[ロシアの声ほか]ウクライナのポロシェンコ大統領「勝利は不可能」と認める

竹下雅敏氏からの情報です。
 これらの記事を見る限り、ポロシェンコがナサニエル陣営に寝返った結果ではないかと思えます。ただこの手の連中はいつ裏切るかわからないので、もう少し様子を見る必要があります。 
 日本の場合がその典型で、ブッシュ・ナチ陣営であったジャパン・ハンドラーは、ナサニエル陣営(正確にはアンドリュー陣営)に寝返ったのですが、実際には寝返ったふりをして、スパイの様にブッシュ・ナチ陣営に有利な動きをしていたのです。こうした裏切りが原因で、細川・小泉連合による東京都知事選の敗北、そして今現在の集団的自衛権の解釈改憲という流れになっているわけで、現在この連中を処分して本来の流れに引き戻す作業が進行中です。
 世界の権力構造はフリッツ・スプリングマイヤー氏のような勇気ある人物のおかげで、その全貌がかなり明確に把握出来るのですが、不思議なことに、日本の権力構造は相当に複雑なのです。私自身はその急所は押えているつもりなのですが、まだ完全に全貌を掴まえているとは言い難いのです。この部分がはっきりと掴まえられれば、相当早く改革が進むのですが…。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ポロシェンコ大統領 両人民共和国に対する勝利は不可能と認める
転載元)
© Photo: RIA Novosti/Sergey Guneyev

© Photo: RIA Novosti/Sergey Guneyev


ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領は「ウクライナ軍は決して、国の東部諸地域に対し勝利を得る事は出来ないだろう。ドネツク及ぶルガンスク両州では、人心をつかんで初めて勝利を得る事ができる」と述べた。

 ポロシェンコ大統領は、地方分権、インフラの完全な復旧、義勇兵達の恩赦といった方法によってのみ、それは得られるとみなしており、いくつかの州の地域言語としてのロシア語の地位を奪ったウクライナ最高会議の決定を重大な誤りだったと認めた。

 ポロシェンコ大統領は、フランスの新聞「フィガロ」のインタビューの中で、次のように述べている―

 「我々は、あれらの地域を軍事行動によっては、決して取り戻せはしないという事を、よく理解している。我々がすべきことは、あそこで人心をつかむ戦いをする事だ。

 我々は、公用語としてロシア語を使う事に全く異議はない。我々はまた、分権化を推し進める用意があるし、国家予算から紛争の過程で損傷を受けたあらゆる建物を修理する資金を出す用意もある。」
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ドネツクのウクライナ政府軍部隊 義勇軍に降伏
転載元より抜粋)
© Photo: RIA Novosti/Valeriy Melnikov

© Photo: RIA Novosti/Valeriy Melnikov


ウクライナ南東部のドネツクに配備されていた政府軍部隊が、義勇軍に降伏した。28日、自ら独立を宣言しているドネツク人民共和国指導部スポークスマンが伝えた。

スポークスマンによれば「一発も銃を撃つことなく、部隊指導部との間で合意がなり、義勇軍が部隊を管理下においた。

ウクライナのポロシェンコ大統領は、休戦を月曜日まで延長した。義勇軍側は、大統領の休戦延長プランが明らかになった金曜日の段階で、それを遵守する用意のある事を表明した。

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