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山田正彦氏「国は私たちを救ってくれない」「条例でできる。私たちが本気になれば」〜 地方分権一括法で国に押し付けられた「種子法・種苗法」廃止を跳ね返せる

 10/26に東京で「全国オーガニック給食フォーラム〜有機で元気!」というフォーラムがあり、大変な盛況だったそうです。日本の学校もオーガニック給食に変えていこうという取り組みに、日本各地の市町村長、農水省、市民団体、JA、オーガニック生産者、そして鈴木宣弘先生、世界からは韓国、フランスからの報告もあり、1200人収容ホールは満席、オンライン参加を加えると4000人規模の大会になったそうです。時事ブログでもオーガニック給食の情報を取り上げてきて、子ども達を健やかに育むためには日本全体の農業、食糧事情、教育への予算など総合的に取り組む必要があることを知りました。政治家やどこかの専門家にお任せでは進まないと気づいた市民が力強く取り組んでいるようです。
 このフォーラムに際して、山田正彦元農水大臣が映画「食の安全を守る人々」の上映会場で講演をされた様子を、環境ジャーナリストの明石純子氏がを取材されていました。その講演内容に「あまりにも感動した」ということで急きょダイジェストで公開されていました。
 動画のお話はどれも大事ですが、とりわけ17:00あたりから「条例」についての話をされていました。「種子法・種苗法」は主食になる穀物を国が管理して、安全な伝統的な在来種、優良な種子を農家に安く提供するものですが、「2017年に突然、安倍晋三、呼び捨てにしますが(笑)、安倍晋三が民間の種子に変えろ、これまでの安全な種子は農家にも県にも作るのをやめなさい、と。ただし、三井化学のミツヒカリ、日本モンサントのトネノメグミ、豊田通商のシキユタカが農家に行き渡り、作り始めるまでは、県がこれまで通り種子の提供をすることを認めるとした。」このことは全く報道されなかったそうです。そこでこれまで通りの安全な在来種、その土地にあった種子を安く提供するという条例を新潟、埼玉、兵庫県が皮切りとなって作り、今や31の都道府県で種子条例ができました。「国がバカなことをやっても、条例で私たちが取り戻すことができる。」「例えば今治市。今治市の承諾なく遺伝子組み換えの農作物を今治市で作付けした場合には半年以下の懲役、50万円以下の罰金に処すという条例を作ったのです。」
 そして(22:30)ここからが圧巻でした。
日本は明治以来中央集権国家だった。各都道府県、各市町村は国の指揮命令監督下に置かれた。ところが民主党が政権を取った時、「地方分権一括法」地方自治法の改正を、憲法上の地方分権に沿って大改正をやった。新聞テレビ、どこにも載らなかった。省庁も内緒にしている。例えばコロナ対策では国は市町村にどんどん通知を出し、市町村は素直に従った。ところが日本で唯一、和歌山県は従わなかった。独自のコロナ対策をやって成功を収めた。これは海外でも報道されたが日本では報道されなかった。和歌山県知事は「私たちは地方分権一括法を忘れているのではないか。」と言い、「厚労省の通知が良いか悪いかは私たちが判断します」と若い職員さんが言う。これが地方分権なのだ。今やそうなっている。法令に反しない限り何でも条例で定めることができる。「住民税を払っている私たちの権利なんです。国は私たちを救ってくれませんよ、今のままでは。私たちが自分で、自分たちの健康と命を守らなきゃいけないんです。条例でできます。私ちが本気で頑張れば、地方から地方自治体から私たちの権利を守ることができるのです。」最後は御年80歳とは思えぬ迫力の訴えでした。
 利権に侵されず、住民を尊重できる市会議員、県会議員を選ぶことができるならば、私たちは身近な安全を勝ち取ることができることに気づかされました。
(まのじ)
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山田正彦
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元農林水産大臣 山田正彦先生 『人生をかけて解決に!今、どうしてオーガニック給食が必要なのか?』
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昆虫食は哺乳類には適さないらしい 〜 昆虫に含まれる「キチン」など安全に消化できない成分がある

 悪評ふんぷんだったのか、お箸を使って虫のフルコースを食べていたニコール・キッドマンの動画は消えていました。昆虫食キャンペーンにしてはインパクトあり過ぎの、トラウマレベルでした。
いや、フリーズドライの粉末だったらGでもコオロギでもイケるのでは?と期待しておられる方に悲報でございます。どうやら昆虫に含まれる「キチン」という成分や「変成ステロイド、特にエクジステロイド」は、哺乳類の食には適さないそうなのです。「鳥のみが安全に昆虫を処理できます。」とか。これらの成分は様々な病気の原因になるとあります。
 けれども信州の方では昆虫を食べるではないか?という疑問も湧きます。蜂の子、イナゴ、ザザムシなどなど。もっともこれらは「珍味」つまり珍しい食べ物として親しまれ、主食のようにお茶碗いっぱいに毎日モリモリ食べていたわけではない。日本人にとって身近な昆虫が取り立てて食物にならなかったのは、それなりの理由と知恵があったのでしょう。そもそもお茶碗いっぱいに毎日モリモリ食べるほどの捕獲量がなさそうです。例えば蜂の子を採取する動画では、まずスズメバチの巣を見つけて、無事に持って帰り、それから蜂の子一つ一つを丁寧に取り出す作業をやっています。
昆虫をモリモリ食べるのは、ニコールさんに任せましょう。私たちには野草という味方がある!
(まのじ)
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(中略)
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食べるために蜂の子を巣から採ってみた。
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自然に即した豊かな未来を感じる2つの動画 〜「日本国民が早く気づけば」実現可能に

読者の方からの情報です。
 日本では肥料が不足し始めているそうですが、このことを少し主人に話したら、ドイツの農家の無農薬栽培には、肥料は家畜の糞等の本当に自然なものだけのみ使用する、という規則があるのだそうです。ただ、トラクターなどの燃料はどうなのかという問題はあります。ディーゼルに代わる植物油なども、トラクターなどの燃料として以前から使用されています。
 今回投稿させて頂いたこの動画ですが、こういう生き方、本当に自然で素晴らしいと思います。
不便なことも色々あるでしょうが、なんか憧れます。こういう生活なら、食料危機でも大丈夫でしょう。もう一つの興味深く思った動画では、このように電力が自給できれば、危惧されているブラックアウトも関係ないのでいいですね。
 竹下氏が時事ブログの解説でしばしばコメントされているように、日本国民が本当に早く気づけば、こういうこともどんどんあちこちで進められていくのではないでしょうか。
(匿名)
 ドイツにお住いの読者の方から、日本の興味深い動画をご紹介いただきました。一つは、青森県南部町で、驚きの自給自足の生活をされているご一家でした。若いご夫婦と、実にしっかりした愛くるしい坊やの3人家族が豊かに暮らしておられる様子が眩しい。廃棄された木材がお宝のように集められていますが、「生き生きと森で育っている木を切り倒してまで(薪として)暖をとったり煮炊きをしたくない。それだったらガスを契約したほうがいい。」自給自足のエゴのために自然を痛めつけるようなことはしたくない、と美しい笑顔で話されています。
 もう一つの動画は、アニメに出てきそうな美しい自然に囲まれた小さな集落です。高齢化で限界集落だった地域の、一転して移住者が急増したというレポートで、豊かな水量を利用した水力発電を事業化して、地域の自主財源年間2400万円を創出したそうです。10年も前から堅実に計画されたもので、補助金目当ての村おこしとは全く異なる地域の再生です。ぴょんぴょん先生の記事にあった「寂村ファイブ」と違って、地元の人々の応援は手厚いようです!
(まのじ)
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【密着】「地球に優しい」生き方を選んだ3人家族…電気もガスも水道も契約せず
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”限界集落”が一転、移住者急増のワケ きっかけは水車だった・・・ 売電収入で新たな試みも【山口豊アナが見たSDGs最前線】(2019年8月)
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撤退したマクドナルドを買収したロシアの新ハンバーガーチェーンが始動 〜 100%国産、安心安全安価なファストフードに

 経済制裁の一環でロシアからマクドナルドが撤退したことは、かなりの話題になりました。ロシアっ子はマックが大好きらしく、西側からすれば「ザマミロ」な感じだったのでしょうか。ロシアの若き実業家が、マックチェーン全店舗を引き受けて買収し、全ての雇用、全ての負債も請け負ったという爽快なニュースがありました。新しいお店の名前は「ひたすら美味しい」みたいな意味だそうでおちゃめです。NHKのニュース解説では喜んでいるお客さんの反応を受けて「大事なのは質が変わっていないこと」と報じ、さらに、旧ソ連時代にマックが入った時には新たな西側流のサービスをソ連にもたらしたが、今回の新展開ではロシアが欧米ビジネスを自前でできるのかというテストケースだと、どこまでも上から目線のイジワルな解説をしていました。しかし!ロシアのバーガーは「質が変わらない」どころか、国産100%の安心食材で断然美味しくなったらしい。もともとロシアは有機農業大国です。何が食材になっているかわからない上に、10年経っても腐らないような本家マックのバーガーよりも、自前の安価で美味しいバーガーを食べられるロシアが羨ましいぞ。
最後の改名したらしいケンタッキーにも笑いました。KFCからKGBへ!
(まのじ)
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人工肉の時代はすぐそこに来ている / かつて話題をさらった「うんこバーガー」は消えたのか

 5/31の「竹下氏の時事トーク」の中で、ビル・ゲイツが出資する人工肉が市場に登場するまでのつなぎに、コオロギ・バーガーや「G」のバーガーの時代が来るやもしれぬお話がありました。いやもうカンベンしてくださいという気分ですが、狙いすましたように「人工肉」のニュースがありました。
 米グッド・ミート社は、規制当局から販売許可を得た唯一の培養肉企業で、2024年からは年間1万3000トンもの生産を予定しているそうです。動物の可食部の細胞を組織培養する人工肉で「環境に優しく」「味も食感も普通のお肉とまったく同じ」だとか。記事中に「25万リットルの容量を持つバイオリアクターを10基建設予定」とありました。このバイオリアクターとは、生物を使って反応を起こさせる装置で、なんと、お酒の発酵は、麹菌、酵母を使用する身近なバイオリアクターの典型例だそうです。それだとなんとなく安心ですが、近年は再生医療の発展に伴い、ほ乳類細胞の大量培養や組織・臓器を成長させるバイオリアクターが飛躍的に発展し、着々と食卓に向かっているようです。
以前に3Dプリンター技術の培養魚肉の記事を取り上げたことがありましたが、どちらにしても食べたくないぞ。
 ところで2011年、排泄物を含む下水の汚泥からタンパク質を取り出し、人工肉を作ると言うニュースがありました。当時の動画では、開発した社長が本当に「うんこバーガー」と名付けて食べておられて衝撃でした。2022年の今、その会社「(株)環境アセスメントセンター西日本事業部」は健在ですが、会社概要のどこを見ても「うんこバーガー」の文字は見当たりませんでした。時代を先取りしすぎたのでしょうか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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殺さない肉。世界最大規模の培養肉工場がアメリカに建設予定
引用元)
(前略)
 米グッド・ミート社(Good Meat)によると、建設予定のバイオリアクター(生物反応槽)は年間1万3000トンの生産能力を誇る。

 動物の個体からではなく、可食部の細胞を組織培養すること作る人工肉なので、家畜の命を奪うことはない。

 現在、世界には170社ほどの培養肉企業が存在するが、規制当局から一般への販売許可を得たのはグッド・ミート社のみ(2020年12月にシンガボール当局が承認)である。
(以下略)
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バイオリアクターとは? 細胞培養から再生医療までメーカーが解説します
引用元)
(前略)
バイオリアクターとは、「生物の」「反応槽」である

・発酵分野で発展してきたが、再生医療分野での発展が目覚ましい

・再生医療分野でのバイオリアクターは、外部液灌流タイプと血管内灌流タイプがある

・研究用バイオリアクターの臓器培養システムは血管内灌流に特化したバイオリアクターである

(以下略)
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