試聴映像
- 1. テーマ:キリスト教を霊的世界を含めどう捉えるか
- 2. ユダヤ教の信奉者からみた当時のイエスの人物像
- 3. ユダヤ教から見てイエスが磔に処される正当な理由
- 4. イエスの磔刑にみる矛盾とは…
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概要
テンプル騎士団、シオン修道会、ダ・ヴィンチ・コードのような謎を解いていくための準備として、前回から、これまでの講義で押えた西洋の思想の基礎のもとに、再確認という意味で圧縮したまとめをしている。今回もその流れで、これまで取り上げることが出来なかった細かい事例について復習も兼ねて解説し、磔刑の意味、背景、根底の動機について言及する中でポイントを押え後の講義に繋げる。
目次
1.真相を捉まえるポイント (00:00:00)
多くの人は、霊的な世界のことだけ、又は物理的世界のことだけで解釈をしようとするが、そうするといくつもの矛盾が出てくる。真相を捉まえるためには、複雑ではあるが、両方の視点からの考察が必要である。
2.イエスの原点 (00:02:18)
モートン・スミスの研究の結論、ユダヤの聖典「タルムード」やラビ文書に書かれたイエス像。これらが正確に一致することから、イエスの根底にあるのはエジプトの思想であることがわかる。また、イエスが行なった秘密儀式はエジプト仕込みで、それがイエスの最奥義であることがわかる。そうすると「マリアの福音書」の意味も理解でき、グノーシスにも全部繋がっていることが明白となる。ここでは性錬金術との関係や、墓でマリアが語った言葉とオシリスの神秘劇との共通点についても触れる。
3.イエスの磔刑を廻る謎 (00:26:39)
イエスが磔になったというここの部分は非常に複雑で重要な所である。革命を起こし王になろうとしていたのに、なぜ磔で死ぬ必要があったのか。当時の霊的世界の事情をもとに、磔刑を必要とした理由や、その背景にあった思想について説明する。また、イエスは十字架上で死んでいないと信じる者たちもいた。この思想はキリストの子孫が存在するという考えに繋がるものであり、その例としてテンプル騎士団やシオン修道会の創設者についても触れる。福音書の説明の矛盾をもとにイエスの死と復活は創作であるとする説に対しては、霊的な科学の知識を以って論証する。
4.イエスの思惑、マイトレーヤの計画 (01:11:23)
イエスやその内部集団の人々はユダヤ教の中心地に異教のメッセージを広めて何をしようとしていたのか?その謎を物質的次元、霊的次元の両方から読み解く。霊的次元における計画は、ある新しい宗教を創始することであった。その中身を見ていくと、新プラトン派の哲学者たち、グノーシス、秘教といわれる宗教、そして現代の神智学に繋がっていることが分かり、マイトレーヤの長期的な計画の全貌が明らかになる。
終わり(01:29:45)
※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。
参考文献
- 「マグダラとヨハネのミステリー」 リン・ピクネット&クライブ・プリンス著 三交社
4件のコメント
イエスの生きた時代が、現代と結び付けられ、とても分かりやすい内容でした。人間は今も昔も変ってないなと思いました。進化のレベルからみると、2000年はとても短いのかなと感じました。あっ、進化を目的化してはいけない、あくまで結果として、進化できるよう生きるんでした・・・(^^;
竹下先生が、宗教はくだらないとおっしゃっている意味が分かったような気がしました。
イエスやマイトレーヤ等も、幸福とか人を愛すること等とは程遠いことを一生懸命にやっていたんだなあ~~、やってることの根本は今の政治家たちの権力争いとかと変わらないんじゃないかな~、と感じました。
(シャンティ・フーラより
折角コメントをいただいたにも関わらず誠に申し訳ございません。最後の2行は諸事情により削除させていただきました。
今後共宜しくお願いを申し上げます。 シャンティ・フーラ)
キリスト教などみてないのでどこかで発言があるかもしれませんが、
質問があります。
①ヤージュニャヴァルキヤの妻、マイトレーイー
は、マイトレーヤのことですか?そうだとすれば、
②イザナミ様はマイトレーヤと同一人物ですか?
③マイトレーヤはサナトクマーラと仲がよかったり、
恋人でしょうか?
そもそも①が間違いだと、質問がなりたちませんが。
もっとも、マイトレーヤは写真だと男ですよね。
でたらめな質問だったらすみません。
ほんとうに、すみません、すみません
本当に人類の罪をすべて背負ったら、一回の磔くらいでは贖いきれないと思います。