竹下家のナニワノイバラについて
二十年以上前に「育てやすい・強健」と名無しの札がついて売られていた小さなバラの苗を買い、畑に植えました。あっという間に大きく育ち、立派な花をつけました。
調べてみると、原種系の「ナニワノイバラ」でした。暴れるように大きく育ち、トゲも大きくて扱いに困るとのことで、ある日ガラモンさんに根こそぎ抜かれてしまいました。
その時に、地面に定着していた一枝を救出し、根が地面に下りないように平たい石の上に載せた植木鉢に植え、半日陰に置いて大きくしないつもりで育て始めました。
しかし、気付いた時には植木鉢の穴から根が地面に到達してぐんぐん大きく育ち、延びた枝が地面に触れるとそこで発根してさらに枝が大きくなり、ついに数メートルにわたって延びた枝に花が咲く現在の風情となりました。
昨年の2月に、延び過ぎた枝を剪定した際、赤玉土に挿し木したところかなりの割合で発根しました。
7月に5号鉢に植え替えて育てた苗がこちら。
上手に育てれば、ホワイトガーデンも可能になるかと思います。
皆様のお手元でも、美しい花が咲きます様に。
パータ こと 泰子
ナニワノイバラの苗
お届け状態
苗鉢:5号(直径約13㎝)挿し木1年生苗 発送に合わせて剪定
樹高:15~20㎝程度
注意:開花は来年以降になる可能性が高いです。
このままでも育てられますが、植え替えすればさらに大きく元気に育つことでしょう。
おまけ:パータさん作成「育て方のポイント」資料をお付けします。
お買い上げの前に
お買い上げの前に以下の注意事項をご確認ください。
虫もほとんどつかず、肥料もほとんど必要なく、自力で大きく育つノイバラです。初心者の方でも育てやすく、咲いた時の花の美しさはこの上ないですが、とにかく大きくなり、トゲもあります。
・植木鉢で育てる場合、管理がしやすくなるが、水やりが必須となる。
・地植えにして放任するとどんどん枝が伸びるので、枝の剪定が必須。
・枝を切るしっかりした剪定バサミ、トゲによる怪我が防止できる手袋等が必要。
・枝切りした後のゴミは、割れたガラスと同じ程度の扱いが必要で、ゴミ出しする場合は、収集作業員さんが怪我しないように工夫が必要になる。
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