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ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第15話 ― 大事件の発生とその背後

 事実を事実としてありのままに認識する。これがすべての始まりです。
そして
 ①事実として何があったのか?
②その事実はどのような経緯や仕組みで起きたのか?
それで誰が最も得をしたのか?
これを探ることでかなり真相に近づけると考えています。順番としては①を先ず認識しますが②と③は場合によって入れ替わりもします。
 過去に歴史的な大事件は多くありましたが、その真相は隠され、大事件を主導したいわば主犯も明らかにされないまま現在に至っているケースは数多くあります。
 ところが、歴史的大事件の主犯が誰か?を探るには、③それで誰が最も得をしたのか?、これを見ていくととほぼ間違いなく該当します。
 明治維新は複雑で、地上世界の細かな動きを追うとかえって迷宮入りそうになります。これはユダヤ問題全般と同様です。大きな視点から全体像を眺めたほうが真相には近づけそうです。
 地上世界は天界の写しでもあります。天界の動きが地上に反映され、また地上の動きが天界も動かします。
 今回は明治維新に至る時の天界の大事件とその主犯から見ていきます。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第15話 ― 大事件の発生とその背後

地上に降臨する神団の大君 〜大君の座を奪取した神


竹下さんの「天界の改革シリーズ」の「天界の改革1」に以下のようにあります。

「『ホツマツタヱ』を見ると、天照大神には12柱の妃の名前が明記されています。600年に一度の周期で妃の1柱を大君(オオキミ)として、大君を支える神団が地上に降臨し、入れ替わります。2007年1月1日に新しい大君として瀬織津姫穂乃子様とその一団が地上に降臨してきました。」


2007年1月1日に、瀬織津姫様を大君とする神団が地上に降臨したのが「天界の改革」のスタートとなりました。しかしこれを正常にスタートさせるには大変な問題があったのです。記されてあるように600年周期で神団が地上に降臨し、入れ替わるようなのです。そしてこの神団の中心となるのが天照大神の12の后のヒメミコ様たちです。

シリウスシステム全体を天帝として、実質、政治的に統治していたのが天照大神です。その天照大神の12の后を大君とする神団が編成され、順に先の神団と交代して地上に降臨されて霊的に地上を治世されるようなのです。治世される場所が伊勢神宮です。だからこそ、日本が霊的統治の中心なのです。

ところがこの交代ができなければ、新たな神団が降臨できず大変なことになります。その正確な経緯は映像配信「ホツマの神々 天界の改革の全体像(1)[前半]」などを視聴されれば良いのですが、大変な事態になっていたのです。

2007年1月1日の前、本来は伊勢神宮で治世される大君の座にあるのは瀬織津姫様の先代の色上姫様のはずです。しかしこの大君の座が奪われていたのです。歴史上は旧暦の1867年1月孝明天皇が崩御されたことになっています。そしてその同年10月に大政奉還がなされました。この時とてつもないことが天界で起きていました。天界のクーデターです。

大政奉還にて大君のヒメミコ様(色上姫アサコ様)が幽閉され、それに取って変わってタケミカヅチ尊が大君の座を奪取したのです。


そもそも地上に降臨する神団の大君の座は、天照大神の12の后が順に勤めているので天照大神の名代としての座であり、男神であるタケミカヅチ尊がその座を奪取することは本来ありえない事態です。別の言い方をしますと、大政奉還は天界に於いても尋常ならざる大事件だったのです。そしてその大事件で最も得をしたのが、ありえないはずの大君の座を奪取したタケミカヅチ尊だということになります。

前回に北朝の守護勢力(北朝勢力)と南朝勢力があり、明治維新を主導したのは霊的存在を含めた南朝勢力だったこと、そして影に隠れた裏の南朝勢力に春日系の神々がいたことを見ました。

代々基本的に日本の天皇は父系を通じて天照大神の血統を受け継いでおり、これを本来守護する最高勢力が地上に降臨した神団であり、その中心である大君・天照大神の名代の大君でしょう。ところがその大君の座が奪われたのです。

これは推測に過ぎませんが、タケミカヅチ尊は味方(北朝勢力)を装いながらも大政奉還を色上姫様の致命的な失政だと厳しく咎め、もはや大君の座を任すことはできないとして成り代わったように思えます。一連の動きを見るならば裏から明治維新を主導したその本命こそがタケミカヅチ尊だということになります。いわば主犯です。

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20/01/13 フルフォード情報英語版:救世主教がイランで仕掛けた狂気の一手は裏目に出て、報復が始まる

 正月早々にイランとイラクの司令官が暗殺された事件は様々な情報や分析が飛び交っていますが、フルフォード氏は人工的にハルマゲドンを起こして、救世主降臨を願う狂信者の犯行と見ているようです。トランプさんの支持基盤の福音派キリスト教徒と婿のジャレッド・クシュナー率いるユダヤ正統派のせいで、アメリカは世界中から顰蹙を買ったと。
 ホント、聖書の世界観は迷惑千万。こういう時は、クリスマスとお正月を祝って、法事もすれば、言霊も付喪神も大事にするごった煮の日本が気楽でいいなーとつくづく思います。古くから仏教にはインドの神々も取り込んでいますし、ギリシャや北欧の神々もゲームや小説で取り込むし。『聖☆おにいさん』を笑って読んでいても殺される心配ないし。
 好感度アップのためには、何かにつけて唯一絶対神に祈るパフォーマンスをせねばならないアメリカ文化。見ていて、非常にしんどいっす。そして結構な割合でパフォーマンスどころか本気でやっている方々がいるので、すこぶる面倒くさい。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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救世主教がイランで仕掛けた狂気の一手は裏目に出て、報復が始まる
投稿者:フルフォード

福音派が余りに頭のおかしい作戦を決行して、皆がドン引き


イランでアメリカ政府が画策したこのところの【一連の】事件だが、大きく裏目に出た上に、反動はまだ始まったばかりだ、と複数の情報源が口を揃えた。

英国、そして残りのアングロサクソン世界を米国の現政権との同盟から離反させる羽目になったことが【今のところもたらされた】最悪の結果だ、と複数のMI6筋は言う。「決して起こってはならないことが起こってしまった。欧米諸国はイスラム世界を明け渡して、イスラエルを抱え込む必要があるのに」、と同筋らは言う。

イスラエル勢ですら、自ら生み出した福音派キリスト教徒の狂人っぷりを前に、その危険性を認識するようになってきた、とモサド筋も賛同する。
https://www.thedailybeast.com/netanyahu-distances-from-soleimani-slaying-says-israel-shouldnt-be-dragged-into-it-report

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

勿論、残りの世界はとうの昔に米国を鼻つまみ国家として見ている訣で、今やドナルド・トランプ米大統領は世界の舞台で完全に孤立してしまった。

予想外の影響に言及する前に、【まずは】何が起こったかを正確に要約しておこう。ようは我々が単純化して「シオニスト」と呼んでいるメシアニック・ジュー【※救世主ユダヤ教】の狂人連中が、いつものように第三次世界大戦を始めようと試みたのだ。奴らが長らく待ち望んだハルマゲドンを実現するため、無駄に終わったとはいえ、今回は以下のようにエスカレートする一連の出来事を画策した:

1. イラクでアメリカの請負業者を一名殺害して、イランのせいにする
2. トランプを説得するなり脅すなりして、均衡を欠いた対応に出る【※年末にイラクの民兵組織の基地を空爆したこと】
3. 【アメリカ側の】イラン人工作員や、洗脳された騙されやすいカモを使って、バグダッドの米国大使館で暴動を起こさせる
4. イランのガーセム・ソレイマーニー司令官の殺害という戦争犯罪をトランプに行なわせる
5. ウクライナ航空機を遠隔操作でハイジャックし、トランスポンダを切ったままイラン軍の基地へ向けて飛ばすことでイラン側を騙し、撃ち落させる
(この点についてまだお気づきでない読者に対して言っておくが、1990年代後半には米国は全ての民間航空機にハイジャック対策という名目で遠隔操作のハイジャック装置を取り付けている。ハザールマフィアの政治目的のため、この機能は繰り返し悪用されてきた。)

こうして奴らはイランの政権交代を画策し、試み、失敗したと。

とはいえ、その代わりにこの無様な作戦のお蔭で、欧米の諜報や軍界隈におけるクリティカル・マス【臨界質量となる一定数】を、米政府が第三次世界大戦を始めようとしている狂信的カルトに乗っ取られてしまったという事実に目覚めさせることには成功した。

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フィル・シュナイダー氏が語る:「阪神・淡路大震災」を仕掛けた理由 ~当時最先端の日本のスパコン拠点であった神戸をNWOが破壊した

竹下雅敏氏からの情報です。
 阪神・淡路大震災から25年も経つのですね。私は神戸で育ったのですが、そろそろ地震が来そうでヤバイから、田舎に住まないかと両親に持ち掛け、母が広島の出であることから、広島の田舎に移り住むことになったのです。
 その1年後に、「阪神・淡路大震災」が起こりました。また、当時はオウム真理教の麻原彰晃が、この神戸の大地震を的中させたことが話題になりました。1990年代の半ばは、今思い返しても、かなり危ない時期だったと思います。
 「阪神・淡路大震災」は、当時からベクテル社の関与がうわさされ、麻原彰晃は人工地震であると断言していました。この件に関して、「エリア51」のS4という地下基地で、米軍とグレイエイリアンとの間で銃撃戦があった「ドリシー戦争」の生き残りであるフィル・シュナイダー氏が、阪神・淡路大震災を仕掛けた理由を述べているようです。
 引用元で井口氏は、“この話は非常に説得力がある。私は1995年にちょうど理研にいた。富士通のスパコン部門を辞めて理研に行った3年目だから、当時我々がスパコン世界で世界最先端を行っていることを知っていた。確かに神戸に理研の拠点ができつつあった。”と言っています。
 フィル・シュナイダー氏の言っていることが事実なら、アメリカという国は同盟国ですらこのような形で攻撃し、多くの罪のない人を平気で殺せるのだから、敵国には何をするか分かりません。イランが、“アメリカに死を!”と叫ぶ理由が分かる気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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25年前、もしもスマホがあったら 1.17を追体験
引用元)

動画は引用元でご覧ください(画像をクリックすると引用元に飛びます)
【動画】阪神・淡路大震災から25年。1.17に何があったのか、動画や音声であの日を「再現」する

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から25年を前に、朝日新聞デジタルは、ビジュアル特集「1.17 再現/阪神・淡路大震災」(https://www.asahi.com/special/hanshin-shinsai117/)を公開しました。
(以下略)
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配信元)

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ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第14話 ― 大和行幸から見えるもの

 日本編に取りかかることができるかな?、できたとしても他のことを見た最後になるだろうな、と思っていました。自信がなく躊躇していた最大の原因は、現在もそうなのですが、端的には地上の勢力図で示すと、藤原氏と秦氏との関係が謎というか不可解で整理できていないからです。
 藤原氏と秦氏は基本的に敵対関係にあり、それぞれのバックにあったホツマの神も互いに敵対関係にあったのは教えてもらっていました。
 藤原氏は藤原鎌足から始まる超有力氏族です。天皇家と婚姻を繰り返し、朝堂を独占していました。ウィキペディアでは次にある通りです。

「江戸時代の朝廷において大臣就任の資格を持つ上位公卿17家系(摂家、清華家、大臣家)のうち14家系が藤原家、残り3家系が源氏であり、徳川をはじめとした主要武家の多くも源平や藤原流を称していることを併せると、皇統と藤原家の二つだけの血流が支配階級をほぼ独占するという世界でも稀な状態であった。」

この藤原氏を守護していたのが祖神であるタケミカヅチ尊です。春日大社で祀られる有名なホツマの軍神です。一方の秦氏は古代ユダヤの末裔であり、応神天皇の時に大挙して日本に渡来してきました。秦氏を守護するホツマの神の代表は応神天皇で、八幡系の神社で祀られています。この秦氏が「藤原氏の朝堂独占に対抗するために 聖武天皇の密勅により丹波国で結成」ウィキペディアしたのが秘密結社八咫烏です。
 タケミカヅチ尊を代表とする春日系の神々と、応神天皇を代表とする八幡系の神々は激しい対立と権力争いをしており、地上世界でも基本的には藤原氏と秦氏は敵対関係にあったのは確かです。
 しかしことは単純ではなく、秦氏(八幡系の神々)と藤原氏(春日系の神々)の関係は対立関係だけでは括れないのです。幕末の孝明天皇とその周囲や、八咫烏の政治組織・天忠党の動向を見ていくとその複雑さが浮かび上がります。そして地上世界の支配の実態の一端も…。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第14話 ― 大和行幸から見えるもの

複雑な秦氏と藤原氏の関係 〜裏の南朝勢力に春日系の神々


前回見たように、日本側は1858年の日英条約で外国勢力から次の2つの要件を突きつけられていたはずです。

①日本全土を天皇の領土にすること。
②日本天皇は英国女王のしもべとなること。


英国女王を代表とした外国勢力は悪魔崇拝海賊団の300人委員会で、その大ボスにはロスチャイルドがいました。

日本側は①②の要件を満たす天皇の擁立を迫られていたのですが、当時の北朝天皇である孝明天皇にとっては①②の要件は飲めるものではありません。しかし、日本の南朝勢力はこの①②の要件を軸に革命を起こすべく動いていたでしょう。

明治維新は既に見たように南朝革命でもあり、これはロスチャイルド家が中心に進めていた世界革命(ヴァイシャ革命)の一つでもあったと見ています。そして世界革命はハルマゲドン計画の一環でもあり、日本の南朝勢力はこのハルマゲドン計画に呼応して、北朝の守護勢力に対する攻勢を強めていたのです。


この南朝勢力とは「攘夷」や「天誅」を叫び京都を席巻していた長州勢や、それと気脈を通じる三条実美たち急進攘夷派の公卿を含みますが、そのバックにあって倒幕運動を展開していた中核組織が天忠党です。

天忠党は秘密結社八咫烏の政治組織で、八咫烏は秦氏が組織しています。従って南朝勢力の中心にあったのは秦氏であり、そのバックにはミトラやマイトレーヤのホワイト・ロッジが、更にそれを守護するのが応神天皇を代表とした八幡系の神々です。これはすぐに読み取れます。

しかし、ハルマゲドン計画に呼応した日本の南朝勢力とは秦氏とその背後の霊存在だけだったのか?といえば明らかに違います。藤原一門とそのバックの霊存在が影に隠れた裏側にいたはずです。

藤原一門はまさにその名の通り蔦をどこまでも伸ばすがごとく、どこにでもその触手を伸ばしていて、その一門の全てではないでしょうが、一部は南朝勢力となっていたはずです。超名門で歴史が古い藤原氏は巨大で全体が捉えにくいのです。

藤原氏は、ホツマの神ではタケミカヅチ尊や中臣氏の祖神アマノコヤネ尊が守護していたのは分かります。しかしハイアラーキーでは、ホワイト・ロッジの闇組織に所属していたのか?、ブラック・ロッジと通じていたのか?判然とせず、秦氏のバックのホワイト・ロッジのようには、どの秘密結社に所属していたかがよく分からないのです。もしかするとどことも通じていた?とも思えます。


そして天忠党は秦氏が組織した八咫烏の政治組織ですが、ここのど真ん中にも藤原氏自体は入り込んでいます。公家はほぼ藤原氏なので当然ですが、貴嶺会が示す天忠党の総督の中山家の家系図はアマノコヤネ尊を祖神としています。

更に貴嶺会の「天國の霊鉾」についての記事内容や、「天國の霊鉾」の祭を春日大社で執り行っているいくつもの写真を見れば、天忠党総督の中山家は春日系の神々がバックボーンにあると見るのが自然なのです。

秦氏と藤原氏、そしてそれを守護する八幡系の神々と春日系の神々は対立関係にありました。しかし、裏の南朝勢力には藤原氏と春日系の神々もいたのです。

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ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第13話 ― ホツマの神々の承認

 「死して護国の鬼となれ」、これは日清戦争の直前に作られた軍歌の中にあるフレーズです。このようなフレーズのもと明治以降日本は、その皇軍は、日清戦争、日露戦争、太平洋戦争へと突き進んでいきました。
 日本国民は“お国のため”に戦死すること、死して後もいわゆる成仏し自由になることも許されず、荒魂の鬼神として国家体制の支配の中に組み込まれることが課せられていったのです。国民を所有物扱いし、その生と死さえも束縛・支配するカルト国家が日本だったとも言えるでしょう。
 “現人神”天皇が統治する中央集権国家、日本神道の皇国日本を明治維新は誕生させました。しかしこの皇国日本は、日本人の総意に基づきて出来上がったのでは決してありません。ほとんど全てに近い日本人は真相を隠され、騙されて日本国家に組み込まれてきました。
 皇国日本を作る動きは、江戸後期からは八咫烏によって起こされました。その上で幕末の外国勢力「300人委員会」の動きによって皇国日本は誕生したのです。皇国日本は八咫烏と「300人委員会」によって作られ、その支配下にあった国家体制とも言えるでしょう。
 そして八咫烏、300人委員会のバックにはホワイト・ロッジ、ホワイト・ロッジ内闇組織の存在が、それにブラック・ロッジが絡んできてもいます。
 ただし、それだけではありません。ホワイトロッジ等はハイアラーキですが、それだけでは皇国日本を作れません。日本は地球の霊的統治の中心なのであって、人間とハイアラーキの思惑で勝手に改変できるものではなく、ホツマの神の承認が必要だったはずなのです。そしてこの皇国日本は、相敵対するホツマの神々の利害が一致してもいたのです。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第13話 ― ホツマの神々の承認

日英条約の穴 〜「幻(ファントム)の君主」天皇


1858年夏にジェイムズ・ブルース(エルギン伯爵)が日英条約の際に突きつけたであろう、英国官報ガゼット紙に記載されている「英国女王陛下は、…日本の帝の領土における権限と管轄権」を所有する。これには次の2つのポイントが求められ課せられているのは自明です。

①日本全土を天皇の領土にすること。
②日本天皇は英国女王のしもべとなること。

しかし当時の日本の状況は、そう簡単にはこの2つのポイントの実現を許すはずが無かったのです。まず孝明天皇は②を受け入れるはずもありません。そして『アーネスト・サトウ伝』では 日英条約を巡る状況の複雑さと難しさを次の三点に指摘しています。

イギリス外交官アーネスト・サトウ
Wikimedia Commons [Public Domain]

日本の君主たる天皇は「幻(ファントム)の君主」であり実権がなかった。
しかし実権を有する徳川将軍は天皇の下位であり、条約発効には天皇の勅許が必要。
③更に徳川将軍は実権があるとしても、雄藩のコントロール能力はなかった。

以上の三点から「条約は天皇の批准を受けていないので拘束力はない」「諸侯は、将軍のみの調印によって当該条約に拘束力があるのを承認することはできない」と、条約を反故にされる危険性があるとし、次のように指摘しています。

「ラザフォード・オールコック卿はパーマストン内閣に次のような方針を採用するように提案した。
(1)天皇の条約批准を迫る。
(2)天皇の「幻の権力」を真の権力とするように努力する。」

Wikimedia Commons [Public Domain]

ラザフォード・オールコックは、日英条約に基づき江戸に駐留した英国外交官です。彼が時の英国首相パーマストンに提案した(1)(2)の内容は、(1)が②日本天皇は英国女王のしもべとなること、(2)が①日本全土を天皇の領土にすること、以上のそれぞれと通じているのが透けて見えるでしょう。

英国側は日本を英国女王の所領とすることを課せてきたのですが、注意点があります。繰り返しになりますが、英国女王は300人委員会の長であり代表です。コールマン博士が悪魔崇拝海賊団であるイギリス東インド会社が300人委員会となったとしていますが、1858年日英条約のこの年にイギリス東インド会社は、その役割を果たし不要になったのでしょう、解散し、イギリス東インド会社は300人委員会になっています。

英国女王は、英国国家というよりは300人委員会の代表として日本側に日本所領を突きつけたのです。

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