治療をぜひお願いしたい」とお伝えして、治療がはじまったのでした。

夏も過ぎ、右上奥歯の7番、親知らずの8番が最後の治療でした。指も治療器具も届きにくく、やってる方もやってもらう方も本当に大変でした。治療単価の低い根幹治療にすら熱心に取り組んで下さった根気強い歯医者さんには大変感謝しています。

私の方でも、長時間口を開けているのが大変で、ガヤトリー・マントラを唱えながら、ガリガリゴリゴリの振動に耐えていました。また、帰宅後はビタミンCの摂取、コロイダルシルバーのうがい、十分な睡眠等で自分の体の状態を整えて、治療で受けたダメージの速やかな回復に努めました。治療経過を良くすれば、良い結果になる、そのための努力もしたつもりです。そうやって、時間はかかりましたが、元の歯に戻ったように詰め物や被せ物が嵌って硬いものが噛めるようになり、元気になるのですから、歯医者さんに通うのは楽しみだったのです。

ところで、40年以上前、看護学校の歯科の授業で講師の方が仰ったことが忘れられないのです。
「健康な歯を持って生まれるように、子どもを産む気がある人は、日ごろからカルシウムをしっかり摂っておいてください。妊娠が分かった時にはすでに胎児の歯の元が出来上がってしまっているので、それから食事を改善したのでは遅いから、いつもカルシウム摂取に気を付けていてください。」と力説されたのです。

それで、息子の妊娠が分かった時、私の様に歯が悪くならないようにと思って、お味噌汁の出汁をイリコで取り、そのイリコをいつも食べていました。その時は、いつもは苦手な牛乳も美味しかったので、身体がカルシウムを摂りたがっているのがよくわかったものでした。
小さい時から息子の歯磨きにも留意し、白砂糖入りの食品も食べさせずに育てましたが、治療を必要とした虫歯は1本だけで、息子は成人できました。

妊娠以前の女性がしっかりカルシウムを摂取すれば、生まれる子供の歯が丈夫になるのでないか、それだけで、虫歯に苦しむ人が減るのではないか、と思っております。正しい医療知識や生活習慣が世間の常識になることを願っています。

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パータ こと 泰子

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