[シャンティフーラ映像配信より]被曝問題の和解に向けて(前編)  〜一番建設的な解決の仕方〜

2003年に遠隔透視チームのエド・ディムス少佐が行なった透視内容に以下のものがあります。

巨大な地震は来るものの東京はあまり被害を受けない。だが、原子力発電所が破壊され、チェルノブイリを越える放射能漏れがある

その後、以下の透視内容も明らかになりました。

ガンは特に福島の子供たちに集中するだろう。ガン患者は少なくとも100万人に達し、そのうち10万人は死亡する。

このエド・ディムス少佐の透視に対し、以下の竹下氏のコメントがあります。

このエド・ディムス少佐の遠隔透視の内容は、きわめて説得力のあるもので、福島の原発災害が正確に予知されていたこと、さらに将来癌で死亡すると思われる子供の数が、現在チェルノブイリで患者を助けてきた医師たち・専門家の知見と合致していることがわかります。(2013年11月7日)

このように霊的な観点からも医師・専門家の知見からも、このままいけば多くの犠牲者が出ることになってしまいます。このような状況の中、私達はどのようにしてこの問題に対処し、未来を切り開いていけば良いのか、映像配信から抜粋し、お届けします。今日は、その前編です。
(編集者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
転載元より抜粋)


福島の問題ね。放射能の問題。あれはどんなことを言ってもだんだんわかってきます。一番わかるのは当事者です。子供が癌になった母親、或は父親、おじいさん、おばあさん。ひたすら避難なんかしたくないから、家のローンも残っているし。だから、「大丈夫だよ、安全だよ」と言ってくれる山下でも、ダマシタ教授でも信じてしまう。

他の人は「逃げろ、怖いぞ、危ないぞ、癌になるぞ」と脅すわけです。脅すというより事実なんだよ。チェルノブイリなんかを見ていたら、そっちが事実なんですよね。必ずというぐらいそうなってしまう。それをただ事実として警告をしている。ところがその事実を警告したら、出来れば大丈夫であってほしいと願う人たちに恐怖心を呼び起こしますよね。ほんとは逃げないといけないんだよ。

それも国が補償して遠くに逃げないといけないんだけれど、国は金を出したくないから、補償しないんだから。だからと言って、自主避難といったら金がない。だから逃げたくない。そういう人たちの心理としたら、大丈夫だよと言ってくれる国、それからダマシタ教授の方に縋り付く。

「年間100ミリシーベルト浴びても人体に影響は無い」と豪語した山下俊一の311前の講演内容 

チェルノブイリの20万人子供の大規模調査で事故当時0~10歳の子供に、生涯続く甲状腺の発がんリスクがあることを疫学的に証明した。子供の場合には約20%が癌であった。小児甲状腺がんの約4割は、数ミリの結節が発見された場合、すでに局所のリンパ節に転移があった。いったん被ばくをした子供たちは生涯続く甲状腺の発がんリスクをもつということも明らかになりました。
(日本臨床内科医会会誌 第23巻第5号 2009年3月)

転載元から要約

「大丈夫だと言ってるから大丈夫なんだよ」ってしがみつくわけでしょ?ある種信仰ですよね。「危ないよ、早く逃げなきゃ」と言うほんとの事を言う人たちを、「不安を煽る、お前たちは何て酷いやつなんだ」と。一生懸命耐えて生きている所へ、恐怖心を煽るとんでもない輩だということに心理的にはなるでしょ?そこへほんとに、今から2、3年経って、子供に癌ができて、「これ癌です」と。ほんとにグラフでこんなに癌の数が増えていく。子供の癌の数がこういう具合で増えている。

出典


増えているんだけれど政府は「いや、今まではちゃんと調べてなかったから増えているんだけれど、ちゃんと調べたら癌はいっぱいいた。これは放射能のせいじゃないから」と(ごまかそうとするでしょうが、)

甲状腺癌は指紋があるから、原発由来であるかどうかが今はわかるんですね。
そのニュースもユニティから出しています。ユニティの時に英語を翻訳して出しています。放射能由来なのか調べたらわかるんですよ。

甲状腺癌に放射線被曝指紋発見 
http://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=4427


「放射線被曝指紋」はチェルノブイリ被災者の甲状腺乳頭癌患者において確認されたが、放射線被曝歴のない患者の甲状腺癌にはみられなかった。PNAS(米国科学アカデミー会報)の最新号でこの結果が公表された。

自然の甲状腺癌なのかどうか。だから必ず最後はわかってしまう。わかった時に、「騙された。子供がこうなったのは俺たちのせいだ」と言って親が自分を責めだすんです。「子供にほんとにとんでもないことをした。申し訳ない事をした」と自分を責め出す。「あの時に俺たちがしっかりしていたら、子供をこんな目に遭わせなくてよかった」と自分を責め出す。耐えられない。その怒りが何に向かうか。国に向かいますね。

そうでしょ?それで被害者の救済の集団訴訟というのが起こりだすし、一生戦うぞとやりだすわけでしょ?その時に政治家が「ごめんなさい。全部嘘でした。補償のお金を出したくなかったから嘘をつきました。官僚のこいつらも友達です。一緒に嘘をつきました。ごめんなさい」というようには、国は絶対謝らないです。

謝らないから時間を稼いで時効に持っていこうとしてどんどん時間を稼いでいるわけで、秘密保護法も通そうとしているわけですから、最後まで誤摩化すつもりですから。もし、政府が正直に、「ごめんなさい。嘘つきました。騙そうと思いました」と正直に言ったとして、その時に、怒り爆発しますね。子供が癌になったりとか、下手したら死んでいる親が。

記者会見でそれをやって、親がその記者会見場にいたら、突撃してほんとに首を絞め出すんじゃないかと僕は思うような感じがするんですよ。そういうことが起こるんじゃないかと思うんだな。だから逆に言うと、意図的に嘘をついた政治家、官僚、東電の役員たちというのは、怖くて本当の事を言えない。本当に暴徒が怒り狂って、その場でリンチされるかもしれないという恐怖心があるから、ほんとに正直に話せない。

だけどもし、全員が大人であって、冷静であれば、正直に全ての事を話すということが和解の第一歩ですよね。
その時に、ものすごく腹が立っているけれど、正直に言ってくれたことによって、これから本当の意味での和解、そして救済というものに入れるんだから、これまでの事は水に流そうと。

その代わり、絶対に嘘を言わないで、これからのこと、そして患者の救済、それから避難している人の補償とかということに一生懸命取り組んでくれ。そしたら過去の事は水に流そうというのだったらこれ、話し合いの場に着けますよね、お互いどちらも。

僕はこれが一番建設的な解決の仕方だと思うんです。

後編へつづく(明日、公開予定)
後編では、さらに問題の根をたぐり、和解に向けて私達のあるべき姿が提示されています。

Comments are closed.