皆様、こんにちは。
猛暑から一転、日本中に雨が降りました。農家さんにとっては恵みの雨でもあったでしょうが、大雨による被害も出て心配なところです。
皆様のお住まいの地域は大丈夫だったでしょうか?

私としては、朝夕の庭や畑への水やりから解放されて、酷暑や睡眠不足からくる疲労も取れたと感じる日々です。今回、日本中に雨を降らして下さった“お天気の神様”に感謝しています。
さて、ご心配いただいたガラモンさんの肋骨骨折ですが、2週間経過したら痛みがかなり和らぎ、普段の生活を送ることが出来ています。
前回の記事に対しての皆様のコメントには大変感謝しています。慰められ元気も出ました。すでに同じような介護の体験をされている方もおられるわけで、誰もが通る道として、私もガンバルダしようと思えました。
人生は色々。どんな事態も学びと思って、日々感謝して過ごしていきたい。
身体の疲れが大敵です。皆様もお体を大切に、日々を過ごしてくださいますように。
【千日紅苗】

2年前に種まきして育てた千日紅。その花がらをトイレに2年間飾っていたのですが、種がボロボと落ち始めたので、これは!と思い、6月初旬にポットに種を埋めてみました。
そうしたら、全部芽が出て、今この状態です。
これからあちこちに植えるつもりです。霜が降りるまでは咲き続けてくれると思います。
花を育てるのは、気の長い作業です。
【スズメ】

我が家の玄米の餌場に集っていた数十羽のスズメたちが、8月末に稲の穂が出始めた途端、数羽が訪れるのみとなりました。ほとんどのスズメたちは、稲の育つ他の地域へ巣立って行ったのだと思います。うちで育ったスズメたちが、行った先で元気で過ごしているといいのですが。
今残っているのは、最近育ったであろう、まだ幼い感じがするスズメのみです。
貴重なスズメの巣作りから巣立ちまでのドキュメントの動画を見つけました。
小学生の“スズメの子育て研究”の記事も興味深いです。
最近、色んな生き物の数が少なくなっているのは、農薬や大気汚染が関係していると思います。この地球は人間だけの棲み処ではない。多種多様な生命が共存できる世界になることを願っています。
【インパチェンス】

2021年に種まきして2つだけ育ったインパチェンスが、4回の冬越しをして、今も咲いてくれています。
春先には、枯れたかと思うほどみすぼらしい姿になったのですが、見事に復活しました。
これからどれだけの期間、継続して生育できるでしょうか…。
【今日のお話~3種7種体癖のパータ】
2年前の記事で、母と再会したことを書きました。結婚に反対されて家を飛び出した後、私は両親とは折り合いが悪く、ほとんど会うことなく過ごしていました。小さい頃、暴言を吐かれ、今なら暴力に認定される体罰もありました。母から手紙で「当たってごめん」と謝ってもらったこともありますが、受けた傷跡が消えるわけではなく、苦手な母には会いたくないが本音。最後まで会わないという選択もありました。
しかし、父の死後、3年間ひとり暮らしをしていた母が、突然心臓が苦しくなり体調不良で余命いくばくか、との連絡があり、いてもたってもいられなくなりました。
死にそうになったという母は、病院に行かずにこのまま近所の人に助けられながら自宅で死にたいと言い出したらしく、介護申請して、ケアマネジャーさんのプランの元、訪問看護師やヘルパーさんの助けを受けながら自宅で生活し始めました。少し良くなったとのことで、急遽訪問して様子を見に行ったのでした。

最初に訪れた時は気丈な様子も見え、よくなるかと思われましたが、わずか2か月の間に、生活が自分で維持できなくなり、トイレに行く途中で転倒するなど著しく体力が低下。自力で食事を摂るのが難しくなり、ヘルパーさんが1日3回入っていましたが、尿路感染しておしっこが出なくなり、このまま家族が傍にいない状況での自宅療養は無理と母も納得して、救急車に同乗して、妹が近くに住む病院に連れていき、入院したのでした。余談ですが、救急車に乗った時、「コロナワクチンは受けていますか?」と聞かれました。
さて、甘いものが大好きだった母は、糖尿病になった後、インシュリンの自己注射をしていて血糖コントロールをしていました。糖尿病ではありとあらゆる臓器に弊害が出ます。感染しやすくなり、命の危険が増します。心臓、腎臓の機能低下、足の浮腫からくる壊疽で切断するかも、などの色んな危機を乗り越え、退院して老人ホームにめでたく入居できた母は、なかなかに打たれ強かったです。
私もその血を引き継いではいるので、良かったというか…、糖尿病にならないようにしたい。
私は見舞いに行っただけで、すべての対処は私の妹が行ってくれ、感謝しております。
さて、皆様、糖尿病にはなってはいけません!
日々の食事、運動、心のケアを大事にして、自分の健康を最大限維持してくださいね。
老人ホームでは、美味しい食事、安全が提供され、安心してまずまず幸せな1年間を過ごしていた母でしたが、転倒して寝たきりとなり、心臓機能が悪化し、認知症も進んで食欲が衰えてから2か月後に死去しました。
何度か息子と老人ホームに面会に行きました。息子に対してはとても喜びの表情を示してくれましたが、私に対しては、微妙な不愉快そうな表情もあり、最後まで本当に気持ちが通じ合ったという感覚は得られませんでした。それでも、私のことは「落ち着いたね」と言っていたそうで、以前の様に口喧嘩をすることもなく、穏やかに短い時間を共有できました。
何よりありがたかったのは、母が遺言として「お骨は拾わなくていい」としてくれたこと。お骨を拾わなければ、骨壺も墓もなく、後々の手間がかからないのです。
そんなとても合理的な5種体癖の母は、私のことは、「ぐず、のろま」と言っていました。色々と考え込んでしまう私と母では物事に対する速度が合わず、怒りに転じていたのだろうな、と今なら理解できます。「じゃま、あっちに行っといて」ともよく言われ、そんな親を嫌っていることが、3種体癖の私にとって、ストレスでした。
自分が被害を受ける相手を嫌うのは当然で、自分を傷つける人からは、距離をとるのが正解。ただ、弱った母を見捨てられず、母から逃げているのも嫌で、わざわざ母に対峙した私は、7種体癖だからなのか…正解だったかなあ…。

母が最期に会った時に言ってくれた言葉は、「こんないい子を育てられてよかったね」でした。
夫と結婚して、自分が受けた負のエネルギーを息子に伝えることのないようにと、ガンバルダしてきたつもり。息子はおっとりした優しい人になりました。
ちょうど雨が降って気温の下がった頃に、簡単なお葬式と火葬を済ませて母との別れもちゃんとでき、気持ちはすっきりしています。
日々の労苦は報われる日が来るので、何事もガンバルダと思う私は、7種体癖なのだ!
ちなみに、逃げてもいい!とも思います。

パータ こと 泰子