2024年7月12日 の記事

ロシアの凍結資産を没収し、それを特別基金としてウクライナ復興に使うというロシアへの経済制裁は、サウジアラビアの警告によって変化した!

竹下雅敏氏からの情報です。
 国際金融アナリストの大井幸子氏は「脱ドル化」に関して、“これはブルームバーグの10日付けのニュースですね。主要7カ国G7がロシアの資産約3000億ドルを凍結しました。…それを今度没収しようとした場合…サウジアラビアが保有する欧州債の処分を非公式に示唆したと。…もしG7の人達がウクライナを支援する余りにですね、アメリカが持っているロシアの資産ですね、あるいは欧州の銀行に預けてあるロシアの資産を今は凍結してありますけども、凍結のみならずそれを没収してウクライナの復興支援に使うと。こうなった場合に、サウジも米国債を処分すると。そういう発言があったということなんですね。これによってBRICS諸国のドル離れの動きが加速するんじゃないかという、こういうニュースであります(2分30秒)”と話しています。
 4分16秒~7分10秒のところで、4月20日にアメリカの上下両院議会を通過した『ウクライナ人の経済的繁栄と機会の再建法(REPO)』について解説しています。
 ロシアに対する経済制裁の中で、アメリカが差し押さえているロシアの凍結資産を没収し、それを特別基金としてウクライナ復興に使う。その権限はバイデン大統領に与えられている。ロシアの資産約3000億ドルの内、50億ドルぐらいはアメリカの国内にあって、2260億ドルはEUの域内にある。特に2000億ドル強はベルギーの銀行に保管されているということです。
 このREPO法について大井幸子氏は、“こんなことをしたら、世界中に米国債を持っている人達は「アメリカに睨まれたら、アメリカ国債を売られちゃうんだ」みたいな、信用不信になってしまうわけですね。…バイデン大統領が行使するということになると、本当に金融の中では、核戦争のボタンを押すくらい非常に信用崩壊を招く恐ろしいことになると思います(8分11秒)”と言っています。
 石田和靖氏も「緊急ライブ」で、この問題を取り上げています。ロシアの凍結資産を没収し、それを特別基金としてウクライナ復興に使うというロシアへの経済制裁は、サウジアラビアの警告によって変化したようです。
 動画の3分53秒で石田和靖氏は、“G7がロシアへの制裁をちょっと和らげるというね、そういった判断になって、ロシアの差し押さえている対外資産を元手にウクライナ支援をするんではなくて、ロシアの資産から生まれてくるその利益、利息とか配当とかですよね、そういった利回りの部分をウクライナ支援に回すという弱気な制裁に切り替わったんですけども、その弱気な制裁に切り替えた大きな原因というのは、サウジアラビアがそのような強い警告を発したからじゃないかと、サウジアラビア政府の関係者が匿名でブルームバーグのインタビューに答えたということなんですね”と話しています。
(竹下雅敏)
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着実に進む脱ドル化は米国の振る舞い次第 REPO法案行使は核兵器のボタンを押すようなもの サウジアラビアはロシア凍結資産没収なら欧州債売却と非公式に牽制
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【緊急ライブ】サウジがG7に警告、ロシア凍結資産押収なら欧州債売却と脅し
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[Instagram]待っててね!

ライターからの情報です。
盛大に穴を掘るワンコズ。

な ん と
手前の穴から
エイリアン?
(メリはち)
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最高裁で旧統一教会が逆転敗訴の判決 〜 高額献金をした信者に書かせた「念書」は無効、「泣き寝入りを強いられてきた被害事件にも朗報」

 旧統一教会が逆転敗訴となる画期的な最高裁判決が出ました。
旧統一教会は1億円以上の高額献金をした高齢の信者に対して「返還請求などを一切行わない」と約束する念書を取り、さらにその念書が「自分の認識と一致している」「家庭連合に返還請求することは断じて嫌だという気持ちで手続きした」という動画まで撮影していました。この信者の家族が念書の無効と返金を求めた裁判では、1審・2審とも念書を有効と認めて教団が勝訴してきました。
 しかし7月11日の最高裁の判決は一転して、念書が「公序良俗に反し無効である」と認め、原判決を棄却しました。鈴木エイト氏による旧統一教会の「献金収奪」に関する内部資料では「法的に問題にならない方法を模索」「念書や感想文を取る努力する」「喜んで学んでいる記録映像を残す」などの文言が見られます。信者さんの気持ちはどうあれ献金は絶対に取るという計画がありありです。これまでの司法はこうした念書の有効性を認め、統一教会を守ってきましたが、今後は許されません。紀藤正樹弁護士は「泣き寝入りを強いられてきた被害事件にも朗報。地裁、高裁があまりにもひどすぎました。」とコメントされていました。
(まのじ)
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