※現在、お知らせはございません。

アーカイブ: しんしん丸

都市を蘇らせる、「杜土木」と「0次産業」

ライターからの情報です。
 先日、都内にて某七夕祭が開催されている時に、近場の「大地の再生」が施されたカフェに行ってきました。七夕の賑やかな祭り空間から離れて、そのカフェへと向かったのですが、足を踏み入れるのは初めてです。
 灼熱の太陽が照りつける猛暑日でしたが、敷地に入ると、涼しい気が流れていて、木々が生命を謳歌しているのがわかるようです。国立市の小学校から移植された桜も、生き生きと静かに息づいています。自然と呼吸も深くなり、鎮まった、そしてどこか懐かしさを感じる空間に、心身が喜びます。
ここは聖地ではあるまいか!
都会で"大地"をリアルに感じようとは!
カフェの縄文杉テーブルにて"大地"に触れながら、風味豊かなドリップコーヒーをいただき、未来の「杜土木」におもいを馳せたのでした。
 その後は、また祭会場へと戻ったのですが、七夕祭りは一段とその輝きを増していました。(実は七夕祭りでは餅つきをしていたのですが、餅つきという瞑想もギアが一段深まったのでした!)
 これが「杜土木」によって、"大地の再生"が成された場なのですね。まさに「命の循環を取り戻す営み」の実顕地だと感じました。

 大地の再生という魂の再生を通じて、地球が心の底から輝きますように。(このカフェのある痩蛙学舎は、環境シンポジウム(9/7)の開催地でもあります)
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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第7回環境シンポジウム開催趣旨
引用元)
(前略)

「杜土木」

 「杜土木(もりどぼく)」は、「この場を傷めず、穢さず、大事に使わせてください」と、まず自然に対して誓うことを根本思想としています。そのうえで、その土地、その場にたずさわる人々の深い洞察に基づく観察(五感測定)を元に、「生態系脈循環」すなわち地上と地下における水と空気の流れの状態を渦流機能にならって読み解き、そこにある詰まりや滞りを解消し流れを整える施工です。これが「杜土木」の技術的核心です。(中略)

「0次産業」

(中略)
「杜土木」によって上流域から下流域にかけての一連の流域単位で「生態系脈循環機能」を再生、保全、育成することにより、社会の経済は自然との共存共栄を超え、自然の循環力と再生力によって支えられることになります。桁違いの自然エネルギーからの応援によって持続可能な社会の創造が可能となります。これは、これまでの一方的な自然資源の使い込みに終始する経済・産業のあり方とは根本的に異なるものです。これを「0次産業」として、1次~6次産業を含む基盤的産業と位置付けています。 (中略)

首都圏が変われば、日本が変わる。

(中略)
土の表面を覆いつくしコンクリートジャングルとなった都市空間を目の前にして、自然への畏敬の念を持っていた日本の風土ならではの感覚を今一度思い起こす機会が必要とされています。(中略)

日本の首都・東京が舵を切ることによって、首都圏流域、そして日本社会全体へとその響きが連なり、日本の行動変容は世界各地の大都市へも通じていくはずです。(以下略)

[X]可愛いの具現化

ライターからの情報です。
木も嬉しいだろうな。
こそばゆ〜い笑
(しんしん丸)
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配信元)



※ケヤキとコナラそしてリス
近隣の公園にて、新規に農園をつくるという拡張工事が始まりました(遺産相続にて農家さんが手放した農地を市が買い上げたのです)。農園に接する上水沿いに生えている二本の大木(ケヤキとコナラ)は、農地と上水との境界をしっかりと守ってくれています(江戸そして東京がここまで栄えた基盤たる甲武信岳からの水脈、その一端を担う上水。まさに先人の知恵です)。しかしこれを機に緊急道を作りたいので、その二本の大木を伐採すると行政側から通告がありました。数回にわたる住民説明会にて、せめて移植を!ともいったのですが、農地としての申請をして都から補助金がでているため、果樹ならまだしもそこに大金はかけられないとのこと(予算的には余裕があるのですが)。
小ちゃな大義名分を盾にしているわけですが、その結果が本当に大切な本筋の何かを壊してしまうことには目を瞑るということのようです。諸々のしがらみは一旦横に置き、大木の根元に立って深呼吸して、その存在感を感じてもらいたいものです。(桜の大木の移植をボランティアでお手伝いしたことがありますが、その重さは約4トン、象くらいとのことで、森が象の群れに見えてきたものです。動かないけれど、静かに息吹き見つめている)
行政の方々は、セキュリティ面等々いろいろと聞く耳を持ってくださってはいるのですが、まだまだ道は遠いのかもしれません。
伐採されてしまうことはとても残念ではありますが、今後は「結の杜づくり」として、脈の補修や繋ぎなどのできることをしていくばかりです。こうしたことは、日本全国、そして世界中どこででも起きている事例かとおもいますが、心ある住民の声が地球の声だと知ったら驚いたりされるのでしょうか??

ちなみにこの上水で有名な某公園でも、ちゃんとリスが"可愛いの具現化"をしています。

[YouTube] 【自然栽培343】自然農法ラーニングプログラム パート1はじめるよ(^▽^)/ 今橋伸也氏

ライターからの情報です。
 竹下家一推しの、今橋伸也氏の講演会に参加してきました。YouTubeを見るのが億劫なため、生で確かめようとおもったのでした。姿勢が良くニコニコ明るい今橋さん、植物に話しかけたり動物にお手紙を書いたりする今橋さん、まさにジブリの世界のようでした。
 希望者に体験してもらうエネルギーテストでは、ステージに上がった15人それぞれに手を組んでもらい、今橋さんがその組んだ手を押すのですが、皆簡単に体勢を崩してしまいます。次にその組んだ手に自然農の作物の一片を置いてから押します。すると今度は今橋さんがどんなに力を入れて押しても、皆体勢が崩れないのです。「自然農の作物を食べたらどうなるか?わかりますよね!」と。まるで手品をみているようでした。説得力ありすぎです!まさに見てわかる自然農、この演出により何かが変容したような気もします。
 私は昨年、庭にて無農薬無肥料(実はほったらかし汗)でムクナ豆を栽培して、沢山の豆を収穫したのですが、その豆が今や、金の延べ棒ですら比べようのないほどの意味(生命)を持っているというような、そういう心持ちになってしまっているのです!(やっとか笑)
 これが今橋マジックなのかもしれません。何をみても、どのような"種=生命"なのか?と観てしまうかのように、マジック効果がじわじわと現れているように感じています。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【自然栽培343】自然農法ラーニングプログラム パート1はじめるよ(^▽^)/
配信元)


(エネルギーテストは23:53〜)

おまけ。
今回参加したのは、パート2でした。
早速、このエネルギーテストを試してみたい!と、ムクナ豆とともに、意気揚々と行きつけの自然食品屋さんに向かいました。
しか〜し、
日々まともな食事をされているとみえて、お店のお二人は豆を持たなくても、びくともしないではないですか!それが何か?とお二人。
これはこれでびっくりしました!
さすがは今橋さん笑

※まのじ編集長が、合いの手を入れてくれました。

Q
しんしん丸さんから見た、今橋さんはどんな方でしたか?

A
講演の中で兎にお手紙を書いたというお話がありました。すると蜘蛛の子を散らすように逃げていた兎が、3mくらいまで近づいても逃げなくなったとのこと。まごころが伝わったのでしょうね。おもわず私も3mのうさぎになりきって、今橋さんを見ていました笑

Q
会場で受講されていたのはどんな方々でしたか?

A
畑未経験の方もいれば、長く実践されている方もいるといった風に、様々なタイプの方がいたようにおもいます。(女性の方がやや多く、40代以上が多かったかな)共通点は種を守りたい!自然を大切にしたい!自然農をもっと知りたい!という意識だったように見受けられました。

Q
今橋さんは連作を勧めておられ、ご自身も10年以上の連作をされていますね!
 しんしん丸さんの畑で連作経験は? また、今後の連作計画は?

A
ちゃんと計画的な畑をやったことがないので、実は連作の弊害はよく知りません。ただ、庭ではニラと菊芋(今はノビル)が群生していて、毎年元気に育っています。(植えているわけではなく、勝手に育っているので連作とは言わないですね)
自然農の実践者である今橋さんのおっしゃる「連作によって、土は作物が成長する方法を記憶し、習得して特化していく」は、とても説得力がありますね。

Q
講演を聞かれて、農作業や日常生活に何か変化がありましたか?

A
会場で種入りのボールペン(※)を購入したりもしましたが、種の存在の重み?が気になるようになったかも。種の深みある重力を、そしてその眼差しを・・・大いなる心を。
ちょうど今、数粒蒔いたスイカの種が発芽しはじめているのですが、やはりとても神秘を感じます。

(※)種入りボールペン。赤米・黒米・小豆入り。

環境シンポジウム『今を生き抜く風土学~足もとから社会と心の平和を考える~』風土の再生は、環境的には、空気と水の循環視点で、流域をつなぐこと〜つなぐのは、自然を敬う、人と人との”結”の連携〜「私」と「あなた」と「地域の人々」そして大地に生きる「いき物(自然)」が共に喜べる”四喜”を旨に、”結の杜づくり”を!

ライターからの情報です。
 9/23(祝)の秋分の日に、「杜の財団」と「風土再生学会」が主催の環境シンポジウム「今を生き抜く風土学~足もとから社会と心の平和を考える~」が開催されました。
 「杜人」の映画で知られる矢野智徳さんは、様々な被災地の復旧活動を通して、"自然の営みに適うやり方・あり方こそが、自然も社会も風土再生につながる"ということを実感されたということです。そして"人為的な不具合が大地の脈を詰まらせ、それは生態系全体の負の連鎖へとつながっていき、その結果として、災害や異常気象が引き起こされてしまっているのではないか"と警鐘を鳴らしておられます。具体的には、土砂災害などの現場復旧において、これまで当たり前とされているような、河川等をコンクリートなどで固めるのではなく、"空気と水の循環視点、そして流域を俯瞰する視点を持ちつつ、風土を再生していく"環境改善が必要とされているといいます。
 それは、復興という名の下に、経済的思惑や政治的思惑が多々見受けられるような、おざなりの施策とは、真逆の方向といえるかもしれませんが、本来あるべき至然の"流域改善〜風土再生"へと向かう道筋になるという気がします。
 そして、さらにこの度は、近年の度重なる異常気象を受けて、"このままでは間に合わなくなる"、しかし"まだギリギリ間に合う"として、「四喜の精神」を旨とした「結の杜づくり」を提唱するとともに、その学問的な裏付けとして風土学、そして風土再生学会を立ち上げられました。
 真の復興へ向けてのバックボーンたる風土学〜 Fudology〜が、このシンポジウムをもって、いよいよ船出したとのことです。自然を敬い、大切に作業をさせていただくという想いを共有した、人と人との「結の杜づくり」とは、まさに日本を、そして地球を守るネットワークかのようです。

(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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環境シンポジウム「今を生き抜く風土学~足もとから社会と心の平和を考える~」に向けて矢野智徳よりメッセージ
配信元)



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「杜の財団」及び、矢野智徳さんの言を取り出してみました。

◯「大地の再生では、阪神淡路大震災以降これまで被災地活動を重ねてきています。視察調査から復旧作業まで、空気と水の循環視点及び流域視点でこれらを観察し、それを踏まえて復旧実践をしてきました。自然の営みに適うやり方・あり方だと、それが自然も社会も風土再生につながる ことを、今1月より杜の財団で続けている"能登震災風土環境再生事業"においてより実感しています。今回とそしてこれまで紡いできた成果をなんとか社会につないで参りたいと思います。」

◯「---風土は すべての生きもの いのちのみなもと---大地空間、大気空間・・・そのリズムで、いかに連携をはかれるか。風土再生とはこの風土のリズムに還るということ。生態系の循環に沿う風土の機能に沿うとは渦に還るただそれだけ。それは、たんに戻ることを意味しない。それは、循環のリズム。命のリズム。人のあらゆる営みのリズムは、渦に還る ということ。それをあらゆる人と協賛してその上で行われるあらゆる事象の学びを 共振し、渦の流れに沿う 学びと実践によって 一つずつ再生していく。

◯「呼吸をしている限りは、まだ間に合う。水と空気の循環を整えれば、瀕死の自然環境も治せる。

◯「待ったなしの地球環境をシフトチェンジしていくため、古来私たち人間が大切にしてきた「風土」という視点を取り戻すため、一人ひとりができることは何なのか?長年のフィールドワークから導き出された基調講演や、現場での実践報告、それに伴う研究発表を通して、草の根のつながりの中で意識と行動に変革をもたらすキックオフ•ミーティングとも言えるシンポジウムです。

◯「「大地の再生」が現場で培ってきた視点や技術を研究・実用化していくための学術連携機関「風土再生学会」。大地の再生技術の特許化を進める「大地の再生技術研究所」。そして、地域の生態系の改善と保全、風土の豊かさに寄与する公益活動を行う「杜の財団」。風土が悲鳴を上げている現代において、三者による、自然と人間の関係性に新たな視座を投げかけるシンポジウム。

◯「<大地の再生の領域を越えて、風土の再生へ>風土学〜 Fudology〜、それは平和につながる新しい学問の始まりです。

◯「すでに言い尽くされた感じのある風土について、じつはまだまだこんなものではない。 もっと本質的な風土について、皆さんとともに深め、進化させたい。

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[YouTube] 来るべき、馬で代かき🐴

ライターからの情報です。
馬ッテリー、すご〜い🤩
子どもたちの歓声もいい✨
水も清冽になりそう💦

※「お肉」になる予定で売りに出されていた馬を買い取って馬耕用に育成したとのこと。今後は、競走馬の第二の人生(馬生)をJRAと研究するという。

代かきとは。
スノーチューブとは。涼し〜❄️
(しんしん丸)
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スノーチューブ引っ張り代かき 水田に子どもたちの歓声響く 福島
配信元)


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