ロバート・ティソ氏からのメッセージ
日本のファンの皆さまへ
私の音楽を聴いてくださっている皆さまへ感謝の気持ちを述べさせていただきます。
新しいアルバムをお楽しみください。
私の音楽を大変愛してくださっている日本でいつの日か演奏できることを願っています。
美しい音色をご堪能ください!
竹下家の感想
今回も素晴らしいCDで、演奏の華やかさが増していると感じました。
ボレロは、聴くと元気になりますし、動画がまたとても良くて、最後がとても印象的です!
【試聴】CDにも収録されている『ボレロ』をお聞きください!
竹下家の感想にあるように、最後の音の生み出し方までアッパレです!
前作『CRYSTAL SOUND』の感想
・竹下氏からのおすすめコメント! Robert Tiso 『CRYSTAL SOUND』
・『CRYSTAL SOUND』の感想&中西征子さんからの詩
・『CRYSTAL SOUND』のお客様の感想
ロバート・ティソ氏 紹介
http://www.roberttiso.com/bio/より和訳
ロバート・ティソはイタリア在住イギリス人のグラス・ハープおよびグラス・ハーモニカ奏者である。彼の音楽レッスンはクラシック・ギターを学んだ15歳の時に始まり、その後イタリアのウルビノ芸術アカデミーで音楽理論とサウンド・エンジニアリングを学んだ。
コンパーニャ・アートノマ・ティネンティで2年間ギタリストとして活躍し、ギロバゴ&ロンデラファミリー・シアターの上演する、国際的に有名な人形劇ショー“マノ・ヴィーヴァ”の音楽ディレクター兼ライブ・パフォーマーとなった。
2002年、グラス・ハープに興味を持ち始めた。楽器テスト用であったと考えられているワイン・グラス一式を収集した後、「ミュージカル・グラス」と呼ばれる楽器が約300年前に発明され、多くの作曲家が作品に使用していることを発見した。魅惑的な音に興味をそそられ、自ら製作した楽器を習得、進化させ、数少ない現役グラス・ハープ奏者の一人となった。
彼は、Compagnia finzi Pascaの演奏者に個人指導をするグラス・ハープの顧問としても働いていた。彼の楽器の一つは同劇団の作品”ラ・ヴェリータ”と共に巡回公演中である。
過去10年間ロバートは、様々な種類のイベント、音楽・アートフェスティバル、演劇ショー、ガラ・イベント、学校、教育プログラム、文化行事、博物館、テレビショー、ドキュメンタリー、ラジオ番組などで広範囲にわたり演奏してきた。
また、彼の音楽の基本要素であるグラスや水に関連した特別行事―ウォルフスブルグのフェーノ科学博物館ウォーター・エキジビションのオープニング祝賀会、ルガーノのユニセフ水会議、トルコのピアニスト・作曲家と共演したイスタンブールのガラス製造会社Sise-Camの創立75周年記念式典、フローレンスのエンポリのガラス美術館などで演奏した。
2009年、ロバート・ティソは、アメリカのプロデューサー兼ディレクターのマイケル・ローレンス制作の、ジョシュア・ベル(グラミー賞受賞のアメリカ人バイオリニスト)、ヒラリー・ハーン(アメリカ人女性バイオリニスト)、ホビー・マクファーリン(アメリカジャズ歌手、グラミー賞三冠達成者)、フィリップ・グラス(アメリカ人作曲家、映画音楽も多数)などの世界的に著名なアーティストが出演する、J.S.バッハのドキュメンタリー映画「バッハと仲間たち」に参加した。
イタリアのピアニスト・作曲家パオロ・マルツォッキはピアノ、グラス・ハープ、オーケストラのための「”Fantasia Dell’Assenza」を作曲した。その曲をロバート・ティソはミラノのオーケストラI Pomeriggi Musicali と初演奏した。
マルツォッキは、シルバナ・ザンコロ作の映画「内なる影」のサウンド・トラックにもグラス・ハープを使用している。
2014年1月から7月まで、ロバートは、サーカスエンターテイメントのスピーゲルワールド作品「ベガス・ノクターン」をザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスホテルのナイトクラブRose.Rabbit.Lieで演奏した。
ミュージカル・グラスとは
CRYSTAL HARMONY CDジャケットより和訳
ミュージカル・グラスは、足付きグラスセットである。グラスの中に水を入れ、グラスの縁を指でこすって音を出す。摩擦によってグラスが共鳴し、優美な音調が生まれる。この楽器は摩擦体鳴楽器に分類される。
ミュージカル・グラスの歴史
最初のミュージカル・グラスセットは、1743年リチャード・ポックリッジと言うアイルランド人が発明し、天使のオルガンと呼んだ。ポックリッジ自身そしてドイツの作曲家C.W.グラックのような熟達したグラス奏者のおかげで、ヨーロッパ中で人気がでた。
数年後、アメリカの政治家であり発明家でもあるベンジャミン・フランクリンが、ガラス・ボールを幾つも重ね合わせ、スピニング・ロッドに通すことでワイン・グラス楽器を改善することを思いついた。こうして端が互いにより近くなり、多くの曲を演奏できるようになり、回転ボールに触れることで、音を生み出すことができた。
フランクリンはそれを*グラス・ハーモニカと呼んだ。この楽器のために400曲の作品が作曲され、その中にはモーツアルト、ベートーベン、ドニゼッティのような有名な作曲家の作品もある。
麻酔と催眠術で有名なドイツの医師フランツ・メスマーは患者の治療のためにグラス・ハーモニカを演奏した。クリスタルグラスの音は現在、音楽療法やリラクゼーション技法として使用されている。
しかし、1820年ドイツのいくつかの都市では、その音が霊を目覚めさせ、精神疾患を起こすと考えられ、グラス・ミュージックが禁止された。おそらくそのように信じられたために、このような楽器の人気が終わってしまった。
グラス・ハーモニカは、1919年リチャード・シュトラウスの “Die Frau ohne Schattern”(影の無い女)に再登場した。わずか数年後、ドイツのグラス奏者ブルーノ・ホフマンが、ワイン・グラスを使用し、水を必要としないように研磨してチューニングをすることによって、自分の楽器にいくつかの革新をもたらした。彼はそれを”Glassharfe”(グラス・ハープ)と呼んだ。彼のレコーディングの中には、フェデリコ・フェリーニの「カサノバ」や“Ela nave va”(そして船は行く)のサウンド・トラックがある。
Lanka Style –
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