竹下雅敏氏からの情報です。
9月11日に紹介した動画ですが、非常に興味深いもので、これまで時事ブログで説明していた闇の組織の序列が、非常に見事に説明されていると思いました。この動画の中に出てくるダヴィンチの絵をユニティ・デザインの村岡氏に編集・加工していただき、これを用いて闇の組織の重要な部分の説明をしたいと思います。
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http://www.youtube.com/watch?v=1rSuuaZxE8M
【竹下氏による解説】
動画の中に出てくる絵を合成して要点の部分を一枚のものにしたのが上の図で、これから説明する部分の拡大図が2枚目の絵の番号部分で、闇の組織の最高位階の者から順次下って地上のイルミナティ組織に直接関わる者たちの順に、絵の番号では④、③、②、①の順に説明します。
闇の組織の頂点に居るのは、バフォメットとして象徴的に描かれる存在である洗礼者ヨハネです。彼はエジプトからもたらされた性錬金術の完成者として、当時クムラン宗団の祭祀のメシアとしてエッセネ派の人々を率いていました。彼の後継者があらゆる異端の祖と言われるシモン・マゴスであり、彼によって西暦50年に裏のイルミナティが設立されました。当初から裏のイルミナティは悪魔崇拝組織であり、洗礼者ヨハネを神そして真のキリストとして崇拝していました。④の絵はバフォメットとして知られる悪魔の顔の部分が描かれています。
エリファス・レヴィが描いたバフォメット像(左側の絵)に見られるように、バフォメットは西洋の悪魔で最も有名な存在で、1:女の胸を持ち 2:獣の足 3.鳥の羽 4:山羊の頭 とされています。エリファス・レヴィは魔術師・錬金術師であったので、彼が実際に体験したバフォメットをそのまま絵にしたものだと思われます。実は洗礼者ヨハネの幽体の本当の姿が、この絵の通りなのです。通常、性魔術によって人間の姿に化けています。
実は洗礼者ヨハネは、1850万年以前の月における最後の転生周期で、牡山羊として転生に入ったのです。彼の双子の魂であるエノクが転生に入った種は、亀(爬虫類)だったのです。彼らのように月で進化をし、1850万年前に地球で初めて人間として転生に入る予定だった者たちを、神智学では月のピトリたち(月霊)と呼んでいます。彼らは悪魔崇拝に陥ったため、幽体が人間の姿を取れず退化し、洗礼者ヨハネの場合は牡山羊の姿に、エノクの場合は爬虫類の姿になったと考えられます。爬虫類人(レプティリアン)は、彼らの過去生に退化した幽体の形態と考えられます。
洗礼者ヨハネはベンジャミン・クレームの情報でもシリウス存在であり、私の言い方では、国津神第2レベル(シリウス第2レベル)に所属している悪魔の頂点です。
洗礼者ヨハネの下に描かれているのは、サフ(エジプトの神)とシェミハザ(大天使)ですが、共に国津神第3レベルに所属しています。サフはオリオン座を神格化した神と言われていますが、ソティスとサフとソプドゥウの3柱神を形成し、いわゆるイシス・オシリス・ホルスに対応する聖家族を成すとされています。本物のイシス・オシリス・ホルスは国津神第2レベルの神であるのに対し、ソティス・サフ・ソプドゥウは国津神第3レベルの悪魔だということになります。
シェミハザは西洋でも有名な堕天使ですが、7大天使の一人で、7大天使は順に 1:アザゼル 2:ガブリエル 3:シェミハザ 4:ラファエル 5:ミカエル 6:サマエル 7:ウリエル です。この中でアザゼル、シェミハザ、サマエルは堕天使で、悪魔として知られていますが、神智学ではずいぶん以前にすでに罪が許され、7大天使として復帰していると教えられています。これは確かにその通りなのですが、この中でシェミハザのみが悪魔として闇の組織の高い位階に属しているのです。彼は妻のリリットと共に性錬金術を完成させ、アレクサンドリアのエッセネ派を霊導していました。彼らの霊導で洗礼者ヨハネと彼の性的パートナーであるマグダラのマリアは性錬金術を完成させ、それを高弟のシモン・マゴスへと伝えたのです。
①の絵の中に3名の人物が描かれているのがわかりますが、上から順に、ヘルメス、エノク、ニムロデとなります。
ヘルメスとエノクの絵は重なるように描かれていますが、この2人は国津神第4レベルに属します。最後のニムロデは国津神第5レベルに属し、この同じレベルにマイトレーヤがいます。
ピラミッドがイルミナティあるいはフリーメーソンを表すのは明らかですが、フリーメーソンの神がニムロデであることはよく知られています。フリーメーソンの設立年代は不明ですが、1314年にジャック・ド・モレーが火あぶりにされ、壊滅状態になったテンプル騎士団は、一部がスコットランドへと逃れ、フリーメーソンの母体となったと考えれています。したがって、ダヴィンチ(1452~1519)の時代にすでにフリーメーソンか、それに近い集団が存在したことは間違いありません。ですが、ダヴィンチの絵を見れば、彼がそのような秘密結社の内部の者であり、しかも最高幹部であったことがわかります。
イルミナティはフリーメーソンの上部組織なので、ニムロデがこのピラミッドの真上に来るのは自然なことです。彼の上にエノクが描かれており、マイトレーヤを取り巻く12名の覚者たちはニムロデ(マヌ)を筆頭にまとまっているのですが、彼らはエノクを王として仕えています。エノクは旧約のイスラエルを導いた神(本当は悪魔)なので、イエス(前世はヨシュア)たちがエノクを崇拝することは自然なことなのです。いわゆる彼がレプティリアンの王であり、イルミナティのピラミッドの冠石付近にいる上層部の者たちがルシファーとして崇拝しているのは、エノクだと考えられます。
エノクに重なるように描かれているヘルメスはさらに上位の存在で、裏のイルミナティを創始した神(本当は悪魔)です。
ダヴィンチの頃の裏のイルミナティは、ヘルメス派、エノク派、ニムロデ派という3つの派閥によって構成されていたと考えられます。最近ではエノクが昇進し、エノクの位置にニムロデが、ニムロデの位置にイエス覚者となったため、裏のイルミナティは、ヘルメス派、ニムロデ派、イエス派の3つの派閥で構成されていたわけです。
これまでレプティリアンの王エノクがさらに仕える上位の悪魔が存在したと説明してきたのですが、このダヴィンチの絵はそれを見事に表現しています。おそらくダヴィンチは当時の裏のイルミナティの頂点にいた人物だったと思われるので、こうした闇の組織の構造についても相当多くのことを知っていたのだと思われます。闇の組織の連中がどういう意味でルシファーという言葉を使っているのかは定かではありませんが、闇の頂点にいる悪魔、すなわちバフォメットを意味する言葉として使っているならば、それは実は洗礼者ヨハネのことだということになります。テンプル騎士団そしてシオン修道会の人々が、イエスではなく、洗礼者ヨハネを崇拝していたということはよく知られています。そしてこの絵の作者であるレオナルド・ダヴィンチが崇拝していたのも、イエスではなく洗礼者ヨハネであるということは、彼が描いたいくつもの絵によるメッセージから明らかなことなのです。このあたりの詳しい説明は、映像配信の「ダ・ヴィンチ・コードの真相」をご覧ください。