2025年7月11日 の記事

日本の保守界隈というのは、なぜ、かくも事実をありのままに認識できないのか? ~「実際の記録や当事者の声よりも、それらを曲解した幻想に多くのヒトビトが惹かれてしまう現状に強い危機感を覚える」/ 「南京大虐殺は捏造」という誤解

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画は読者の方からの情報提供です。参院選が近いこともあり、これまで無所属連合(元祖)日本保守党日本誠真会の主張を紹介しました。
 私は、これらの政党を支持しているわけではありませんが、これ以外の政党は今のところ票を入れる気にはならないという感じです。
 これまで何度も言っているように、選挙というのはゴミの中から再生利用できそうなゴミを選ぶ作業なのです。間違っても特定の政党や人物を信奉するようなことがあってはなりません。
 さて、今日の記事で2018年10月に掲載された「南京大虐殺」の動画を取り上げる気になったのは、(元祖)日本保守党の石濱哲信氏が「南京大虐殺は捏造」だと考えているのではないかと思ったからです。
 こちらの動画で石濱哲信氏は、“南京入った時に、世界中のマスコミがそこにいたんですよ。日本軍は素晴らしいって書いたんです。そしたらアメリカ、イギリスが困っちゃったんです。”と話しています。
 また、昨日の記事でも触れましたが、日本誠真会の主張する「大日本帝国憲法(帝国憲法)が正統なものである」という認識には違和感というよりも危機感を覚えました。
 日本の保守界隈というのは、なぜ、かくも事実をありのままに認識できないのか? 左翼が正しく認識しているとは思いませんが、動画のコメント欄に「実際の記録や当事者の声よりも、それらを曲解した幻想に多くのヒトビトが惹かれてしまう現状に強い危機感を覚える 投稿主の真摯さに深く敬意を表します」とあり、私も同じように感じました。
 冒頭の「永久保存版」の動画は、二つ目の動画の投稿主の方が推薦動画として紹介していたものです。「もちろん引用大歓迎です。どんどん使って下さい。」とあったので、このような形で転載させていただきました。
 冒頭の動画の17分の所で、当時の南京で治療にあたっていたアメリカ人のロバート・ウィルソン医師の姿があります。動画のコメント欄に『ロバート・ウィルソン医師の手紙』があり、“占領下で虐殺の実態を手紙に書いたが、日本軍を非難するだけでなく、善良な日本兵の存在も記録していることから中立的で内容の信頼度が高い。”と書かれています。
 また、「大東亜戦争は東南アジア解放のためだった」という誤解については、やはり動画の投稿主の方が、こちらのコメントで事実を説明しています。
 これらの説明にきちんと目を通せば、「南京大虐殺は捏造」という意見はなくなると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【永久保存版】南京大虐殺の証拠~当時の記録映像と生存者の確実な証言
配信元)
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CGで再現「南京大虐殺」
配信元)

@osugitakiji7842
投稿者です。虐殺否定派の藤井厳喜氏、上島嘉郎氏、小名木善行氏等の動画を拝見し、“実状を誤解されているかも知れない”と感じた部分を中心に、当動画の説明文を大幅に加筆しました。詳細は以下の9点です。否定派の方の疑問が少しでも解けますように。

(1)「1937年12月は欧米からも大勢のメディアが南京入りしているにもかかわらず、目撃者もなく、当時には一切報道もされていない」の誤解

欧米で事件は大々的に報道。占領2日目(12月15日)に早くも『シカゴ・デイリー・ニュース』が報道しており、第一報の時点で「NANKING MASSACRE(南京大虐殺)」の言葉を見出しに使用。12月17日には『ニューヨーク・タイムズ』が「大規模な略奪、婦人への暴行、民間人の殺害、住民を自宅から放逐、捕虜の大量処刑、青年男子の強制連行などは、南京を恐怖の都市と化した」「市内を広範囲に見て回った外国人は、いずれの通りにも民間人の死体を目にした。犠牲者には老人、婦人、子供なども入っていた」「日本軍の略奪は、町ぐるみを略奪するのかと思うほどであった。日本兵はほとんど軒並みに侵入し、ときには上官の監視のもとで侵入することもあり、欲しい物はなんでも持ち出した」と掲載。

南京には陥落時5人の欧米人報道関係者がいたが、全員が陥落3日後には南京を脱出。その後、虐殺のあったとされる時期には、日本軍は欧米の報道関係者の入城を許していない。事件の続報として、「ライフ」1/10、「ワシントンポスト」1/12、「マンチェスター・ガーディアン・ウィークリー」2/11、「タイム」2/14、などが惨状を伝えている。

・南京アメリカ大使館 エスピー副領事の報告(1938年1月作成)※事件の翌月

「(日本軍指揮官は入城前に兵士に規律を求めたが)それにもかかわらず、大勢の兵士が筆舌に尽くし難い凶行を犯したことは事実である。日本兵は盗賊の如く欲しいがままに振舞っていた。市内では数えきれないほど大勢の男性、女性、子供が殺害された」

・南京ドイツ大使館分館 書記官ローゼンの報告(1938年2月10日付)

「私は先の日曜日に日本軍が引き起こした「英雄的行為」の現場とその四人の犠牲者をこの目で見た。そこでは二脚の椅子を運んでいた老人が、日本兵にいとも簡単に銃で撃たれた。この老人の姉は、日本兵が接近したので近くに隠れていたが、知りあいの二人を呼んで、竹竿と縄で戸を担架に作り変え、重傷の老人を運び去ろうとした。すると日本兵は、重傷の老人と姉、老人を運ぼうとした二名、合わせて四名全員を射殺したのだ。[略]同日ラーべ氏は、池から120以上の死体を運び出す様子を目撃した。人々はまず機関銃で殺され、その後で焼かれた。焼却に手問取ると、死体は水中に投げ込まれたのである。犠牲者は針金で後ろ手に縛られていた」

・南京ドイツ大使館分館 事務長シャルフェンベルクの報告(1938年2月1日付)

「南京入城のさいの日本軍の所業については、チンギス=ハーンを思い出さずにはいられないほどの徹底した破壊ぶりであった。日本兵はこう言い含められていたに違いない「ここで頑張った奴はみな、南京で美しい娘をモノにできるぞ」。こうして南京に残っていた女という女はまったくひどい目にあわされた」

・『シカゴ・ディリー・ニュース』(1938年2月4日付)「(陥落時は)逃げ場を失った人々はウサギのように無力で戦意を失っていた」「日本軍は兵士と便衣兵を捕らえるため市内をくまなく捜索した。何百人も難民キャンプから引き出され、処刑された」「日本軍には戦争なのかもしれないが、私には単なる殺戮に見えた」(A・T・スティール記者)

・日本国内は検閲で事件を報道できず。特派員として陥落直後に南京を取材した石川達三は、敗戦翌年に「読売新聞」(昭和21年5月9日)へ寄稿。「入城式におくれて正月私が南京へ着いたとき街上は屍累々大変なものだつた、大きな建物へ一般の中国人数千をおしこめて床へ手榴弾をおき油を流して火をつけ焦熱地獄の中で悶死させた。また武装解除した捕虜を練兵場へあつめて機銃の一斉射撃で葬つた、しまひには弾丸を使ふのはもつたいないとあつて、揚子江へ長い桟橋を作り、河中へ行くほど低くなるやうにしておいて、この上へ中国人を行列させ、先頭から順々に日本刀で首を切つて河中へつきおとしたり逃げ口をふさがれた黒山のやうな捕虜が戸板や机へつかまつて川を流れて行くのを下流で待ちかまへた駆逐艦が機銃のいつせい掃射で片ツぱしから殺害した」。
※この寄稿内容を後に石川が否定したという説は、録音テープや自筆の手紙という物的証拠がなく説得力がない。
(中略)

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参院選の東京選挙区では売国政治家・武見敬三候補が当選の可能性、これまでのワクチン行政を認め、今後計画されるパンデミックの際にWHOによる国家を超えた管理社会を許すのか

 7月8日時点での参院選・東京選挙区の情勢では、6人目に武見敬三候補が食い込んでいます。自民党に逆風とは言え、組織票がものを言うようです。新型コロナワクチンをゴリ押しし、厚労大臣時代には自ら633名のワクチン死亡者を認定していながら、それでも「重大な懸念は認められない」と言い続けた売国政治家を再び議員として選出することは、これまでのワクチン行政を追認するだけでなく、これから計画しているパンデミックとその後の強権的な管理社会を許すことにつながります。
 金子吉友氏が選挙前のおさらいとして「日本DS代理人の武見敬三氏と日本医師会との黒いつながり」についての動画をあげておられました。WHOが推進していたパンデミック条約を日本で最も強力に進めていたのが武見敬三氏でした。父親で日本医師会会長だった武見太郎が作ったハーバード公衆衛生大学院の中に武見プログラムという奨学金制度があり、武見敬三氏はこのプログラムをちゃっかり使って留学しました。その後、武見敬三氏はWHOのグローバルヘルスの推進者、そしてWHOの親善大使として活動してきました。武見敬三氏の娘・武見綾子氏は2021年からWHOコンサルタントをしており、同時にアメリカの笹川財団の研究員でもあるそうです。
 武見敬三氏と日本医師会とのつながりを見ると、武見敬三後援会の会計責任者は「釜萢敏(かまやちさとし)」となっています。ワクチンを推進したこの人物は現在、日本医師会の副会長だそうです。日本医師会は日本医師連盟を通じて自民党に候補者を申請する慣習があるそうです。日医連から自民党への2022年の献金は2億円、申請された候補者は公認され、当選確実というわけです。そしてこの参院選で日本医師会から比例の候補者となったのが釜萢敏氏でした。当選後は日本のグローバルヘルスの中核を担うと目され、金子氏は「厚労副大臣になると思います。」と予想しています。
 イギリスの王立国際問題研究所(チャタム・ハウス)が開設したユニバーサル・ヘルス委員会のメンバーに武見敬三氏の名前があることから、今後の彼の役割は、次のパンデミックの際にWHOが司令塔として国家の権限を超えてより強力な影響力を持てるようにすることだと思われます。
 参院選で、比例のかまやち敏候補、そして選挙区の武見敬三候補が揃って当選するようなことを「最近5年間の総括となる国民の本当の意向」にして良いものか。
(まのじ)
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