試聴映像
- 1. 裏のイルミナティによる2千年の陰謀が続いている
- 2. 見落としてはいけない視点
- 3. ヨハネ,イエス,シモンの関係① ~共同メシア~
- 4. ヨハネ,イエス,シモンの関係② ~競合関係~
- 5. シモン・マゴスの離脱
- 6. シモン・マゴスが「最悪の異端」と呼ばれる所以
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概要
現代の陰謀には裏のイルミナティという集団が深く関わっているが、おそらくシモン・マゴスが創始者だと考える。洗礼者ヨハネ、イエスとの関係、そしてそれ以前にはなかった画期的な悪の本質を理解した上で、2000年に渡る組織の変遷を丁寧に捉え、どのように現代に繋がっているかを解説する。
目次
1.闇の組織を見ていく場合に不可欠な視点について (00:00:00)
シモン・マゴスによって紀元50年に作られた悪魔崇拝組織は、それまで光か闇かという二分法で分けることが出来ていた単純なものでなく、光の側の者たちが秘密裏に組織したものである。多くの人が理解不能に陥ってしまう所以である。この絡繰りを説明し、基本的に欠けている視点を指摘することによってこの後の理解へと繋げる。
2.イエスの集団と洗礼者ヨハネの集団 (00:31:02)
「封印のイエス」のイエスと洗礼者ヨハネの共同メシア説は、イスラエルという国を再興するという同じ使命感に燃えていた両者の立場を考えると正しいと言える。同時に、両者はかなり違った価値観を持っており、互いに競争心を抱いていた。同じくそれぞれの信奉者たちの集団の間にあった激しい闘争心と内部の政治的思惑、またそうした中でのシモン・マゴスの立ち位置を押さえる。
3.イエスの奇跡と洗礼者ヨハネをめぐる当時の世界観 (00:40:36)
ヘロデ王は、イエスがヨハネを生き返らせて奇跡の力を手にすることができたと言ったとされる。事実は別としてこのような世界観は、当時インド以上に魔術の国であったエジプトでは常識的なことだと考えなければならない。そして奇跡が行える者は「神として崇拝される」ということがパピルスの魔術文書に残されているのだが、果たしてそれは神の能力なのかということについて言及する。
4.偽典福音書の挿話と聖書のイエス物語の一致について (00:57:30)
ここで取り上げたヨハネとイエスの幼年物語だけではなく、グノーシス系の人たちや研究者たちの見解は、ヨハネを本当のキリストとするヨハネ派の聖典とキリスト教のヨハネの福音書の内容は同じもので盗作であるとする。この部分は学術的に解明されないといけないが、そのための文書を隠蔽することはまさに闇であり悪であると言える。そしてこの種の事案に対する解決法を提示する。
5.すべての異端の元凶シモン・マゴス (01:14:10)
初期のキリスト教の教父からも最悪の異端と言われたシモン・マゴスについて見ていく。彼とイエスの周りの集団(エッセネ派)は、互いに同じ思想を持っていたことが分かる。このことを、プトレマイオスの思想の中での、彼ら救世主とその妻の位置を見ていくことで理解する。共にヨハネの弟子ゆえに同じ思想を持った二者の違いは何だったのかを見ていき、またシモン・マゴスが悪魔崇拝に堕ちた理由について解説する。
6.洗礼者ヨハネ亡き後の流れ (01:47:00)
洗礼者ヨハネ亡き後から現代までの流れを見ていく。ヨハネの死後、イエスはクーデターを起こしてエッセネ派のクムラン僧団を乗っ取り、洗礼者ヨハネの後継となったシモン・マゴスとドシテウスの系列は後にローマ教会によって根絶された。しかし後者の2つの宗派は、形を変えて現在にまで至っていることを解説する。こうして見ていくと異端の起源は洗礼者ヨハネであることが分かる。そして、福音書記者がヨハネの姿を書き変えてしまった理由、キリスト教の秘教弾圧の真意が読み取れる。
終わり(01:56:35)
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参考文献
- 「マグダラとヨハネのミステリー」 リン・ピクネット&クライブ・プリンス著 三交社
6件のコメント
これから起こる様々な真実に耐えうるか、自分の子供が放射能によりガンになった時に自分の愚かさを認め、子供に対し誤り、怒りや無念さをポジティブな方に向ける事ができるか、かなりキツイ修業だと思いました。自分の中の悪魔崇拝的な部分を根絶できるよう生きるのは、大変ですが(高校生の時ヘヴィメタルにハマっていた時の事を思い出すと完全に悪魔崇拝でした・・・(-.-;)、他にも想念レベルでたくさんありますが)。やや落ち込んで感想を書こうかと思った時、妻に「今日の講義、シモン・マサトの事を話していたの?時代が違う気がするけど・・・、子門真人ってスゴイ人かと思った」の話に爆笑し、かなり癒されました( ´▽`)。真実和解委員会で悪魔を救済するには自分の中の悪魔的な部分が根絶していないと不可能というか、「怒り」の感情になってしまうのかなと思いました。ありがとうございました。
「ほんとうはわかっている」事実を、
認めるのは苦しすぎるので、認めない人間の深層心理。
そしてその後の人間の感情の流れや結末。
すごい解説です。。
深く納得しました。
真実はストンと胸の底に落ちるものですね。。
それにしても、、
かずさんの奥さまの「子門真人」説には大笑いしてしまいましたっ
ちなみに、わたしの夫は彼の歌をそっくりに歌い上げます。大声で。(汗)
素晴らしい内容でした。
シモン マゴス、悪魔崇拝から現在までのイルミナティーの
歴史の流れが非常に分かりやすく解説されていました。
文献、インターネットなど見てもイルミナティーの全体像
はなかなか把握出来なかったのですが、今回の講義でよく
理解できました。
歴史学、考古学、宗教学、人類の知性の限界を、まざまざと
感じました。
これからもよろしくお願いします。
霊との交信の結果、シモン・マゴスは簡単に悪魔崇拝に陥ったとのこと。「行者の末路は哀れ」と言いますが、いろいろな霊能者の人生を見ると、本当にそう思います。
マゴスとイエスの流れがよく解りました。
どっちもどっちで、霊導していた神霊が権力欲の固まりの悪魔崇拝で、イエスも聖霊なのだけどマイトレーヤでハイアラーキーなので上のものは野心の固まり、ダビンチのように才能があっても悪魔崇拝・・・才能と幸せは関係ないのでした。
人間は美しいもの可愛いものを見ると心身共に緩む。宗教、哲学、学問はときとして価値感を狂わすというのは気を付けなくてはいけないと思います。
善と悪で判断しない東洋の思想はいいなあと思いました。
宗教講座を見てるとつくづく宗教ってやだな~って思います。神への信仰がいいです。