天界の改革19 
大天使アズラーイルとイヴの結婚、サナト・クマーラとの関係

竹下雅敏氏からの情報です。
前回の“天界の改革18”で、1月22日にハイアラーキーが消滅したことをお伝えしましたが、今回はその続きです。
(竹下雅敏)
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天界の改革19

2010年1月26日 大天使アズラーイルの結婚
           正午よりエネルエヱの光
 

 せれなさんの2010年の1月1日のヴィジョンで、大天使アズラーイルが描かれています。

大天使アズラーイル(せれなさんのヴィジョン

 彼は西洋でよく知られた7大天使の一柱で、西洋名をサマエルと言います。7大天使は順に、アザゼル、ガブリエル、シェミハザ、ラファエル、ミカエル、サマエル、ウリエルとなります。この中でアザゼル、シェミハザ、サマエルの3名は、西洋では今でも悪魔だと恐れられ、残りの東西南北を守護するガブリエル、ラファエル、ミカエル、ウリエルとは全く違った扱いをされてしまいます。これは事実に反しており、かなり以前に彼らは過去の罪を許されており、7大天使へと復帰しています。したがって彼らは本当の大天使であると言えます。ただし、1名だけシェミハザが例外となります。彼は大天使の地位にありながら、同時に闇の結社の高位階の者だからです。したがってシェミハザの場合、大天使の役職にある悪魔だと言うのが正確なところです。ただ彼が悪魔だということは、他の大天使たちもサナト・クマーラも全く知らなかったことなのです。
 さて、7大天使の中で私を知っていたのはアズラーイルのみでした。彼には双子の魂のミヨツクスミ(聖書でイヴとして知られる女性)がおり、彼女を通して私のことを古くから知っていたのです。なので、先の1月1日のヴィジョンでは私の後ろに立っている彼の姿が描かれているわけです。

ミヨツクスミ(中西征子さんのイラスト

 大天使アズラーイルとミヨツクスミは双子の魂なので、とても深く愛し合っていました。しかし世界主であるサナト・クマーラはミヨツクスミに大変愛着しており、それは約1850万年に及ぶものなのです。聖書で最も印象的なエデンの園の物語でイヴを誘惑する蛇とは、サナト・クマーラのことです。サナト・クマーラがイヴを誘惑することで、本来その時期(約1850万年前)に転生に入る予定ではなかったイヴが転生に引き込まれてしまいます。この責任を咎められ、サナト・クマーラは金星から地球へ降格となりました。聖書的に言うと“地に投げ落とされた”と言ってもよいかも知れません。この意味で、彼は金星から転落したルシファーに例えられる存在です。


 ただ誤解のないように言っておくと、彼は悪魔なのではなく、単に罪を問われて地球の世界主として降格をして来た存在であり、地球の支配者なのだということです。ただし神智学では語られないさらに古い時代の物語があり、彼は約5000万年前にすでにモナドが動物システムに転落しており、この意味で彼は神霊とは呼べない存在なのです。したがって“魔”あるいは“天魔”と呼ぶのにふさわしく、仏教では彼のことを“第六天魔王”と呼んでいます。念を押しますが、悪魔ではないのです。
 彼のイヴ(ミヨツクスミ)に対する愛着は大変なもので、1850万年もの間彼女のことを思い続け、その間、アズラーイルとミヨツクスミが仲良くなるのを様々な形で妨害し続けたのです。
 2007年の天界の改革以降、その思いが叶って2008年2月2日にサナト・クマーラとミヨツクスミは結婚しました。しかしこの結婚は、愛し合っているアズラーイルとミヨツクスミが、お互いのためを思って自ら身を引いた結果のことなのです。ミヨツクスミは結婚はしましたが、真の意味で幸福とは言えなかっただろうと思います。なぜなら、ハイアラーキーの規則で結婚は出来ても性交渉は禁じられており、何よりもサナト・クマーラの過去の事件と性交渉に対する嫌悪感から、彼は不能であったからです。
 ですが、前回お伝えしたようにサナト・クマーラとマイトレーヤの一団が滅びてしまったために、2人は結婚することが出来るようになりました。しかもミヨツクスミは私と親しい間柄なので、ハイアラーキーの性交渉を悪と見なす考え方自体がおかしなもので、それがかえってこの世界の混乱を生むことをよく知っていました。
 1月26日午前0時20分、私はアズラーイルとミヨツクスミが深く愛し合っていることに気づき、しかも2人が私の目の前に居ることに気づきました。見えてはいないのですが、2人の存在を感じ、2人が共に結婚を強く望んでいることを感じとりました。ただ霊的な法律の関係でこのタイミングで結婚することが出来るかどうかがわからず、妻の色上姫浅子に聞いてみると大丈夫だということだったので、私が2人を祝福し、彼らは結婚したのです。
 アズラーイルは愛の大天使で、これまでの辛い経験から、他の神が持たない“破邪の剣”を持っています。失恋などで思いが断ち切れないで苦しんでいる人は、アズラーイルに祈って、その想いを断ち切ってもらうことが出来るでしょう。
 1月26日の正午から1時間、エネルエヱの光が降り注ぎました。この時に見たせれなさんのヴィジョンでは、権力にしがみつくマグダラのマリアの姿が描かれています。下のイラストは、しがみついて離れないマグダラのマリアを、半人半鳥のキンナリーが強制排除する様子です。


2枚のイラスト:マグダラのマリア(せれなさんのヴィジョン

 私がせれなさんに何も話していないので、この時にせれなさんは、サナト・クマーラとマイトレーヤの一団が滅びたことを知りません。また、上のイラストの女性がマグダラのマリアであることも知らずに描いているのです。このイラストのヴィジョンの記事を読んでいただければ、記事の中では名前を伏せていることがわかるでしょう。このヴィジョンでもわかるように、私の日記に書かれている記述と、せれなさんのヴィジョンの内容はこのように一致しているのです。

次回に続きます。

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